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平成22年第3回定例会(第5号) 名簿 2010-09-27
平成22年第3回定例会(第5号) 本文 2010-09-27

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    平成22年第3回定例会(第5号) 本文 2010-09-27


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成22年第3回定例会(第5号) 本文 2010-09-27 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 94 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長宮崎則夫君) 2 ◯議長宮崎則夫君) 3 ◯議長宮崎則夫君) 4 ◯市長河瀬一治君) 5 ◯議長宮崎則夫君) 6 ◯議長宮崎則夫君) 7 ◯議長宮崎則夫君) 8 ◯議長宮崎則夫君) 9 ◯議長宮崎則夫君) 10 ◯議長宮崎則夫君) 11 ◯予算決算常任委員長北條正君) 12 ◯議長宮崎則夫君) 13 ◯産経建設常任委員長別所治君) 14 ◯議長宮崎則夫君) 15 ◯議長宮崎則夫君) 16 ◯文教厚生常任委員長原幸雄君) 17 ◯議長宮崎則夫君) 18 ◯議長宮崎則夫君) 19 ◯総務民生常任委員長美尾谷幸雄君) 20 ◯議長宮崎則夫君) 21 ◯議長宮崎則夫君) 22 ◯議長宮崎則夫君) 23 ◯議長宮崎則夫君) 24 ◯11番(山本貴美子君) 25 ◯議長宮崎則夫君) 26 ◯14番(和泉明君) 27 ◯議長宮崎則夫君) 28 ◯6番(前川和治君) 29 ◯議長宮崎則夫君) 30 ◯7番(今大地晴美君) 31 ◯議長宮崎則夫君) 32 ◯議長宮崎則夫君) 33 ◯議長宮崎則夫君) 34 ◯6番(前川和治君) 35 ◯議長宮崎則夫君) 36 ◯議長宮崎則夫君) 37 ◯議長宮崎則夫君) 38 ◯20番(上原修一君) 39 ◯議長宮崎則夫君) 40 ◯7番(今大地晴美君) 41 ◯議長宮崎則夫君) 42 ◯議長宮崎則夫君) 43 ◯議長宮崎則夫君) 44 ◯11番(山本貴美子君) 45 ◯議長宮崎則夫君) 46 ◯7番(今大地晴美君) 47 ◯議長宮崎則夫君) 48 ◯議長宮崎則夫君) 49 ◯議長宮崎則夫君) 50 ◯議長宮崎則夫君) 51 ◯議長宮崎則夫君) 52 ◯議長宮崎則夫君) 53 ◯総務民生常任委員長美尾谷幸雄君) 54 ◯議長宮崎則夫君) 55 ◯議長宮崎則夫君) 56 ◯産経建設常任委員長別所治君) 57 ◯議長宮崎則夫君) 58 ◯議長宮崎則夫君) 59 ◯議長宮崎則夫君) 60 ◯議長宮崎則夫君) 61 ◯20番(上原修一君) 62 ◯議長宮崎則夫君) 63 ◯議長宮崎則夫君) 64 ◯議長宮崎則夫君) 65 ◯20番(上原修一君) 66 ◯議長宮崎則夫君) 67 ◯議長宮崎則夫君) 68 ◯議長宮崎則夫君) 69 ◯議長宮崎則夫君) 70 ◯議長宮崎則夫君) 71 ◯議長宮崎則夫君) 72 ◯原子力発電所特別委員長(馬渕清和君) 73 ◯議長宮崎則夫君) 74 ◯議長宮崎則夫君) 75 ◯環境保全対策特別委員長(山崎法子君) 76 ◯議長宮崎則夫君) 77 ◯議長宮崎則夫君) 78 ◯議長宮崎則夫君) 79 ◯総務民生常任委員長美尾谷幸雄君) 80 ◯議長宮崎則夫君) 81 ◯議長宮崎則夫君) 82 ◯議長宮崎則夫君) 83 ◯議長宮崎則夫君) 84 ◯産経建設常任委員長別所治君) 85 ◯議長宮崎則夫君) 86 ◯議長宮崎則夫君) 87 ◯議長宮崎則夫君) 88 ◯議長宮崎則夫君) 89 ◯議長宮崎則夫君) 90 ◯議長宮崎則夫君) 91 ◯議長宮崎則夫君) 92 ◯議長宮崎則夫君) 93 ◯市長河瀬一治君) 94 ◯議長宮崎則夫君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 5.議 事             午前10時00分開議 ◯議長宮崎則夫君) ただいまから本日の会議を開きます。  報 告 2 ◯議長宮崎則夫君) この際、御報告いたします。  市長より、本日付をもって第69号議案及び第70号議案の2件について提出がありましたので報告いたします。  日程第1 第69号議案、第70号議案 3 ◯議長宮崎則夫君) 日程第1 第69号議案及び第70号議案の2件を一括議題といたします。  説明を求めます。   〔市長 河瀬一治君登壇〕 4 ◯市長河瀬一治君) ただいま議題に供されました第69号及び第70号議案の各議案につきまして御説明をさせていただきます。  第69号議案は敦賀市教育委員会委員の任命につき同意を求める件、また、第70号議案は敦賀市公平委員会委員の選任につき同意を求める件であります。  敦賀市教育委員会委員であります山本等氏及び敦賀市公平委員会委員であります田保英二氏は、平成22年9月30日をもってそれぞれ任期満了となります。つきましては、それぞれの委員に次の方々を任命及び選任いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。  すなわち、敦賀市教育委員会委員には、   敦賀市金ケ崎町9番9号    山 本   等 氏  敦賀市公平委員会委員には、   敦賀市白銀町7番15号
       田 保 英 二 氏 であります。  以上の方々は、それぞれ人格高潔にして経験もまた極めて豊かであり、委員として最適任と認められますので、ここに提案いたす次第であります。  何とぞよろしく御同意を賜りますようお願いを申し上げ、説明にかえさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 5 ◯議長宮崎則夫君) お諮りいたします。  第69号議案及び第70号議案の2件については、いずれも人事案件でありますので、慣例により質疑を省略し、また会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 6 ◯議長宮崎則夫君)御異議なしと認めます。よって、第69号議案及び第70号議案の2件については、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  これより採決いたします。  第69号議案 敦賀市教育委員会委員の任命につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 7 ◯議長宮崎則夫君) 起立全員。よって、第69号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。   ──────────────── 8 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第70号議案 敦賀市公平委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 9 ◯議長宮崎則夫君) 起立全員。よって、第70号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。  日程第2 第51号議案~第61号議案、第64       号議案、第66号議案~第68号議       案 10 ◯議長宮崎則夫君) 日程第2 第51号議案から第61号議案まで、第64号議案及び第66号議案から第68号議案までの15件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。  なお、総務民生常任委員会より、委員会において調査を行った事項について、その経過を報告したいとの申し出がありますので、この際これを許すことといたします。  まず、予算決算常任委員長 北條正君。   〔予算決算常任委員長 北條正君登壇〕 11 ◯予算決算常任委員長北條正君) おはようございます。  ただいまから、予算決算常任委員会における補正予算案件の審査経過及び結果について御報告申し上げます。  委員会審査結果報告書の1ページをごらんください。  本委員会に審査を付託されました第51号議案 平成22年度敦賀市一般会計補正予算(第2号)外5件につきましては、去る9月7日に委員会を開催し、関係理事者の出席を求め基本質疑を行うとともに、同日、該当の分科会で詳細な審査を分担して行った後、9月21日に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました結果、第51号議案及び第52号議案の2件につきましては、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決定。第53号議案から第56号議案までの4件につきましては、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  なお、第51号議案 平成22年度敦賀市一般会計補正予算(第2号)の審査におきましては、定期航路支援事業費、駅前広場基本計画策定事業費及び市営駐車場自動発券機購入費に関し、事業は凍結し再検討すべきとする予算の組み替えを求める動議の提出がありましたが、賛成少数により否決となった経過がありましたことを申し添えます。  以下、各分科会において特に議論がありました事項について各分科会長から報告がありましたので、その主なものについて申し述べます。  まず総務民生分科会では、第51号議案の審査において、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の来年1月からの放送開始に向け、敦賀への誘客を図ることを目的とした大河ドラマ「江」連携事業費に関し、事業の一つである脚本家、田渕久美子氏による講演会の開催に当たっては長浜市との連携はあるのかとの質疑があり、理事者より、脚本家、田渕久美子氏による講演会は長浜市が開催する先行イベント「江・浅井三姉妹博覧会」の開催期間と合わせて実施する広域連携誘客事業のメーンとして開催するもので、長浜市と連携して行うものである。集客については調査によれば、この講演会だけでも五、六百人程度が見込まれており、いい講演会になると考えている。また、当然のことながら講演会には市民にも参加していただき機運を醸成していきたいとの答弁がありました。  また関連して、事業に当たっては同じくゆかりの地である小浜市と連携すべきではないかとの質疑に対して、今回の事業については長浜市、美浜町と連携した事業にしていきたいと考えているが、将来的には舞鶴若狭自動車道の無料化や全線開通による新たな誘客のため、小浜市までをあわせた連携事業を考えていきたいなどの答弁がありました。  なお、本事業に関しては、当市のイベントで県内外から多くの集客が見込まれる敦賀マラソンや観光物産フェアなどの機会も利用して、本事業の関連リーフレットを配布することなども検討すべきとの意見がありました。  次に産経建設分科会では、第51号議案の審査において、平成21年度に策定した駅周辺デザインガイドラインに基づき実施する駅前広場基本計画策定事業費に関し、事業費の詳細、またこれまでの駅周辺整備に関する計画との関係、並びに本計画の範囲に含まれる周辺商店街との意見調整について質疑があり、理事者より、事業費の内容としては、基本計画の策定に関するコンサルタントへの委託料として2300万円、デザインガイドライン専門部会、関係者とのワークショップ等の開催費用として34万1000円としている。今回策定する駅前広場の基本計画については、昨年度、駅周辺の整備に関する基本的な方針やルールを定めた駅周辺デザインガイドラインに基づき、アーケードなどの基本設計を予定している。また、周辺商店街等関係者との意見調整については、負担金の問題や地元からの要望なども含め、今後協議、検討していく予定であるとの答弁がありました。  次に文教厚生分科会では、第55号議案の審査において、新人看護職員研修の実施が努力業務化されたことに伴い、研修に必要な機材を購入するとする備品購入費などに関し、これまで新人看護師を対象とした研修は実施していないのかとの質疑があり、理事者より、これまでも新人看護師の教育カリキュラムにのっとった教育は実施しているとの答弁がありました。  また、これに関連し、このような研修を実施するに当たっては、公休日を利用して参加することなどがないようその分の看護師数を補う必要があると考えるが、その点は検討されたのかとの質疑に対しては、新人看護師に対しては、看護師長の指導により平日に教育を実施している。看護師数の確保については、敦賀病院としては可能な限り看護師を採用し、看護サービスの低下につながらないよう努力したいとの答弁がありました。  各分科会長報告の主なものは、ただいまのとおりであります。  以上、御報告申し上げます。 12 ◯議長宮崎則夫君) 次に、産経建設常任委員長 別所治君。   〔産経建設常任委員長 別所治君登壇〕 13 ◯産経建設常任委員長別所治君) おはようございます。  ただいまから、産経建設常任委員会における議案の審査経過及び結果について報告をいたします。  委員会審査結果報告書の5ページをごらんください。  まず、第57号議案 敦賀市営駐車場設置及び管理に関する条例の一部改正の件については、定期駐車券の料金の中で全日と平日があるが、全日駐車券は月決め駐車場をつくるようなものであり、そういうものを敦賀市が運営していくのかということと、全日用として駐車スペースを確保されると満車になったときに使えないなどの問題が出てくる。