○議長(
小坂博議員) 次に,本
定例会に
地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めた者の職氏名は,配付してあります文書表のとおりであります。 なお,
船沢都市政策部長の欠席届が出ておりますので御報告申し上げます。 ──────────────────────
○議長(
小坂博議員) 次に,
土浦市政記者クラブ,土浦市広報広聴課から,本
定例会の本会議の
写真撮影を行いたい旨の申出があり,
傍聴規則第8条の規定により許可しておりますので御報告いたします。 ──────────────────────
○議長(
小坂博議員) 次に,本日の
議事日程につきましては,配付してあります
議事日程(第1号)のとおり,議事を進めたいと存じますので御了承を願います。 ──────────────────────
△日程第1.会期の件
○議長(
小坂博議員) それでは,これより
議事日程に入ります。 日程第1会期の件を議題といたします。 お諮りいたします。本
定例会の会期につきましては,去る8月27日,
議会運営委員会を開き,御審議を願っております。よって,会期は本日から9月30日までの24日間といたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小坂博議員) 御異議なしと認めます。よって,本
定例会の会期は,本日から9月30日までの24日間と決しました。 ──────────────────────
△日程第2.請願・陳情について
○議長(
小坂博議員) 次に,日程第2請願・陳情についてを議題といたします。 初めに,請願について
紹介議員からの発言を許します。15分以内でお願いいたします。 それでは説明願います。16番
篠塚昌毅議員。 〔16番
篠塚昌毅議員登壇〕
◆16番(
篠塚昌毅議員) おはようございます。
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための
政府予算に係る
意見書採択を求める請願について,説明させていただきます。
請願趣旨の最初にあるとおり,
学校現場では,
新型コロナウイルス感染症対策による教室の
消毒作業等や,貧困,いじめ,不登校など解決すべき課題が山積みになっております。
子供たちの豊かな学びを実現するための
教材研究や,
授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。豊かな
学びや学校の働き方改革を実現するためには,加配の増員や
少数職種の配置増など,教職員の
定数改善が不可欠となっております。 2020年度から
学習指導要領が変わり,
GIGAスクール,また,
プログラミング教育が始まっております。
教育現場,大変混乱しておりますので,ぜひこの趣旨に賛同していただきまして,採択をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
小坂博議員) 本件は,所管の
常任委員会に付託いたします。 ──────────────────────
△日程第3.報告第26号乃至日程第18.報告第41号
○議長(
小坂博議員) 次に,日程第3報告第26
号専決処分の承認について,乃至日程第18報告第41
号令和元
年度土浦市
一般会計継続費繰越計算書の訂正についてを,
会議規則第35条の規定により一括して議題といたします。 この際,
報告案件の説明を願います。市長。 〔市長
安藤真理子君登壇〕
◎市長(
安藤真理子君) ただいま上程されました
報告案件につきまして御説明申し上げます。 報告書の3ページを御覧ください。 報告第26号,
専決処分の承認につきましては,土浦市
手数料条例の一部改正であり,いわゆる
マイナンバー法の一部改正に伴う,マイナンバーカードの再交付に係る規定の改正であります。 本件は法改正により,本年9月1日から施行する必要がありましたことから,
地方自治法第179条第1項の規定により,8月5日に
専決処分したものであり,同条第3項の規定に基づく御承認を賜りますようお願いいたします。 5ページをお願いいたします。 報告第27
号専決処分の承認について。 本件は,令和3年度
一般会計補正予算であり,
感染症に対する国の新たな支援策である
生活困窮世帯への給付金の支給に係る
事業費の計上であります。 6ページをお願いいたします。
歳入歳出それぞれ7,054万9,000円を追加し,総額を512億4,141万5,000円とするものであります。 歳入では,16
款国庫支出金は,
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援事業費補助金及び
事務費補助金の増であります。歳出では,3
款民生費は,
生活困窮者自立支援金や
人材派遣委託料などの計上であります。 本件につきましては,国から早急な給付金の支給を求められていることから,
地方自治法第179条第1項の規定により,本年6月24日に
専決処分したものであります。 14ページをお願いします。 報告第28
号専決処分の承認について。 本件は,令和3年度
一般会計補正予算であり,国による
