石岡市議会 1992-01-13
平成3年第4回定例会(第2日目) 本文 開催日:1992-01-13
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 平成4年1月13日(月曜日)
午前10時01分開議
◯議長(金井一夫君) ただいまの
出席議員数は24名です。定足数に達しておりますので、これより前会に引き続き本日の会議を開きます。
地方自治法第121条の規定により出席した者は、
参事交通安全対策担当・友水君欠席のほか前会同様であります。
次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました
議事日程表のとおりであります。
これより、議事日程に入ります。
ただいまより、一般質問に入るわけでありますが、本日、市長より、議案第83号・石岡市特別職員の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第90号・平成3年度
石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算までの計8件が提出されました。
お諮りいたします。本案を日程に追加し、日程第1とし、日程の順序を変更して直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕
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日程第1 議案第83号ないし議案第90号
2 ◯議長(金井一夫君) ご異議なしと認め、議案第83号・石岡市特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ないし議案第90号・平成3年度
石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算までの計8件を一括して議題といたします。
直ちに、市長より、提案理由の説明を求めます。
市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
3 ◯市長(
木村芳城君) 改めまして、あけましておめでとうございます。
本日ここに提案いたしました議案について、概要をご説明申し上げます。
議案第83号・石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、国において、特別職の職員の給与に関する法律が改正されたことに伴い、これに準じて常勤の特別職の給与の改正を行うため条例の一部を改正するものでございます。改正要綱について申し上げますと、通勤手当を新設することとしたことでございます。
議案第84号・教育長の給与、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、国において、特別職の職員の給与に関する法律が改正されたことに伴い、これに準じて教育長の給与の改正を行うため条例の一部を改正するものでございます。改正要綱について申し上げますと、通勤手当を新設することとしたことでございます。
議案第85号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて。
本件は、
国家公務員の給与が
人事院勧告に伴い改正されたため、これに準じて石岡市職員の給与の改正を行うため、条例の一部を改正するものでございます。改正要綱について申し上げますと、1つ、職員の給与月額を平均3.64%引き上げること。2、扶養手当及び通勤手当について
国家公務員並みに引き上げること。3つ、期末手当の支給割合について、12カ月期2.0カ月分を2.1カ月分に引き上げること。4、日直手当を600円引き上げること。5、
管理職員特別勤務手当を新設すること。
以上の1から3の改正は、平成3年4月1日から適用し、4の改正は、平成4年1月1日から適用し、5については、平成4年2月1日から施行することとしたことでございます。
議案第86号・平成3年度石岡市
一般会計補正予算(第5号)について。
今回の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億938万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額を153億4,428万円としたものでございます。
補正予算の内容については、
人事院勧告に伴う
人件費所要額等でございます。
議案第87号・平成3年度石岡市
授産所特別会計補正予算(第1号)について。
本会計の
補正予算は、予算現額に
歳入歳出それぞれ28万円を追加し、補正後の
予算総額を3,338万円といたしたものでございます。
補正予算の内容については、
人事院勧告に伴う
人件費所要額でございます。
議案第88号・平成3年度石岡市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。
本会計の
補正予算は、予算現額に
歳入歳出それぞれ254万円を追加し、補正後の
予算総額を25億2,918万円といたしたものでございます。
補正予算の内容については、
人事院勧告に伴う
人件費所要額等でございます。
議案第89号・平成3年度石岡市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について。
本会計の
補正予算は、予算現額から
歳入歳出それぞれ110万円を減額し、補正後の
予算総額を14億2,220万円としたものでございます。
補正予算の内容については、
人事院勧告に伴う所要額と人事異動に伴う
人件費関係経費について、予算科目内での調整を行い、不用額について減額したものでございます。
議案第90号・平成3年度
石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について。
本会計の
補正予算は、予算現額に
歳入歳出それぞれ127万円を追加し、補正後の
予算総額を3億1,067万円といたしたものでございます。
補正予算の内容については、
人事院勧告に伴う
人件費所要額等でございます。
以上、提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上議決を賜りますよう、お願い申し上げまして、説明を終わります。
4 ◯議長(金井一夫君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
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日程第2 一般質問
5 ◯議長(金井一夫君) 次に、日程第2、一般質問、これより市政一般に関する質問を行います。質問は、通告の順にこれを許します。
最初に、10番・鈴木重夫君。
〔10番・鈴木重夫君登壇〕
6 ◯10番(鈴木重夫君) 10番・鈴木重夫でございます。
改めまして、新年おめでとうございます。本年もよろしくご指導ご鞭撻賜りますよう心からお願いを申し上げます。
さて、厳しい選挙戦を勝ち抜き、見事初当選をされました
木村市長のご就任まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。今、静かにこの石岡を見つめるとき多事多難が予想されます。そのような中で、新市長に対する市民の期待もさらに大きなものが予想されるところであります。また、我々議員に課せられた責任の重さについても強く認識されるところであります。執行部、
議会ともども双方が
議会制民主主義の基本にのっとり精一杯の努力をなされるべきであると確信を持つものであります。
そこで、この件は大事な問題なので、6月議会にも取り上げたが、市長もかわったことなので、再度お伺いをいたしたいと思うものであります。
質問第1項、
議会制民主主義の確立について。
本件については、市議選後初の議会、すなわち6月
議会一般質問におきまして取り上げたものでありますが、
議会制民主主義下における議会と執行部とのあり方及び議員としての方向性についてその原点を振り返り、執行機関と議会の関係の再認識と自分の戒めとして疑問点をただすとともに、その確立のため最善の努力を払うものであります。議会と執行部とは車の両輪のごとしと言われております。全く明言であると申せます。議決権と執行権は法によって確立されたものであり、その車の両輪は常に一体化することなく、一定の間隔を置きながら、お互いに市民生活の安定と福利の向上のために政策を論じつつ、よりよいコンセンサスを得ながら前進しなければならないと考察されるところであります。
そもそも
地方自治とは憲法第8条に定めるところであり、
地方公共団体の長、つまり市長とその議会の議員は住民の直接選挙により決定されるものであります。国の統治構造として中央集権と地方分権があり、国においては国会議員を国民が選挙により選出し、国会で内閣首班を選び、その選ばれたものが内閣を組織し行政を執行する議員内閣型であります。一方、
地方自治体においては、長も議員も住民による直接選挙により選出される大統領型の政治構造となっておるのであります。いいですか、ここは大事なところなどでもう一度申し上げてみたいと思います。
地方自治体においては、長も議員も住民による直接選挙により選出される大統領型の選挙による政治構造になっておるのであります。市長と議会との関係は互いに牽制し合い優劣感がなく、常に並列対等の関係であることが定められておるわけであります。さらに、
地方自治法においては、住民の
意思決定機関としての議会に対し第96条による議決権を初めとして同意権、調査権、検査権などの権限が与えられ、これら権限の行使に当たっては同法第6節によって細かく規定づけられております。また住民により選ばれた長に対しては、同法第147条の
総括代表権、148条の事務の管理及び執行権、第149条の担任事務などの機能と権限が定められております。私は、これらの同時構造を深く認識することが、すなわち自分みずからの戒めとともに、政治に携わるものの全身の基本であると考えておるものであります。
そこで、木村新市長は議員を2期やられておられますので、十分ご承知であり、釈迦に説法のごとき質問になるかもしれませんが、本件は、今後の行政運営上重要な問題であるので、あえてお伺いいたすものであります。
議会制民主主義に対する
基本的認識と今後の対応について具体的にお答えをいただきたいと存じます。本件に対する答弁は、この後で伺う選挙公報に出ております5番目の政策の問題、6番目の行政の一本化の問題とのかかわりもありますので、慎重な答弁を要求いたします。
質問第2項、市長の選挙公約について。
木村市長は、去る12月8日の選挙において、1万5,498票を獲得、現職市長を石岡市開闢以来の4,200票をも引き離して、当選は1万4,200票も引き離しての当選は、お見事と賞賛せざるを得ません。この事実は、木村候補のあらゆる機会をとらえての運動が功を奏したものであると思料されます。
そこで、
後援会つくりに使われた資料だと思いますが、
木村芳城宣言・新
石岡主義、まずこの
パンフレットの中から若干お伺いをいたします。およそ政治の世界で、主義主張ということは、それなりの重要な意義を持つものであります。特に主義の持つ範囲と意義は大きなものがあります。ご承知のように、
自由民主主義にも社会主義にも共産主義にもイデオロギーの変革に伴うプログラムとも称せられる綱領なるものが明確化されなければならないものと理解いたします。新
石岡主義の綱領はいかなるものなのか、お示しをいただきたいと思います。さらに、旧
石岡主義とは一体どんなものなのか、あるのかないのか、この際ですので、明快にしておきたいと思います。
次に、その中に出ている目玉とも称されるCATVを利用した
緊急在宅医療システムについて、これはどのようなことをしようとしているのか、CATVへの基礎知識と
緊急在宅医療の範囲について、具体的にお答えをいただきたいと思います。
次に、希望者が100%入居できる
未来型高齢者の福祉施設の建設、大変によい施設が計画されたものだが、いつまでにどのような財源を使ってどのような規模のものをどこに建設しようとしているのか、具体的にお示しをいただきたいと思います。
次に、
ミニCATVの開局と市民情報の確立がうたわれておりますが、この具体的な進め方について、お答えをいただきたいと思います。
次に、保育施設から大学誘致を含む
市内一貫教育施設システムの確立とはどういうことを言っているのか、具体的にご説明をいただきたいと思います。
次に、教育費の父母負担の軽減。保育園、幼稚園の
完全給食サービスの実施と書かれておりますが、現行法に合わせ、何をどうしようとするのか具体的にお答えをいただきたい。この
パンフレットの内容については、まだまだたくさん疑問と思われる点があります。そのどれをとっても市民にとってはすぐにやってほしいことであり、すばらしいことであり、その大きな夢を
木村市長に託されたものと判断されます。しかし、我々政治の舞台から見ると、そのいずれもが大きな疑問でしかありません。随時解明をしていきたいと存じておるわけであります。
続いて
選挙公報関係の疑問に移ります。
木村市長は、選挙公報に6項目の公約を掲載いたしました。私はこの6項目すべてについて疑問を持つものであります。しかしながら、今回はその6項目すべてについてでなく、主なものについて伺ってみたいと思います。その1項目目に、住民対話を最優先、開かれた市長室をつくります、となっているが、住民対話を最優先は大変結構なことであります。開かれた市長室はどのようにつくるつもりなのか、お答えをいただきたいと思います。さらに、これまでの市長室は閉ざされた市長室であったのかどうか、もしそうであったとすればその実態もあわせてお答えをいただきたい。2、3項目についても問題はあるが、さほど大きな問題ではないので割愛をいたします。
次の4番目の
地方自治も経営の時代、財源をふやし福祉に還元します、に対する疑問について伺います。まさに、
地方自治も経営の時代、
企業感覚そのものが要求される時代でもあるとも言われます。しかし、自治体は商人や興行師ではありません、勝手に財源増幅を図ることはできないことに自治法上の制限があるものと認識いたすとともに、福祉に還元する場合にも同様との認識を持つものだが、市長の具体的な認識状況とその対応についてお答えをちょうだいいたしたいと思います。
5番目の、政策は、市民の皆さんとともに考え実行します。これには全く驚きの一語に尽きます。主権在民の世の中とは申せ、全く政策を示さない政治家が存在するということであります。議員ならいざ知らず執行権者である
市長候補者の選挙公報の中に、政策を明らかに示さないということは全く考えられないことであります。
議会制民主主義の中でも申し上げたとおり、両者の関係は車の両輪のごとく、片や議決権が、片や執行権が大きな権利がただ1人の人に発生するわけであります。自治法上の条文解釈からいっても、道義的に、市長ともなるべき政治家は、少なくとも選挙の時期には正しい政策を樹立し、選挙民の批判を勇気を持って受けなければならないものと考えられますが、その点についてお答えをいただきたいと思います。
次に、6番目の行政の一本化、国、県、市を目指しますと。この表現の意味は何を意味するのか判断に苦しみます。今、国を挙げて地方の時代、
ふるさと創生基金を基礎にふるさとの
特徴づくりに中央集権を避け、地方分権を推進、一極集中より他
極分散型社会へと行政も本来の
地方自治の方向へと歩みつつあるかと思っている矢先に、全く逆行する方向の行政の一本化を目指すとは、言っていることが全くわけがわからない。これまた
地方自治法そのものを否定することであり、
議会制民主主義の根幹をも揺るがしかねない大問題であると認識されるところであるが、市長の明快なる答弁を要求いたします。
以上が、選挙公約ともいえる後援会の
パンフレット及び選挙公報から拾い出したものであります。
公約とはちょっと違うが、新聞紙上で出た問題で気になる問題があるのでこの際お伺いいたします。
平成3年8月15日発行の
府中タイムス紙の1面に、『このままでは石岡がだめになる。今こそ』のタイトルで
木村市長の特集が組まれ、当時は市長になっておりませんけれども、特集が組まれ、各戸配布されたものであります。その中で、市長が「いつも与党議員として
ホットコーナーにいた人には理解できないと思います。私が今回市長戦を考えるてこになったのは、4年間野党議員として活動した中で、私なりに議会はかくあらねばならぬという啓示に打たれたことです。さらに私は議会人として体験したやりきれない憤りをてこに選挙運動をしております。』という記事に出会いました。また、告示後の12月3日付、
茨城新聞紙上の候補者の横顔欄があり、届け出順に経歴を含めた3人の候補者それぞれの
インタビュー記事が掲載されておりました。その中に、やはり市長の言葉が出ておりましたが、「現市政のやりきれない憤りをてこに」という言葉に出会い、私は大変驚きました。
そこで伺うが、何がやりきれないのか。与党議員がなぜ
ホットコーナーにいるのか、さらに、現在の民主化された議会運営で不満の発生する原因は何か、その原因を解明していただきたい。また、政党政治をしているわけでもないのに、これから市長になるという人が、与党の野党のということは不見識なことであると考察されます。この与野党の見解についても、この際明快にしておいていただきたいと思います。さらに、憤りということは
感情的表現であると認識いたします。市長に当選した現在、この憤りを何にぶっつけるつもりなのか。政治が感情的な処理がなされるとなると、市民にとっては甚だ迷惑であると断じられます。的確なるお答えを期待をいたします。
質問第3項、平成4
年度予算編成方針について。
昨年まで続いた
バブル経済も、完全に崩壊いたしました。日本経済は急激に音を立てながら落ち込みつつあると言われております。昨年末には対米対策もあってか、日銀は12月30日朝、
臨時政策委員会を開き、現行5.6%の公定歩合を0.5%引き下げて、年4.5%にすることを決め即日実施されました。このことは、昨年1年間に3回利下げを行ったわけだが、7月、11月2回の
利下げ効果が出ないまま、国内景気が緩やかに減速する中で
企業マインドが落ち込み、年末の異例の金融緩和で景気のてこ入れをねらったものと見られ、金融政策は景気中立型から景気刺激型に移行したととも観測されるところであります。政府は、昨年12月中に平成4年度の予算の概要を決定したようだが、その内容は御多分に漏れず景気の後退を繁栄し、歳入の大幅減退が目立ったようであり、歳出の縮小傾向が伺われた模様に認識しております。今
日本国じゅうの経済が沈滞傾向にあり、厳しい傾向にあると称せられます。そのような厳しい状況の中で平成4年度を迎えようとしておるわけであります。
当市にとっては、昨年度、
目標年次平成12年度とする第3次石岡市総合計画が作成されております。本計画が、当市の新年度の予算編成にしんしゃくされるのはしごく当然であります。また、新市長を迎えその選挙公約が新
年度予算編成方針の中に入っておっても不思議はないものと判断できるが、その辺も含めて具体的にどのような
進展状況下にあるのか、お答えをいただきたいと思います。さらに、
歳入歳出規模の内容、これは前年度と比較対照してどうなのか、また歳出の中で、新
年度新規事業として予定されている主なものは何なのか、それらについてを具体的にお答えをいただきたいと思います。
以上で、第1回目の質問を終わるわけでありますが、私事になり大変恐縮ですが、健康を取り戻したとは申せ、まだ療養中の身でありますので、答弁は明快に再度の質問に渡らないよう特段のご配慮を賜りますよう心からお願いを申し上げるものであります。
7 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
8 ◯市長(
木村芳城君) ただいま、
鈴木重夫議員から質問されました何点か、ご答弁を申し上げるわけでありますが、第1点目の
議会制民主主義についてでございますが、
鈴木重夫議員とともに8年間の議会生活の中でも、常々に各執行者に対しましてのご質問を聞いてまいった1人でありますので、十二分に執行権と議会の運営につきましては、私もただいまのご質問とおりのような状況で進めてまいりたいと、このように考えていたわけでありますので、ただいまご質問のとおりに、私も執行権と議会の議決権を十二分に踏まえまして、そして執行権の確立といたしましては、市長の執行権というものに対する考え方を私なりによく持って、そして議会の皆様方にもその点を十二分にご理解いただきながら、ご協力をいただいてこれからやっていきたい、このようなことで考えているわけでございます。そして、よく言われるように、議会と執行部が車の両輪のような、ただ今お話がありましたように、私もその状況を保ちながら、それぞれの異なった権限の調和の中でやっていくならば、決して間違った方向には進んでいかないだろうと、それが歯どめになると、このようにも受けてる1人でありますので、ご理解を賜りたいと思ってるわけであります。