そのため全日駐車券は要らないのではないかとの問いがあり、平日は通勤客等が多いということと、休みの日については買い物客や旅行客が多いということを考えて、平日は買い物客は少ないだろう、土日はどうしても買い物客が多いだろうということを考えると、土日についてはなるべく一般の方が入れるような配慮が必要だということで全日、平日の使い分けを考えている。どれくらい確保するのかが難しいところであるが、平日定期券を多く発行して全日を少なくするように考えているとの回答がありました。  また、定期駐車券やプリペイドカードを当該駐車場付近で売らないと必ず苦情が来ると思うがどうかとの問いがあり、なるべく皆さんが自由な時間に来て買えるところはないかということでいろいろと検討した。市の観光協会も駅にあるが9時から18時ごろまでしか買えないということになると非常に不便でありお金もかかるということで、365日7時から19時まであいている市役所1階にした。また機械が屋内型しかなく、防犯のことも考えて市役所にした。駐車場には看板などを設置して、市役所のここで販売していますという周知と、今後駅舎も新しくなるし、当然Aエリアというところにもそういう施設ができてくると思うので、そういう施設ができたときにあわせて考えさせていただきたいとの回答がありました。  また関連して、券というのは利用できるところで販売できるのが最もベター。幾ら看板を立てて案内しても、お役所仕事だなと受けとめられても仕方がない。また利用者の利便性を図るためにも早急にそこら辺の対策を検討する必要があるのではないか。駅舎が建つまでといったら2年ぐらいかかるとの問いに対し、どうしても券の販売を委託しようとすると人件費がかかる。今のところはこのままで走らせていただきたい。今後整理させていただいて、いろんな提案をしていきたいとの回答がありました。  討論では、まず反対の立場から、全日定期券があるというのは月決め駐車場を設置するということで、民業圧迫でもある。数を少なくすると言ったけれども、要求があればだんだんふえていく可能性があるので、これは認められない。それと定期駐車券、1日駐車券、プリペイドカードを買うわけだが、市役所内でしか買えないということ自体が問題であるとの意見がありました。  次に賛成の立場から、市民の利便性を確保するという前提の中で、特に全日制の部分については月決めとはまた違った利用の仕方ということだと思う。一般に月決め駐車場は車庫証明の対象になるが、この全日制の場合については位置を指定しないので市としての車庫証明の対象にならないということである。利用の種別が多いということは市民の皆様の利便性を確保するということで、この案について賛成する。ただプリペイド等の発券機については、利用者の利便性を考慮し設置場所等について検討を行い、早急な対策をお願いしたいとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決定をいたしました。  次に、第59号議案 指定管理者の指定の件について、主な質疑として、営業形態はどのようなものを考えているのかとの問いがあり、事業の開始日は11月13日土曜日である。指定管理者としての指定日は11月1日からであるが、オープンまでには準備が要るので条例上は市長が認める休館日という形で13日までは準備させていただく。毎週水曜日を休館日とし、おおよそ300日を予定している。営業時間は9時から18時までである。年間の売り上げは平成22年度と23年度は3500万円、そのうち15%が収入として指定管理者に入ってくる。店長1名、レジ係2名、集荷担当1名、仕様書では責任者1名を含む2名以上の従業員を置くことと指定しているが、敦賀市農産物直売の会ではそれを上回る人員を配置する予定であるとの回答がありました。  また、来年度からの指定管理料の額は決まっているのかとの問いに対し、指定管理料は年間430万円と想定しているが、当然売り上げが上がり黒字に転じてくると、それに対しては協定を結び、黒字部分の2分の1は市に納入し、その残りは指定管理者のほうに納めることになるとの回答がありました。  また、会員以外の方がここで品物を売れるのかとの問いに対し、会員以外の方については条例上は会員にならなくても搬入できるが、利用するためには指定管理者に利用申請をして許可を受けて、利用料については毎日収受してという煩雑な事務が個々に生じる。そういったことを説明、理解していただいた上で、生産者の方には会員として参画いただきたいとの回答がありました。  また、会員は粟野地区だけかとの問いに対し、8月31日現在で42名となっている。直売の会が個々に声かけをした人数である。正式に指定管理として認められれば全市対象で大々的に公募するとの回答がありました。  また、米を売るとすると売値は個人で決めるのか直売所の会で決めるのかとの問いに対し、米に限らず店頭に並べるものについては店長が市場価格を常に調査して、最低限度これより下げてはいけないという値段を常に表示して、それより下がらない範囲において基本的には個人が値段をつける。付加価値をつけることも可能であるとの回答がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定をいたしました。  次に、第60号議案 市道路線の廃止の件については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定をいたしました。  次に、第61号議案 駅周辺土地活用用地取得の件については、主な質疑はありませんでした。その後、討論をはなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定をいたしました。  次に、第64号議案 平成21年度敦賀市水道事業剰余金処分の件については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定をいたしました。  次に、第66号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所建築工事請負契約の件、第67号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所電気工事請負契約の件、及び第68号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所機械工事請負契約の件の3件については、関連があるため一括議題といたしました。  主な質疑として、第66号議案で、入札参加者は指名競争入札に比べて不特定多数になることがあるけれども、どの程度の入札参加者があるかは入札を実施するまでは正確な数はわからない。また工事概要が入札参加資格を公告によって明らかにしており、入札参加意欲があるものが入札に参加するものなので、入札意欲のあるものの参加機会は確保されているということで、基本的な解釈として1社入札でも競争原理は確保されているという市の判断だと思う。しかし2社以上の入札が妥当ではないかと思う。今回はこれで了解するもののいろんな自治体、例えば大野市では入札公告の中で入札の中止という文言があって、入札参加社が3社に満たない場合には当該入札の執行を中止するものという規定もある。勝山市の場合はそれを2社で中止の規定に挙げている。今後この規定を設ける必要があると思うがどう考えているのかとの問いに対し、それぞれのケースで判断することであり、必ずしも一律に規定することは難しい面もある。今後そういったものの中で考えていく部分かと思うとの回答がありました。  また、過去に防災センターが1社しか入札参加しなくて、入札をやり直したという経緯があるが、今回の場合はなぜその部分は考慮しなかったのか。制限を何らかの形で緩和してもう一回やり直しということは考えられなかったのか。特に1社入札は法的にはオーケーというものの、なかなか全体としては釈然としないという部分がある。ですからその辺の経緯をお聞きしたいとの問いがあり、防災センターについては前日までに2社の応募があったが、入札の1日前に1社が辞退されて、その結果中止という経緯である。その内容については、競争性がないということで中止になった。今回公募し、当日には結果的には1社ということになった。公共工事の契約の実務、あるいは地方財務局の実務、そしてそういった財政会計の実務から要綱等を加味しながら判断し、1社についても透明性があって競争性があるという判断の中で執行させていただいているとの回答がありました。  また関連して、1社でも透明性、競争性は確保されているというお答えであれば、防災センターも同じである。だから今回、防災センターとどう違うのかということをお聞きしているとの問いに対し、平成18年のときは前日に辞退された。今回は最初から1社であった。違いはこの1点。前日に1社が取りやめたということが当時の中止に至った経緯であるとの回答がありました。  また、県内の業者の中で代表要件のある会社というのは何社あるのかとの問いに対し、代表になれる可能性がある業者は17社で、うち市内に本社があるのは1社。その他に市内に営業所を持っている業者が3社であるとの回答がありました。  また、入札率がそろって95%台であり高いのではないかと思うが、その辺はどう考えているのかとの問いに対し、建築工事の場合はほとんど外注という発注形態になるので、1割切るのはなかなか難しいと考えているとの回答がありました。  討論では、まず反対の立場から、福井大学附属国際原子力工学研究所の建設自体反対しているので反対であるとの意見がありました。  次に賛成の立場から、今回は入札が終わったということでしょうがない。ただし今後については2社以上、競争入札であるということをみんなが認められるような状態で入札をし、1社の場合には再度やり直すというそういうことを要望して賛成の討論とするとの意見がありました。  採決の結果、第66号議案、第67号議案及び第68号議案、いずれも賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決定をいたしました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  なお、本委員会に理事者より、敦賀市黒河農村ふれあい会館、敦賀市公設地方卸売市場、敦賀市職業訓練センター及びきらめきみなと館の事業報告、港都つるが株式会社の経営状況説明並びに敦賀市土地利用調整条例の施行後の状況について説明を受けましたので、申し添えます。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 14 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 15 ◯議長宮崎則夫君) 次に、文教厚生常任委員長 原幸雄君。   〔文教厚生常任委員長 原幸雄君登壇〕 16 ◯文教厚生常任委員長原幸雄君) ただいまから、文教厚生常任委員会における議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の7ページをごらんください。  本委員会において審査を行いました案件は、第58号議案 敦賀市公民館設置及び管理に関する条例の一部改正の件でありますが、重立った質疑はありませんでした。その後、討論もなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査経過及び結果であります。  なお、議案審査終了後、教育委員会及び福祉保健部が所管する指定管理施設の事業報告書の概要説明と、小学校の冷暖房設備設置に伴い、その必要性、また活用方法などについての検討内容について報告を受けましたことを申し添えます。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 17 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 18 ◯議長宮崎則夫君) 次に、総務民生常任委員長 美尾谷幸雄君。   〔総務民生常任委員長 美尾谷幸雄君登壇〕 19 ◯総務民生常任委員長美尾谷幸雄君) ただいまから、総務民生常任委員会における指定管理者に指定されている敦賀きらめき温泉リラ・ポートの事業報告についての調査経過報告をいたします。  敦賀きらめき温泉リラ・ポートについては、平成21年4月から指定管理者制度が適用され、今回初めての事業報告ということもあり、活発な意見が交わされました。  その意見の主なものといたしまして、まず指定管理者の企業努力が一層報われるようにすべきであるという意見。  また、今回は燃料単価の下落ということで指定管理料の一部が返還されたが、逆の場合はどうなるのかという意見。  また、指定管理料の変動差額分をプールしておくことはできないのかという意見。  また、レストラン部門での収益が2000万円程度あると聞いたが全体の収支決算ではマイナス54万1220円となっている。この事業報告の項目の施設の管理に係る経費の収支の状況では各部門の収支の内容が把握できないので、レストラン部門や入浴施設部門などの部門別の収支決算が必要だと考えるという意見。  また、材料費が売り上げの40%を超えている状況でレストラン部門で約2000万円の収益を出すことは不可能だと考えるがという意見。  