新型コロナウイルスワクチンの
接種対象年齢の引下げや,
個別接種の促進のための時間外,休日の接種に対する
医療機関への委託料の上乗せに要する費用の増額であります。 15ページをお願いします。
歳入歳出それぞれ1億4,332万8,000円を追加し,総額を513億8,474万3,000円とするものであります。 歳入では,16
款国庫支出金は,
新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金の増であります。歳出では4
款衛生費は
ワクチン接種委託料の増であります。 本件につきましては,
ワクチン接種を加速させるため,国から早急な対応を求められていることから,
地方自治法第179条第1項の規定により,本年8月2日に
専決処分したものであります。 以上2件の
補正予算につきまして,
地方自治法第179条第3項の規定に基づく御承認を賜りますようお願いいたします。 次に,事故の和解についての
専決処分であります。22ページをお願いいたします。 報告第29号は,
道路管理瑕疵による
物損事故の和解で,本年6月21日に
専決処分したものであります。 24ページをお願いします。 報告第30号は,
公用車に係る
物損事故の和解で,本年7月13日に
専決処分したものであります。 26ページをお願いします。 報告第31号は,
公用車に係る
物損事故の和解で,本年7月14日に
専決処分したものであります。 28ページをお願いします。 報告第32号は,
公用車に係る
人身事故の和解で,本年7月21日に
専決処分したものであります。 30ページをお願いいたします。 報告第33号は,
市営住宅管理瑕疵による
物損事故の和解で,本年7月20日に
専決処分したものであります。 32ページをお願いいたします。 報告第34号は
公用車に係る
物損事故の和解で,本年8月4日に
専決処分したものであります。 以上の6件につきましては,
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分したものであり,同条第2項の規定により報告するものであります。 続きまして,
土地開発公社,
産業文化事業団,
農業公社及び
株式会社ラクスマリーナの令和2年度の
経営状況について,
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく報告でございます。 34ページ,報告第35
号土浦市
土地開発公社の令和2年度
経営状況について。 土浦市
土地開発公社については,令和2年12月22日に解散しておりますが,令和2年度に実施いたしました
残余財産移管及び解散の手続後の最終的な精算の報告となりますので,別添の
精算報告書を御覧いただきたいと存じます。 次に,35ページ,報告第36
号一般財団法人土浦市
産業文化事業団の令和2年度
経営状況について。 令和2年度は,霞浦の湯を始めとする7施設の
指定管理と,
霞ケ浦総合公園を含む3施設の
受託業務のほか,市からの
補助事業である
霞ケ浦観光にぎわい事業を実施いたしました。
新型コロナウイルス感染症の影響により,
緊急事態宣言発令等の際には,各施設が
完全休業となるなど,
営業収益,
利用人数とも大きく減少となりましたが,
各種公的ガイドラインを遵守し,
感染防止策を講じながら,利用者の安全を第一に考えた
施設運営を実施いたしました。 詳細につきましては,別添の
事業報告及び決算書を御覧いただきたいと存じます。 次に,36ページ,報告第37
号一般財団法人土浦市
農業公社の令和2年度
経営状況について。 令和2年度は,「
農地利用集積事業と
農地中間管理事業」など4つの
主要事業を実施いたしました。
感染症の影響により,事業の中止や規模を縮小するなどの対応を余儀なくされたことから,施設の
利用者数は減少し,
商品販売収入や
使用料等の
事業収入も大幅に減少しましたが,ホームページを活用した
通信販売などを実施し,新たな
販売促進に努めました。 詳細につきましては,別添の
事業決算報告書を御覧いただきたいと存じます。 次に,37ページ,報告第38
号株式会社ラクスマリーナの令和2年度
経営状況について。 令和2年度は,
マリーナ事業の活性化など,4つの
重点項目を実施いたしました。
感染症の影響による
外出自粛や,
各種イベントの中止や
規模縮小により,収益が大きく減少いたしましたが,
収益改善に向けた取組を継続してまいります。 詳細につきましては,別添の
事業決算報告書を御覧いただきたいと存じます。 続きまして,
健全化判断比率及び
資金不足比率について,令和2
年度土浦市
歳入歳出決算,
下水道事業会計決算及び
水道事業会計決算の数値を基に算定し,
監査委員の御意見をいただきましたことから,
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条及び第22条の規定により報告するものであります。 38ページ,報告第39
号令和2年度決算に基づく
健全化判断比率の報告については,
財政規模に対する
実質赤字の割合を示す
実質赤字比率及び
特別会計を含めた
連結実質赤字比率のいずれも赤字はございません。 次に,