次に、2点目の、私の選挙戦の公約並びに施策の中のご質問でありますけども、先ほど来十二分の答弁をいただきたいということでありますので、私ながら、この選挙戦に対しましての姿勢、そして私が各地域でいろいろと話をしてきた中でのことを答弁して
鈴木重夫議員にご理解を賜りたいというふうに思ってるわけであります。
その中で、私のとりあえずのその政治姿勢だけはお聞きしていただきたいというのは、私は、政治姿勢は常にあすの石岡を考える、新鮮な感覚と情熱を持って
都市づくりの主体は市民であることを基本姿勢に、そして清潔で公平な政治を推進して、市民との共同による
まちづくりを進めてまいりたいと、このようなことで私は政治姿勢で望んでいたわけであります。
その中で、最初に出ました新
石岡主義のことでありますが、私、常日ごろ、そして議会活動を通しまして考えていたことが「
未来型福祉都市石岡計画」であって、そして「生き生き
シティ石岡計画」であって、そして「ゆとり豊さ石岡計画」を3点ほど基本的に頭にあったものでありますので、それを主張してまいってきたものが、新
石岡主義という表現したことでありますので、ひとつご理解を賜りたいと。具体的なものもあると思いますが、そして主義というとらえ方につきましては、イデオロギー的なものでないことだけはひとつご理解を賜って、ただいま申し上げました表現のあらわれの状態であります。ですので、旧
石岡主義があるのかというご質問でありますけども、ただいま申し上げましたような3つの私の議会活動を通して計画があったものの中から新
石岡主義という表現して題を出したものですので、ご理解を賜りたいと思っているわけであります。
そして、「
未来福祉都市石岡計画」の中で、具体的に何点かご質問等がありましたけども、私といたしましては、これを掲げながら各地域を回りまして、固有名詞は避けますけども、私の
パンフレットを見て、このようなことで、私は寝たきりのおばあちゃんを面倒見ているんだと、それだから1日でも2日でもいいからお預かりしてくれる施設が石岡で欲しいし石岡で福祉を考えてもらいたいと。このようなことから、福祉都市石岡というようなものも何点か挙げてきてる。それから、
ミニCATVの開局の市民情報、情報はいっぱいありますけども、情報をまとめて正しくお知らせしなきゃならないのも行政のものかなということでいろいろと聞かされていた1人であります。それから、保育大学誘致までの一貫したものであります。それから、教育費の父兄軽減。完全給食等におかれましても、自分なりにもその地域で、そして自分なりにもこの問題には取り組んできた1人といたしまして、このようなことができればしなきゃならないというようなことも含めまして、「ゆとり豊さ石岡計画」ということで進めてまいったわけでありますので、ご理解を賜りたいと考えてるわけであります。
次に、6項の中の公約でありますが、住民対話を最優先し、開かれた市長室に。どういうことかというご質問等でありますけども、今回の市長選で、私が市民の皆様にお約束いたしました住民対話と開かれた市長室の問題でございますが、申すまでもなく、これに流れておりますことは、私は主権在民の政治姿勢であるというふうに常々に思っておる1人であります。したがって私は、市長として市の行政を推進するに当たり、市民の声を反映する市議会において諸施策や問題点に十分ご論議をいただきつつ、民主的かつ公平な手法で市民生活の向上と市勢発展のため全力を傾注するところでありますのでご理解賜りたい。なお、市長室とは、私の政治心情として、議員時代より持ち続けてきたものを表現したものでございまして、住民対話を絶えず念頭に置きながら、声なき声をくみ取るとともに、市民本位とするため、開かれた行政を行うという表現でひとつご理解を賜りたいと思っておるわけでございます。
それから、
地方自治も経営の時代ということでご質問を受けたわけであります。私は、この経営の時代をとらえた場合には、一般の民間の
会社と同じようなとらえ方で、最小の経費で最大の効果云々というようなことで、常々経営者そのものが話しているようなときが今行政でも来ているんではなかろうかというようなとらえ方でここで表現をし、また財源をふやすということでありますが、これは税金を上げるということではありませんので、ひとつご理解を賜っておきたいと思います。基本的には、市の産業、これはもう工業、商業、農業も含めてでございますが、活性化を振興して市民所得の向上を図っていくこと、私は大切なことと思っております。それは土地利用における市街地未利用地に対する活用の推進等も図っていくことが重要な課題であると。
鈴木重夫議員が常々に一般質問してまいりましたあの工業団地の中での増設の方も、2社が約1億円ずつの所得を突破してるわけです。こういうようなものも私も含めまして財源のふやすいろんなものではなかろうかと、こういうふうに認識しております。どうかこういう点で今後努力して、今後力合わせていきたいというのが私の
地方自治も経営の時代であって、財源をふやして、そして福祉に還元をすると、こういう表現でございますのでご理解を賜りたいと。
行政の1本化、これは国、県、市を目指すというふうに私は言ったわけでありますが、今日の政治情勢において、
地方自治体を円滑に運営していくためには、国、県、市が一体となった行政運営を図らなければならないことはもう皆様もご承知のとおりであると思います。石岡市歴代市長が鋭意努力してきたところであると思います。今日において、石岡市には、首都圏における近隣市に比べ道路行政の立ちおくれ等が大きく取り残されているのが現状ではないかと私は思ってる1人であります。こうゆった状態を打開していくためには、何よりも国、県、市のより密接な連携と調整が求められなければなりません。そのためには、今まで以上、ご協力を賜りながら、各界各方面の働きかけを強めて、そして市民にとって実りある行政を目指していくというようなことでございます。そのようなとらえ方から、私は行政の1本化という表現でありまして、1本化の用語の不備につきましては、大変
鈴木重夫議員から出しましたような点でありましたことにつきましても、用語の不備につきましてご理解を賜りたいというふうに思ってるわけであります。
最後に、新聞についてのご質問が出ましたが、野党議員としての云々、やりきれない気持ちのことでありますが、まあ、私与党野党というような表現をしておりますけども、本当に26人の議員としてその場にいたことは事実でありますから、そのような表現であらわしたこともありますけども、
議会制民主主義の中での冒頭に申し上げましたように、一緒に十二分に市民の豊かな、そして暮らし豊かなものにしていくためのものについては、与党野党でなくて、一議員としてしていたものに、市長に対する政策をぶっつけてきたというようなことが、ままならないこともあったとしてそのような表現であらわしたというふうに思います。なお、やりきれない気持ちとぎこちない気持ちはどこへぶっつけるかというご質問でありますが、これは私の趣味であります弓道の方にでも一生懸命ぶち込んで、これからご指導を賜りたいというふうに考えております。
なお、新年度の
予算編成方針につきましては、担当部長の方から、説明を差し上げたいと思います。
9 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。
〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕
10 ◯総務部長(苅部一太郎君) 新年度の
予算編成方針について、お答えを申し上げます。
平成4年度の予算編成につきましては、現在、事務当局におきまして編成作業を進めておるところでございますが、編成方針につきましては、前市長より明示しております方針につきまして、新市長におきまして確認をいただきまして、新市長におきましても施策に対する基本的な考え方につきましては、方針を基本とするということで、私どもといたしましては、年度を通じました総合予算の編成を進めるということで現在事務を進めているところでございます。現在の状況といたしましては予算査定を進めている段階のために、ただ今ご質問にございましたように、
歳入歳出の予算規模等については、現在申し上げる段階ではございませんので、ご了解を賜りたいというように存じます。
ちなみに、現在各部等より提出をされております予算の総要求総額といいますか、それらについて申し上げてみますと、一般会計では、歳入の要求総額で136億8,500万円、それから歳出合計で160億8,400万円ということで、その差は財源不足額で約24億円という状況の開きになっているものでございます。それから、新規事業についての内容というようなご質問でございますが、これらにつきましては、例年予算編成作業に合わせまして総合計画に定める3カ年の主要事業施策等の実施計画、これらについての見直し作業を行うわけでありますが、これらについても現在まだ市長査定が済んでおりません。さらに、新年度の予算査定につきましても、ただいま申し上げましたような状況でございますので、市長査定が済んでおらないというような段階で、新規事業の内容等についても現在申し上げる段階でございませんので、ご了解を賜りたいというふうに思います。それから、主要施策等につきましては、
予算編成方針の中でも平成4年度の事業として取り上げてる事業を中心として総合計画を中心とした予算編成を進めるということが基本的な流れでございますので、ご了解を賜りたいというように思います。
それから、当然新規事業の内容の中に新市長の政策的なものが入るのかというご質問でございますが、これらについても主要事業の見直しの中で市長の査定がまだ済んでおりませんので、現在では申し上げられませんので、ご了解を賜りたいというように思います。
以上です。
11 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。
答弁者に申し上げますが、質問者の趣旨に沿ってひとつ答弁をしていただかないと議事が進行しないと思いますので、休憩中にひとつその辺をよろしくお願い申し上げたいと思います。
午前10時54分休憩
───────────────────────
午前11時31分再開
12 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
13 ◯市長(
木村芳城君)
鈴木重夫議員に対しまして答弁漏れがありましたこと大変申しわけありません。私の公約の中に、政策は市民とともに考えるという大きな点を答弁漏れしてしまいまして、この点につきまして、とりあえず私当初に政治姿勢について答弁したんですが、その後に、私は施策に対する基本的な考えを述べておかなきゃならないというふうに思って答弁漏れをしてしまいました。
これは、石岡市は21世紀を臨む最後の10年間に当たる今年4月に、今後の10年を展望する市政の指針として、第3次石岡市総合計画による基本構想がスタートしたわけであります。新しい基本構想は、石岡市を取り巻く地域動向、高齢化、情報化、国際化、産業活動、住民の価値感等を社会環境の大きな変化の中で、今
地方自治体として、また石岡市として取り組まなければならない課題は何かの認識に立って計画策定が進められ、市議会を初め市民の皆さんの参画と賛同を得て本計画が樹立されております。この基本構想に描く本市の将来都市像は、自然と歴史、文化の共生した快活都市の実現を目指すものであり、自然との共生、歴史との共生、文化の創造、快適環境の創造を基本理念とした
まちづくりであります。
先の議員活動において、この計画樹立に参画した1人として、第3次石岡市総合計画を基調として、今石岡市に与えられた施策課題を一つ一つ市民の皆さんとともに解決に努力し、行政の一貫性、継続制を十分考慮に入れて本市の目指す
まちづくりを推進することが市政執行者としての責務であると私は認識している1人であります。常に一貫した政治姿勢を堅持し、総合計画に基づいた施策の基本方向を目指し、計画的に今なすべき山積する課題の解決に取り組みを図ってまいる考えであります。この施策に対する基本的な考えに立ち、本市総合計画の目指す将来都市像の創造、
まちづくりの基本理念を姿勢として、人々が生き生きとしたまちで、地域が生き生きとしたまちで、自然が生き生きとしたまち石岡の創造に向かって全精力を傾注していきたい、このようなことが私の施策に対する基本的な考えでありましたものですから、ここに鈴木議員からご指摘いただきました、政策は市民とともに考えるというようなことで、ともに考え実行いたしますということを今述べましたような第3次石岡市総合計画を基調として政策課題を一つ一つ市民の皆さんとともに解決に努力していきたいと考えてるわけであります。そして行政の一貫性と継続性を十分に考慮に入れて推進してまいりたいという考えで、この事点を取り上げた次第であります。
なお、新
石岡主義の中で、具体的に、未来型老人施設100%の入居、
ミニCATVの具体的な進め方、保育園並びに大学の一貫教育をどのようにするか、父母負担と幼稚園児の給食についてという3つの私が頭に描いておりました計画の中の具体的なご質問等もありましたが、その点につきましては、これからただいま申し上げました総合計画の中でいろいろとご検討しながら進めていけるものからして、今後の市民の皆さんに、この新石岡を
パンフレットをつくりました1人といたしまして、そのような基本的なものを踏まえて今後進めていきたいというふうに考えております。ご理解を賜りまして答弁とさせていただきます。
14 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。
午前11時38分休憩
───────────────────────
午前11時45分再開
15 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質問の趣旨と答弁者の意思がかみ合いませんので、午後1時に再開することにいたしまして、その間に、質問者と市長の間で、答弁の調整をしていただきたいと思います。
暫時休憩いたします。午後1時再開いたします。
午前11時46分休憩
───────────────────────
午後 1時01分再開
16 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
17 ◯市長(
木村芳城君) 再度ご答弁申し上げます。大変私が掲げておりました新
石岡主義のことにつきまして、再度私の方の大きな3点の中にそれなりのものをつけておきました基本的な考え方、そして具体的にどうなのかというご指摘に対しまして不備な答弁であったということであります。
最初に、未来型老人施設100%の入居の規模といいますか、それと建設的はどういうふうなことなのかと、こういうことでありますが、もう皆様たびたびいろいろ状態で老人人口が2倍になるんではなかろうかと言われて昨今いる中で、これからの老人の面につきましての考えを私は100%入居できるような社会復帰、社会生活、社会参加ができるような形の福祉住宅などもこの中に含めて考えていきたい。それから、市営のできる状態の中での今ある養護老人ホーム等々のセンターものが集約できるようなことも考えて石岡市の高齢者がそのようなときに当たったときに対応できるようなもので進めていかなければならないというふうなことから、まあ100%の入居できる施設云々と、こういうことで、この中には、体の不自由な人が日常の生活できるようなことも含めて考えていかなきゃならないだろうと、こういうことで、大型老人施設の対応ということで挙げたような状況であります。
それから、CATV、在宅医療についてでございますが、私の概要的な要素で、有線テレビによるこの在宅医療、これも大変難しいことでなかろうかというご指摘のことでありますが、これは有線テレビの優れた機能を双方向けの通信でやるわけでありまして、見る側も、それから局としての方も情報も送ると。例えば老人世帯でいろいろと役所でも取り上げておりますが、老人世帯で急病などが発生した場合にですね、即座に病院の医療関係に回路が結ばれて、そして適切な治療、適切な問診、そういうようなものが受ける方としてできるかと、それがうちと病院とが、テレビ電話とかテレビのあれで結ばれる、こういうような医療サービスを見た場合に、私はCATVによる在宅医療のサービスがないものかと、こういうようなことでここに挙げてきたわけで、21世紀に向けての一つの大きな状態であります。これは第3セクター方式で資本金をつくりまして、どうするかと、こういうような角度からも見ていた1人であったわけであります。そういうようなことも含めまして、財政厳しい状態でありますから、今後のいろんな状態を見ながら進めていかなきゃならないということでありますが、老人の高齢者に対するいろんな施策は考えなきゃならないと、こういうとこにひとつご理解を賜りたいと、こういうふうに思ってるわけであります。有線テレビの具体的な進め方等についてのご指摘でございますが、ただいま申し上げましたような、一つのミニ有線テレビですから、この石岡5万余市民の1軒1軒の中でどうとらえていくかというのも大きな問題がかかってきておりますが、そのようなことについても、できるようなものがないかと、これが一つの当初後ろにあります情報化サービス、それも含めたものとして、開局が情報化、例えば、私の幼稚園のお母さん方が、若いお母さん方がいろんな書物情報によりましてはんらんをしているんじゃないだろうかと、そういうときに、今この悩みを、こういうところでこの人にと、こういうふうになってきたときの情報サービスが行政でもお手伝いができれば、お母さん方が安心して子育てから学校教育に携わるのではなかろうかと、こういうふうに思いながら、行政の情報サービスということも含めていたわけであります。
それから、保育施設と大学誘致を含む市内一貫教育のシステムの確立でありますが、保育施設、保育所、幼稚園も含めて、環境整備も整えなければ、やはり小中学校に向けての要素が大切ではなかろうかと、こういう点から、私立、公立ともに施設の充実には行政もお手伝いできるところはしなきゃいけないんではなかろうかというふうなものと、大学、まあ小中校学んだ方々が、この石岡地で大学まで求められるところに大学があって、そこに入学ができたと、こういうようなこととらえて、私なりにも一貫というような言葉で、ここに一貫教育システムと、こういうことでありますが、前任者が掲げております大学誘致というようなことにも十二分に検討しながら進めていくことが望ましいのかなと、こういうことでいたわけであります。
もう1点の教育費の父兄負担の軽減でございますが、これはいろんな面で今教育費のかかるものにつきましては、私は幼稚園の公立、私立ばかしをとらわっておりますけども、そうじゃなくて、小中に含めましての点につきましても、父兄負担の面には目を向けていかなきゃならないというふうに思いながら、この点についても、今後、財政といろんなものにつきまして検討していかなきゃならない、考えている1人であります。
それから、保育園、幼稚園の
完全給食サービスの実施ということも述べたわけですが、今の小中の完全給食だけでももう相当なるいろんな議論をされている昨今でありますが、そこへ私の幼稚園、保育所の完全給食ですから、ただまあおかずだけ、各幼稚園、保育所でつくってるわけであります。そのようなところで、ごはんだけ各家庭から持ってきてもらっておるのが現況でありますから、そのようなところでおかずだけでも、それから各幼稚園でヤクルトとか牛乳とかいろいろ飲んでおりますが、そういうようなものもとらえて給食的なサービスがないものかと、こういうとらえ方でここに挙げたわけであります。いたしましても、私が当初申し上げましたように、いろんな角度から一生懸命に歩って聞いていた中でこのようなことが欲しいなということも含めて当初申し上げました3つの私の基本的な考え方から具体的に載せてこの
パンフレットが出ていたのが、新
石岡主義でございますので、その点を含めてひとつご理解を賜りたいと。財政との含みも十二分に今後検討しながら進められていければと、こういうことでありますので、ご理解を賜りたいと思っております。
最後の新聞で出ておりますいつも与党議員として
ホットコーナーにいた人には理解できないと思います、私が今回市長選を考えるてこになったのは4年間野党議員ということのご指摘でございますが、先ほども申し上げように、
議会制民主主義の中を十二分にとらえている1人でありますので、与党野党そういうことの体制ではなく、これから自分なりに当初申したようなことでいたし、与党議員としての云々という議会軽視したようなことでもありませんので、ひとつご理解を賜り、現市政にやりきれない怒りをということも、まあ、住民の一つの立場でいろいろこう聞かされたものが、現市政のやりきれないところにぶつかったことで、このようなことを言ったということでありますので、ひとつご理解をいただきたいと、こう考えているわけであります。与党、野党、そういう差をつけずに議会運営に努力していきたいと、こう考えてる1人であります。