最後に、敦賀きらめき温泉リラ・ポートに指定管理者制度を採用したことは評価するとの意見がありました。  以上が本委員会で事業報告を受けた調査経過報告であります。 20 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 21 ◯議長宮崎則夫君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  一括議題といたしました各議案中、討論通告のあります議案を除く第52号議案から第56号議案まで、第58号議案から第60号議案まで及び第64号議案の9件について、各委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕 22 ◯議長宮崎則夫君) 起立全員。よって、第52号議案外8件については、各委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 23 ◯議長宮崎則夫君) これより、討論通告のあります各議案について討論及び採決を行います。  初めに、第51号議案について討論を行います。  まず、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔11番 山本貴美子君登壇〕 24 ◯11番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第51号議案 平成22年度敦賀市一般会計補正予算について、委員長の報告に反対の立場で討論いたします。  今回の補正予算で賛成できないものとして、駅前広場の基本計画を策定する駅前広場基本計画策定事業費2334万1000円が計上されています。これは、ことし3月に策定された駅周辺デザインガイドラインに基づき、駅前のアーケードについて基本設計を委託するもので、今後、基本設計の後には実施設計が約5000万円、そしてその後にはアーケードの設置工事として決して安くはない数億円の工事が予定されています。  これまでも私たち日本共産党議員団は、駅周辺の大型開発計画については見直しをして敦賀市と地元地域の実情に合った住民合意の事業へと縮小し、税金の無駄遣いをせず身の丈に合った計画に改めるべきと主張してきました。  長引く不況などの影響で市民の暮らしは大変になっています。総務省発表の市町村統計によると、この8年間で敦賀市内の事業所は420も減り、小売店も229減っています。そして完全失業者は824人もふえています。また年金暮らしの方は年金が引き下げられ、その上、平成20年度からは65歳以上の方の非課税措置がなくなり、これまで払わなくてもよかった住民税を払わなくてはならなくなった方が大勢おられます。そして、住民税が課税か非課税か、家族が課税されているかなどが基準となっている介護保険料が連動して値上げされてしまった方もまた大勢おられます。さらに、国民健康保険税や後期高齢者医療制度の年金天引きなど、年金生活を圧迫しています。  私たち日本共産党が行った市民アンケートでも7割を超える市民がこの数年間で生活が苦しくなったと答えられ、その原因として、収入が減った上に税金、社会保険料が値上げされたことを挙げられています。  確かに駅周辺を敦賀の玄関口として見栄えよくしてほしいという声があることも事実ですが、多くの市民が税金の無駄遣いをやめてほしいと願い、そして社会保障や医療、福祉を充実してほしいと願っているのです。  こうした声に心を寄せるならば市民不在の駅前の大型開発は見直すべきであり、今後、駅前広場周辺のアーケードだけで数億円の工事が予定されている基本設計委託料2334万1000円については、どうしても賛成することはできません。  以上申し上げまして、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 25 ◯議長宮崎則夫君) 次に、委員長報告に賛成の討論を行います。  和泉明君。   〔14番 和泉明君登壇〕 26 ◯14番(和泉明君) 市政会の和泉明です。  私は、第51号議案 平成22年度敦賀市一般会計補正予算(第2号)について、予算決算常任委員長報告に賛成の討論を行います。  さきの予算決算常任委員会で、この議案に組み替え動議を提出された愛敦会の討論、ここでは前川議員の反対討論内容を組み替え動議の提出理由、つまり補正予算中の3事業についての妥当性を述べ、賛成討論といたします。  この中には、今、山本議員の反対討論の内容でありました駅前広場基本計画策定事業費も含まれておりました。  まず、今回の一般会計補正予算(第2号)は、地域に求められている新たな2カ所の介護施設整備事業費補助金5250万円を初め、この施設の開設準備事業費補助金900万円を、また既存の2カ所の介護施設に消防法の改正によりスプリンクラーを整備する補助金720万円や福祉施設の緊急を要する修繕費を上程するなど、高齢化社会にもしっかりと対応した予算と評価するものであります。  そんな中で予算決算常任委員会では、この後反対討論をされる愛敦会から3事業について凍結を求める組み替え動議が提出されました。  まず定期航路支援事業費1350万円、この事業費は、敦賀港に寄港する定期航路の内航船及び外航船が冬場の荒天時において利用するタグボートの利用料金の半額を補助するものです。  昨年度は高速道路料金対策として国庫補助で全額賄われてきました。委員会での反対討論は、国の補助はなくなり市の単独事業だから、また補助対象のタグボート料金は昨年値上げされていて、補助金が出るから値上げ、つまりは便乗値上げではないかという内容でしたが、私は敦賀市の将来都市像、「世界とふれあう港まち 魅力あふれる交流都市 敦賀」を目指して敦賀港を整備して、今回重点港湾に選ばれ、今後は日本海側の拠点港を目指している敦賀港について、定期航路の維持のためにこの事業に取り組むことは非常に重要なことであると考えます。  今回のタグボートの補助金については、敦賀港に寄港する定期航路を運行する船会社各社から冬場の定時性を維持するために何とか敦賀市においても協力してほしいとのたび重なる強い要請にこたえた事業であり、今後の定期航路維持につながっていくものです。  またタグボートの値上げについては、もともと公共で行われていた事業を民間会社が引き継ぎ、行政に迷惑をかけないようにと苦しい経営状況の中で自立経営を続けるため、船や資材、そして人員整理等も実施しながら、石油高騰時からの懸案事項でありました料金負担者である船会社に対する値上げの交渉を重ね、やっと昨年実現できたにもかかわらず、その事実を無視した中傷ともとれる反対討論は、意気を感じて頑張ってきた関係者を非常にがっかりさせるものでした。この後の討論でも委員会と同じことを発言されるのか、注目したいと思います。  駅前広場基本計画策定事業費2334万1000円については、駅周辺のアーケード設置のための基本設計委託料であり、アーケード設置に関して地元商店街との協議を経ていないので時期尚早という反対討論でした。  駅前広場の整備につきましては、現在設計が進められております敦賀駅舎計画とあわせて検討する必要があり、昨年度策定されました駅周辺デザインガイドラインに基づき、整合性のとれた整備計画が必要となっております。そのため基本計画とはいえ、アーケード等の構造物に関しては実施設計のレベルの計画、つまり材質、部材厚さ、スパン等構造計算に至る検討を行わなければ、今後デザインに大きく影響してきます。  さらに、アーケードに関しては、駅周辺デザインガイドラインに沿った形で商店街もあわせて統一的な計画をまずつくってみて、それを地元商店街に提案する形も流れとしてはおかしなことではないと私は思います。駅舎デザイン同様に、駅前広場もこの基本計画に基づき、まず模型による提案が市民に、また地元商店街の方にわかりやすいものだとも考えます。  私も委員会では高額な委託費に異議を唱えた一人ですが、入札により委託費もかなり抑えられるとの見込みもあり、このことからもこの事業費に関して妥当と判断した次第であります。  最後に、市営駐車場自動発券機購入費655万4000円について。敦賀市では、駅前駐車場とともに今月1日より白銀駐車場の供用を開始しました。さらに、今議会で定期駐車券、1日駐車券、さらにプリペイドカードを利用できるよう敦賀市営駐車場設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を審議中で、これが可決されれば11月1日より施行されます。  それらの新サービスに対する発券は、市役所1階、正面玄関横、住民票自動交付機の横に自動発券機を購入して設置されます。反対討論者は、市営駐車場を利用するのになぜ発券が市役所なのか。すぐに利用できる駅周辺ではないので反対するということですが、普通駐車の場合は今まで同様、駐車場精算機で利用できます。新サービスの発券のみ自動発券機を利用しますが、この発券機は屋内型でもあり屋外には適しません。また防犯上の問題もあります。敦賀駅舎内及び駅前駐車場に建物を建てて設置することは、御承知のとおり敦賀駅舎改築や駅西土地活用事業により近々両施設とも解体予定であり、設置は不適当と考えますし、敦賀駅観光案内所への委託販売も同様の理由で、仮駅舎の狭い案内所では対応が困難と私は判断します。  したがって、利用者には少し不便でも当面は年中無休で発券できる敦賀市役所での設置が妥当と判断いたします。  ただ近い将来、敦賀駅舎改築や駅西地区土地活用事業が進むにあわせ、やはり駅周辺に自動発券機を移すか、新たに委託販売を検討する必要はあると考えます。この点は委員会の中でも敦賀市として十分考えていくという答弁もありましたので、現状は理解した次第です。  以上、反対討論内容を通告するこの後の愛敦会の反対討論をターゲットにさせていただき、第51号議案 平成22年度敦賀市一般会計補正予算(第2号)について予算決算常任委員長報告に賛成の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 27 ◯議長宮崎則夫君) 次に、委員長報告に反対の討論を行います。  前川和治君。   〔6番 前川和治君登壇〕 28 ◯6番(前川和治君) 皆さん、こんにちは。愛敦会の前川和治です。  第51号議案 一般会計補正予算について、反対の立場で討論いたします。  まず、この51号議案につきましては、先ほどの委員長報告でもありましたが、渕上議員とともに先日の予算決算常任委員会で組み替え動議を提出いたしましたが、組み替え案は否決されました。非常に残念なことだと思っております。  さて、反対理由について申し述べます。  まず1点目は、市営駐車場自動発券機購入費654万円についてです。この予算は、敦賀駅前駐車場と白銀駐車場の定期駐車券、1日駐車券、プリペイドカードを発券するための自動発券機を購入する予算です。  一番大きな反対理由としては、この自動発券機を設置する場所が市役所であるということです。和泉議員は、この市役所に設置するというのは少し不便だなという賛成討論の中でもありましたが、私が考えるに、市役所にこの発券機を置きますと圧倒的に不便だと思います。  定期駐車券も1日駐車券もプリペイドカードも、駐車場利用者から見ましたらただの駐車料金です。利用者の立場に立って、お客様の立場に立って考えてみると、駐車料金を支払うのに時間ごとの駐車料金はその場で払いますけれども、定期駐車などを利用する場合は市役所まで行かないと駐車料金が払えない。皆さん、いかがでしょうか。自分が駅前、白銀の駐車場利用者だと考えてみても、とても不便に感じませんか。  さらに、57号議案とも関連しますが、そもそもこのような654万円の発券機は、定期駐車場や1日駐車場、プリペイドカードなど、こういう制度を導入しなければ自動発券機は必要ありません。ちょっと前まで駅前にありました1日500円の駐車場のように24時間で幾らとか最大の駐車料金を決めてしまえば、無駄で不便な発券機は要りませんし、現在駐車場にある精算機の設定を変えるだけで済みます。福井に行っても長浜に行っても1日の最大駐車料幾らというのは決められております。当然、駐車料金を支払う機械は駐車場の近くにありますし、駐車料金を支払う機械が駐車場の近くにないなんていうことになれば市民の理解を得ることは到底できませんし、お役所仕事だと駐車場利用者からクレームが来るのは目に見えております。  自分が駐車場利用者になったつもりで、他の駐車場をよく思い出していただきたいと思います。何キロも離れたところにある駐車場精算機や発券機なんて、皆さん使ったためしがないと思うんです。わざわざ高いお金を出して不便にするぐらいなら、まずは白銀駐車場は1日駐車して最大500円とか300円にして、駐車場の稼働率がどれだけ上がるかをまず検証していくべきだと考えます。  さらに言えば、発券機を導入した場合は発券機の維持管理費が今後必要となります。その額は年間約100万円です。これ以上必要のないもので若い世代に負担を押しつけないように、皆さん一致団結して一般会計補正予算に反対していただきたいと思います。  次に、定期航路支援事業費1350万円についてです。  こちらは先ほど和泉議員からも御説明がありましたが、こちらの予算は、平成21年度の9月補正で一昨年発生した経済危機対策及び高速道路1000円の影響を緩和するために国の経済対策として100%国庫補助の事業として計上された内航船支援事業を今回は市の単独事業で行おうとするものです。  昨年の内航船支援事業では、内航船タグボート利用補助金として荒天時に使用するタグボートの使用料金、基本料金の2分の1、それから敦賀港発有人トラックに対する補助を行ってまいりました。  