財政規模に対し,実質的に
公債費へ充当する
一般財源の割合を示す
実質公債費比率は4.1パーセントで,
公債費が減となったことなどから,前年度に比べ0.7ポイント改善いたしました。 また,
財政規模に対し,将来にわたる市の負担額の割合を示す将来
負担比率は31.0パーセントで,
市債残高が減となったほか,
充当可能基金が増となったことなどから,前年度に比べ22.1ポイント改善いたしました。 なお,4つの比率全てにつきまして,それぞれ下段に
括弧書きで示しております国の
早期健全化基準を下回っている状況でございます。 次に,39ページ,報告第40
号令和2年度決算に基づく
資金不足比率の報告については,
公営企業の経営の
健全性を判断するものとして,
企業会計の
事業規模に対する
資金不足額の割合を示すものでありますが,3事業いずれの会計でも
例年どおり資金不足は生じておりません。 以上,
健全化判断比率及び
資金不足比率のいずれにおきましても,現在の本市の
財政状況の
健全性が示されたところであります。 しかしながら,今後は
学校給食センター再
整備事業,
市民会館耐震化及び大
規模改造事業などの
大型事業の
元金償還が順次始まることによる
公債費の増や,
公共施設の
長寿命化による
事業費の増が見込まれる一方で,
コロナショックにより市税の減収が見込まれることから,当面は
実質公債費比率が上昇し,
財政運営がより厳しくなることが懸念されます。 今後とも財政の
健全性に留意し,真に必要な事業を見定め,持続可能な
市政運営を心掛けてまいりますので,御理解,御協力をお願いいたします。 次に,40ページ,報告第41
号令和元
年度土浦市
一般会計継続費繰越計算書の訂正については,令和2年第2回
市議会定例会において御報告いたしました,
一般会計継続費繰越計算書上に誤りがあったことが判明したため,訂正の報告をするものでございます。 具体的には,令和元年度から令和2年度に繰越す
財源内訳などの金額の誤りを訂正するものでございます。 以上で
報告案件の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
小坂博議員) ただいまの報告について,御質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小坂博議員) 御質疑もないようでございますので,質疑を終結いたします。 報告第29号乃至報告第41号については,この程度とし,報告第26
号専決処分の承認について乃至報告第28
号専決処分の承認について,これより討論に入ります。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小坂博議員) 討論もないようでございますので,討論を終結いたします。 日程第3報告第26号について採決いたします。 報告第26
号専決処分の承認については,これを承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小坂博議員) 御異議なしと認めます。よって,報告第26号については,これを承認することに決しました。 日程第4報告第27号について採決いたします。 報告第27
号専決処分の承認については,これを承認することに,御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小坂博議員) 御異議なしと認めます。よって,報告第27号については,これを承認することに決しました。 日程第5報告第28号について採決いたします。 報告第28
号専決処分の承認については,これを承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小坂博議員) 御異議なしと認めます。よって,報告第28号については,これを承認することに決しました。 ──────────────────────
△日程第19.議案第46号乃至日程第30.議案第57号
○議長(
小坂博議員) 次に,日程第19議案第46
号土浦市
税条例の一部改正について,乃至日程第30議案第57号市道の路線の認定についてを,
会議規則第35条の規定により,一括して議題といたします。 この際,
提出議案の説明をお願いします。市長。 〔市長
安藤真理子君登壇〕
◎市長(
安藤真理子君) ただいま上程されました議案につきまして御説明申し上げます。 議案書の2ページを御覧ください。 議案第46
号土浦市
税条例の一部改正について。 本案は,
地方税法の改正に伴い,
市民税関係では,
国外居住親族に係る
扶養親族の
適用要件の見直しや,
特定公益増進法人等に対する
寄附金控除の範囲の見直し,
セルフメディケーション税制の
適用期限の延長など,
固定資産税関係では,
浸水被害対策のために整備される
雨水貯留浸透施設について,
固定資産税を減額する特例を追加するものであります。 施行日については,
国外居住の
扶養親族関係の改正は令和6年1月1日から,
寄附金控除関係の改正及び
セルフメディケーション税制関係の改正は令和4年4月1日から,
固定資産税関係の改正は,今後改正する関連法の施行の日から,それぞれ施行するものであります。 5ページをお願いいたします。 議案第47