ミニ有線テレビ、ミニテレビの開局ということも生き生きシティ石岡に載せてありますが、まあ具体的にという質問等でございますが、ここに掲げてあります本当に大変難しい状態であることは私も承知しております。生き生きシティ石岡を考えた場合に、こういうミニテレビの開局などはどうなのかと、こういうこともここで私これつくるときに議論したことは事実であったものですから、そのようなことで、先ほどの、次にあります住民情報サービスの確立としてのとらえ方で答弁をさせていただきましたので、ご理解を賜りたい、そういうふうにこう思ってるわけであります。
18 ◯議長(金井一夫君) 10番・鈴木重夫君。
19 ◯10番(鈴木重夫君) 答弁が一応戻ってまいりましたので、2回目の質問をいたします。2回目の冒頭に執行部の皆様方に申し上げたいと思います。午前の部に、再三答弁漏れがあったわけであります。市長個人に対する質問であったわけでありますけれども、聞いておったのは執行部の皆さん方聞いておったわけであります。メモは皆さん方が取れたわけであります。市長1人で取ってたものではないわけであります。そういうような関係から、市長1人で取れなかった分は、執行部の皆さん方が援助をしてあげれば、市長1人で答えをすることなく補佐ができたはずではなかったかと、そういうことであれば、あのように答弁漏れがたくさんできることがなかったんではなかろうかと、このように考えるんです。非常に重大な問題なんです。選挙で公約をしたことは、あれだけの数多い人たちの支持を得た市長が、その約束を守るか守られないか、それは議会によって監視をしていかなければならないことなのです。そういうような問題からいくと、非常に重要な意義が先ほどの言葉に秘められておるわけです、双方の言葉に。そういうような問題から言って、私ども議会においては真面目にこの質疑を行っておるわけです。そういうような問題からいきましても、私どもは、この質疑においてどのように取り扱うかということを、大変先ほどの質疑の内容を残念に思うわけです。何度も何度も答弁漏れをしておるというような状態を。
特にですね、新
石岡主義なるものの一番最初に書かれていったもの、それが答えられてないんです。だから、私はそれを答えに出てこない限りは困るわけなんですね。今どうしてもそれが答えに出てこないわけです。そうしたら結局、先ほど、その市長室でその問題をやりましたら、実はこの
パンフレットというのが細かい字で書いてあるので、私も拡大をしまして大きい字にしてよく見たわけです。そうしましたら、市長も、あるいは収入役も総務部長も、まあ在席したわけですが、その場へ。いずれも大きな字にしたものを持っているんですね。それだったらば、なぜそれだけ大きい字にしたやつを持ってるんでしたらば、なぜ初めからそれらのものを材料にしてかみ合わしてくれなかったのか、非常に残念だったと。このように私ははっきり申し上げたわけですよ。材料持ってるんですよ、3人が3人とも。非常にそういうような問題ね、非常に残念でしょうがないんですよ。
そういうところからね、我々の議会における質問というのはただだてにやってるわけじゃないんです。石岡市をどのようにこれから方向づけなきゃならないか。新しい市長ができれば新しい市長の方向づけをここではっきり見極めなくちゃならん、いうことで、大事に我々はこの議会というものを方向づけを考えているわけですから。そういう面からいっても、非常に今回の第1回目の議会としては残念に私は思うわけです。
そこで、第2回目の質問に入るわけですけれども、まず私は
議会制民主主義をなぜ今回も取り上げたかというような問題で、政策の立案の仕方について問題があったからなんです。先ほども申し上げましたように、憲法第8章と第92条によって、
地方自治が定められております。それで92条、93条で
地方自治の基本原則というものが定められておるわけでありますが、特に93条で、
地方公共団体の機関とその直接選挙というものがうたわれておるわけであります。
地方公共団体の長、その議会の議員というのは住民の直接選挙によって行われているわけですね。ここに、いわゆる政策の立案というものが、大統領型の選挙において政策の立案のない大統領というのはあり得ないわけです。そこに権威というようなものが持ち合わせていない市長というのはあり得ないわけです。方向舵のない飛行機というものになってしまうわけです。そういうようなものから、あえて私は権威のある市長を求め、政策立案のできる市長を求め、そのようなことの立派な石岡の市長を求めようとするから、あえて
議会制民主主義の確立を求めたわけです。そういうような方向を正確にお認めいただきまして、さらに法に定めのある議会というものをお認めをいただき、常に並列対等の関係をお認めいただく、いうことで、そのような関係があるとするならば、先ほどのような、いわゆる
ホットコーナーというようなものは存在してない、いうことになってくるわけです。いいですか、その辺が感覚の中にないから
ホットコーナーというものが出てくるんです。だから、与党の皆さんが
ホットコーナーにいるんだというようなものが市長の考え方に出てくるわけですよ。先ほど、それは市長になったから否定されたわけですけれども。市長になる前までは少なくもそういう考え方持ってたわけです。それは新聞にも報道されてるとおりです。その辺の考え方をここで改めなくちゃならないわけです。改めてください。その考え方がある限り、石岡市のよりよい指導者であり、よりよい権威者であり、よりよい方向を引き出す政策立案者にはなれないと私は思います。そいうようなことを十分ご検討をいただいてよりよい市長になっていただきたいと、いうことを懇願を申し上げておきたいと思います。以上で、この問題は終わります。
次に、市長の選挙公約の問題でありますが、今、先ほどの市長の新
石岡主義の答弁を聞きますと、主義というのはただ単に表現として申し上げたんだというようなことで言っておるわけでありますが、政治の世界で果たしてそれが通るでありましょうか。先ほど私は申し上げました。
自由民主主義の、あるいは社会主義の、共産主義の、これはイデオロギーであります。新
石岡主義、いう場合、これもイデオロギーであるというとらえ方を政治の世界では取り上げざるを得ないんだということを私は申し上げた。政治の世界では、そのような取り上げ方をせざるを得ないわけなんだと。そうしましたところが、市長は単なるそれは表現であるということなのだが、それで果たして通るのかどうか。私はそれでは少し余りにも言葉を軽はずみに使い過ぎはしませんかと。政治の世界ではそうは簡単には使えない問題ではなかろうか、いうように考えるので、その辺については、もう一度ご答弁をいただきたいと思います。新
石岡主義なるものの、主義そのものに対する考え方と、さらにそうなればイデオロギーに対する裏づけとして綱領というものがあるわけです。その綱領はいかなるものなのか、それをお答えいただきたい、いうことです。
次に、CATVの問題、これは、私はCATVの問題につきましては、60年の6月の議会で取り上げた問題なんです。そのころ郵政省でテレトピア計画というのが実はあったわけなんです。実は、その問題をこの石岡にテレトピア計画を引き入れてみたいというような考え方がありまして、その問題をここの議場で一般質問で取り上げたことがあるんです。ところがその時点では、CATVなるものがいかなるものであるかというようなことに対しては、ほとんどの方に知られざる問題だった。ところが、ここで幸いにして、
木村市長の後援会のこの冊子の中で取り上げられたわけです。で、その内容というものをよく見せていただき、それで1回目の質問で一番最初に内容の質問をさせていただいた。ところが何度待ってもこの問題が出てこない。なぜ出てこないのかと思ったらば、新市長はこの内容をほとんど知らない。だから出てこなかったんです。先ほど、議長室でこの問題に対して結局詰めをしたわけです。詰めをしたところが、結局この問題に対して、本来ならば勘弁してほしいという内容なんです。しかし、聞いた内容ね、勘弁するわけにはいかないわけですよ。そういうような内容のことです。
これは実はね、今市長の答弁があったわけですけれども、双方向性のテレビをこれは言ってるわけです。双方向性のテレビで第3セクター方式の内容を言ってるということなんですが。それでなおかつこれを高齢者にだけ当てはめると、こういうようなことを今市長は言ったわけですが、これ大変ですよ、高齢者だけにこれを当てはめるとしたらとんでもない高いものにつきます。これ全戸対象にしなかったら大変ですよ。全戸対象にしなかったらこの問題はえらい高いものについてしまいます。これはね、まだやっぱりこの問題を知らないからそういうようなこと言ってるんですよ。これあなたの後援会のこれ宣言の中の一番トップにこれ書かれてる内容ですから。あんた一番これは研究されてる内容だと思うんですが、研究はされてないと思うんです。
それで、実際にはね、
緊急在宅医療の範囲内という内容ですがね、これは国保対象か、あるいは在宅老人対象か、あるいは福祉対策対象か、そういうようなものをこういろいろと対象を考えるんですが、これは全戸対象でないと無理なんですね。そうでないと、老人対象だと外したりつけたり外したりつけたりしなくちゃならないわけですよ。そうでないとね、それだけでもいろいろな問題がこう変わってくるわけですね。これ今まで老人対象のうちにつけておいた。今度は老人がいなくなった。今度は老人の家へつける。そんなことやってたら大変な経費がかかってきます。最終的には、老人だけに必要なものじゃないんですよ、医療ですから。これはね、いわゆる
緊急在宅医療というのは全家庭の対象でなければならないということになるのが本当なんです。その辺が、まだ本当の意味での結局この問題を市長は突っ込んだ内容で研究されてないから、先ほどのような高齢者用だというような答えが出てくるんです。高齢者用だけにやるんだったら大変な経費のロスになりますよ。その方が安いと思っていたらとんでもない話です。その辺がまだやっぱり研究されてないと思うんです。これは私は60年の時代から、この問題をどういうふうにやればいいのかということの研究をしてきました。それなりの内容というものを持ってます。
今までこれらの内容に対して、
地方自治体でこれまでにニューメディアの対象として契約をやっておる各、第3セクターも含めてテレトピア計画からも含めましてやってるのが全国で9カ所ほどあります。これらの内容を見てみますと、いずれも、都市周辺の内容でやられているようでございます。なぜ都市周辺かというと、人口密度が多くないと効率性がないわけです。このCATVについてもう少し、ということは、
ミニCATVがもう1カ所で出てきますので、詳しくここで申し上げたいと思うんですが、CATVというのはケーブルテレビと、こう言われるわけですね。ケーブルテレビというのはもう少し具体的に言うと有線テレビなんですね。この有線テレビは、本来の使い方というのは、テレビのよく見えない場所、ここで使うというのが本来の使い方なんです。今、1991年3月末現在、総施設数は5万余に達しているが、そのうち許可施設は1,093あるわけです。そのうちのその加入者は約106万世帯である。そのうち都市型の施設数は102で、その加入者は約40万世帯である。つまりCATVの大部分は、テレビの難視聴解消を目的とした再送信専用施設である。これなんですね。いわゆる医療とかそういうようなものに使われてるってものは現在ではないんです、それはね。そういうようなものに使われてるのは極一部しかない、これはね。そういうようなものでやられてる内容というのを見てみますと、テレトピア構想の中にそれがちょっと入ってきてる。それからグリーントピア構想というのがあるんです。この中に1つある。いうことと、それから農村型のCATVの中にちょっとある。いう内容ですね。これはFPISというような農村多元情報システム、この中にちょっとあるというようなことでですね、実際には、厚生省関係のそういうような内容で使われてる内容ってのはまだないわけです。それをやろうとしてるわけですね。それもいいですよ、それは市民のためになることですから。それはそれでやろうとしていることはいいわけですけれども、問題は財政効率というものを考えなくちゃならないわけです。今のような状態の中で、財政効率それだけのことを高めた内容でやれるのかどうかと、その辺のことまで考えてこの計画というものは出しているのかどうなのか。それは言葉で言うことは簡単ですよ。絵にかいたもちということもありますがね、言葉で甘いものを言うことは。どんなことでも簡単ですよ、言うのは。問題はやれるかやれないかという問題になるわけです。
そういうようなことから言ってね、CATVのこの問題についてはですね、私は非常に難しい問題があるような気がしてならないわけです。
緊急在宅医療の範囲という内容もね、これも高齢者用にしますという内容ね、これは間違いだと私思う。これ間違いだと私は思うんだが、その辺もう一度、この辺お答えをいただきたいと思うんです、これね。そういう方向でお答えをいただきたいと思います。
さらに、100%入居できる未来型の高齢者の福祉施設の建設、これも大変いいことですよ、これは。だが、これも言ってることと、答えていることの内容がちょっとニュアンスが違うんですな。総合計画の中で言ってる内容というのは、この公約っていうか、この
パンフレットで言ってる内容とは違いますからね。これから先老人人口が2倍になるというようなことが先ほどの市長の言葉にあったんですが、老人人口が2倍になるというのはいつの時点をとらえているのか、これは福祉部長に答えてもらいますかね。これは、その人口がどういうふうになろうとしているのか。これはデータがあるはずですよね。老人人口がどういうふうになるのか。それから身障者も対応できるような施設にしたいというようなことだが、これは身障者の対応できる施設というような内容はね、これは当然これは考えてはいるわけですよ。これはただ100%という対応になりますとね、その辺の内容はどの辺までの対応を考えているのかということになりますとね、これは、さっきの老人人口と同じに、いわゆる老人人口ピラミットというのが対象として出されないとおかしいわけですよ。これ老人人口ピラミットの姿を出していただかないとわからないと思うんです、はっきりした内容というのは。老人人口ピラミットがいつ2倍になるのか、今よりも。それに対して2倍になるとすれば、100%入居できる姿の内容をどの時点でどういうふうにふやさなければならないのかというような内容は具体的に示してもらわなくちゃならないと思うんです。だから私の先ほどの質問は、いつまでにどの程度の規模の内容をつくるのかということを聞いてるわけです。それで財源はどのように考えているのかという、このことも聞いてるわけです。これは財政規模の内容に対してもこの問題は聞いてるわけですよ。ということは100%という数字を出している以上、これはその内容も聞いてるわけですよ。100%入居できるという内容を言ってる以上、いわゆる財政計画、あるいは財源規模もお伺いしなければならない、いうことでそれ聞いてるわけです。
そういう内容ですので、老人人口の、倍になると、2倍になるということも先ほど具体的に数字を言ってますので、じゃ2倍になるのに合わせた、いわゆる数字はじゃいつになるので、じゃいつまでにどういうような具体的な計画を持ってるのか、規模とそれから財政計画をお願いします。
それから
ミニCATV、これについてね、これはどういう規模のことを考えてるのかね、これさっきも何か幼稚園のお母さん方がどうのこうのというようなことを言ってましたがね、いわゆる規模の内容がわかんないんですよね。それは市民情報を多くするということはわかりますよ。ただ何をどういうふうにやっていきたいのかということに対する具体的な内容をお示しいただきたいんですよ。それをこれは具体的に開局すると、こう言ってるわけですから、じゃどういうふうに開局したいのかというようなことを具体的にお示しをいただきたいというようなことに考えるわけです。具体的に進め方もお願いします。
それから次に、保育施設から大学誘致を含む市内一貫教育システムの確立ということですがね、これは環境の整備、これは大学誘致を含めてということで答えられたわけですね。これはまあ答えてることはそのとおりなんです。ただ書いてあるのと答えてることは違うわけです。答えてることはそのとおりで間違いないんですがね。書いてあることは、市内一貫教育システムの確立をしたいと、こういうことを言ってるんでね。これは市長は、保育から大学施設まで、いわゆる市内一貫教育システムを確立したいと、こう言ってるんですから。ということは義務教育だけの確立だけでも今難しいですよ。義務教育の確立だけでも。一貫した確立というのは難しいです。そういう中で、それは保育から義務教育までの確立も、これも難しい。義務教育から高校までの確立もこれも難しいです。それを保育教育から大学教育まで一貫教育を確立したいということはね、これはシステムとして確立したいということを言ってるんで、これは100%私は無理な問題ではなかろうかと、こう思うんです。ただ、環境を整備する、という内容、これは私はできると思う。じゃ、これは言ってる内容間違いでしたという取り消しがあればそれはまあいいんですが、取り消されないままこれだということだと困るんです。システムを確立するという内容でそのままいくんだということになると困るわけなので、まあ、どういうような考え方でやられるのかもう一度これもお答えをいただきたいというようなことに考えます。
それから、教育費の父母負担の軽減、これもこれまで何度か各議員からもこれは出た内容でいろいろあったわけですけれども、これは軽減できるものは軽減をしてもらった方がこれはいいと思うんですが、軽減の仕方によっては交付金との関係も出てくる問題もあるわけですね。軽減できるものはなるべくした方がいいと思う。ただ軽減はいたずらにやると交付金との関係が出てくるものもあるわけです。その辺の問題はいろいろと問題がかみ合ってきて難しい。
それから、保育園、幼稚園の
完全給食サービスの問題。これは、先ほどの話を聞きますと、今白い御飯を持ってきたのに対しておかずを出してるんだと、これに対しておかずだけでも出してもらえないかと、あるいはヤクルトなどを出してもらえばいいんだというようなことを言ってるわけだが、そうすると一部給食になるわけですよね。言ってることは
完全給食サービスの実施を言ってるわけです。そうするとこれも言ってる内容と違うわけですよね。そうすると困るわけなんですよ、我々の受けとめ方は。ここで書いてあるのは、保育園、幼稚園の
完全給食サービスの実施を言ってるわけです。
完全給食サービスの実施をするのかしないのか。で、結局これはやめにして一部給食サービスを実施をしたいというようなことにかえたいのかどうなのか。その場合の財政負担というものはこういうようなことでしたいというようなことに考えているのかどうなのか、その辺が一つあるということ。
それから、その後今度は
選挙公報関係のあれに移りますが、住民対話を優先して開かれた市長室をつくります。市長は、秘書課に机を置いて、それで秘書課で執務をしたいような意向で机を置いたというようなことがあったように耳にしておりますが、その事実はあったのかどうか。あったとしたならば、なぜそのままそこで執務をしなかったのか。それが開かれた市長室の一つの形ではなかったのか。そういうようなものがなぜ1度も使われないまままた動かしてしまったのか、そういうようなことをお伺いいたします。なぜそういうようなことをやったのか、それについてお伺いをいたします。
それから、財源をふやすというようなことは活性化をすることであるというようなことで、それは税金をふやすことではない、いうようなことでございますが、それだったらばこんな回りくどいことを言うことじゃなく、産業の活性化をいたしますというようなことの方がよかったわけですよね。これは非常に財源をふやします、非常に大仰に聞こえるわけですよ。これ何か福の神が舞い込んでくるような感じだが、これ福の神でも何でもないですよ、福の神は石岡の市民になるわけですから。石岡の市民のふところに手を入れられるという感じになるわけですから。そうでなくて、これはね、結局、石岡市が興行師でもなければ公営ギャンブルも持ってるわけでもないんです。あるいは無許可に税金を高くするわけにもいかないわけです。そういうような中で財源をふやすということはできないわけですよ。財源をふやすなんていうような表現はとれないわけですよ、本来。これは財源をふやすというようなことは本質的にはこれは言葉としては間違った表現なんですね、これは。それで福祉に還元いたしますなんていうことも、これは福祉に還元という言葉もこれも使えないはずなんです。これは福祉に還元するということもこれは法律の定めによって、これは実際には福祉に対する使い分けということはこういうような形で使いますというようなことは自治法の定めによってされてるわけですから、これもできないわけです。こういう言葉の使い分けもできないわけです。これも間違った使い分けをしているわけです。この辺に対する、言葉の使い分けに対する認識状況はいかがですか。財源をふやします。福祉に還元いたします。これは、むしろ、これは総務部長には答えられないかな、市長が使った言葉だから。市長に答えてもらった方がいいね。これは市長に答えてもらいましょう。まあ、これは総務部長だったら一発で答えるでしょう。多分そういう使い分けはできません、いうことはね。多分、財源をふやしますというようなことは、これはそういう言葉は使いませんよ。それから福祉に還元しますと、これも使い分けできませんよ、これは。これに対する市長の認識、こういう言葉の使い分けをした市長の認識、これをひとつお答えをいただきたいと思います。