今回の補正予算では、国の補助は全くありません。また、対象は有人トラックの補助がなくなり、かわりに内航船だけではなく定期航路の外航船も対象となっておりますが、外航船に対しては既に貿易振興対策費3815万9000円が当初予算で計上されております。つまり昨年度は敦賀港の基幹航路である北海道フェリー航路の維持を図る目的でしたが、今回の補正予算はタグボート利用料の補助金にすりかわっております。  そこでタグボートの利用料金を調査してみますと、平成21年8月に値上げをされております。通常なら高速道路が1000円になって船がピンチだ、何とか船を支援しようということで、タグボート代を安くするか値段を据え置くのが民間の考えだと思いますが、議員の皆様はどう考えますか。国から補助金が出るから値上げしたと思われても仕方がない状況がある中で、タグボート利用料金の2分の1の補助は認められません。  また関係者の話をお聞きしますと、フェリーからのバス路線の補助、それからもっともとの港湾施設使用料の減免、ほかの港がやっていることを敦賀でも実施してほしいという声をお聞きしました。つけ加えて御報告させていただきます。  反対理由3つ目は、駅周辺整備推進事業費2334万円についてです。  これは駅周辺のアーケード設置等のための基本設計委託料です。しかし平成21年度決算に駅周辺整備事業費778万円がありまして、そのうちの600万円が駅周辺デザイン基本計画策定等事業費です。今回の駅前広場基本計画策定と二重投資になっております。今後、実施設計に約5000万必要ということであり、駅周辺のアーケード設置に数億円を使う予定だと思われますが、全体の説明はなされておりません。  さらに、アーケード設置に関して、地元商店街は一切知らされていないそうです。アーケードの設置などの駅前広場基本計画の策定に当たっては、地元負担金など地元商店街との協議を経た上で進めるべきだと考えます。  また、先ほど和泉議員は、市から案を提案してからその後で協議に入ればいいじゃないかという賛成討論でありましたけれども、私は前、国道8号のワークショップに参加して感じたんですけれども、やはりアーケードはどんな色がいいとか、どんな屋根の形状がいいとかというのは地元の人の意見、そして市民の意見がまず最優先だと思います。そして、そこに行政がお手伝いするような形で一緒になって絵を考えていく。そして最後の設計とか絵がどうしてもかけないというところであれば、それは最後は設計者に頼むという形をとるべきだと思います。これは国道8号線のワークショップで、参加されていた議員は皆さん、よく心に覚えているんじゃないかなというふうに思います。  こちらの予算に関しては、基本計画がまず重複していること、それから十分な説明がまだされていない、そしてアーケードに関する全体計画や予算規模の説明、さらには地元商店街との十分な協議がまだまだ必要であり、今回の補正予算の執行は時期尚早であると判断します。  以上3つの理由から、第51号議案 一般会計補正予算に反対します。  今回の一般会計補正予算についても、私は事業仕分けをするつもりで一生懸命考え、関係者の話を聞き、現場の確認をして、さんざん悩んだあげく組み替え動議を出し、今回の反対討論に至っています。皆さんも事業仕分け人になったつもりで今回の補正予算を審査されていると思いますけれども、どうか私の反対討論の内容も採決するときの判断に入れていただき、補正予算に反対していただければ幸いです。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 29 ◯議長宮崎則夫君) 次に、同じく委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔7番 今大地晴美君登壇〕 30 ◯7番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第51号議案 平成22年度敦賀市一般会計補正予算に対し、委員長報告に反対の立場での討論を始めさせていただきます。  まずは、先ほどの和泉議員の賛成討論の内容は、敦賀市の執行者側の優秀なる職員さんも顔負けのすばらしい説明内容でございました。できますれば執行者側の皆様にもぜひ和泉議員を見習っていただき、今後は詳細な説明を議員に対して行っていただきたいものであります。  さて、今回の補正予算の土木費のうち都市計画費の項目に計上されました2988万5000円について、反対する理由を述べさせていただきます。  まず駅周辺整備推進事業費の駅前広場基本計画策定事業費2334万1000円については、今ほど前川議員がほとんど反対の理由を明確に述べておられましたので、ここは割愛いたしますが、私からは1点だけ。  いまだに敦賀市は意思形成過程の情報をほとんど公開しておりません。判断するにも情報が少なければ判断すらできません。今後は一日も早く意思形成過程での情報をきちんと公開し、私たち議員が、そして市民が判断し議論する情報を公開していくべきだと思っております。  次に、JR側が負担することになった解体工事費2000万円と跨線橋の実施設計委託料7300万円の合計9300万円が減額となり、その9300万円がそっくりそのまま駅舎バリアフリー化補助金に計上された点についてです。  既にJRが単独でバリアフリー化を行う場合の総工事費6億2491万5000円の敦賀市負担分の1億415万1000円は、昨年の9月補正、ことし3月の補正と当初予算で認められております。ただ、敦賀市が整備を目指すエスカレーターや4メートル幅員の跨線橋の負担分などの見積もり金額は、ほかの自治体の駅舎等に比べ割高になっている根拠が非常に不透明であり、予算決算常任委員会の委員としても、また敦賀駅周辺整備調査特別委員会の委員としても納得のできる説明を受けておりません。このような状況の中でJRバリアフリー化事業への補助金は出すべきではなく、鉄道駅舎整備基金に戻し、積み立てておくべきだと思っております。  最後の市営駐車場自動発券機購入費654万4000円について述べます。この自動発券機は、駅前駐車場と白銀駐車場で11月から使われることになる定期駐車券やプリペイドカード用として市役所ロビーに設置されるものは先ほどの皆さんの討論の中でも御承知のことと思います。  私は、これを市役所に置くから反対という以前に、機械ではなく、市役所なら職員、駐車場の近くなら観光協会あるいは駅前商店街などで販売することをなぜ考えなかったのかという点について反対に思ったまでです。1日に何百枚も売れるはずもなく、1カ月の定期券は1人が1枚買えば1カ月後にしか買いにきません。わざわざ販売のための職員を雇い人件費をかけなくても、住民票や戸籍謄本、印鑑証明などの発行と同じカウンターでも十分に販売はできるはずです。敦賀市役所の職員は皆さん優秀です。これぐらいは難なくこなせるはずです。まずは人海戦術で取り組んでみたけれども、余りにも定期券やカードが売れに売れて、職員や観光協会、商店街ではどうにも対処できないとわかってから自動発券機を導入しても決して遅くありません。  限られた台数しかとめられない駐車場の一部を定期的に利用する市民のために発行する定期駐車券やプリペイドカードのために、わざわざ654万4000円もする自動発券機を現時点で設置する必要性は全くないと考えるからです。しかも機械には故障がつきものですし、メンテナンスにも費用がかかるということも申し添えておきます。  このほか総務費には、財務会計システム開発委託料960万円並びに地方税ポータルシステム関係経費2044万9000円が計上されています。財務会計システム開発委託料は、今年度と次年度の2年間で総額4800万円の予算ということになります。財務会計システムのほうはプロポーザル方式による随意契約となり、地方税ポータルシステムも随意契約とのことです。  会計法では、契約の性質または目的が競争を許さない場合、緊急の必要により競争に付することができない場合及び競争に付することが不利と認められる場合、特定の業者と入札なしで契約できることを認めています。しかしながら、あくまで日本は競争入札主義による契約を定めています。随意契約は、その例外として行わなければなりません。  国や地方公共団体が随意契約を結ぶことができる例としては、少額の契約をするとき、特定の者でなければ納入することができない製品を購入するとき、それにかわるものがない土地などを購入するとき、緊急のときなどがあります。今回の場合は、特定の者でなければ納入することができない製品を購入するときに当たるそうですが、透明性を維持し、公平で公正な契約を締結するよう、この随意契約に対しては厳しく審査が行われることを心より願っております。  以上をもって委員長報告に対し反対の立場での討論を終わります。  議員の皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 31 ◯議長宮崎則夫君) 以上で第51号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第51号議案 平成22年度敦賀市一般会計補正予算(第2号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 32 ◯議長宮崎則夫君) 起立多数。よって、第51号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 33 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第57号議案について討論を行います。  委員長報告に反対の討論を行います。  前川和治君。   〔6番 前川和治君登壇〕 34 ◯6番(前川和治君) 愛敦会、前川和治です。  第57号議案 敦賀市営駐車場設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、反対の立場で討論いたします。  この57号議案は、敦賀駅前、白銀駐車場の利便性を高めるため、今までの時間単位の駐車料金に加え、新たに3つの定期駐車、1日駐車、プリペイドカード方式を加えましょうという条例です。  白銀、駅前の駐車場に関しては、この条例が提出されてから毎日のように駐車台数がどれぐらいあるのか現場に確認しに行きました。駅前駐車場は毎回半分以上は埋まっておりましたが、白銀駐車場は毎回1台程度でした。白銀駐車場はいつ行ってもがらがらでしたので、がらがらな状態よりも定期駐車場などで使ったほうがまだましだろうなというふうに思っておりましたけれども、しかし駅前、白銀駐車場の周辺を歩いてみますと、たくさんの民間の駐車場があります。
     歩きながら住民に話を聞いてみると、いつから市役所は不動産屋さんになったんやとか、料金が周辺の駐車場よりちょっと安いといっても民業圧迫になるんじゃないかとか、いろんなお話をお聞きしていくと、私が最初に考えておりました白銀の駐車場はがらがらだから定期駐車場とか月決め駐車場にすればいいじゃないかという浅はかな考えはなくなってきました。そのかわりに、どうしたら白銀駐車場が民間と競争せずに満杯になるように有効に利活用されるのか寝てもさめても考えてみました。  やはりヒントは近くの自治体にありまして、昨年、渕上議員と一緒に長浜駅の視察に行ったときに駅周辺の市営駐車場の説明も受けました。長浜駅前の駐車場は、1日駐車して最大が800円と設定されております。最大の駐車料金さえ決めておけば、お客様も安心してJRを利用したり市内でお買い物できますよと言っておりました。  敦賀市にも民間でちょっと前まで駅前に1日500円の駐車場がありました。24時間で幾らとか最大の駐車料金を決めてしまえば、無駄で不便な発券機は要りませんし、敦賀駅前の駐車場も白銀の駐車場も利便性は高まるものと考えます。実際に1日500円の民間駐車場は、いつ行っても満車状態だったんじゃないかなというふうに思います。  現在、JRを利用して通勤通学している方は民間の月決め駐車場を利用しております。敦賀市が駅前に月決めっぽい駐車場をつくれば民業圧迫になります。また、若い方で関西方面に行く方は滋賀県まで車で行って、途中から電車で京都、大阪に遊びにいく方が多いです。これは滋賀県の駅には無料駐車場が多くあるため、わざわざ車と電車を併用して関西方面に遊びにいきます。このようなことを勘案しますと、駅前に安く便利な駐車場があるのが一番いいということになります。  今、敦賀市がやろうとしていることは、料金は高く、不便な駐車場をつくろうとしています。民業を圧迫しないように周辺駐車場よりも料金は高目に設定されており、プリペイドカードを購入するには駐車場から遠い市役所まで行かないといけないというと、とても不便です。  市民が求めている駐車場は、安く便利な駐車場です。例えば白銀駐車場は1日駐車して最大500円にすれば、現在設置されている精算機の設定を変えるだけで済みますし、その場で精算できます。便利な駐車場は、その場で精算できる。安い駐車場は、1日駐車しても最大幾らまでと決まっていて安心できる。市民が求めていない高くて不便な駐車場をつくるのではなく、市民が求めている安くて便利な駐車場をつくるために、第57号議案には反対しましょう。