号土浦市
個人情報保護条例及び土浦市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について。 本案は,いわゆる
マイナンバー法の改正に伴い,
条項ずれを整理するものであり,公布の日から施行するものであります。 8ページをお願いいたします。 議案第48
号土浦市と茨城県
信用保証協会との
損失補償契約に基づく
回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の一部改正について。 本案は,
産業競争力強化法の改正に伴い,
条項ずれを整理するものであり,公布の日から施行するものであります。 10ページをお願いいたします。 議案第49
号土浦市
印鑑条例の一部改正について。 本案は,
印鑑登録証明書の
スマートフォン申請を可能とするための改正であり,本年11月1日から施行するものであります。 13ページをお願いいたします。 議案第50
号土浦市
移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部改正について。 本案は,
移動等円滑化のために必要な道路の構造及び旅客特定車両停留施設を使用した役務の提供の方法に関する基準を定める省令の改正に伴い,道路等の構造に係る基準の追加などの改正であり,公布の日から施行するものであります。 22ページをお願いいたします。 議案第51
号土浦市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について。 本案は,
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の改正に伴い,保育所等の運営における諸記録の作成・保存,保護者関係書類などについて,電磁的記録による対応を認める改正であり,公布の日から施行するものであります。 26ページをお願いいたします。 議案第52
号土浦市
こども未来基金条例の制定について。 本案は,本市の未来を担う
子供たちの育成,教育などに寄与する事業の財源とする新たな基金条例の制定であり,公布の日から施行するものであります。 次に,
補正予算であります。28ページをお願いいたします。 議案第53号,令和3
年度土浦市
一般会計補正予算(第7回)について。 今回の補正は,
歳入歳出それぞれ8億466万3,000円を追加し,総額を521億8,940万6,000円とするものであります。 歳入の主な内容につきまして御説明申し上げますので,29ページをお願いいたします。 16
款国庫支出金,2項国庫補助金は,事業の期間が延長されたことに伴うマイナポイント
事業費補助金及び11月までの接種体制確保に要する経費が追加交付されることになった
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保
事業費補助金の増であります。 20款繰入金,1項
特別会計繰入金は,令和2年度の介護保険
特別会計の決算に係る精算に伴う繰入金の計上であります。 21款繰越金は,前年度の実質収支に合わせ,残余を計上するものであります。 23款市債は,博物館改修の実施設計委託料に対する社会教育施設整備費債の計上のほか,事業の財源更正による増であります。 次に,30ページ,歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。 2款総務費は,マイナポイント事業が12月まで延長となったことに伴う報酬などの増及び地方財政法第7条に基づく昨年度実質収支の2分の1の財政調整基金積立金の計上であります。 4
款衛生費は,
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業について,11月までの実施となったことに伴う
人材派遣委託料や使用料などの増であります。 5款農林水産業費は,財源更正による地方債の増のみで,歳出に変更はございません。 6款商工費は,
産業文化事業団において,年度途中退職者の退職金の支払いが発生したことによる本部運営費補助金の増であります。 7款土木費,2項道路橋梁費は,市道新治南314号線の補修工事費の増及び道路新設改良費の財源更正による地方債の増であります。 4項都市計画費は,財源更正による地方債の増のみで,歳出に変更はございません。 9款教育費,2項小学校費は,上大津地区統合小学校建設用地の評価・調査等に伴う役務費及び委託料の計上であります。 5項社会教育費は,老朽化が進んでいる博物館において,空調設備を含む大規模改修工事を実施するための実施設計委託料の計上であります。 31ページ,第2表債務負担行為補正について,国立大学法人筑波大学土浦市地域医療システム学寄附研究部門の設置に係る寄附金は,平成24年度から実施している地域医療の充実と霞ケ浦医療センターの支援を目的とした寄附講座について,令和3年度末で第2期が終了となることから,来年度以降の5年間を継続するため,債務負担行為の期間と限度額を設定するものであります。 農業用河川工作物応急対策事業負担金は,土浦市外十五ケ町村土地改良区で管理する老朽化が著しい農業用樋門について,3か年にわたり実施する補強工事に係る事業負担金についての協定書を締結するため,債務負担行為の期間と限度額を設定するものであります。 32ページ,第3表地方債補正は,博物館の実施設計に係る地方債を追加するほか,財源更正に伴い,地方債発行限度額を増額するものであります。 続きまして,44ページをお願いいたします。 議案第54号,令和3