それから、政策は市民の皆さんとともに考え実行します。この問題ね、これは政策なき政治家は存在しないわけです。ましてや大統領型
地方自治を行う首長である市長に、このような表現もこれもまた存在しないわけです。先ほどの答弁を聞きますと、第3次総合計画の基本構想が政策である。これまたおかしな話なんですな、これは。それだったら、じゃ市長も要らないんですよ、これは。いや市役所の職員だけいればいいわけですよ。そういうようなことになってしまうわけですよ。そういうようなことでは、これは
地方自治の根幹を揺るがす内容がそこに出てくるわけですがね。その辺が、いわゆる
議会制民主主義の根幹をわかっていない市長であるということを申し上げざるを得ないわけです。その辺のところもあるので、この辺のところは明確にお答えをいただきたいと思う。私は、政策は市民の皆さんとともに考え、実行しますということは、市長としての考え方としては大変民主的であるかのごとく聞こえはいいが、間違いであるということにとるが、このことに対する市長の考え方をお伺いします。
さらに、次の行政の一本化を国、県、市を目指します。これは大変先ほど冒頭にも申しましたように、自治独立を図るべき時期には来ておるわけです。今、地域づくりの問題に対しては、みずから考えみずから行う地域づくりを推進しているところであります。その地域づくりをしなくてはならないときに、その逆をいこうとしてるわけです。むしろこの考え方は、国の考え方に、県の考え方に従いますという、あるいは一世代前のファッショ的な考え方をこの中に感じるわけです。私は非常に危険な考え方をここの中から思い出すわけですよ。私は、むしろ強い地域づくりというものを引き出すならば、こういうようなものは、むしろ地域づくりが強く出ていけば、国も県もそこから強く出てくるのではないか、強くなびいてくるのではないかというように考えを及ぼすわけです。そういうようなところであるので、ぜひその辺のところについては、ひとつよろしく考え方を整理して、自治独立を図るべきもっと主体性を持った石岡市の行政を図るべく努力をすべきではないかということに対するお考えをお答えいただければ幸いだというようなことに考えます。
次の新聞の記事の問題になりますが、これね、どうしても私は理解ができないんです。これ読んでみます。
平成3年8月15日の
府中タイムス紙。木村氏は、いつも与党議員として
ホットコーナーにいた人には理解できないと思います。私が、今回市長選を考えるてこになったのは、4年間野党議員として活動した中で、私なりに議会はかくあらねばならぬという一つの啓示に打たれたことです。これが、出てるわけですよ。これはね、与党議員というのは
ホットコーナーにいるというのはどういうようなことを指しているのかね。じゃ、私はこれまでどっちにいたんでしょう。ほかの人を指すとね、これは当たりさわりが出ますから。じゃ、私はね、これまでどっちにいたんでしょう。与党にいたんですか、野党にいたんですか、
ホットコーナーにいたんですか、コールドコーナーにいたんですか。じゃ、
ホットコーナーとは何を意味してるんですか。これは穏やかならざる表現なんですよ、これはね。これはね、実にその、いつも与党議員として
ホットコーナーにいた人には理解できないと思います。こう言ってるんですね。何でしょうね、これは。これはね、それはじゃだれであったかということは表現はもしできないとすればどんなこと言ったのか、何のことなのか、具体的にこれはお示しいただきたいと思うんです。議会はかくあらねばならぬ。思ったそのことはどういうことなのですか。議会はかくあらねばならぬ、思ったそのことは、どういうことなんですか。さらにね、さらにもう一つ、これが後の方になってね、私は議会人として体験したやりきれない憤りをてこに120日かけて石岡市全域を戸別に歩き、こう戸別訪問をしたということが書いてあるんです。こう書いてあるんですね、私は議会議員として体験したやりきれない憤りをてこに120日間選挙運動をやりましたと、こう書いてある。何なんでしょう、このやりきれない憤りをてこにというのは。それが、いわゆるその、こっちのかくあらねばならないという内容のところにつながるのか。それとも今度は12月3日の茨城新聞。これは各候補者がこう出てるんです。石岡市長選立候補者の横顔、こういうようなものがあるわけです。現市政のやりきれない憤りをてこに、またここにてこが出てくるんです。現市政のやりきれない憤りをてこにだからこれも同じこの憤りじゃないかと思うんです、てこだから。そんでここでまた新
石岡主義が出てくるんです。そうすると、どうもそのね、このやりきれない憤りというものが、これはもうここの府中タイムスと、それから茨城新聞と共通性のある内容にこうくるわけですね。そうすると、
ホットコーナーからご説明をいただかないと、これはおさまらないわけです。これはね。そこからいかないと、与党議員の
ホットコーナーから説明をいただかないとおさまらなくなってくるんです。その辺の内容をご説明をいただきたいということで。
さらに、予算の規模の内容等については、大分圧縮された内容も見受けられるようですが、精いっぱい努力されるよう希望をいたしまして、予算内容に対することは要望だけで終わります。
以上で、2回目終わります。
20 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
21 ◯市長(
木村芳城君)
鈴木重夫議員の第2回目の答弁でございますが、大変難しいことが私が
パンフレットに書いてありますから、私の考えと鈴木議員の考えの相違も幾らかあるわけでありますが、ご理解を賜らなきゃならないと思いますが、それでその主義でありますけども、第1回目に答弁いたしました私はイデオロギー的なもので書いたわけではないということを冒頭にひとつご理解を賜って、まあ主義でありますから、思想的なものでの考え、これはやっぱり意見として私は持たなきゃならない。それから持論として、私も常に主張するものは主張しながら意見をしなきゃならない。こういうようなものから主義としてとらえていたわけでありますので、ひとつ主義についてはイデオロギー的なものではないと。そして私が一定の方針、そして意見、そしてそれに対する主張を常々に持っていたものに対するこの3つの、そこから3つの石岡の計画が出てきたと、こういうふうにひとつ表現として賜りたいというふうに思ってるわけであります。
次に、CATVのケーブルテレビ、それから有線放送にきたことでありますが、この点につきまして基本的な考えは本当に難しい。ユートピアから入っていった、あの60年のときに一緒に議会活動やっておりまして、聞かされると、本当に、地域の網羅された中から取り上げていく状況ではありましたけども、しかし、これからの時代はそのようなことが起きてくるのではなかろうかと、こういうものを踏まえて私なりにとらえていたものですから、そこに述べていると、こういうことでおります。
それから、この同しように、有線テレビの規模とその時期ですね、石岡でいつごろどうするのか、財産的な要素等の件でございますが、これは本当に私ども第3セクターでこうやればできるんじゃなかろうかというような簡単なものではない。市の持ち出し財源から見てどういうふうな地域に網羅させるかということも踏まえれば、時期の問題も規模の問題につきましても、開局の面につきましても、大変険しく進まなきゃならないだろうと考えざるを得ないわけであります。しかし、これと並行して先ほども説明しました情報化サービスの点をとらえてみて、財源の許す中で情報サービスはないものかと、こういうことでそこにミニTV開局と、こうありますけども、そこをひとつ情報化時代に対応する行政としてのものを考えていかなきゃならないときがきていると、こういう判断をそこでしたわけであります。
それから保育環境、大学の一貫性の教育システムですが、私は一部の教育のシステムっていうか、家庭教育、これは私は常々に幼児教育から小中学校の中でも大切なものでなかろうかと、こういうとらえ方は一方にはあったわけであります。ですから、当初申し上げました環境整備の中でのとらえ方と、大学誘致の石岡に必要な状況との含みとの絡みを教育一貫というようなことでひとつ考えていての状況でありますことをお含み取りいただきたいと、こういうように考えているわけであります。
それから、父兄負担等のことでありますが、本当にご指摘のとおりに交付金との絡みも十二分に検討していかなきゃならないと、軽々なものではないと思いますが、やはり父兄軽減というところに観点においた場合にしなきゃならないことがあれば検討していかなければならないだろうというふうな状況であります。
給食サービスの部分給食か完全給食かの問い合わせでございますが、私は、先ほど申し上げましたようなことを、歩ってて、そしていろんな方々、お子さんを持ってる父兄から聞かれるとそのようなことを本当にするときも考えなきゃならないと、こういうことで載せてしまいましたので、一部部分給食という表現もよかったかなと、こういうふうに考えざるを得ないわけであります。
それから、次に、開かれた市長室の執務をあそこでしなかった理由でありますが、指示したということを含めて、市長室の前に秘書課の方々が座っている机のところに空いている机でもあればそこで私は時々皆さんとしてる仕事を、私なりにも一緒に座っていて話を聞けばもっといろんな話が聞けるんではなかろうかと、こういう観点から、机が余ってたらばみんなを移動するんじゃなくて、置けるところにおいて見てくれないかと、こういうことで話をしましたらば、やってみたということは聞きましたが、私もよく考えてみて、2つの机も要らないかなと、空いているところに座って皆さんの話も聞ければいいんじゃなかろうかなと思ったものですから、それはもとへ戻してもらいたいと、こういうことで、一度も机には座らずに執務をしたわけであります。ですから、新しいものを買ってそこで執務をとるというようなことはいたしませんで、あるものでどうだろうと、こういうことはお話をしたと、こういうことでご理解を賜りたいと思ってるわけであります。
次の財源をふやすとのことでございますが、このときの言葉の使い方の認識についてというわけでありますが、1回目でもご答弁申し上げましたように、言葉のこの新
石岡主義におかれましても、ただいまお話しました一貫教育システムにしましてもですね、それから給食サービス、部分給食完全と一部との状態とか、それから公約の中の一本化の問題、こういうような問題をとらえてみてもですね、大変、言葉の不備に対しましては反省をせざるを得ません。ご理解を賜りたいと思っております。ただ財源の確保、財源のふやすっていうか、財源の確保としてあらわせればよかったのかということもありますが、そのようなことで大変言葉の使い方に対しましても、本当に皆さん方には申しわけないなという感じであります。
それから、施策に対する問題ありますが、私は第3次石岡市総合計画を基調としてやらなきゃならないわけでありますことは、私も参画していた1人でありますが、この中に私なりの意見とか自分の持ってる持論とか、そういうようなものを十二分にご理解賜りまして入れられていくのが市民の声に反映されるものかなと、こういうことでおりますから、施策に対する考えはここに基本を置いて、自分の皆さんからと一緒に議論したものを得ながら、市民の考えているものを十二分に取り上げられればなと、こういうふうに思いながらいるわけでありますので、第3次石岡市総合計画を私なりにもご理解をしていきたい、こういうことで述べたわけであります。
最後の、
鈴木重夫議員がホットなのかどうなのかということでありますが、これは鈴木議員でなくて、当初申し上げましたように、みんなが一生懸命議論している議員の方々だというふうに私も思ってるわけでありますから、そのようなことでないことをひとつご理解を賜りたいというふうにこう考えるわけで、
議会制民主主義の中でのものであります。ただ、例えば創生1億円の使い道のことにつきまして、私も議会活動の中で一般市民から公募があったわけであります、使い道のことにつきまして。こういうようなことで公募をして表彰までしたもの、それがどうなるかわからないうちに片方で1億円の趣旨になってきている、この橋渡しのところをとらえた場合に、私はそのような話をしながら、そしてこういうことでは困るんだと。ここらからずうっとつながってきて創生1億円の事業が市民が期待しているところに入っていったらどうなんだろうと、こういうようなことを話をした覚えはあります。ですから、ホットな議員とか何とかでなく、皆さんのご意見を十二分にちょうだいしながら進んでいくということでいたもんですから、ひとつ開かれた対話のある
議会制民主主義を確立していくためにも臨んでいきたいと。ですから、それと並行して鈴木議員の立場はどうだということでありますが、与党野党でなくて、皆さん同しような議員活動をしている中での鈴木議員としてとらえておりますことをご理解いただきたいというふうに思うわけであります。
答弁漏れがまたありまして大変恐縮でございます。行政の1本化の件でありますが、私当初申し上げた、やはり補助金的な要素、本当に国から県、市と、こう補助金的な要素でつないでいるものも出てくる状態も片方では流れとしてあります。片方としては、何としても私たちが今市民から望まれてるものが出てきております市から県に、そして国にとこうつないでいただかなきゃならない、そういうようなものがあるということで、私も連携を取りながら、綿密なものでいきたいと、こういうことでこの1本化ということは、上から押しつけられて、このものをずっと下に私たちがやるということでなくてとらえていたわけであります。ですから、自治法による確立された推進等におかれましても、そのような考えのもとで行政の国と県と市に働きかけるものは働きかけながら進めていかせていただきたいという考えであります。
22 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。
午前2時26分休憩
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午前2時26分再開
23 ◯議長(金井一夫君) 再開いたします。
福祉部長・平澤君。
〔福祉部長・平澤光平君登壇〕
24 ◯福祉部長(平澤光平君) お答え申し上げます。
ただいま老人人口の問題で、人口ピラミッドによる推計ということでございますが、先ほど、
鈴木重夫議員さんのご指摘のように、人口ピラミッドをつくっての推計というものは非常に難しいものでございます。私の手元にある資料で申し上げたいと存じますが、茨城県においては昭和62年の4月に総老人人口が、65歳以上の老人人口でございますが、10.7%となりました。それらにつきまして、県の方での計画書の中で、厚生省の人口問題研究所により推計をお願いしたということでございますが、2000年でございますが、には14.9%程度になるだろうということでございます。その後も2025年ごろまで上昇が続けられるだろうというようなことで、平均寿命が伸びて、いわゆる長寿社会が定着するというような表現で、県の計画もここまででとどまってるわけでございますが、私どもといたしましても、現在の石岡市の老人人口を申し上げたいと存じますが、平成3年4月1日の人口でございますが、65歳以上の人口が5,771人でございまして11.4%ということで、大体県の伸び率とそぐわない程度に伸びておりますので、ただいま申しましたように、県の人口の推計に近い数字で伸びていくのではないかと認識しているところでございます。
以上でございます。
25 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。40分ごろから再開いたします。
午後2時28分休憩
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午後2時43分再開
26 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き再開いたします。
10番・鈴木重夫君。
27 ◯10番(鈴木重夫君) なかなかわからないところはあるわけなんですが、時間も随分経過しましたので、特に聞いておきたいところだけご質問申し上げたいと思います。今回のこの市長選で、一番公約として出された問題で、このCATVの問題が一番目玉として上がってるわけです。それで先ほど来、市長の答弁を伺っているとですね、市長もよくわかっていないんですね。どういうところの関係であるのかよくわかっていないんです。わかんないで答えてるわけです。私もそれなりにいろいろ調べてきたわけですが、情報通信年間の '91年版に、メディアマトリックスというのがあるわけです。このメディアマトリックスというの中に、双方向性のCATVシステムというのの位置関係がどの辺の位置にあるのかと、いうのが出てるわけですが、これは聴覚の位置の方に近い位置に出てるわけです。そこで、意外と近くの位置、いわゆる見る関係の位置に、近い位置にあるのがVRSというのがあるわけです。このVRSに近い位置にある方がこれからの通信関係としてはいいのではないかというようなことがあるわけです。で、VRSというのはじゃどういうようなものなのかということで、画像応答システムと、こういうようなものなわけですね。これはスーパーキャプテンとも呼ばれているものでNTTが開発したものなのです。これは、欲しいときに欲しい画像、あるいは情報が利用できるシステムだというようなことで、静止画像ができる、それからリクエストの動画サービスができる、それから定時動画のサービスができるというような内容で、これは非常にコストが安いわけです。これは、いわゆる見る方の方向が非常に強いわけです。これは先ほども言いましたように、双方向の有線テレビジョンの内容よりは、これは見る方のものよりも聞く方、聴覚の方にこう位置が大分強いんです。ところがVRSという方向は見る方向にずっとこう、マトリックスの関係、マトリックスというのは位置関係こう出てるわけですが、その関係からその方向に強いわけなんです。
そういうような関係を市長はじゃ見たことがあるのかどうか、このマトリックスという関係を。そういうようなものを見てないと、実際にはそういうような関係のそのCATVやなんかの公共性のあるものの内容というものは、これからニューメディア関係というものは取り扱っていけないというふうに思うんです。そのような関係の内容をこれからどういうふうにしていけばいいのかということをですね、ただ、多分ね、これは市長はね、あるいはコンサルテーね、そういうような人の考え方というものをね、あるいは受け売りしているんじゃないかと思うんですよ、ある意味では。それでああそうかそうかというようなところがあるんじゃないかと思うんです。それも仕方ないと思うんです。ある意味では行政は複雑多岐ですから。だがそれが石岡の状況に果たして合うのかどうかです、これはね。例えば川崎のような、いわゆる人口密集地帯、そういうような場所には、この何というかCATVもいいんです。ところがこういう石岡のような、いわゆる部落があり、あるいは人口密集地帯があり、そういうような場所に無線でないですから、有線ですから、そしてまた有線も同軸ケーブルを使わなくちゃならないです。同軸ケーブルというのは、1つの軸があって、あと回りに同じ回線の内容のものが入るわけです、同軸ケーブルですから。で、同軸ケーブルの内容で回線が組まれるわけですから。そういうことになると非常に回路がむだな回路を組まなくちゃならないわけです。そういうことになってくると、実際にはこういうふうに離れた場所を持ってると、経費がやたらかかってきます。そうすると、実際にはまず今のような状態では、石岡市あたりではとてもじゃないがCATVの場合は無理だというようなことが出てくるんじゃなかろうかとか。そのような場合に、出てくるのが今のVRSというような内容がちょっとこう出てくる内容としてはあるんじゃないかと。そのような位置関係、マトリックス関係から見た位置関係というのはあるわけですが、そういうようなものを市長そのものは研究され、あるいはマトリックスによる位置関係を見たことがあるのか。そうした場合に、VRSをどのように位置づけているか。そんなものを考えたことがあるのかどうか、その点をご検討をいただきたい。
これは市民情報の
ミニCATVとは全く違います。これは
緊急在宅医療関係の方にどういうふうに使うかという内容に使う問題だと思います。
ミニCATVの方の市民情報の関係とは全く使い方は違います。そういうような意味で区分けした内容で使い方考えていかなくちゃならんということに、この辺の問題の技術的なものをお伺いして、その1点だけをお伺いをいたしまして、3回目の質問を終わります。後の方もありますので、一応それで終わります。