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 35 ◯議長宮崎則夫君) 以上で第57号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第57号議案 敦賀市営駐車場設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 36 ◯議長宮崎則夫君) 起立多数。よって、第57号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 37 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第61号議案について討論を行います。  委員長報告に反対の討論を行います。  上原修一君。   〔20番 上原修一君登壇〕 38 ◯20番(上原修一君) 日本共産党敦賀市会議員団の上原修一でございます。  議員団を代表いたしまして、第61号議案 駅周辺土地活用用地取得の件について、委員長報告に反対の立場で討論を行います。  これまで駅西地区土地区画整理事業の駅前開発については、総額37億5000万円のうち道路や物件移転等補償金といった開発費や本来国や県が建設すべき福井大学の原子力工学研究所の建設費には20億円、さらには現在の駅待合施設を建てかえ、交流施設を建設する費用には10億円を市が負担することになっております。今後、この建物の維持管理についても市が負担することになり、さらに新幹線が敦賀まで来ることになれば駅舎の建設に多額の市の財政負担がかかってまいります。また、駅前には市の複合施設や立体駐車場建設についても多額の税金が使われようとしております。市税が落ち込んでいくときに、不要不急の事業に膨大な予算をつぎ込むことには理解はできません。  敦賀市の財政については、景気の悪化などによって市民税などが減収しており、財政難が続くこのようなときこそ住民の福祉、暮らしを守る立場で住民サービスを拡充することや、大型公共事業ではなく、市民の命と安全を守り安心して暮らせる市民のための公共事業への転換が求められております。  本年3月議会でも駅周辺整備推進事業費、用地購入費が3億3879万3000円、この土地はJRの駅前の土地を購入する。今回もまたJRからの土地購入費3億1680万円が予定されております。  これまで大型駅前開発については見直しをして、敦賀市と地元地域の実情に合った住民合意の事業へと変更して縮小し、税金の無駄遣いをせず、身の丈に合った計画に改めるべきだと主張してまいりました。税金を使っての大型開発ではなく、市民の声を反映した住民参加の計画に見直しすべきであります。例えば、利便性の向上やバリアフリー化、駅前商店街の活性化を進め、駅前を市民の憩いの空間にすることが市民のためになると考えております。  以上の理由で、第61号議案 駅周辺土地活用用地取得の件に関して、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 39 ◯議長宮崎則夫君) 次に、同じく委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔7番 今大地晴美君登壇〕 40 ◯7番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第61号議案 駅周辺土地活用用地取得の件に対し、委員長報告に反対の立場での討論を行います。  そもそも駅西地区土地区画整理事業での駅周辺の整備に対し反対の立場を貫いておりますので、この土地取得につきましても反対を表明いたします。  また、今回の取得予定価格は6月議会の補正予算で計上されました価格より2199万3000円のマイナスとなり、3億1680万円となっております。この差額は、鉛が検出された汚染土壌の全量撤去に係る事業費をJR側が負担することで合意したとの説明を受けております。担当部局とJR西日本との交渉の結果、敦賀市としてはおよそ2200万円、土地の値段を値引きしてもらったことになります。この今回の交渉が後々、バリアフリー化事業に対し敦賀市が交渉する際の足かせになるのではないかと私は懸念もしております。  この以上の2点の理由により、反対の討論といたします。  議員の皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 41 ◯議長宮崎則夫君) 以上で第61号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第61号議案 駅周辺土地活用用地取得の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 42 ◯議長宮崎則夫君) 起立多数。よって、第61号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 43 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第66号議案から第68号議案までの3件について一括して討論を行います。  委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔11番 山本貴美子君登壇〕 44 ◯11番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第66号 福井大学附属国際原子力工学研究所建築工事請負契約の件、第67号 福井大学附属国際原子力工学研究所電気工事請負契約の件、第68号 福井大学附属国際原子力工学研究所機械工事請負契約の件、これらについて委員長報告に反対の立場で討論いたします。  これまでも予算の中で、市民の合意なく駅前に福井大学附属国際原子力工学研究所を建設することについて反対してまいりました。福井大学附属国際原子力工学研究所そのものについては、ほかの大学にはない原子力防災工学に関する研究や原子炉の廃止措置の計画を行うとのこと。また学問の自由ということもあり、100%否定するものではありません。  しかしながら、37億5000万円も使って土地区画整理事業を行っている駅前の一等地、敦賀市の玄関である駅前にどうしても必要な施設とも思えません。むしろ駅前にはつくってほしくないというのが多くの市民の声ではないでしょうか。  また、第61号議案の反対討論で述べたように、市民の生活が困窮している現状の中、敦賀市が20億円もかけて福井大学附属国際原子力工学研究所を建設することについても市民の理解を得ることは難しいのではないでしょうか。  箱物は、建ててしまうと簡単には壊せません。時間がかかってでも市民の声に耳を傾け計画を変更すべきです。さらに、第6次総合計画を策定するために敦賀市が行ったアンケート調査でも、原子力発電所があるということでエネルギーの都市として親しみを持っていますかとの質問に、半数近くの43.8%の市民がはっきりと「いいえ」と答えていることからも明らかなように、原子力発電所ができて40年以上たった今でも原発の危険について不安を感じ、受け入れられない市民が少なくないということを決して忘れてはなりません。  このような中で、市民の合意がないまま強引に駅西地区に福井大学附属国際原子力工学研究所を建設することについて賛成はできません。そのため、第66号、67号、68号、この3議案に反対いたします。  以上述べまして、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をお願いします。 45 ◯議長宮崎則夫君) 次に、同じく委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔7番 今大地晴美君登壇〕 46 ◯7番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第66号、67号、68号議案の3件について、まとめて委員長報告に反対の立場での討論を行います。  この3件は、いずれも福井大学附属国際原子力工学研究所の各工事の請負契約です。私は、駅前に原子力工学研究所は必要ない、また、この敦賀市内にこれ以上の研究所は必要ないとの見解から、この3件の工事請負契約に反対いたします。  加えて、第66号議案の建築工事請負契約の件では、制限つき一般競争入札でありながら共同企業体1社のみの入札となったのは、法令に反していないとはいえ、市民の疑心暗鬼をぬぐい切れるものではありません。  また独立行政法人の福井大学では、国の予算削減のあおりを受け、県民の署名を集めなければならない状況にまでなっております。たとえ研究所が建設されても、果たしてこれを維持管理あるいは運営していけるのかどうか。もんじゅの交付金目当てとはいえ、甚だ心もとないのには変わりありません。  とにもかくにも反対の理由は、利活用できるエネ研や原子力の各関連施設、研究所が市内には幾つもあるにもかかわらず、駅前に新たに研究所を建設する必要性が全くないからです。もんじゅの交付金といえども国民の税金です。今後は建設を食いとめるための運動もしていくつもりであることを申し添えて、私の反対討論といたします。  ぜひ議員の皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。 47 ◯議長宮崎則夫君) 以上で第66号議案外2件に対する討論を終結し、採決いたします。  第66号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所建築工事請負契約の件、第67号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所電気工事請負契約の件及び第68号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所機械工事請負契約の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 48 ◯議長宮崎則夫君) 起立多数。よって、第66号議案外2件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 49 ◯議長宮崎則夫君) 暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時といたします。             午前11時42分休憩             午後1時00分開議 50 ◯議長宮崎則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  報 告 51 ◯議長宮崎則夫君) この際、報告いたします。  本日付で渕上隆信君の議会運営委員の辞任を委員会条例第12条の規定により許可し、その欠員補充のため、委員会条例第6条第1項の規定により同日付で議会運営委員に前川和治君を選任いたしました。  以上であります。  日程第3 請願第3号~請願第5号、陳情       第4号、陳情第7号 52 ◯議長宮崎則夫君) 日程第3 請願第3号から請願第5号まで、陳情第4号及び陳情第7号の5件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。  まず、総務民生常任委員長 美尾谷幸雄君。   〔総務民生常任委員長 美尾谷幸雄君登壇〕 53 ◯総務民生常任委員長美尾谷幸雄君) ただいまから、総務民生常任委員会における陳情の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書をごらんください。  陳情第4号 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情について、意見の主なものとして、法案提出の動きがなく内容についても詳細が詰まっていないので、継続審査でお願いしたいとの意見。  また、人権侵害の問題については、児童虐待防止法などにより少しは前進したと考えるが、同陳情提出については、まだ時期尚早と考えるとの意見がありました。  討論では、本陳情に賛成の意見として、人権侵害に関することは憲法で保障され、憲法で守るべきであり、一つの問題について法案をつくる必要はないと考えるとの意見がありました。  委員より継続審査を求める意見がありましたので、継続審査について採決した結果、賛成多数で継続審査と決定いたしました。  最後に、陳情第7号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について。  意見の主なものとして、地域主権という言葉があるが、今、地方行政を行うに当たり財源の裏づけが十分ではない。本会議でもあったが、農林水産関係の鳥獣害の件を含め、やはり地方財政基盤の確立が一番重要ではないかと思う。また、税配分の5対5の実現と格差是正も必要であり、採択すべきだと考えるとの意見がありました。  また、子ども手当は当初2万6000円を全額国費で賄うと言っていたが、選挙の結果、財源が見つからないということで1万3000円で児童手当の財源を残しやってきた。このようなこともあるので提出すべきと考えるとの意見がありました。  採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました請願、陳情の審査の経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 54 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 55 ◯議長宮崎則夫君) 次に、産経建設常任委員長 別所治君。   〔産経建設常任委員長 別所治君登壇〕