年度土浦市
介護保険特別会計補正予算(第2回)について。 今回の補正は,令和2年度決算に基づく事業の精算に伴う所要の経費を計上するものであり,
歳入歳出それぞれ5,587万9,000円を追加し,総額を121億8,308万1,000円とするものであります。 次に,財産の取得であります。51ページをお願いいたします。 議案第55号財産の取得については,災害対応特殊消防ポンプ自動車の購入について,契約を締結するものであり,議案書のとおり,販売業者との契約の締結について,議会の議決をお願いするものであります。 53ページをお願いいたします。 議案第56号財産の取得については,水槽付消防ポンプ自動車の購入について,契約を締結するものであり,議案書のとおり,販売業者との契約の締結について,議会の議決をお願いするものであります。 次に,市道の路線の認定であります。55ページをお願いいたします。 議案第57号市道の路線の認定については,調書のとおり2路線の認定であり,民間の開発行為に伴う認定であります。 以上で説明を終わります。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
小坂博議員) 以上で議案第57号までの説明は終わりました。 ここで,議場内換気のため暫時休憩といたします。 午前10時33分休憩 ────────────────────── 午前10時45分再開
○議長(
小坂博議員) 会議を再開します。 ──────────────────────
△日程第31.認定第1号乃至日程第33.認定第3号
○議長(
小坂博議員) 日程第31認定第1
号令和2
年度土浦市
歳入歳出決算の認定について乃至日程第33認定第3
号令和2
年度土浦市
水道事業会計決算の認定についてを,
会議規則第35条の規定により,一括して議題といたします。 この際,認定の説明をお願いします。市長。 〔市長
安藤真理子君登壇〕
◎市長(
安藤真理子君) ただいま上程されました認定案件につきまして御説明申し上げます。認定書をお開きください。 認定第1
号令和2
年度土浦市
歳入歳出決算の認定について。 本案は,令和2
年度土浦市一般会計及び
特別会計,合わせて7会計の
歳入歳出決算につきまして,
監査委員の決算審査の意見を付けて提出させていただきますので,
地方自治法第233条第3項の規定により,議会の認定をお願いするものでございます。 初めに,令和2年度の我が国経済は,国による
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策,令和2年度第1次から第3次
補正予算の効果も相まって,持ち直しの動きが見られましたが,経済の水準はコロナ前を下回った状態にとどまり,経済の回復は道半ばの状況です。 地方においても,景気は依然として厳しい状況にあり,変異株の感染拡大の影響から,景気の回復時期については,不透明感が強まっています。 本市においては,歳入面では,
感染症の影響を受け,歳入の根幹である市税が減となりました。歳出面では継続的に進めていた汚泥再生処理センター
整備事業,
学校給食センター再
整備事業といった,ハード面の大事業が完了したほか,ソフト面でも
感染症の拡大防止に配慮しながら,住みやすいまちづくりのための施策を推進いたしました。 それでは,1つ前にお戻りいただき,令和2
年度土浦市
歳入歳出決算書の6ページ及び7ページをお願いいたします。 決算の総括でございますが,一般会計,
特別会計を合わせまして,歳入決算総額は989億8,900万余円で,前年度との比較では110億7,721万余円,12.6パーセントの増,歳出決算総額は969億42万余円で,115億4,299万余円,13.5パーセントの増となっております。 会計ごとの決算状況について御説明申し上げます。 まず,一般会計でありますが,8ページ及び9ページをお願いいたします。 歳入総額は702億1,277万余円で,前年度比159億972万余円,29.3パーセントの増であります。 歳入の根幹であります1款市税におきましては,市民税のうち個人市民税は増となったものの,法人市民税が減となり,また,
固定資産税,都市計画税及び軽自動車税が増となった一方で,たばこ税が減となり,全体では,対前年度比6億965万余円,2.6パーセントの減となりました。 そのほかの歳入の主な内容としましては,12款地方交付税は,普通交付税が増となり,汚泥再生処理センター
整備事業費の増により,震災復興特別交付税も増となったことで,対前年度比6億482万余円,16.0パーセントの増となりました。 16
款国庫支出金は,特別定額給付金給付
事業費・
事務費補助金,