28 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
29 ◯市長(
木村芳城君) ただいまの鈴木議員の有線テレビに関することでありますが、メディアマトリックス関係につきましては、私も勉強不足で見ておりませんので、これから鈴木議員と一緒に、いろいろとご指導賜りまして勉強させていただきたいというふうに思っておるわけであります。なお、地域との関係が出ましたことも、本当に、石岡地域を含めましたところもご指導いただきましたことも含めまして十二分に検討しながら進めていければと、こういうふうに考えております。
30 ◯議長(金井一夫君) 5番・上野榮一君。
〔5番・上野榮一君登壇〕
31 ◯5番(上野榮一君) 5番・上野榮一でございます。
本年度の第4回目の定例議会に当たりまして、約9項目ほどの一般質問を行いたいと思います。まず、その第1でございますが、市職員の運転免許と通勤に関連することについて、具体的な内容につきましては、就労体制、駐車場、交通費とその他もろもろございますが、これは今回は、ある意味におきましては、関連する影響が大きいかと思いますので、警告等にとどめておくような、あるいは要望等にとどめておくような程度できょうの質問は、この第1がそのぐらいでとりやめたいと思いますが、それから第2、議会傍聴席の構造改善についてでございます。傍聴者配慮のため視聴覚の向上を期することについて。これも今皆さん、本日もたくさんの方が傍聴に見えておられますが、中でも、特に耳の不自由な方、あるいは質問者の方からの声が小さい場合、あるいは答弁者の声も小さい場合、傍聴席においてはほとんど声が聞こえないというようなこともございまして、この議会一場をずうっと見渡せるほどのそういった構造改善をなし遂げられたらなということで質問をいたします。
それから3番目の零細企業からの廃棄物処理問題について。これも非常に大事なことでございます。
それから4つ目は、丘陵地における適正開発の指導指針について。
また5つ目は、疑惑解消のための公正な入札競争の確立について。
それから6番目の石岡市の国土利用計画について。これは第3次総合計画の関連ともいろいろつながりますので、いろいろと私の思うところ、あるいは市民の間からいろいろ意見が寄せられたところを、この議場を借りまして、声なき声、あるいは少数者の声も何とか反映させたいと、このように念じております。
それから、第7項目については、開かれた市政における展望について。これはタマゴ博の関連がいろいろございます。それとともに、あわせて他の今度の新しい市長が、新
木村市長がですね、どのような入札方法、あるいは人事問題、あるいは財源の問題、それから最も今回これまでのタマゴ博の特別調査に関して、自分が得た体験から、痛切に身を持って感じた欲望に支配された密室政治の弊害をいかに克服するかの問題についても、私は新市長にお伺いいたします。
それから8つ目、遺族会長としての市長の政治理念と姿勢について。これは毎年約180万円ほどの資金が、石岡市から社会福祉協議会を通じて遺族会に寄付されております。この問題につきましても、政治的な関連がたくさんございますので質問したいと思います。
また最後でありますが、9つ目には、身体障害者用の市営住宅建設と障害者の搬送車問題について。これも大変重要なことでございます。少数者の声なき声を何とか少しでも一日も早く改善し、そして要望に沿った形で社会福祉の制度というものを向上させたいと、このように願っております。
それでは、まず第1項目目の市職員の運転免許と通勤に関することについて。この件につきまして、各担当部長、あるいは責任者にお伺いをいたしたいと思います。
石岡市の職員の中で現在運転免許を持って自分の自動車を運転して通勤している職員、あるいはこれに同乗して通勤して来る職員、その他バス、あるいは徒歩でのいろんな通勤方法があるかと思いますが、特に私が本会議場で指摘しておきたいことは、この運転免許を所持するがゆえに自分の車で運転する、これはもう時代のそういう流れでございますからいいとして、この通勤に支払う交通費の問題、これもいろいろ私のところへたくさんの方からいろんな問題等を提起してほしいと、こういうこと言ってほしいという内容が来ておりますが、今回は警告程度にとどめておきたいと、そして一日も早くこのようなことはなきように、この次の議会までにはそういった難問題、あるいは諸問題が可決されておきますように、警告程度、あるいは要望程度にとどめたいと思いますが。
まず交通費につきましては、市内の朝の交通ラッシュですね、この渋滞を緩和するため、あるいは駐車場の、これ市役所の駐車場が非常に今車社会の中で対応しきれないほど車がとまっております。そうした中での緩和の問題でも大きな寄与するためには、同乗、相乗りですね、こういう問題もいいかと思います。そうした中での交通費の問題、これがいろいろあるようでございますので、このたびこの場をお借りしまして、もう一度私が声を高らかにして警告をいたしたいと思います。それととともに交通費等を水増しするために、石岡市内に住んでいながら他町村から通って来るように、そのような手続を取っている職員も何名かおるやに聞いております。このような件につきましても、ぜひとも一日も早く是正していただきたい。本人の自覚に基づいて責任を持って取りやめていただきたいと思います。そして、最後にですね、あと運転免許ですが、消防署、石岡の消防ですね、この消防署にも運転免許証を持っていない職員が何名かおるいうことでございます。そしてこの消防の仕事と申されますのは、皆さんご承知のとおり、非常に危険を伴う、そして緊急性を要する職場でございます。こういった職場での職員が運転免許証を持たずにどのような仕事をしているのか、私は詳しいことは申しませんが、まあできるだけ責任者の方からこの件につきましてご配慮を賜り、1日も早い改善を願いたいと。そういった中で、免許を持ってない職員については、今後どのような市の制度に基づき、あるいは条例、いろいろその他あると思いますが、どのような制度に基づいてこういった職員の免許取得に関する助成というものをなされるのか、これをお伺いいたしたいと思います。そしてまた、この免許を持っていない職員がいるために、消防職員の就労体制も若干いじられているのではないか、変わっているのではないかということでございます。これは消防職員の士気高揚にも大きな問題としてかかってまいります。この点につきまして、今後の綱紀という戒めにもなるわけでございますから、きちんとした答弁をいただきたいと思います。また、消防職員と限らず、この市職員の中にも部下を私物化するがごとく公然と、まあ公私混同といいますかね、こういったことをわきまえない、私物化するような上司もおるやに聞いております。この件につきましてももう一日も早い是正をお願いいただき、私が、この次の3月の議会では、本気になって取り上げないよう、一生懸命責任者自ら努力していただきたいと思います。また、消防組織法といいますか、こういった組織の法則があると思いますが、これに反したような政治活動も、まあ消防職員に限らず市職員におかれましても、できる限りいろいろな事情もあると思いますが、公務員としてやってはならないような行為は絶対に私はなくすべきだと思います。この件につきましても、責任者の担当部長の方からも何らかのご答弁をいただきたいと思います。
それから2番目の議会傍聴席の構造改善についてでございますが、皆さん、この傍聴者配慮のためには、聞こえない、あるいはそこの上から執行部側はよく見えます。しかしながら、この議員席は見えない。全体としてどのような動きがあるのかわからない。昔は聞くだけでございますが、今は見ることも必要でございます、聞くことも必要でございざます。視聴覚の問題です。しゃべることは傍聴席はできませんので、これはだれもがわかっております。この件につきましては、この限られた面積の中で、最も適したこの傍聴席の改善というものをしていかなければなりません。私が今まで聞くところによれば何度かそのような希望を持った、あるいは意見を持った職員、あるいは議員の方々がおったそうでございますが、そうした中で、この議員の席をもう少し高く席を上げるとか、すべて執行部側、議員側の議席側の床を上げるとかいろいろ話もございますが、私が最も適すると思うのは、この傍聴席の裏に全員協議会室というものがございます。これを何とか有効にぶち抜く方法はないかと思いますが、もっといい方法があるかもしれません。この件につきまして、執行部側の責任者から答弁をいただきたいと思います。これは簡単でございます。要望でございます。
さて、3番目の零細企業からの廃棄物処理問題につきまして、この石岡の域内に公営処理場をつくってほしい。私もそう思う1人でございますが、これは石岡市内の環境保全と不法投棄の防止という観点から痛切に感じております。この問題につきましては、ある零細企業、家内工業的に行っている業者何店舗かからの話がございましたが、小さなプラスチック類ですね、これが毎日仕事をする上で、小さいごみ袋1つとか2つとか出るそうでございますが、この営業上排出された廃棄物は一般廃棄物とみなさないということでありまして、広域行政で行っております玉里村の霞台厚生施設では受け付けない。従ってごみの収集も行えない。じゃどうすればいいのかといって自分で持参して持って行けば1キロ5円とか10円とかで引き受けてくれるのかということも談判したそうでございますが、なかなか難しいそうであります。これは産業廃棄物に関連する法律ですね、自営業者の排出した分は、自分で処理することというような内容があるそうでございますが、こういった問題につきまして、我が石岡市内でもそういう零細の業者がたくさんございます。これをそのまんま法律どおり、条文どおりに指導して放置しておきますと、やがては必ず処理問題に業者自身が困ってしまって、その辺の山林やちょっと目立たない僻地の畑、窪地に不法にあっちこっち少しずつばらまいてしまう。こういう不法投棄することによってだんだんこれがエスカレートし、最終的には石岡の美観を損なうばかりでない、物によっては公害問題を発生させないとは限らない、必ずや近い将来こういう問題で、あの八郷町のように大きな問題に発展するかと思います。これを未然に防止するためにはどうしたらいいのか、この問題につきましては、これまでも市執行部の方もいろいろ頭を悩ませてそれなりの努力をしていると思います。あるいは近隣の町村、あるいは他県からもいろんな進んだ法令、あるいはその処理の仕方、方法等については研究していると思いますが、ここら辺で何らかの条例による何といいますか、規範をつくっておかないととんでもないような事態に発展します。私は思います。
例えばこの間、美野里町のあるところでは、まあ私が別にそこに居住権があるわけではございませんが、美野里町では、夜中の12時になると必ず光々と山と山の間、いわゆる谷津田と申しますが、そこで電気がつきます。そうすると埼玉県ナンバーの大型ダンプカーが次々入ってきます。これは必ず夜中になるとやるんです。約20日ぐらいやっておったと私は記憶しておりますが、積んでる荷物はダンプカーですが、箱型の、いわゆる汚泥であります。その中の成分についてはどういうものがあるかわかりませんが、これを夜中どんどんどんどん捨てる。終わるとすぐその上から、まあ穴掘ってあるわけですが、田んぼに、そのすぐ上から土砂を埋め立てます。毎日これまた掘ります、また埋めます。いっぱいになれば次々わきへ移動していくわけですが、私その間に、美野里町の役場の生活環境課というところにも連絡しましたが、どうも本気で立ち上がって調査に入る、あるいはそれを阻止するような行為は見られませんでした。しかしながら、終わった後ですね、きれいにこういうように上を平らに固めてそして約2メートルほどの落差でございますが、これを大体45度勾配で、きれいに土砂によってきれいにもう何が埋めてったかかえって今までよりずうっときれいになって表面上は見えますが、ああいった地域ではいまだに町営水道とともに自家水っていうか、自分のうちの自家用の地下水を使用しております。必ず後で問題になると思いますが、こういう問題は、絶対八郷町や美野里町のように我が石岡ではさせたくない、私は念願しております。そのためには、やはりだめだだめだばかりではしょうがありません。近代社会におかれましては、いろいろな仕事がございます。そういった作業の流れの過程の中で排出される産業廃棄物、特に大手企業の場合は、大きい大手業者に委託してそのごみを処理させる。しかし、また大きい処理業者は小さいところに子請け、孫請けの形で流しております。その結果が、不法に八郷町にもああいう大量に投棄されておるわけでございますが、この石岡で絶対そういうことはさせない、そういった思いを持つ市民はたくさんおります。しからばといって、じゃ、そのごみをどこへ持って行けばいいんだと。自分の自治体から出たものを他町村へ持って行けばいい、こういう浅ましい考えは私はいけないと思います。したがいまして、石岡市みずからがそのような処理場を設けなければならない、これにつきましては公害の全く出ないような産業廃棄物もございます。例えば建設廃材ですね。コンクリートのかけら、その他のものは公害は出ません。
しかし、中には重金属類を含んだ公害間違いなしと思われる廃出物もあると思います。たとえば六価クロム、水銀、あるいは鉛ですね、4HHL、そういったものもございます。こういう汚泥につきましても、いろいろ困ることが後で出てくると思いますが、これにつきましても、石岡市だけでもし間に合わない場合には、他の町村ともいろいろ協議しながら進めていってもらいたいと思います。そうした中ですね、民間の業者からも上がってくるでしょう。しかし、それにつきましては、私は一般廃棄物は絶対させてはならないと。民間産廃業者からの分については 全部産業廃棄物として認めたものだけ取り扱うようにしなければならない。これについてはいろいろ諸般の規範もございます。厳しい県の環境管理課、あるいは石岡市のその担当セクションもございますが、私はその民間に任せ切らずに、石岡市自体も公営として産業廃棄物を取り扱わなきゃならないような時期がいよいよ到達してまいったと、そのように認識しております。この件につきまして、零細企業の排出ばかり責めないで、不法投棄ということを未然に防止するためにも、いよいよ時代の流れでございます、どこか適当な地区を探さなきゃなりません。これにつきましては、付近住民とのいろいろの合意上の問題もあろうかと思います。非常に難問中の難問ということは私も承知しておりますが、今後の課題といたしまして、少しでも石岡の環境の保全という観点から申しまして、一日も早く促進していただきたいという要望でございます。
それから、4つ目の丘陵地における適正開発の指導指針について。まあ副題は緑地の保全と育成並びに開発との調和、もう一つ、掘削埋め立て等からの公私有財産の保全ということでございますが、これに関しましても、過去、場所はどこと特定いたしませんが、今回は、ある業者が自分の担当した、あるいは自分の売買によって得た土地を、面積を少しでもふやすために、掘削して、あの丘陵地帯をですね、これを本来ならば約45度ぐらいの勾配できちんとさせなければならないところを、急にも直角に近い状態で掘削してしまう。そうするとその分だけ、45度と90度の分だけその底辺が面積が広くなりますね。そうして、その土地を分譲して、石岡の市に、あるいは近隣の町村の人たちに売ったわけでございますが、この買った土地に建物を建てるときにですね、まあ当時、昔の話でございますが、今の執行部、あるいは職員の方にはほとんど責任はないと思いますが、現在では、その上に昔から市道がありましたが、これも崩れて市道も今ない。しかももう土手が崩れて土砂による、何というんですか、土砂流失した大きな石ころや土が玄関の先まで押し寄せております。そういう事故もありました。そしてまたその高台の上にある人の土地につきましても、もう長いことの風雪、風雨による浸食でもうへっ込んでおります、もう高さ何メートルもあるようなところです。こういったところがほかにも多少でありますがあります。今後は、このような公私ともどもの財産の保全ということから関しましても、あるいは市民の生命の安全という観点から申し上げましても、ぜひとも同じようなことが再発しないようにするにはどうしたらよいのかということでございます。
昨年ですが、共産党の原田議員、そしてまた高野議員と私と3人で、私たちはそれぞれ会派ということに所属しておりませんので、本来ならいけないところをいろいろご都合していただいて、勉強会というふうな便宜的措置をもって東京の町田市役所ですか、それから千葉県の野田市の商工会議所等に訪問いたしましていろいろ勉強を兼ねて見てまいりましたが、そうした中で、今から先の先の問題であります、ああいった都市に近いとこと違って、まだ石岡は本当に地方のへき地に近い状態でございますので今からの準備でありますが、あのああいったまちでは、特に町田市では、土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例、例えばですね、500平方メートル以上、つまり150坪以上埋め立てる場合はいろいろな規制に基づいた許認可が必要だということであります。その場合、同じ150坪以上でも、500平米以下でも1メートル以上の高さに埋め立てる場合は、これまた同じような許可が必要ですと、大変厳しい条例でございますが、石岡におきましてはまだまだずうっと先のことかと思いますが、こういった中でいろいろ過去の問題を克服してきた、と申し上げますのは、これまでの列島改造論以降大変なスピードで市街化の促進が図られてきたと言いますね。それで人口も飛躍的に拡大しておる。石岡はまだその域に達しておりませんが、私は必ず近い将来必要であると、このように思います。そういった中で、今石岡の市街化区域の中でも、あるいは調整区域の中でも、まあ業者から見ればよだれが出るような羨望の的となっているような土地がございます。それは谷間のところでございます、いわゆる谷津田、あるいは市街化区域の中でも全然人跡未踏とは申しませんが、昼なお真っ暗のような地域もございます。電気も余り通ってない広大な地域、そういった市街化区域もございます。こういったところには、どうしても開発が不可能であるというならば、後の事項と関連しますので簡単に言ってきますが、これを市がこの土地を開発できない場合、大きな道路を設置すると、これについては下水の側溝も付帯設備として必ず設置する。そしてあいた残りを可能なところから市が借地していく、そして市民の森という形で設置して、緑の保全ということで、その育成に関してもいろいろな条例を設けてやっていくのが適当かと思います。これに関連しましても、いわゆるそういった場所においては、中には急傾斜地というものもございます。これについても後々悪徳業者に悪用されないためには、非常に厳しい指導要綱とまではいかないまでも、とりあえず暫定的に何らかの指導基準が私は必要だと思います。この件に関しまして、担当部長のご答弁をいただきたいと思います。
それから、5番目の疑惑解消のための公正な入札競争の確立について。これは市長並びに若干の件で担当部長にもお伺いいたします。最低入札価格のあり方、談合の防止により、金権腐敗排除のこの意思についてお伺いしたいと思います。
執行部初めとして、これまで私たちもだれもがいろいろなありもしないうわさも聞いたかもしれません。実際あったかもしれません。これはわからない、本人じゃなければ。こういった中でですね、公正な入札競争の確立ということでございます。私は、この件につきまして、業者との癒着が甚だしい市職員がおる。特に執行部の中でも責任的地位にある人たちもおると、このようにはっきりと指摘する関係者もおります。本日は名前まで具体的に挙げません。警告ということで、警鐘乱打ですね私は。こういった中でいろんな業者もございますが、まあ業者も一々あの業界、この業界、そしてまたあの業界というようなことは指摘いたしませんが、絶対これは今後ないようにしていただきたい。これはもう江戸時代もそれ以前からもこれは人間の世界では必ず横行してきたことでなかなかおさまらない。普段革命が遂行されるまでは、例えば中国の共産党でございますが、8大規律ですか、針1本、糸1本人民から奪い取ってはならない。それから不正な汚職にまみれたような行為は絶対しちゃならない。あれだけ厳しい中国共産党の通達、規律締めつけにもかかわらず、やはり清潔な党と言いながらも、長いこと執行者、権力を持った執行権者側についておれば、必ず腐敗堕落したこのような行為が散見させられます。これはどこの世界でも同じです。
しかしながら、当石岡におかれましては、市長もあれだけ開かれた市政の中で必ず私は福祉問題とともに清潔な政治を行うと言っておったわけでございますから、私は絶対にこれを守っていただきたいと思うのであります。この件につきましてはですね、
木村市長にもお伺いいたしますが、俗に世間では、公共事業ですね、これについて競争入札もあります。しかし、裏では談合もあります。これも大体常識であります。私も茨城県内のAランクに属する業者からもはっきりしたそこの経営者でございますが、これはね、どんな仕事でもどんなに悪くても3%のバックマージンっていうかリベートは常識なんですよと、え、大体通常5%だと、ひどい人になるともっと取る、いう話でございます。少なくても清潔政治を心がけたいと、あの選挙のときに訴えた