    56 ◯産経建設常任委員長別所治君) ただいまから、産経建設常任委員会における請願の審査経過及び結果について報告をいたします。  委員会審査結果報告書の5ページをごらんください。  まず、請願第3号 米価の大暴落に歯止めかける意見書提出について。  意見として、米価の安定は農業者にとって重要な案件であることは認識するが、備蓄制度というのは不作などで生産量が減少したときに補てんするために備蓄するものである。現在、国の基本は100万トンとなっており、直ちに40万トンの備蓄をするのは難しいと思う。また、戸別所得補償モデル事業で米の下落対策を実施しながら過剰米対策を実施するということは国民の理解は得られないと思い、請願書の40万トンの過剰米緊急買い入れは不採択との意見。  また、流通在庫が316万トンもある中で備蓄米をあと40万トン買ってほしいという請願だが、ことしも豊作なのでどれだけ効果があるか疑問である。また、生産者が持っている古米、古古米の買い上げを市として要望するのは適正でないとの意見。  また、40万トンを買い上げするか所得保障をするかの比較等を民主党がワーキンググループで研究している最中なので、今ここで採択するのは時期尚早であるとの意見がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、賛成はなく、不採択とすべきものと決定をいたしました。  次に、請願第4号 免税軽油制度の継続を求める意見書提出について。  意見の主なものとして、特定財源の時代とは違うが、今日の農業の経営状況とか、さらには漁業関係の経営状況を見た場合に、何らかの是正措置は必要ではないかと思っている。そういう意味では、この免税措置というのは一つの刺激策として残していくべきではないかと思うとの意見がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定をいたしました。  なお、請願第4号の採択に伴う意見書につきましては、別途、B議案として本委員会より提出をさせていただきます。  次に、請願第5号 EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書提出について。  意見として、国産農産物に関して農家が弱体するというのは可能性があり重々理解するが、農産物だけを切り離し関税をかけるというのはなかなか難しい。家電等は中国、韓国に追い越されている。多品目の貿易自由化の中で、農業面のみにこの見直しを求める意見書を出すのは国際間の問題として難しいと思うとの意見がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、賛成はなく、不採択とすべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました請願の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 57 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 58 ◯議長宮崎則夫君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより、一括議題といたしました各請願及び陳情中、請願第4号及び陳情第7号について採決いたします。  請願第4号 免税軽油制度の継続を求める意見書提出について及び陳情第7号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択についての2件について、各委員長報告のとおり、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 59 ◯議長宮崎則夫君) 起立全員。よって、請願第4号及び陳情第7号の2件については、各委員長報告のとおり採択することに決定しました。   ──────────────── 60 ◯議長宮崎則夫君) 次に、討論通告のあります各請願について討論及び採決を行います。  まず、請願第3号について委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  上原修一君。   〔20番 上原修一君登壇〕 61 ◯20番(上原修一君) 日本共産党敦賀市会議員団の上原修一でございます。  議員団を代表いたしまして、請願第3号 米価の大暴落に歯止めかける意見書提出に関する請願について、委員長報告は不採択ですので、この委員長報告に対して反対の討論を行います。  この請願は、福井県農民運動連合会から提出されたものであります。米価の大暴落に歯どめをかけるため、政府機関に対して意見書を提出してほしいというものであります。  内容を見ますと、ここ数年来、生産費を大幅に下回る米価が続いている中で、生産者の努力は限界を超えており、さらなる米価の下落は日本農業の大黒柱である稲作の存続を危うくするものであります。  もともと米価について、食管法によって国が責任を持って農業政策を実施し、農業を守ってきたわけでありますけれども、現在では米価については入札制度を導入し、市場原理によって米価が決められ、生産費が補われないという現状が長年続いております。農水省の試算においても生産費を大きく下回っているのが現状となっております。さらに、ことしについても敦賀市でも生産者の概算金、要するに生産者に対する概算金が昨年はコシヒカリで1万2000円、ハナエチゼンで1万1000円、これが2000円低くなったわけであります。そういったわけで、全国的にも深刻な事態となっております。  このまま今後も米価の下落傾向が続けば、農業を続ける後継者も育たず、農業離れが進行するのは間違いないということを思います。やはり安定した米価、再生産できる米価によって後継者も育ち、また経営も安定し、農業の振興もあるわけであります。米価の安定のため、国が責任を持ってきちんと米の需給を確保しなければなりません。  先ほど委員長報告におきましても、備蓄は100万トンとしているにもかかわらず、ことしは豊作で316万トン現在あるのだから、この上40万トンを上乗せするのはどうかということも言われました。しかし民主党は、野党時代に政府米の備蓄数量を現行の100万トンから300万トンにふやす方針を掲げておりました。また、この備蓄の316万トン、主食には適さない古古米がたくさんほとんど残っているわけでありますから、当然そういった古い古米は市場に回し、そして米価の下落を歯どめするためにも過剰米を新たに40万トンを買い上げれば価格の安定にもつながり、農業を持続するためにもこのことは必要ではないかなと、このように思われます。  国際的にも穀物需給が逼迫しているもとで、ゆとりある備蓄の確保が求められておるわけであります。また、米価を安定させることは農家を助け、食料自給率のアップにもつながります。今こそ政府は国の需給を引き締めて価格を安定、回復させるため、過剰米の40万トン程度、緊急に買い入れることが最も効果的であると言われております。  このまま何ら対策をせず放置すれば、新たな米モデル事業にことしから戸別所得補償ができましたが、この事業にも重大な支障を来すことがJAの全中の試算でも明らかになっております。つまり戸別所得補償で単に1万5000円、農家に対して補償するということをしても、この米価の下落によってプラスマイナスゼロかそれ以下になるということでありますから、当然、今の農業政策は破綻してしまうということにもなるわけであります。  やはり米価の下落対策を直ちに講ずることが必要であるということで、今回の請願第3号 米価の大暴落に歯止めをかけるためのこの意見書提出を国に出して、農家の将来の安定のためにも敦賀議会としても採択すべきであるということを発言いたしまして、不採択とした委員長報告に対して反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 62 ◯議長宮崎則夫君) 以上で請願第3号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第3号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第3号 米価の大暴落に歯止めかける意見書提出について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 63 ◯議長宮崎則夫君) 起立少数。よって、請願第3号については、不採択とすることに決定しました。   ──────────────── 64 ◯議長宮崎則夫君) 次に、請願第5号について委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  上原修一君。   〔20番 上原修一君登壇〕 65 ◯20番(上原修一君) 日本共産党敦賀市会議員団の上原でございます。  引き続きまして、請願第5号 EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書提出に関する請願を不採択とした委員長報告に反対の討論を行います。  この請願は、先ほども請願第3号で出ております福井県農民運動連合会からの提出であります。政府に対して、日本の農業をつぶす日豪EPA、日米FTAの推進は行わないよう意見書を上げてほしいというものであります。  もしも日米FTA、自由貿易協定が締結され、農産物を完全に自由化すれば、日本の食料自給率は現在の40%からさらに下がり、12%に下がるとも言われております。小麦や大豆、砂糖、牛肉は壊滅し、米も9割減になると農水省も試算しているように、日本農業は壊滅状態になります。内閣府の世論調査では、国民の93%が自給率の向上を望んでおります。  日本農業をここまで落ち込ませた最大の原因は、歯どめのない輸入自由化を進めてきたことにあります。農産物の平均関税率はEUが20%、アルゼンチンが33%、ブラジルが35%、メキシコが43%、隣の韓国が62%であるのに比べ、日本はわずか12%まで下がっております。主要国の中で既に関税が最も低い国の一つが日本であります。  日本は、国民が消費する食料の大半、6割を外国に依存している状況であります。農産物の輸入自由化によって食料自給率をますます引き下げ、これからの日本農業をますます衰退させてくるわけであります。これまで歴代の自民党政権は、世界最大の食料輸出国でもあるアメリカの圧力に屈して農産物の輸入を次々と拡大し、米の輸入も解禁してきました。農業者と国民の批判が向けられたのは当然であります。安全な食料は日本の大地からという消費者の要望は当然であります。  民主党政権にかわってからも農産物輸入の自由化を積極的に進めようとしております。強い経済づくりの一環として、各国とのEPA、FTAの交渉など積極的にこれからも進めるとしております。これらは財界の要求から出ていることは明らかであります。物の流れを促進するという成長戦略は、日本経済連が同時期に発表した「APEC議長国 日本の責任」という文書とも共通しております。菅政権は、農産物の関税の削減、撤廃を要求する財界と二人三脚で農産物輸入の完全自由化を進めようとしております。  地球温暖化の影響や食料の国際価格の上昇など、食料を外国に依存する時代は終わったとの認識が広まっております。食料自給率の抜本的な引き上げは国民的な願いであります。自由貿易一辺倒の世界貿易機構、WTO農業協定の抜本見直しを求める声も国の内外で高まってきております。  何と言っても日本の農業を再生するためには、農産物の価格保証と所得保障を組み合わせて再生産が可能な農家収入を保証することと、関税など国境措置の維持、強化を図ることを一体に進めることが必要であります。また、アメリカの関係者は農業と米を含めないFTAはあり得ないと明言しており、そうなればとりわけ米に壊滅的打撃が与えられます。  よって、今回の請願第5号 EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書を政府に提出すべきだということを発言いたしまして、この請願を不採択とした委員長報告に対して反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 66 ◯議長宮崎則夫君) 以上で請願第5号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第5号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第5号 EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書提出について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 67 ◯議長宮崎則夫君) 起立少数。よって、請願第5号については、不採択とすることに決定しました。   ──────────────── 68 ◯議長宮崎則夫君) 次に、陳情第4号について、総務民生常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第103条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 69 ◯議長宮崎則夫君) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定しました。  