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増などにより,対前年度比160億9,126万余円,210.3パーセントの大幅増となりました。 17款県支出金は,茨城県地域企業活力向上応援
事業費補助金,子どものための教育・保育給付費県負担金,障害者自立支援給付費負担金などの増により,対前年度比2億3,649万余円,6.6パーセントの増となりました。 23款市債は,汚泥処理施設整備費債などが増になったものの,
市民会館耐震化及び大
規模改造事業費債,都市計画
事業費債などの減により,対前年度比11億2,179万余円,19.3パーセントの減となりました。 次に,10ページ及び11ページの歳出につきまして,御説明申し上げます。 歳出総額は684億288万余円で,前年度比161億6,530万余円,30.9パーセントの増であります。 歳出の主な内容につきましては,2款総務費は,市債管理基金積立金が減となったものの,財政調整基金積立金や
公共施設等総合管理基金積立金の増のほか,ふるさと土浦応援寄付受付等委託料の増などにより,対前年度比6,320万余円,1.1パーセントの増となりました。 3
款民生費は,特別定額給付金給付事業の実施により,対前年度比145億8,070万余円,72.4パーセントの大幅増となりました。 4
款衛生費は,汚泥再生処理センター
整備事業費が,工事の進捗により増となったほか,
新型コロナウイルス感染症対策として,各種事業を実施したことにより,対前年度比22億3,021万余円,64.9パーセントの大幅増となりました。 6款商工費は,
新型コロナウイルス感染症対応として,プレミアム付商品券発行事業や持続化給付金支給事業を実施したことなどにより,対前年度比4億4,515万余円,56.7パーセントの大幅増となりました。 7款土木費は,常名虫掛線改良工事費の減や,道路新設改良事業の進捗に伴う
事業費の減などにより,対前年度比4億9,385万余円,9.1パーセントの減となりました。 9款教育費は,
学校給食センター再
整備事業費が工事の進捗により増となったものの,市民会館耐震補強及び大
規模改造事業費の減などにより,対前年度比4億4,108万余円,5.7パーセントの減となりました。 以上が一般会計の
歳入歳出決算の概要であります。 次に,
特別会計について御説明申し上げます。 まず,344ページ,公共用地先行取得事業
特別会計をお願いいたします。 歳入総額,歳出総額はいずれも8億6,751万余円,歳入では一般会計繰入金及び市債,歳出では
公債費が,それぞれ対前年度比2億9,270万余円,50.9パーセントの増となりました。 次に,356ページをお開きください。駐車場事業
特別会計であります。 歳入総額は1億227万余円で,
感染症の影響による駐車場使用料の減などにより,対前年度比3,659万余円,26.4パーセントの減となりました。 歳出総額は9,226万余円で,土浦駅西駐車場
整備事業費債の償還完了に伴う
公債費の減や,一般会計繰出金の減などにより,対前年度比4,280万余円,31.7パーセントの減となりました。 次に,370ページをお願いいたします。国民健康保険
特別会計であります。 歳入総額は140億4,503万余円で,県支出金,一般会計繰入金の減などにより,対前年度比10億5,508万余円,7.0パーセントの減となりました。歳出総額は138億4,261万余円で,保険給付金の減などにより,対前年度比11億1,297万余円,7.4パーセントの減となりました。 次に,406ページをお願いいたします。後期高齢者医療
特別会計であります。 歳入総額は20億105万余円で,後期高齢者医療保険料の増などにより,対前年度比2億3,337万余円,13.2パーセントの増となりました。歳出総額は19億9,772万余円で,後期高齢者医療広域連合納付金の増などにより,対前年度比2億3,264万余円,13.2パーセントの増となりました。 次に,424ページをお願いいたします。介護保険
特別会計であります。 歳入総額は116億2,684万余円で,保険料が減となったものの,歳出における保険給付費の増に伴う国・県支出金や,一般会計繰入金の増などにより,対前年度比2億3,132万余円,2.0パーセントの増となりました。歳出総額は115億7,900万余円で,高齢化の進展に伴う要介護・要支援認定者の増加による保険給付費の増などにより,対前年度比2億9,721万余円,2.6パーセントの増となりました。 次に,476ページをお願いいたします。農業集落排水事業
特別会計であります。 歳入総額は1億3,350万余円で,最適整備構想策定の進捗に伴う県支出金の増や,一般会計繰入金の増などにより,対前年度比1,725万余円,14.8パーセントの増となりました。歳出総額は1億1,843万余円で,最適整備構想策定委託料の増により,対前年度比276万余円,2.4パーセントの増となりました。 続いて,492ページをお願いいたします。 各会計の実質収支に関する調書であります。 一般会計の