木村市長におかれましては、このようなことは絶対にしないとここで誓っていただきたいと思うことでありますが、並びにその傍らにいつもおられます関係者にもこのような行為は絶対させない、こういう堅い信念と決意をぜひこの議場の壇場の上で宣言していただきたいと、私はこのようにお願い申し上げる次第でございます。これなくして今後石岡の金権腐敗のそういったことが絶対起こらないという保証はございません、ぜひともこの行為の排除ということについて、この意思ありや否やお伺いしたいわけでございます。
それからもう一つ、最低入札価格制度といいますか、これについてもいろいろ市内の巷間では、市民の間ですね、ささやかれております。まあこれは確かに因縁もございます。しかし弊害もございます。この件に関しましても裁判所の競売入札ではありませんので、一番高いところが落ちるというようなことも絶対いいということではないと思います。やはり公共事業でございます、貴重な市民の税金、あるいは国税からの補助によって成り立っているこの石岡市の財政に少しでも健全な今後の市政を展開していただきたいと思う反面、私はどうしてもこの問題について、市長並びに関係者のご答弁をいただきたいと思います。
それから、6番目の石岡市の国土利用計画についてであります。市街化の未利用地の問題、駅前商店の蘇生のため、つまり甦らせるための再開発ということでございます。活性化という言葉使おうかと思ったんですが、タマゴ博覧会で随分何回も使われておりますので、余り同じ言葉使わないで私自身の言葉でございますが、これとの関連、それから常磐道問題との関連、これにつきまして多少質問の用意がございますので、ぜひとも、市長さんにご答弁願いたいと思います。
6月の議会でも、石岡市の第3次総合計画ということについては採決されたことでございます。私もあのときは、私は、この執行部側が提案した議案に対しましては反対の立場で私は意見も述べたはずでございますが、何分初めての議会でなれませんでしたので、どういうふうにしていいのかよくわからない、ただ自分の好き勝手なことを申し上げておりましたが、いずれにしましても採択されました。これにつきましては、一たん反対しても採決された以上はそれに従う。自分の意思は反対であっても従う。これが
議会制民主主義の根源ではなかろうかと私は思います。ですから、この採択された中でですよ、私この前もいろいろ問題が提起されておりましたが、5町歩以上まとまった土地が、5町歩って言い方悪ければ5へクタール以上1カ所にまとまった土地が9カ所あると。そうした中で、この全部を合計すると約141町歩ですか、あるそうでございます。これは市街化区域ですが、何にも利用されていない。山林、あるいはその他の地目で残っておるわけでございます。地域を余りここという指定は今回は避けますが、そうした中では中には40町歩近くもほぼまとまった地域もございます。これがいまだに何ら手をつけないでそのまま放ってあると。そうした中でですね、あの第3次総合計画の中にもありましたが、市街化調整区域、そしてその中にまた農振区域っていうんですか、農業振興区域ですね、こういうものもあります。あのときも石岡市のこの駅、常磐線の駅周辺の活性化ということもうたっておりましたが、あのときも私はどうも理不尽だと、不合理だと思いますので質問させていただきました。市長もあのときは傍聴席にまいっていたようでございますが、記憶もあるかと思います。石岡の市街化区域を何とか未利用地をなくして、少しでも固定資産税も上げなきゃならないでしょう。そうした中で、緑の保全とのバランスもあります、調和もあります。ですがですね、あの石岡の駅から直線でわずか500メートル、600メートルですよ、あってもね。筑波乳業の裏の方のたんぼの方ですね、踏切から向こうですか。あそこは石岡の駅から直線で600メートルあるかないかです。そっからずうっと北側に向かいましては、いまだに調整区域。
ここで駅周辺の活性化という総合計画でございますが、今後、
木村市長におかれましては、やはり決まった以上はしょうがありませんが、どのようにこれを利用していくのか、あそこでどんな農業を奨励して振興させるのか。駅からすぐそばですよ。片や石岡の駅から3.5キロも4キロもあるようなところが、いまだに市街化区域で何にも利用されてないという場所はたくさんあります。まあ鹿の子方面はやはり3.5キロ、4キロ近くありますが、あそこはほぼぎっしりと利用されております。ところが他の地域ではまだ利用されてないところもあります。まとまったところもあります。これにつきましても、私はこのまま放置しておいてはだめだと。やはり大型車が通れるような、通行可能な広い道路を下水道の側溝とともに設置しなければならぬ、こう思うわけです。と申しますのは、前回も前々回も前の市長も答弁しておりますが、やはりいろんな財源もあると思いますがね、私は未利用地の利用問題が先というならば、ただ放置しておくだけでは何のために市街化区域に指定してあるんだかわかりません。私はこういった遠くの方が市街化区域で何にも利用されてないのを放っておく。そして駅からすぐそばのところには調整区域だと称してそれも何にもさせない。ぶん投げておく。道路もろくな道路をつくらない、昔のまま細い道路ただ簡易舗装みたいにしてやっておる。これではいつまでたっても業者が、あるいは一般の利己的な所有者が自分だけよければいいということですね、いわゆる乱開発というものを小規模に行っていきます。そうすると気がついたときは、後で道路広げようと思っても、家がたくさん出てて補償金の問題でなかなかにっちもさっちもいかない。こういうことをなくすためには、やはり思い切って、建物が家屋が少ないときはもうそこに道路というものを延長するばかりでなく、面積も広げなきゃならない。こうしておかなければいつまでたっても石岡市の総合発展というのは絶対あり得ないと思うんです。私は、この件につきましてですね、どうか今度の
木村市長にはぜひとも知恵をしぼっていただいて、あなたは、選挙であれだけの票を取り、しかも市民の信頼を勝ち得て当選したわけでございますので、いろいろなブレーンもおると思います。どうかこの件に関しましては、いつまでも不合理な理不尽なこういった線引をそのままに放置せず何らかの活用という形で発展をもたらしていただきたいと思います。
それから、駅前商店街の蘇生のための再開発ということでございますが、これにつきましては、なかなか駅周辺というのは地下が高騰したまま下がっておりません。これにつきましては、駅前商店街の皆さん方も駐車場不足で非常に困っていると思います。私はこうした中で、やはり土浦市、あるいはその他の都市を見てもわかりますが、駅周辺には立派な駐車場がございます。いわゆるタワー式の駐車場、狭いところですね。ある程度若干あるところはロータリー方式っていうんですか、まあらせん式でぐるぐる回って4階、あるいは5階と上がっていくような駐車場、これをエレベーターをつけて、それでいわゆる今のステーションパークに連接する。そしてそこばかりでなく、あるいは駅前周辺にぽつーんぽつんと小さく空き地があります。空き地でなくても売り地がございます。こういったところにつきましても、石岡市ばかりでなかなか財源が大変だというならば、土浦市もそうでございますが、商工会議所と、あるいは観光協会ともタイアップした協力体制というものを組んで、市からも思い切った補助金を出して、こういった小さい空き地を確保しておく。そして後である程度の土地にまとまったら、駅前周辺の再開発ということで商店街の活性化を図んなければならないだろう。つまり1つの場所に合流させて、他の空いたとこに大きな駐車場をその地域ごとに、小さいブロックごとにつくっておくと。こういったことをしないと、石岡駅西の旧商店街側はどんどんさびれていくばかりだということを、私、この間の千葉県野田市の商工会議所を訪れて本当につくづく身にしみて痛感いたしました。あそこもやはりジャスコ資本系統が入りましてね、平日でもまちの中はあっちもこっちもシャッターがおりております。それも本当の中心街です。もともとの中心街。何だろうと思って聞いてみれば、やはりそれは商店街の人たちの自助努力も足りなかったばかりではありません。やはり行政の指導も、あるいはそこに昔からある大手企業というか、大資本の意向に沿ってすたれてしまったと、私は解釈しております。また当市の商工会議所の専務さん、その他の管理の方もそのような指摘でございましたが、少なくても石岡市はまだ人口5万でございます。向こうはまたその倍以上あります。こういった二の舞いを絶対踏まないように、私は市長に、この点につきましては今後十分に検討してもらって、そればかりでありません。商店街の人たちともいろいろ協議しなければなりません。そして自分だけで手に負えないとなれば、これは議員の皆さんにも、そして商店街の皆さんにも、あるいは職員の皆さんにも、あるいは一般市民の皆さんの中から英知を振りしぼっていただいてそれを終結してですね、何らかの手を打たないと、この石岡の旧市街というものはやがてゴーストタウンに似たようなまちに成り下がると、私は警告したいと思います。ぜひともこの問題につきましては改善して1日も早い手を打ってもらいたいと思います、早く。
それから、6号国道バイパス問題は建設委員会でも、いろいろ陳情その他方策を持って活動しております。そうした中で、この6号国道のバイパスというのは、どうも話によれば7年から8年、あるいは10年後ぐらいにならないと、完成できないんではないかという話によって私は印象を持ったわけでございますが、これも1歩間違うと、また10年、20年とおくれたらこの石岡は完全にもう死にます。交通問題で、ゴーストタウンになる、これは間違いありません。こういったわけで、今皆さんみんな協力して今回はこの問題につきましては、だれももう反対するような人もできないほど逼迫してます。窮地に追い込まれております。
こうした中で、あの6号国道は非常に渋滞しておりますが、これ前回、前々回も私質問の中でお願いしたわけでございますが、6号国道のバイパスが先決問題、最優先問題だと、財源の問題もある。で、常磐インターですね、常磐高速道路の石岡北インターっていうのもつくってもらいたいというような話を私素朴に出しましたが、いろいろな財源その他の問題でちょっと障害が大き過ぎるという話でございましたので、しからば、少ない資金で影響の大きい、効果の大きい実績をつくらなければならないということについては、どうしたら一番いいのかなあと私思いましていろいろ考えました。これ軽率かもしれません。しかし、一般質問で私が発言するのは自由でございますので、まあどうか何分あしからずご了承をしていただきたいと思いますが、いわゆる常磐高速道路の下り車線でございますが、あの工業団地に近いところ、正上内っていうか、笊内っていうのか、根当っていうか、あの付近にですね、私は下り車線の本当に降車のみ、おりるのみ、これなら面積もとりません。資金もそんなにかかりません。こういった問題で何らかの方策をとっていただきたいと。面積、資金、これも4分の1、5分の1で済むはずです。これにつきましては、あの工業団地の建ぺい率から申し上げましても、未利用地の問題がまだまだ促進されずに残っておると思います。産業経済委員会の委員長初め皆さん努力しておられますが、これに側面から援護射撃するつもりで何とかここに下り車線のおり口だけでもいいから、つくっていただきたいと思うんです。東京都内行くとですね、面積がありませんからおり口だけはたくさんあります、また上り口だけもありますが。やはり工業団地の絡みからいきますと、下り車線のおり口だけでも相当私は効果的ではないかと思います。これにつきましては、あの工業団地が栄えればそれだけ固定資産税も増収されます。あるいは法人税も増収されるんではないかと思います。
こういった問題では、どうしても促進してもらうためには、市長を初めとした執行部の方々の今後の研究努力とともに、その維持も大ですので、ここで
木村市長の本心をお伺いしたいわけです。この固定資産税がふえるということはそれだけ福祉にも寄与できるわけでございます。市長あなたは、財源をふやすという言葉を使っておりますが、先ほどそのような答弁もなされておりますが、ぴったり一致するわけではありませんけども、いろいろ思惑が違いますが、どうか、この件につきまして、より一層信念を持って邁進していただきたいと思います。また有料道路のあの355の国道に昇格しておるようでございますが、100円、いわやる乗用車で100円ですね、あの道路もいつまでもいつまでもああして料金を取っていたんでは、やはりいろんな工業団地のための障害が出てまいります。これも県の方では、十四、五億とかで石岡が借りていればいいんだと、県の公社が言ってるそうですが、とても今あの状態で石岡が十何億も出して買うほどの余裕はないと思います。1億、2億ならともかくですね、これは355の国道に昇格してあるんだというんならば、建設省に私は買ってもらうのが筋だと思います。この件につきましても、市長を初めとした執行部の皆さん、議会の皆さん、一般市民の皆さんも一致団結してこのような陳情なりを県、あるいは国に働きかけなければならないと、そういう時期が来たと私は思います。この件につきましても、市長のご見解を賜りたい。さらに先ほどの答弁も一緒にお願いしたいと思います。
それから、7番目の問題であります。開かれた市政における展望について。タマゴ博との協定書の破棄の問題、入札問題、人事、財源及び欲望に支配された密室政治の弊害をいかに克服するかの問題、これについて若干質問いたしたいと思います。タマゴ博覧会との、正式には世界のタマゴ博覧会協会ですが、ここと石岡市が昨年、一昨年の7月13日でしたか、協定書を締結しておりますが、この協定書について、いろいろ内容が克明に書いてあります。その中で、市の全面的協力のもとにというとこも入っております。これについていろいろ石岡市の不利益につながった問題が起こって、ああしたいろいろの騒ぎになりました。私はもう時期も相当たっておりますし、百条委員会設置してからも流れの中で証人等の喚問も大体進んでおって、見通しがたってきた段階でそろそろこれに歩調を合わせるという意味で、このタマゴ博覧会と締結した協定書を破棄する、そういった意思があるかどうか。これについて、執行部を代表して市長に答弁をしていただきたいと思います。これはですね、じゃ破棄してどうするのかという問題もございますが、染谷の共有林のあの地権者、皆さんあたりに対する配慮もございましょう。あの染谷の共有林につきましては、契約書の上では約5町歩で2億三千万台ですね。これは1坪当たり1万5,000円です。県の水土地対策課に申告したものは一応1坪2万の価格で出して売買取り引きしますということで出しましたが、これにつきましては、実態はあと6億の裏金が必要な覚え書きというものがございました、いわゆる裏契約でございます。
この問題につきましては、いまさらながらいろいろな反省点もあるかと思います。しかし、もうこれは契約は絶対に履行できません。と申し上げますのは、これは私の個人的見解でございます。それぞれのいろんな見解はあるでしょうが、少なくてもあの染谷の共有林の買収に当たっては、私は国土法、つまり国土利用法計画法に基づいた中で取り引きをするわけでございますが、あれは違反した行為と私は確信を持って発言します。そうした中で、違法行為は絶対に契約上履行されない、その契約は無効であると、私はこのように思ってます。したがいまして、あのタマゴ博に絡んだ染谷の地権者にタマゴ博側が払った手付金なるもの、1億6,700万円ですか、あれは私は地権者がタマゴ博側に返さなければならない性格のお金である、私はこう思います。したがいまして、これにつきましては、石岡市農協の前久保田組合長さんもこの件についていろいろ資金問題、あるいは土地問題について関連がございましたが、これについて責任上の問題、その他もろもろの問題があったかと思いますが、ああした不幸な事態になったわけでございます。しかし、そのタマゴ博の出した資金については、久保田家より現在は債券という形で残っておるはずでございます。そして私は久保田家への僣越ではございますが、何らかの救済と申しますか、まあ今、久保田家は、最後はあの当時の問題と違って、あべこべ債券という形でこれはタマゴ博側に残ってるわけです。内側の細かい点については私は理解はしておりませんが、いずれにしましても、こういった問題で、私は染谷の共有林の地権者はあの手付金を返さなければならない、それから協定書は破棄しなければならない。そして久保田家の債券は何とかしてこの問題と関連させて、私は全部が解決に向かうようにしなければならないと、こう個人的な見解でありますが思っております。これにつきましてはどうしたらいいのかということでありますが、これは私の個人的な考えですから何でもかんでもこうしてくれということではございませんが、一つの方法として、あの共有林は正式に、公明正大に、堂々とした国土法以内の価格で市が買い取って、あの風土記の丘関連の公園のわきにですね、もう一つ子供の国としてもいいし、また何らかの施設をつくっても結構でございますが、あそこに例えば子供の国にして、桜の木を5町歩ありますから、またほかに2町歩売るようなとこもあるようでございますが、まあいずれにしましても桜の木を3,000本ぐらい思い切って植える。まあ5,000本じゃちょっと余りにも密になりますので、あるいはその隙間に夏にはアジサイでも咲くような、そういう景色も見られるようなもの植えておくとかいろんな公園の方法もあると思います。調整区域の中でのそういう子供の国というような公園、その他の施設も重要と思いますが、これでまあみんな大体納得する、市民がだれもが納得するような線が出るんじゃないかと、こう思います。
この件につきまして、市長がね、今後タマゴ博についてはどういうことを反省すべきだったのか、
木村市長からもご見解を賜りたいと思うんです。私は、あの問題は開かれた議会、開かれた市長室で行えばこのようなことはなかったはずなんです。欲望に支配された密室政治の弊害そのものであったと私は思うんです。モラルに支配された、つまり道徳に支配された政治を行っておればあのようなことはなかったのではないかなと、このように思うわけです。したがいまして、
木村市長は、開かれた市長室、開かれた市政という中で、清潔ということを今回に出して選挙を戦ったわけでありますから、この問題についてどういう形であなたは克服していくのか、これをとっくりとお伺いしたいと思います。
それから、もう一つですね、公共事業の入札の話でごさいますが、ここでもう一つ担当者並びに市長から答弁を賜りたいと思いますが、先ほども言ったように、バックマージン、リベートとかいういろんな言葉ありますが、つまりわいろですね、これが常識だと言うんです、業者が。これは県内のAランクに属してる業者が、これは市当局の公共事業、県でも何でもそうであるそうですが、こういうことを少なくてもあなたはなくしたいというからには、あなた自身、あるいはその周辺に、カタカナでブレーンとか称する人たちがたくさんおりますが、少なくてもこのような人たちにも絶対に清潔公明な政治をさせなければならないという信念があるならば、私はこの件について、あなた自身のここでその政治理念、市長として絶対こういうことはしない、こういういうきちんとした信念を皆さんの前でご披露願いたいと思います。必ず話はこれ公共事業があるたんびにまつわってくると思います。これは石岡だけに限らないんです。
日本国じゅうどこでもそういう話は聞きます。でも、今度は
木村市長は清潔という言葉挙げましたので、少なくてもよその自治体よりはこういうことはまあ少なく、できれば全廃していただきたいんですが、何とぞこの件についてご答弁願いたいと思います。
こういった絡みが、バックマージンという絡みが入札の価格に大きくはね返ってくるんです。と申し上げますのは、たとえば前回も高野議員から質問がありましたが、あの風土記の丘のあずま屋、約4坪ほどの建物が2棟ございますね。杉の皮で屋根を覆ったもの、これ2つ、2棟です、4坪で…、8坪ですね。それでパーゴラとかいうたなですか藤だなみたいな、これが1基、合わせてこれ入札より落ちた落札価格が960万、これ足してくとみんなこれ屋根があるだけで窓も床も畳も風呂もトイレも玄関も何もない、これで坪100万以上かかってるんです。こういうばかげたこと。あるいはステーションパークなるものがあそこにありますが、これも今から使い用によっては非常に立派な石岡の駅の機能を果たすと思いますが、ここの上にからくり時計の側にはテントがございます。これは約46坪の面積でございますが、このテントも、この間、私決算委員会で若干述べましたが、2,472万円で落札されておりますが、この2,472万というのは46坪で割っていけばおのずと答えは坪52万円です。私も住宅建築関係の仕事多少は携わることもあります。そうした中で、坪52万というのは一般の大工さんにかけても、まあ文化的な建物という観点から見れば、まあまあ高級な方だと私は思います。ところが、あの軽量鉄骨で細くやぐらを組んで屋根かぶってるだけ、これで何で坪52万円になるのか、私はきょうはそれを追及するわけではございません。この間の決算委員会では、執行部側の答弁は、いやあれは坪52万と申しましても、後楽園球場っていうんですか、あのドームのね、あれと同じ材料を使っているのでそういう高くなったんだということでありますが、どんなもの使っても、後楽園球場は高いホームランを打っても届かないような高さ、あすこはちょっと人が2人か3人背伸びすれば届くような高さです。こういうむだな費用がっていうか、市民の血税が使われてるわけです。これだれに聞いても全然値段がまさか、まあ1けた違うほどの話で返事は返ってきます。私も驚きました。これについてもう追及するわけでも何でもありません私は。そういった高値の入札を許さなきゃならないような土壌があるということは必ずそれにまつわるいろんな収賄の、あるいは贈賄の疑いというものが市民の中に流れておるんです。これはみんな市民は言っております。私は、今回の選挙では