日程第4 原子力発電所特別委員会及び環       境保全対策特別委員会中間報告 70 ◯議長宮崎則夫君) 日程第4 原子力発電所特別委員会及び環境保全対策特別委員会の中間報告を議題といたします。  お諮りいたします。  会議規則第45条第1項の規定により、各特別委員会の中間報告を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 71 ◯議長宮崎則夫君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員会の中間報告を求めることに決定しました。  まず、原子力発電所特別委員長 馬渕清和君。   〔原子力発電所特別委員長 馬渕清和君    登壇〕 72 ◯原子力発電所特別委員長(馬渕清和君) ただいまから、原子力発電所に関する諸問題について、理事者からの報告に基づき、調査した内容を中間報告いたします。  中間報告書をごらんください。  理事者から、ごらんのとおり原子力発電所関係について4項目の報告を受け、調査を行いました。  まず日本原子力発電株式会社では、主な質疑として、フランジの次の交換時期はとの問いに対し、点検周期は10定検ごとと聞いているとの回答がありました。  また関連して、平成3年から平成11年だと6回になるが、そのとき延びたということかとの問いに対し、このフランジ部については平成3年が初めてである。定期的な点検が必要ではないと考えられており、平成3年までは点検周期を定めていなかった。点検周期については平成11年より10定検ごとにと定めているとの回答がありました。  また関連して、漏れたりしているので点検周期を短くするとか、そのような話をしなくてもよいのかとの問いに対し、今回11年たって漏れが発生しているが、平成11年のときの締めつけが一つの要因となっており、パッキン自体しっかりと締めつけがなされていればパッキンのほうは10定検という頻度で対応できるのではないかということで報告を受けているとの回答がありました。  また、10年に1回ではなく1年に1回とかもっと周期、圧力の点検なんかも必要ではないかと思う。もっともっと高経年化に対するこういう事象、事故ではないけれども故障みたいな蒸気漏れがたくさんあるので、そこら辺についてはもっと検証というのか細かくするべきではないかと思うが、そういった点について今後どのように考えているのかとの問いに対し、このドレンタンクについては平成3年に開放点検をしているが、その際、劣化傾向を確認していないと聞いている。また今回もパッキンの寸法計測や成分分析ではその異常は認められず、パッキンの劣化によるものではないと聞いている。事業者においては今後、平成16年よりQMS(品質保証システム)を導入しており、今回のような事象なども適切に管理していくということであるとの回答がありました。  また、保安院は管理がきちんとできているから次のステップへという許可を出したが、今回の件はその評価に対して影響を与えないのか。技術もその評価の中に入っていると思うがとの問いに対し、今後、適切な保守管理をしていく中でやっていけば、高経年化についても評価できるという話だった。保守管理については、市としてもしっかりとやっていかなければならないと思っているので、今後、事業者へしっかりとやることを求めていくとともに、市としてもしっかりと確認していきたいとの回答がありました。  また関連して、保守管理も含めてという部分で保安院は評価されたと理解している。こういうところに平成11年のパッキン締めつけ不十分、2号機に対しても10年以上たっているというところで、こういうところが定期点検の中に項目として入っていなかったという部分ではどうかとの問いに対し、この事象に限れば、平成3年に点検されて、事業者のほうでは劣化の状況が見られないということで点検周期を定めていなかった。この事象を踏まえて、1号機、2号機についても同様な件について水平展開を行い、しっかりやるようにと厳しく求めている。事業者のほうでもパッキン取りかえとか締めつけ確認をやっているとの回答がありました。  また、湿分分離機がA、Bとあって、今回手動停止しているが、手動停止するほどの事象なのかとの問いに対し、特にこの部分については高圧タービンから低圧タービンへの流れの中で隔離ができないので、停止せざるを得ないということであるとの回答がありました。  また、2号機の次回の点検サイクルはとの問いに対し、当該弁はサンプリングラインでもともと点検周期がないという弁になっている。平成10年の点検で初めて行ったが、その段階でも点検周期は定めていなかった。今回の事象を受けて、次回定検までに点検周期を定めると聞いている。原電のほうから定めた点検周期の結果について次回の委員会までにお知らせしたいとの回答がありました。  続いて、日本原子力研究開発機構関係では、主な質疑として、燃料交換をする前にこの部分の使用前点検をやったのかどうか。このことによって、次のもんじゅの性能試験にどういう影響を与えているのかとの問いに対し、この部分については平成20年1月の点検等、動作確認が行われたと聞いている。今回の落下トラブルによって今後の性能試験への影響、これについては今回の事象についてしっかり原因究明をして再発防止対策をやっていくということを優先している。今後のスケジュール等については、それをしっかりとやってからと考えているとの回答がありました。  また関連して、中継装置を撤去するときにこういう事象が起きたということであるが、中継装置を設置した後での使用後点検をやっていたのかとの問いに対し、今回外れた原因については、つめを開くときに開閉ロッド、これが90度回っていたために十分開かずに落ちたのではないかと推定されている。現在調査中だが、そのつかめない状況がいつからとか何で緩んだのかというところも含めて、現在原因調査を行っている。前回使用したときにはつかんでいたということである。その後の点検で、このロッドの角度については確認していなかったと聞いているとの回答がありました。  また関連して、中継装置を撤去するときに使用前点検を行ったということの報告はあったのかとの問いに対し、作業する前には安全確認をしっかりやってほしいとは常々要請しているが、今回の件ではどういう作業前の確認が行われたのかについては事業者のほうに確認していきたいと考えているとの回答がありました。  また、事故が起こった際の報告のときは、このロッドは回らないことになっているという話であったと思う。つめ開閉ロッドは回らないとずっと思っていたが、ねじがついていて回る。この前お聞きしたら、実際はフリーの状態と聞いた。いつでも緩んだら回る。だからそういうふうに安全だと思い込んでいる部分が機構のほうであるのなら、その辺は見直していただかないといけないと思う。その辺が一番大きな問題であると思う。ロッドは回らないと発表したということは、回らないのが当たり前だが、回っていること自体問題だと思う。その辺は市としてはどうされるのかとの問いに対し、最初、市としても回らないと報告を受けていた。今回ねじ部分が緩み、それが原因でつめ開閉ロッドが回ったのではないかと推測している。この部分の設計の問題か、その部分も含め原因究明するよう事業者には求めている。その調査を待ちたいとの回答がありました。  また、やはり安全性を本当に確保するならば、もっと安全性総点検をきちんとしなければいけない。国が許可を出したからオーケーではなしに、これだけの故障が起きるということは、故障が積もり積もって本格運転になった場合、大きな事故につながるということもあるので、やはり敦賀市側としてはぜひもっと厳しく点検すると同時に、点検内容の検証をきちんとすべきではないかと思うが、今までは事業者任せですべてやっていたと思うが、これだけ故障が多く、市民の間から不安の声も上がっているので、そういった意味においても総点検をしてマイナスということはないと思うし、いろんな問題について安全性を高めるために行政側として今後どのようにやっていくのかとの問いに対し、今回の落下トラブルについては、例えば原因究明、さらに設備への影響、再発防止策を講じるよう求めている。これらのことについては原子力機構から報告を受けるとともに、保安院からも説明を受け、市としても現場確認をしながらしっかり安全性を確認していきたいと考えているとの回答がありました。  また、通報おくれの件でいろいろと話が出ているが、どれぐらいの時間で通報してくれなければならないと考えているのかとの問いに対し、トラブルの内容、事象の内容、状況によって一概にはこれと申し上げられないが、今事業者のほうでは発見者から当直長、当直長から連絡責任者、連絡責任者から外部への連絡については30分を目標にしていると聞いている。市としても事の重要性によって一概には申し上げられないが、その事業者が定めている30分を勘案しながら判断しているところであるとの回答がありました。  また関連して、通報おくれの件に関し、どう原子力機構に伝えたのかとの問いに対し、発生から1時間30分ということに関しては、市としてもおくれていると判断した。事業者のほうでは当直長、連絡責任者の連絡体制を複数化するというような対策を講じているが、市としては、機構の職員一人一人がこの通報連絡の重要性というものを十分に認識をして行うよう教育面でもしっかりと取り組んでほしいと申し入れているとの回答がありました。  また関連して、今回は午後2時ごろだったので原子力安全対策課のほうに通報が来たが、例えば夜間の場合どちらに連絡が来るのかとの問いに対し、当課では第一報を受ける人を決めている。各事業者から何かあればその第一報が来るし、その第一報者から課員、部長へ連絡が来る。またファクスについては、それぞれの課員に部長を含めて入るような連絡体制になっているとの回答がありました。
     続いて、関西電力株式会社関係では、質疑はありませんでした。  続いて、その他の事項では、新聞報道等されていますように、敦賀3・4号機について、安全審査が長引いており、10月の着工は物理的には無理であると考えている。安全のことなので保安院に1次審査を急げと言うわけにはいかないが、保安院に対して敦賀市は何か要請をしているのかとの問いに対し、ことし7月に市長が保安院のほうに行き、原電3・4号機の安全審査状況の確認、また今後のスピーディな審査をお願いしているとの回答がありました。  また関連して、原電の事業者に対してはどうかとの問いに対し、原電には委員の問いに即座に答えを出すよう伝えているとの回答がありました。  また関連して、1次審査の終了予想はとの問いに対し、予想は今のところつかないとの回答がありました。  また、六ヶ所村の最終処理の正式業務開始が2年間ずれ込むという話があった。核燃料の使用済燃料で一番大きいのが日本原子力発電所2号機の1541本である。このことの影響はとの問いに対し、各電力、使用済核燃料については、これまでリラッキング等そういう手だてを施し、まだ余裕があると聞いている。中間貯蔵、再処理工場については、国としてしっかりとやっていただきたいと考えているとの回答がありました。  以上が原子力発電所特別委員会の中間報告であります。 73 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 74 ◯議長宮崎則夫君) 次に、環境保全対策特別委員長 山崎法子君。   〔環境保全対策特別委員長 山崎法子君    登壇〕 75 ◯環境保全対策特別委員長(山崎法子君) ただいまから、環境保全対策特別委員会における調査の経過について御報告いたします。  中間報告書をごらんください。  9月17日に、理事者からの報告に基づき、公共用水域水質調査結果外4項目に関する調査を実施しました。  なお、理事者からの5項目に関する報告内容につきましては、記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。  以下、調査の過程において、特に議論のありました民間一般・産業廃棄物最終処分場等に係る状況及び調査結果について申し上げます。  主な質疑として、浄化促進工事が終了し、機能し始めるのはいつごろの予定かとの問いがあり、現在は試験施工ということで調査をしており、本工事の着工はことしの秋以降の予定であるとの回答がありました。  さらに、その試験施工では効果は出ているのか。また、結果が思わしくない場合は浄化促進の工法を変更するということもあり得るのかとの問いがあり、今まさに試験施工に取りかかったところであり、今後、環境保全対策協議会の浄化促進技術検討部会において、試験施工の調査結果をもとに、より効果のある工法を検討するとの回答がありました。  また、市民がその試験施工の状況を知りたい場合、資料等は閲覧できるのか。また、県に問い合わせればそれなりの回答はしてもらえるのかとの問いがあり、県は、この試験施工の状況についてはホームページ等での公開はしていない。本格的な工事に取りかかる段階では公開されると思うが、その時期については敦賀市としてはわからない。また、市では浄化促進技術検討部会の会議資料は持っているが、部会が非公開で行われており、県がこの資料を公開するかどうかはわからない。しかし対策協議会には部会での決定事項が報告されており、この協議会は公開で行われているとの回答がありました。  次に、その他として、県外の業者により敦賀市内の2カ所において家電等の無料回収が行われていた件について理事者より説明を受けましたので、その内容について申し上げます。  