歳入歳出差引き額につきましては,18億989万余円となりましたが,翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は12億9,406万余円となっており,前年度比2,848万余円,2.3パーセントの増となりました。 続いて,498ページをお願いいたします。 財産についてであります。 まず,公有財産でありますが,現在高は,土地が393万995平方メートル,建物が48万3,505平方メートルとなっております。 500ページをお願いいたします。 有価証券の現在高については,増減はございません。出資の現在高につきましては,土浦市
土地開発公社の解散などにより減額となっております。 次に,514ページをお願いいたします。 基金でありますが,本年3月31日現在の現在高は,生ごみ・プラスチック製容器包装分別収集事業に合併振興基金を活用した一方で,市債管理基金に9億円,
公共施設等総合管理基金に3億円積立てたことなどにより,合計で156億703万余円となっており,前年度比15億6,892万余円,11.2パーセントの増となっております。 以上が一般会計及び
特別会計の決算の概要であります。 決算の概要につきましては,別資料の「主要施策の成果説明書」にまとめてございますので,後ほど御覧いただきたいと存じます。 続きまして,認定第2
号令和2
年度土浦市
下水道事業会計決算の認定について。 本件は,令和2年度から地方
公営企業法を適用し,公営
企業会計に移行した土浦市下水道事業会計の決算につきまして,
監査委員の決算審査の意見を付けて提出させていただき,地方
公営企業法第30条第4項の規定により,議会の認定をお願いするものであります。 それでは,令和2
年度土浦市
下水道事業会計決算書の3ページ,4ページをお開き願います。 まず,収益的収入及び支出につきましては,収入総額が46億4,304万余円,支出総額が43億7,028万余円となっております。 資本的収入及び支出につきましては,収入総額が13億1,282万余円,支出総額が27億8,159万余円でありますので,差引き14億6,877万余円の不足となっております。この不足額につきましては,当年度分損益勘定留保資金で補填をしたところであります。 次に,5ページをお願いいたします。 損益計算書でございますが,
営業収益23億3,331万余円,営業費用38億3,985万余円,差引き15億653万余円の営業損失となり,営業外損益を合わせた経常利益は2億6,264万余円であります。経常利益に特別損益を合わせた当年度純利益は1億9,998万余円であり,当年度未処分利益剰余金も同額となるものであります。この当年度未処分利益剰余金につきましては,7ページ,剰余金処分計算書(案)にありますように,資本金へ組入れいたしたいと存じます。 以上が
下水道事業会計決算の概要であります。 続きまして,認定第3
号令和2
年度土浦市
水道事業会計決算の認定について。 本件は,令和2
年度土浦市
水道事業会計決算につきまして,
監査委員の決算審査の意見を付けて提出させていただきますので,地方
公営企業法第30条第4項の規定により,議会の認定をお願いするものであります。 それでは,令和2
年度土浦市
水道事業会計決算書の3ページ,4ページをお開き願います。 まず,収益的収入及び支出につきましては,収入総額が35億3,565万余円,支出総額が33億6,803万余円となっております。 資本的収入及び支出につきましては,収入総額が3億4,200万余円,支出総額が14億9,933万余円でありますので,差引き11億5,733万余円の不足となっております。この不足額につきましては,過年度分損益勘定留保資金等で補填をしたところであります。 次に,5ページをお願いいたします。 損益計算書でございますが,
営業収益31億1,513万余円,営業費用30億7,585万余円,差引き3,928万余円の営業利益となり,営業外損益を合わせた経常利益は6,032万余円であります。経常利益に特別損益を合わせた当年度純利益は4,901万余円であり,当年度未処分利益剰余金も同額となるものであります。この当年度未処分利益剰余金につきましては,7ページ,剰余金処分計算書(案)にありますように,資本金へ組入れいたしたいと存じます。 以上が
水道事業会計決算の概要であります。 以上で決算の説明を終わります。御承認いただけますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
小坂博議員) 以上で認定の説明は終わりました。 ──────────────────────
△日程第34.休会の件
○議長(
小坂博議員) 次に,日程第34休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。明8日から12日までの5日間は議案調査のため,休会とすることにいたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小坂博議員) 御異議なしと認め,さよう決しました。 以上で本日の
議事日程は終了いたしました。 ──────────────────────
△次回の日程報告
○議長(
小坂博議員) それでは次回の日程を申し上げます。 次回は9月13日(月曜日)午前10時から本会議を再開し,
一般質問を行います。 本日の会議はこれにて散会いたします。御苦労様でした。 午前11時07分散会...