木村市長を応援はしませんでした。個人的には、私は自分の自由でございますから、あれこれ拘束はされませんが、いずれにしましても、私はどの市長になっても、悪いことは悪いいいこといいはっきりさせたい。これは市長、別に個人的な恨みつらみは全然ありませんから、この件につきまして、こういうむだ遣いをなくして、その分だけ財源をふやさなくても合理的にですね、ちゃんと計算し尽くされた値段で落とされればとにかく、こういうあり余ったような高値で入札を許しておくということは、あといろんな福祉事業にも関連が波及してくるわけです。身体障害者のことばかりじゃない、身動きできない病人、あるいは年寄りですね、こういった方々にも、本当に、あと1千万、あと2千万あればもうちょっとこういう行政がかゆいとこに手が届くようなこともしてやれるなと思うような事業がいっぱい足りない分あると思うんです。何も財源を新たにふやそうとなんかね、模索しなくてもですよ、有効に節税する心がけがあれば、こういうとこ一つ一つチェックしていけば必ず私はそういった福祉事業にも回せるところがあると思います。これは私の考え方でございますが、この件につきましても、市長の今後の姿勢っていうか、福祉に対する信念とあわせてですね、後また聞きますが、絶対私は財源をふやす前にこういったチェックをもう1回、何というか監視っていうかね、これ議会の皆さんがやるわけですが、市長自身も自分から先頭に立ってですよ、自分が見られる側なのを見る側からに立って、もう1回、前の市議会議員当時の気持ちになってやっていただきたいと思います。この土木建築、あるいはその他教育行政、消防行政、いろんな行政の中で公共事業、あるいはそれにまつわるいろんな入札もあると思います。節約すればですね、石岡の予算のうちで1%か2%必ず節約できる問題があるはずです。
同じ項目で、次は人事についてでございます。人事について、選挙功労者の問題、これいろいろささやかれております。これにつきまして、私は若干問題を提起して要望したいなということがありますので質問いたします。この石岡市に限らずどこの自治体でも、本来は公務員は政治活動に関与しちゃいけないということは言われております。自治体の中には労働組合もございます。しかしながら、この労働組合も選挙活動を通じて、あるいはその他もろもろ天下国家の政治上の問題について、高みを言えば外交問題、防衛問題、憲法問題まで含めていろいろ関係していることは事実でございますが、少なくても、この東海自治体地域の公職選挙法に関連してですね、やっちゃいけないことまでやってる職員もおる。これはどっちの両方の側にもおると思います。しかしね、このことによって、こういうことをしたがゆえに、まあ、この近隣の市町村でもありますが、選挙は終わると途端に、執行部がかわった途端に職員がとんでもないとこの所長に回される。とんでもないとこにいた人がまた戻ってくる。そういうこと年じゅうやっておる。中には、そこの例えば建設関係なら建設関係だけのセクションにしましても、男子が職員がそっくり入れかわってしまう。後から行った一般市民がですね、継続した審査、審議のことで行っても全然話が通じない。こういった損害受けるのは市民だけであります。こういった中で、少なくとも
木村市長は今後公務員の選挙活動には十分あなた自身の口からも警告を発して今後の職員の綱紀粛正に邁進しなけりゃならない。私は思います。少なくてもこういった中ですね、選挙による不公平な選挙功労人事みたいなことはやっちゃいけないと思います。この石岡市の職員の中で、やってなくてもやったとみなされて40歳前後になってもいまだに能力は私見てないとも思えない人までが係長にもなれないで不当な取り扱いを受けている職員も何人かあります。これも今後市長の方で、ようく選挙功労者のみばかりでなく、そのような陽の当たらない、冷たい仕打ちとは申しませんが、そういう冷たいところにいる人にも温かい公平な人事をお願いしたいと、私はこのように思っております。どうかこの人事問題につきましては、市長におかれましては、自分の考え方、あるいは選挙で絶大な指導力を振るった人たちに左右されることなく、公明正大、無私公平な立場で人事問題は行っていただきたい、このように思います。この件につきまして、市長のご見解を賜りたいと思います。
それと、9番目を先にやって8番目は後からやりますから。身体障害者用の市営住宅建設と障害者の搬送車問題についてでございます。
これにつきましては、私事になりますが、若干話を述べさせていただきます。実を言いますと、私の去年の4月の選挙のときですね、いわゆる告示の日です。出陣式とかいう式をやりましたが、このときに、私はあいさつ終わって皆さんとずうっとあいさつしながら握手を交わしていった中で、隅っこの方に、車いすに乗った高齢なご婦人の方がおりました。初老のまだ域に達したか達しないかの婦人でございましたが、この方が、一生懸命不自由な手を出して私に握手を求めた。私も握手しました。そのときに言われましたことは、上野さん、高齢者はみんな人間だれもがなりたくなくてもいやでもおうでもみんながその域に到達するんです。しかしながら、身障者はなりたくなくてもなっちゃったんです。中には生まれながらの人もおるでしょう。あるいは人生の半ばでけがや病気のために身体障害者になった方もおると私は思いますが、そのご婦人の方が、上野さん、高齢者はなりたくなくてもなる、だからたくさんいる。身体障害者はなりたくないけどなっちゃった、だからなってる人は少ないんだと。それがゆえに選挙では高齢者は票はたくさんあります。だから政治家は市長でも市議会議員でも国会議員でも、必ず高齢者問題一生懸命取り上げてやります。しかし、身体障害者については票に余りならない。ですから、小さな声なき声も届かないんですよと、どうか身体障害者のこの福祉の問題については一生懸命やってくれと私言われました。ところが、私はこの人とは選挙終わったら必ずすぐあいさつにでも行っていろんな問題聞こうと思っておりましたが、何とのどもと過ぎれば熱さ忘れるで、腹の中にときたま思い出すんですが、忘れ忘れそのままこの次この次してね、もう半年以上たちました。そうした中で、私この間、ちょっと肩の関節脱臼しまして本当に体の不自由なことを身にしみてもう一度改めて痛感しました。多少習慣性の脱臼でございますが、そのとき、あの身体障害者のことを去年の暮れ思い出しました。で、去年の暮れ行くわけだったんですが、もろもろの事情によって私は今度の正月明けに訪問していろいろお話聞きました。そうした中で、苦情や要望があったらばぜひとも言ってほしいと。それから、できれば仲間の人とも連絡取り合って何か言ってほしいと。
そうした中で、出てきた問題たくさんありましたが、特に今回は2つだけ取り上げたわけです。住宅問題、身体障害者のですね、あるいはあの身体障害者を運ぶ小さなバスですか、パワーゲートとかいうキャリヤついたものですね。これで私は質問したいと思いますが、この身体障害者の方は、皆さんね、執行部の市長も初めよく聞いてほしいと思いますが、生活保護をもらってる方もたくさんおると思います。この生活保護の問題については前回も私言ったと思いますが、働ければ十分働ける体を、機能を持ってる。あるいは何でもない人も中にはおる。便宜上金をもらえるからといって不正に受給している人もおります。こういう方の見方に対しては甘いことでもですね、障害者の生活保護についてはいろいろ厳しいこともあるようでございます。今回は抽象的ぼかして話ししますが、そういった中で、本当にとても自力ではほとんど立てないような、手もろくに動かないようなそういう障害者のですよ、共産党の原田さん、その他の皆さんも活躍して授産所の廃止問題については一生懸命やって、今でもその機能は十分果たしておるわけでございますが、あの授産所の仕事をもらって不自由の中からまあせいぜいやっても1円か2円、何円の仕事で月に2万円になるかならないかという話でございましたが、本人の話によれば、あるいはその友だちらの話によれば、少しでも市のお世話になっている以上1円でも2円でも税金を使わせたくない、迷惑かけたくない、だから生きてるうちは、手の動くうちは幾らでも稼いで皆さんの恩に報いなきゃなんないんだと、そういう謙虚な、けなげな障害者も何人もおるわけでございます。
そうした中での障害者の訴えと申しますのは、この表題にありますとおり、住宅が狭いところの人は車いすも入れない、自分のうちへ行くのに。あるいは市営住宅に入りたくてもうちがないから、立派な借家あるんだけど市営住宅安いとこ入りたい。だけど市営住宅みんな今できるの高層式ですから、同じ1階ワンフロアーでも3尺、4尺ぐらいの高さありますね、階段だってね。そうすると身体障害者そこにね、自分では車いすでは入ることもできないんですね。昨年度、市民会館はそういう身体障害者も入れるような設備も整えましたが、まだ石岡市においては、と言いますより、日本の国におきましては、どの自治体もほとんどこの身体障害者用の公共住宅のスロープなり何らかの設備は付帯しておりません。
こうした中で、あなた石岡市長自身がですね、福祉というものを掲げて戦ったわけでございます。ですから、口先だけでなく、本当にあなた自身がこの問題について真剣に取り組んでいただきたいと私は思うんです。アメリカにおきましては、地下鉄乗っても、あるいは電車の乗りかえにつきましても余り電車は利用しない。大都市の勤労者はほとんどでございますが、どこ行ってもエレベーター、あるいはエスカレーターで身体障害者も、あるいは病人も楽に体の移動、荷物の移動ができます。ところが日本の鉄道は、JRしかり、私鉄しかりなかなかそういう設備は整えられておりません。そういった実態の中で、まず石岡市も率先して他の自治体に先駆けて私はこういった身体障害者用の安い公共住宅も必要でないか、一日も早いその建設の邁進、あるいは資金的に問題があるならば、若干の改造等も含めた、そういった設備の研究に邁進していただき、少ない金額でも結構でございます。それをもって1日も早い是正をしていただきたいと要望するわけでございます。
またその搬送車の問題でございますが、石岡市では、ただいま福祉に使っている小さい22名ぐらい乗りのバスがあると思いますが、聞くところによれば、月曜日から金曜日までは毎日フル回転に活用してされておるということでございます。そうしますと、このバスがなかなか別な目的がありますが使えない。私は最初から全部一挙にやれとは申しません。少なくとも、1台から手始めにふやしていただいて、これも余分な資金がかかるわけでございますが、先ほど言ったような税金のむだ遣いをするようなことなく、こういう福祉に回していただいて、私はキャラバンぐらいの小さなバスで結構でございます。あれにパワーゲートのついたような設備を整えれば身体障害者が月に1度、あるいは2度、病院に通院するときに何らかの支援の厚い手を差し延べられるのではないかと、このように思っております。この件につきましても、今後どうなされるのか、その意思を確認する上で、市長並びに若干担当者の方にもご説明並びにご答弁をいただきたいと思います。
さて最後に、番を入れかえまして8項目のですね、遺族会長としての
木村市長の政治理念とその姿勢についてお伺いしたいと思います。
まず、
木村市長は、これまで石岡市の遺族会の会長として、まあ4年だか5年だか知りませんが、大体それに沿った期間、会長としてその責務を全うしておると私は思っておりますが、あなたの市長の政治理念ということでお伺いするわけてございますので、これは今回の市長の選挙のときに、あなたのその職務と利害相反する団体からも支援を受けたというか推薦をいただいたということであります。この件につきましてあなたの本当の意思はどうなのか、そしてその裏には約束ごとというかね、政策協定みたいなのがあったのかどうかを聞きたいと思います。ようく市長メモしておいてくださいよ、だんだん調子上がりますから。それともう一つ、遺族会の本来の趣旨は何であるのか。遺族会の遺族が最も懇願することは何であるのか。この件についても市長がよく念頭に入れて私に答弁をいただきたいと思います。これは、毎年、石岡市の市のお金ですね、税金が社会福祉協議会に180万ぐらいずつ寄付されております。と、社会福祉協議会から今度は遺族会にまたその金が流れます、資金としてね。これは公明正大に表向きやっております。その関連で聞くわけでございます、石岡市の税金がこれに使われているから聞くんでありますよ。私は、遺族会は必ず護国神社、あるいは靖国神社参拝ということはこれはもう必ずつきものでございます。私が靖国神社があれは軍国主義のシンボルだから参拝は反対であると言っておるんじゃないんです。私は、参拝していただきたいと、立場で市長にお伺いしておるわけでございます。この点を間違いなく頭に入れてほしいんですが、市長に申し上げます。
まず第1回目の質問ですから、市長は、まだ遺族会の会長として、遺族会の皆さんとともに、あの180万何がしの資金を得て、靖国神社に遺族会の代表として一緒に引率しながら参拝する意思があるや否や、まずこれを私は聞きます。それから、世間では戦後の東京裁判によって、日本が何でもかんでも全部悪い、勝った方は何から何まで全部正しい。勝てば官軍、負ければ賊軍、こういう形で東京裁判というものを、正式には極東国際軍事裁判という名称でありますが、こうした中で、事後法といって後から法律をつくってそれを適用して裁くというのは違反でございます。これは国際法違反でございますが、当時、勝った勝者は、堂々と敗者に対してそのような仕打ちをしたわけでございます。冷酷無残な仕打ちです。こうした中でですよ、私はあの靖国神社は、一体、連合軍、つまり占領軍が指令しましたね、神道廃止令という、これがまず、いわゆる宗派神道なのか、宗派神道と申しますのは、布教活動を伴うそういった宗教であるのかないのか、この点につきましても
木村市長のご見解を賜りたい。私自身は、あの明治天皇が、当時、京都にありました招魂社というのを東京に持ってきてまた招魂社というものをつくりました。これが日露戦争のころから靖国神社という名称にかえましたが、そのときの明治天皇のお言葉としましては、靖国神社は宗教にあらずということをお話なされております。しかしながら、占領軍当局は、これは国家日本神道の源であって皇室のもろもろの意向が全部ここに集約をされておると。したがって、軍国主義の源になるような一番の根源だということでですね、日本精神の排除ということで、日本の民族を骨抜きにして占領政策がやりやすいようにするためのそういう宣伝がなされたということで、私はそのように信念を持っておりますが、あなた自身は靖国神社が宗教なのかどうか、これを伺いたい。
それから、一部左翼的なマスコミの偏向的な報道によれば、あの大東亜戦争は、報道ばかりじゃない、今の教育界を牛耳ってるいろいろな団体の中で、特に大きな日教組もありますが、あの戦争は、つまり大東亜戦争、あるいは靖国神社に祭ってありますから、それ以前の日清戦争も日露戦争も全部入るわけでございます。あるいは幕末に尊皇攘夷という信念のもとに倒れていった幾多の英雄たち、私は英雄と信じております。その人たちが行ったことも侵略なのか、私は当時のあの徳川幕府という封建的な社会制度を引っ繰り返して、曲がりなりにも日本人が今まで全然体験したことのないような、まあこれは明治中期近くになりますが、帝国議会というものをつくって、そしてその中で欧米諸国の進んだいろんな法律を学んだ上に大日本帝国憲法というものをつくった、ね、国旗もつくった、教育勅語もつくった、国歌もつくった。この問題についてはことごとく現在は否定されております。しかし、あの当時にしてみれば、私は大きな革命であったと思います。この人たちも祭られております。これすべてがですね、今は侵略戦争だったと、あそこであの戦争で亡くなった人々は皆犬死にしたんだという宣伝がまことしやかに、それも日本のこの社会情勢を牛耳るほどに支配されております。私も昔は、正直申しまして、18歳からそれ以前は16歳ごろから民主青年同盟というところに首を突っ込みまして多少の活動をし、18歳になって共産党の党員として私も、まあ二十二、三歳ごろまで自分なりにそのときはそのときで、まあ変な正義感から一生懸命無我夢中で信じてやってきた経緯もございます。しかしながら、調べれば調べるほどどうも矛盾が多い、歴史問題を勉強すれば勉強するだけどんどんどんどんどうもその定義というものが崩れていく、おかしい。で、今はいろんな新聞、今もって私は読んでいます。共産党には今関係ありませんが、共産党のいろんな活字も知りたくてですね、文章もどんなこと言ってるのか。新聞を読みたいと思うし、小冊子というか雑誌も読みたいと思うし、あるいはいろんな小論文も読みたいと思う。これはね、私が左とか右とか関係ない。常に両方裏表、どっちの言い分もやっていかなければ間違えるからだと思って私は勉強するわけでございますが、少なくともあの大東亜戦争、日露戦争、日清戦争、まあ明治以降のあのああいった戦争で倒れていった兵士たちは犬死にしたのか、それとも祖国のために戦ったのか、その当時の私は常識であったと思うんです。その常識に従った人たち、決して私はだまされて連れて行かれたと思いたくありません。そのときはそのときの当時の常識に従って、道徳に従って倒れていったと私は解釈しておりますが、これについてですね、
木村市長のあの戦争の性格です。性格とは侵略戦争であったのか、自衛戦争であったのか、この見解について石岡市の遺族会の会長という高邁な立場からご返答をいただきたいと思います。この問題につきましては私も本日のためにいろいろ勉強しましたが、まあ30年ぐらいの蓄積もございます。一生懸命市長とこの問題については答弁をしたいと思いますが、とりあえずきょうは時間もありません。戦争後の敗戦後の、いわゆる極東国際軍事裁判、東京裁判のこの歴史観についてもどうなのか、靖国神社の宗教か否かの問題。
それからもう一つ、ここにあるとおり、1回目ですので簡単に質問しますが、憲法上の憲法の第20条第3項にはこのように書いてありますね。「国及びその機関は宗教教育その他いかなる教育的活動もしてはならない」、このように書いてあるんです。この条文があるがゆえに今の今上陛下も即位するのに、大嘗祭その他の儀式を行うのに、非常に政府及び民間の心ある有識者は頭を悩ませました。というのは、これを錦の御旗として反対する勢力があったからでございます。私ここであっちこっちの敵味方の話はしたくありませんが、とにかくあるのは事実でございます。憲法20条の第3項で。こういった中で、国及びその機関、ですから、これは石岡市も国及びその機関とは直接言えないかもしれないけど、これは連続性がある
地方公共団体のこれは一応長でございます。この件につきましてですね、あなた自身がこうゆった遺族会の会長として今後靖国神社に参拝する上で、この憲法の政教の分離ということに抵触すると思うか思わないか。私はするなと言ってるんじゃないんですよ。していただきたいと言ってる。私はね。これは私の意見ですから。そうすると、あなた自身は反靖国的団体からも推薦受けたわけでございますから、これにつきまして、市長のその団体との裏取引っていうか政策協定が何かあったんではないか、つまり石岡市の遺族会を今後靖国神社には参拝させない、それからあなたが市長になった暁には、遺族会にはびた一文社会福祉協議会を通じても資金的援助はしない、つまり寄付行為をしない。こういう裏取り引きがあったのか否や、つまり政策的協定があったのかどうか。それからもしそれがなかったとするならば、私は市長が、憲法上どうも今度は私も市長ちなったので、政教の分離の問題で靖国神社はまたげないんだというんであればですよ、遺族会の会長を素直に辞退するのか否か、市長としてその政治理念、これからの今後の信念をしっかりとあなた自身の口からここで逃げないで申し述べてもらいたいと思います。いいですか。それとともに必ず話は出てくるのです。靖国神社の宗教上の問題、参拝については政教分離の問題、戦争については侵略戦争であったか自衛戦争であったか、それからこれに当時の大日本帝国憲法がございます。この帝国憲法の第1条には「大日本帝国は万世一系の天皇これを統治す」、あるいは第3条「天皇は神聖にして侵すべからず」、これ関連のとこだけ言います、第4条『国務各大臣は天皇を補弼しその責にあらず。すべて法律勅令その他国務に関する勅令は国務大臣副書を要す」ということでありますが、こういった中で、この第3条ですね、天皇は神聖にして侵すべからず、これは特に君主無問責と申します。つまり責任がないということであります。これはヨーロッパ諸国の中でも今でも王国を制度として確立している国がありますが、どこも皆同じ。欧州の各王国も憲法上に同じように書いてあるし、まあこれが欧州では通例になってます。つまり、天皇は政治的責任を負わないと定めたものです。この神聖にして侵すべからずというのを、これを拡大解釈してね、やゆして人によっては、あるいは勢力によっては神様扱いに、神格化するということをうたってありますが、そうではございません。歴史的に見ていろいろ、後2回目、3回目の答弁の中で言いますが、この天皇の戦争の、昭和天皇のね、あの大東亜戦争の責任問題です。あなた自身はそういった反靖国団体からも支援を受けて推薦されたわけですから、あの天皇に戦争責任があったのかなかったのか、この点について私は明快なるご回答をいただきたいと思います。