まず舞崎町では、6月末より9月初めにかけて数回にわたり敦賀市と福井県及び敦賀警察署の担当者が現場に出向き、回収物の保管場所や保管状態の確認、また回収業者から聞き取りを行い、違法性はないことから、適正に保管することや速やかに撤去するよう指導するなどの対応を行い、9月8日には完全撤去を確認した。また、平和町においても8月の終わりから9月初めにかけて福井県と敦賀警察署の担当者とともに同様の立入調査や指導を行い、こちらも完全撤去を確認したとのことでありました。  以上が本委員会における調査の経過であります。 76 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 77 ◯議長宮崎則夫君) 以上で各特別委員会の中間報告を終結いたします。  日程第5 B議案第7号 78 ◯議長宮崎則夫君) 日程第5 B議案第7号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  総務民生常任委員長 美尾谷幸雄君。   〔総務民生常任委員長 美尾谷幸雄君登壇〕 79 ◯総務民生常任委員長美尾谷幸雄君) ただいま議題に供されましたB議案第7号 「地方財政の充実・強化を求める意見書」提出の件について提案説明をさせていただきます。  意見書案文につきましては、お手元に配付のとおりでありますので朗読は省略させていただきますが、地域の雇用確保、社会保障の充実など地域のセーフティネットとして地方自治体の果たす役割がますます重要となっている今、地方財政の充実強化を行うことは必要であると考えます。特に地域経済と雇用対策の活性化が求められる中、介護、福祉施策の充実、農林水産業の振興、クリーンエネルギーの開発などを雇用確保と結びつけ、これらの政策分野の充実強化を図ることは重要であります。  2010年度予算においては、地方の要望に応じ地方交付税が増加されたことは評価するものでございますが、来年度予算においても本年度の予算規模を地方財政計画、地方交付税措置に継続的に取り入れることが必要であると考えます。  なお、具体的な対策につきましては意見書に記載のとおりでございます。  以上のことから、同意見書を地方自治法第99条の規定により国会及び関係行政庁に提出するため、本議案を提出するものであります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 80 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの説明に対し御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 81 ◯議長宮崎則夫君) 以上で質疑を終結し、採決いたします。  B議案第7号 「地方財政の充実・強化を求める意見書」提出の件について、提案のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 82 ◯議長宮崎則夫君) 起立全員。よって、B議案第7号については、提案のとおり可決いたしました。  日程第6 B議案第8号 83 ◯議長宮崎則夫君) 日程第6 B議案第8号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  産経建設常任委員長 別所治君。   〔産経建設常任委員長 別所治君登壇〕 84 ◯産経建設常任委員長別所治君) ただいま議題に供されましたB議案第8号 「免税軽油制度の継続を求める意見書」提出の件について、提案説明をさせていただきます。  これまで農業経営を初めとして漁業経営等に貢献してきた免税軽油制度が地方税法の改正によって平成24年3月末で廃止される状況にあります。  ここで免税軽油制度とは、法令に定められた特定の用途について1リットル当たり32円10銭の軽油引取税を免税するというもので、耕運機、トラクター、コンバインなどの農業用の機械や船舶等については申請すれば免税されてきました。  この免税軽油制度が廃止されれば、今でさえ困難な農業経営、漁業経営等への負担は避けられません。また、地域農業の振興と食料自給率を向上させる観点からも、その継続が強く望まれるところであります。  こうした重要性を持つ免税軽油制度について、その継続を求める意見書を地方自治法第99条の規定により国会及び関係行政庁に提出するため、本議案を提出するものであります。  意見書案文については、お手元に配付のとおりでありますので、朗読は省略させていただきます。  提出者は産経建設常任委員会であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 85 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの説明に対し御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 86 ◯議長宮崎則夫君) 以上で質疑を終結し、採決いたします。  B議案第8号 「免税軽油制度の継続を求める意見書」提出の件について、提案のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 87 ◯議長宮崎則夫君) 起立全員。よって、B議案第8号については、提案のとおり可決いたしました。  日程第7 議員派遣の件 88 ◯議長宮崎則夫君) 日程第7 議員派遣の件を議題といたします。  本件については、全4件中、第1の平成22年度全国市議会議長会米国・カナダ都市行政視察に関し、分離採決の申し出がありますので、分離して採決いたします。  なお、採決は起立により行います。  それでは採決いたします。  まず、平成22年度全国市議会議長会米国・カナダ都市行政調査について、お手元に配付のとおり議員を派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 89 ◯議長宮崎則夫君) 起立多数。よって、本件については、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定しました。   ──────────────── 90 ◯議長宮崎則夫君) 次に、平成22年度福井県市議会議長会中央要望、平成22年度福井県市町議会議員合同研修会及び第7回全国原子力発電所立地議会サミットの3件について、一括して採決いたします。  本3件について、お手元に配付のとおり議員を派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 91 ◯議長宮崎則夫君) 起立全員。よって、本3件については、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定しました。  閉会のあいさつ 92 ◯議長宮崎則夫君) 以上で、今定例会に提案された議案の審議についてはすべて終了いたしました。  今定例会に提案された多数の重要案件につき、本日まで長きにわたり御審議いただき厚く御礼申し上げます。  また、理事者の方々におかれましても、議案の作成に始まり、今日に至る御労苦に対し深く敬意を表します。  この際、市長から発言を求められておりますので、承ることにいたします。   〔市長 河瀬一治君登壇〕 93 ◯市長河瀬一治君) 閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。  第3回市議会定例会は去る6日に開催され、本日まで22日間にわたり、議員各位には本会議並びに各委員会を通じ、終始熱心かつ慎重に御審議を賜り、本日、全日程を終了され、補正予算案を初めとする各議案、また本日追加提案いたしました人事案件につきまして原案どおり議決及び同意を賜り、ここに厚くお礼を申し上げます。  さて先月、韓国船社訪問につきましては、させていただいたわけでございますけれども、今現在の敦賀港へ寄港いたしておりますコンテナ航路、定期船でありますが、この配船計画が近々見直しをされます。そして減便につながるという情報を入手いたしたわけでございまして、大変申しわけない、議会開会中ではございましたけれども、この競争の激しい時代、首長みずからのトップセールスの必要性と、そして緊急性を宮崎議長にも御理解をいただき、急遽日程調整を行い、船社を訪問いたしました。現行の敦賀港への週3便のコンテナ航路、また週2便のRORO船、週5便の今便が来ておりますけれども、この配船維持をお願いしてまいったところでございます。  その結果、各船会社からは、現行の維持だけではなく、お互いに貨物の集荷に努め、増便できるように頑張りましょうという力強い回答をいただいたところでございます。今後とも市益が損なわれるような状況がある場合にはタイミングを逃すことなく積極的に行動してまいりたいと存じておりますので、御理解をいただきたい、このように存じます。  なお、先ほど反対討論のございました駅周辺土地活用取得の件及び福井大学附属国際原子力工学研究所契約の件につきましては、私ども本市のまちづくりにかかわる重要な案件であります。これは駅周辺整備策定委員会がございますし、また民主主義である私どもの仕組みの中で、市民を代表する議会の皆様の御承認を得て実行いたしておる案でございます。決してどこやらの市のように専決処分でこれをすべて決めてきておるわけではございませんので、そのあたりの御理解をひとつよろしくお願い申し上げたい、このように存じております。  ただ、反対された議員の皆さん方の声もあるわけでございまして、今後とも積極的な御意見をいただいて、よりよいものにしていきたい、このような思いであります。  また駐車場の件につきましても、前川議員のほうから反対討論がございました。この駐車場というのは、もちろん周りのいろんなことも勘案しながら、例えばほかの交通機関、タクシーとかいろんなことがございます。それを利用したほうがいいのか駐車場を利用したほうがいいのかとかといういろんな問題がございますから。滋賀県のいろんな例を見られて、安いにこしたことはございませんけれども、いろんなバランスを考えて実はこの案を練ってきております。  また券売機のほうにつきましても、土日も人件費のことを考えますと、やはりかなり必要でもございますし、ただ、今現在、駅舎のほうも直しておる状況でありますので、これはしばらくやった上で、しっかりとしたものをつくって心配のないようにやっていきたい、このように思っておりまして、いろんな御商売をされている皆さん方もおられますので、いろんなところの配慮があってのこの案であるということをぜひ御理解を賜りたい、このように思っております。  山本議員のほうからもいろいろと反対の御意見をいただきました。山本議員のおっしゃる多くの皆さん方というのは、山本議員の周りにいる多くの皆さんではなかろうかなというふうに私は理解をいたしておるところでございまして、やはり市議会というものが私は民意である、このことを決して忘れることなく今後とも前進をしてまいりたい、このように思っているところでございます。  なお、駅舎の改築に伴います新駅舎模型を本日から市民ホールに展示をさせていただくことになりました。あらゆる機会をとらえまして市民の皆さんの広いお声をいただきたい、このように思っておりますし、周知をしていきたい、このように思っている次第でございます。  今回議決を賜りました予算案を初め各議案の執行に当たりましては、本会議並びに各委員会におきまして御提案、御要望賜りました諸事項並びに一般質問におきまして御提起をいただきました貴重な御意見あるいは厳しい御指摘の諸事項、課題につきましては、私を初め職員一同、真剣なる調査研究を行い、今後のまちづくり施策の推進に資するよう全力を傾注して市民の皆様の負託にこたえてまいる決意でございますので、議員各位におかれましては今後とも変わらぬ温かい御教示とお力添えを賜りますようにお願いを申し上げる次第であります。  いよいよ秋本番でございます。朝夕大変涼しくなってまいりました。それとともに寒さも増してくるというふうに存じますけれども、これからの季節には何といいましても温泉であるというふうに思っております。ぜひきらめき温泉リラ・ポートの御利用を市民の皆様方にもお願いを申し上げたい、このように存じます。  また、この場で失礼ではございますけれども、この一般質問の中で北條議員のほうから突然、出るんですか出ないんですかというような質問を賜ったところでございまして、一昨日、渕上議員のほうもそのようなことをおっしゃったわけでございます。私のほうも今現在、前向きに出馬に向けて検討をいたしておりますので、また近いうちに会見などを通じて発表したい、このように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  終わりになりましたけれども、市民の皆様を初め議員各位におかれましては、御健康に十分御留意をいただき、なお一層の御活躍をいただきますように心から御祈念を申し上げ、極めて簡単とは申しませんけれども、閉会に当たりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。  本当にありがとうございました。 94 ◯議長宮崎則夫君) これをもって平成22年第3回敦賀市議会定例会を閉会いたします。
                午後1時59分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...