以上をもちまして、第1回目の質問を終わります。
32 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。
午後4時36分休憩
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午後4時49分再開
33 ◯副議長(小泉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
34 ◯市長(
木村芳城君) 上野榮一議員に対しましてご答弁を申し上げるわけでありますが、私の方に何点かありますので、そちらの方から答弁させていただきます。
第1点の疑惑解消のための公正な入札競争の確立についてでございますが、ご指摘のように、入札等におきましては、私も最初から公正な清潔なものでいくと、こういうようなことでありますので、基本的な態度っていいますか、そのようなことでは公共事業の円滑な執行確保と建設業等の健全な発展を図る上で、入札契約制度の適切な運用と公正、清潔、明朗な執行に勤めることが市政執行者としての最大の責務であると私は認識しておりますので、そのような考えに立って入札の執行事務に当たりましては、入札参加資格者の審査、設定基準を厳正に行い、公平、清潔、明朗な入札に努めて請負契約の確立に対処していきたい。こういうふうにこう考えておるわけであります。
それから、最低入札価格についてのご質問につきましては、工事入札の予定価格設定における最低制限価格の設定の考え方と私は理解いたしたものですから、ご答弁を申し上げるわけでありますが。本市における過去の工事請負契約の入札に際しましては、業者選定については指名競争入札により入札の執行を取り入れてきた経過の中で、信用と工事の成績、実績、手持ち工事の状況、技術者の状況等を含めて指名業者を設定し、工事請負契約にかかわる入札の執行を図ってきたことから、工事の予定価格設定については、最低限度価格を設定した入札執行は経験がない状況であります。工事入札における落札者の決定に当たりましては、予定価格の制限の範囲内で、最低の入札者をとるのが原則でありますが、入札予定価格に最低制限価格を設け、この価格を下らない最低入札者を落札者とするのは1つには経済状況が不安定で、その上業者が不当に連合または談合し、ダンピングに発注したり、手抜き工事、不良工事施工等を防ぐことが制度としては目的でありますが、入札の執行に当たりまして指名競争入札による方法をとる場合には、入札者の資格、信用度、そして工事の成績、実績等を事前に十分に審査の上、業者の設定を厳格にするとともに、談合ありとの確約ができた場合には入札を無効にするとかその後の指名におけるペナルティを実施し、工事の契約書の公開に当たっては、不正不当工事に対する罰則規定の強化をし、さらに工事施工における監督、調査を適切に行うこと等により工事請負契約の執行に対処していけば、悪質業者による工事施工上の弊害は避けることができると私は考えてる次第であります。
以上のようなことから、最低制限価格制度の活用については、制度としては承知しておりますが、実際の運用については、当市の入札等の経過からも、指名競争入札により、最低制限価格を採用しなくとも十分所期の目的を達成することができるものと考えているわけであります。そういうようなことで、談合の防止、そういうようなことにつきましても、入札の無効とか請け負い指名におけるペナルティのそういうようなことが厳正に対処していきたいと、そういうようなことから、談合の防止は防がなければならないし、考えているわけであります。金権範囲に関するものは、当初申し上げましたように、厳正、清潔、明朗な入札に努めていきますので、ご理解を賜りたいと、こういうふうにこう考えているわけであります。
次に、石岡市の国土利用計画についてでございますが、第1点の市街地の未利用地の活用でありますが、私もこの点につきましては何回となくその場所等に行ってみながら、未利用地の活性化には努めなきゃならないというふうに感じとっている1人でありますので、今後の推移とそのようなことも含めまして更正していきたいと、こう考えているわけであります。
駅前の商店街については、本当に、上野榮一議員がおっしゃるとおりに、この駐車場の問題、それから商店街が今置かれている件につきましても、私も1年近く駅前でいろいろな点でお話を聞き、そして対応をしていかなければならない話も聞き及んでいるわけであります。そのようなことから、これから石岡旧市街の問題についても、商店街の皆さんとよく話し合いましてそのようなものに入り次第検討し対応していきたいと、こういうふうに考えているわけであります。
次に、6号バイパスの問題が触れてありますが、私も本当に6号バイパスの問題につきましてはラジオ等でよく聞いている1人でありますが、就任以来、東京に行きましても、すぐにこの6号バイパスを、石岡の状況をお話しし、過日は常陸工事事務所の所長さんにもお会いしまして、6号バイパスの状況をお話ししてまいって、市民のまた通過する方々のためにも何とかしていただきたいんだというようなことを、就任以来このことにつきまして時間があればすぐにということで、水戸じゃなくて常陸太田市まで行きまして、6号バイパスの問題に取りかかってきているわけでありますので、私も上野榮一議員と同じに十二分に前向きで対処していきたいという考えであります。
それから、常磐道の下りのみを、出口ですか、等についてはどうかというご質問でありますが、前任者もこの点につきましていろいろとご答弁しているようでございますが、経費等いろんな事情によりまして大変難しい問題があるのではなかろうかと、こういうように推測しているわけでありまして、かなりの対応策が必要なのかなと、こういうふうに考えている1人であります。
それから、有料道路の取り払いにつきましては、私も8年間議員の活動の中で何とかこの問題も取り上げていた1人といたしましても、あの石岡のお祭りの期間だけでも無料化されている石岡の状況見ましても、このような有料道路どうしていかなきゃならないかということもこれから私に課せられた課題かなあと、こういうふうに聞きながら、経費の面、莫大な予算を投入されて出来上がった有料道路の件でございますので、県といろいろ国との接点などもあろうかなと思います。十二分に検討していきたいなと、こういうふうに考えている所存であります。
次が、開かれた市政における展望の中での件でありますが、タマゴ博の協定書、それからタマゴ博の云々のご指摘でございますが、私といたしましても、今後の推移を十二分に見ながら対応していきたいとこう考えております。入札のことにつきましては、私は公正で清潔に公明に実施していきたい、実施していかなければならない、このようにも考えてる1人であります。
人事のことでありますが、市の組合の方々とか選挙に関するようなことでのご指摘でありますが、これも公平に適材適所に十二分に市民に還元できるようなところで働いていただくと、こういうことを基本的において、時期が来たら配置転換も考えなきゃならないなあというふうに思っているわけでありますが、十二分に検討しながら対応していきたいというふうに考えているわけであります。
財源については、
鈴木重夫議員のとこでもちょっと述べましたが、上野榮一議員にもご指摘のとおりに、未利用地活性化にもつながってくることが財源の確保にもあるかなということと、やはり節約ということでご指摘もありましたように、私もそのようなことも置きながら考えていきたいと、こういういふうに思っております。
密室政治においてはやらないわけでありますから、市民の皆さんのご意見を十二分に対話を優先的にした態度で臨んでいく所存であります。ご理解を賜りたいと思っております。
順番があれでございますので、9番目にご指摘がありました身体障害者の件でありますが、私も本当に1年近く石岡を歩ってみまして、本当に何回となくこのような方々とお会いしたときにも聞き、そして手を握られました。そういうようなことから拝しましても、市営住宅の建設、現在建設部との協議の中で、今後の市営住宅の建設の中でいろいろと調査、考慮に入れて進めていきたいというふうにこう考えているわけであります。
第2点目の搬送車の問題につきましては、これもいろんな状況と調査の中で今後の対応をしていかなければならないと、ときが来れば、このようなことにも目を向けていきたいと。まあ平成2年度には、重度心身障害者福祉タクシーがあります。そういう利用度なども関係部署の方から答弁させますけども、そのようなことも踏まえて私もこれからの福祉には前向きに検討していきたいと。
8番目き弁にありました遺族会長としての市長の政治理念と姿勢でありますけども、私ご指摘のように遺族会長を務めさせていただいた1人といたしまして、遺族会からの方からもご推薦を早々ともらった1人であります。そしてまた、一方では、ご指摘のように、茨城連合、それから労働組合よりの方からも推薦を受けていることも事実でございます。その組織の中でいろいろなお考えはあることと思いますが、推薦を受けた時点で、このような靖国の問題とか私が遺族会長であるというようなことは何もありませんでした。そのようなことでご理解を賜っておきたいというふうに思ってるわけであります。それから、遺族会の趣旨でございますが、平和を祈りながら一生懸命な状態を、私も父がそういう兵士の中でいるわけでありますから、父の状況をときには折に触れ母から聞いているのは事実でありますが、深くは母は語らず、私に自分の気持ちで理解をして、そのようなことかなと思いながらこのものに接している1人であります。ですので、靖国神社と宗教との件、それから責任者の件等のご質問等が出ておりましたけども、自分も十分なる勉強不足でいるかなと思いますが、今後のご指導と自分なりの勉強に従いましてご理解をしていけるような状況で進めてみたいなあ、こういうことで1人であります。政教分離につきましては、ご指摘のとおりに、そのようなことを踏まえながら、私も憲法のそして立場の置かれたものには間違いないような方法を各部署の方々にご指導いただきまして、間違いのない決裁をして進めていきたいと、こういうように考えております。
それから、遺族会の今後の状況でありますが、私といたしましても社会福祉協議会というところにこの遺族会が入りまして、それで進めてきた状況も最初はわからなかったものですから、その点もこれからよく聞きましてですね、その過程を踏まえて、この社会福祉協議会と遺族会との関連につきましても十二分にこれから検討しながら今後のものに進めていきたいと、こういうことでありますので、ご理解を賜りたいと思っております。
35 ◯副議長(小泉 彰君) 総務部長・苅部君。
〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕
36 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。
まず第1点目の市職員の運転免許と通勤に関連することについてというご質問でございますが、この中で、職員の運転免許の取得状況でございますが、平成4年の1月1日現在で申し上げますと、全職員が452名おりますが、このうち運転免許の保有者数は440名でございます。保有率で97.3%の職員が運転免許を取得しているという状況にございます。そういう過程の中で、通勤手当の支給状況を申し上げますと、これは平成3年の12月の実績でございますが、全職員数452人に対しまして、支給職員数が324人、支給率が71.7%ということになっておりまして、この内訳を申し上げますと、自動車以外の交通機関等を利用しているもの、これはバスとか電車とかでございますが、そういう利用者に対する支給者が11名、それからただいまのような交通機関と自動車の併用で支給を受けておる者が1名、その他312名の職員については自動車等の支給を受けているというのが現況でございまして、このうち夫婦等の相乗り通勤者で支給を受けている方が20組で40人の職員が相乗り通勤手当の支給を受けているという状況でございます。この通勤手当の支給につきましては、職員からの申告制度をとっておるところでございまして、私どもの所管係において十分確認の上に対応を図っておりますが、これらの支給については十分厳正な対処を図ってまいりたいというように思います。
それで、このうちの相乗り通勤の問題での件でございますが、2人の職員が1台の自動車で通勤している場合における通勤手当の支給ということで、この場合、交通手段が職員の所有にどのように属するかというのがこの場合の支給についての関連でございますが、職員の所有、これは共有も含むわけでありますが、そういうものが確認をできた場合には、相乗り通勤であっても通勤手当の支給ができるということにされておりまして、単なる相乗り通勤である以外は通勤手当の支給ができるというようになっているものでございます。
それから、駐車場の関連でございますが、当市の本庁舎の駐車場の対応の問題でございますが、現在の確保状況は360台の、これは公用車、一般駐車場、それから職員駐車場を含めまして持っているわけでありますが、そのうち職員駐車場につきましては、現在185台分を確保しておりまして、さらに、これは借地で30台分の確保を図っておりますが、現在、ただいま上野議員の方からご質問がありましたとおり、職員につきましては、できるだけ交通手段としての自動車の通勤の自粛ということで職員にお願いをしているところでございますが、その取り扱いにつきましては、2キロメートル未満の職員につきましては、車通勤の自粛をお願いしているというような状況でございます。
それから、第2点目の議会傍聴席の構造改善についてということでの質問でございますが、これは傍聴席を含めた、それから視聴覚の問題等を含めての構造改善ということでございますけれども、現在の建物の構造から、私どもといたしましては、建築基準法上の問題点、あるいは技術的な面からの専門的な立場での検討を要するものというように考えておりまして、今後市長の指示を受けまして、構造改善の検討を含めまして、視聴覚面での放送設備、これらについても専門業者によるところの検討、調査を図りまして方向づけを考えてまいりたいというように思います。
以上でございます。
37 ◯副議長(小泉 彰君) 消防長・矢口君。
〔消防長・矢口幸次郎君登壇〕
38 ◯消防長(矢口幸次郎君) 消防本部の方の運転免許の状況と対応について、お答え申し上げます。
消防本部の運転免許資格者の状況につきましては、職員76名中、大型免許取得者が30名、普通免許が71名、大型特殊免許が8名、自動二輪が56名でございます。普通免許を取得してないものが5名でございます。運転免許取得者の中から大型16名、普通19名の35名のものを機械員として指名いたしまして、それぞれの車両の担当を指定いたしまして、火災、救急等消防業務を行っているところでございます。
消防業務はご指摘のとおり、職務上運転免許が必要でございまして、運転免許取得の養成につきましては、免許等資格取得助成に関する要項によりまして、必要に応じて大型免許資格取得等の助成をし、機械員の養成を図り、消防活動に支障のないように努めているところでございます。消防署の勤務はご案内のとおり、24時間の拘束確実勤務でございます。それぞれの係、あるいは担当、小隊等によりまして職員が一体となって消防業務を行っておるところでございますが、職務上、車両の担当者が指定されてるわけでありますが、すべての職員が免除を取得しているということが消防職務遂行上大切であるというふうに考えておりますので、今後とも消防業務に支障のないよう免許取得等の養成に努めてまいりたいというように考えております。
以上でございます。
39 ◯副議長(小泉 彰君) 市民部長・山形君。
〔市民部長・山形正子君登壇〕
40 ◯市民部長(山形正子君) 廃棄物処理問題について、お答え申し上げます。
先ほど、零細企業からの廃棄物処理問題が提出されましたけれども、事業活動問題に伴って生じている廃棄物は増加の一途をたどっておりまして、一方、その廃棄物の処分地の確保が困難となっておりまして、廃棄物の処理の実態には多くの問題があることが否定できないところであります。しかし、事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物をみずからの責任において適正に処置しなければならないということが廃棄物処理法で規定されております。したがいまして、事業活動に伴って生ずる廃棄物は廃出者責任の原則になっておりますので、事業者に対して適正処理の指導及び普及啓発を図っているところでございます。
ところで先ほどの廃プラスチックの問題でございますけれども、この廃プラスチックの処分基準は小さく破砕して埋め立て処分をするとか、または焼却設備に焼却できるものですから、廃棄物法処理法で定められた方法により焼却炉を設置していただいたり、もしくは自社所有地に埋め立てる対処の方法もございます。しかし、場所によりましては、埋め立てもそれから焼却も困難な場合がございますので、そうした場合には、知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託をしていただいて処理させることもできますので、いずれにいたしましても、事業者みずからの適正な処理ということもありますので、ぜひそういった点でご協力をお願いしたいというふうに考えております。また担当課でも適正処理の誘導等の指導も行っておりますので、ぜひそういう窓口もご利用いただければと思っております。
次に、区域内に公営処分場をという要望が出されましたけれども、現在、ただいまのような零細企業からの産廃の問題とか、または廃棄物の量的増大、それから質的も多様化しておりますし、また不法投棄など初め環境問題に対する関心が高まる中で、長期的な視野に立って一般廃棄物処理に係る基本計画を策定しまして、これを基礎とした計画的な処理を図ることが課題となっております。これについては石岡市公害対策審議会からも策定が求められておるところでございます。棄物の的確な対応するために、一般廃棄物処理長期計画の策定の検討を始めているところでございます。本計画の策定に当たりましては、一般廃棄物の長期的な排出見通しに基づき一般廃棄物の減量化とか資源化、有効利用、収集運搬の効率化及び処理施設の整備等につきましても、現実的かつ具体的な対策を総括的に検討することになりますので、処分場の問題についてもこの中で検討することになります。また、この中で生活環境の保全と公害の防止の観点からも、この処分場の問題については留意して検討してまいりたいと、このように考えております。また、不法投棄の問題等がございましたけれども、最近、特に、建築物解体工事に伴って搬出されるコンクリートがらや、またコンクリートがらと称して、その中に産廃物を混ぜ込んだもの、それから、そういったものが、農地や山林、それから土地の管理の不十分な遊休地への不法投棄など適正処理が目立っているところでございます。
また、事業者また処理業者の一部には、適正処理に対する認識が希薄であるため、不適正な管理や投棄を行うなどの例も見られる状況でございます。市民の安全と良好な生活環境を確保するために、またこれは公私有財産の保全上の上からも、現在土砂等による土地の埋め立て、盛り土及び堆積事業によって生ずる生活環境の悪化及び災害の発生を防止するため規制が必要であるという観点から、現在、県内他市町村の条例、規則等の制定の状況等を調査してございます。また県の指導をいただきながら、残土、土砂等の埋め立て、盛り土及び堆積等を規制する残土条例等について検討中でございます。
以上でございます。
41 ◯副議長(小泉 彰君) 建設部長・松井君。
〔建設部長・松井芳雄君登壇〕
42 ◯建設部長(松井芳雄君) お答え申し上げます。ご質問の第4番目で、丘陵地における適正開発の指導指針についてということでございますが、土地の、いわゆる社会的条件としましては、地盤や地形といったものは土地のその自然的な条件であります。しかし、ただいまご指摘がございましたように、実際には宅地、あるいはその他の用途に利用する場合等それぞれの土地が持っている自然的な条件に沿った土地利用をせずに造成等を行うというケースもございます。非常に先ほどご指摘のありました箇所につきましては、行政の責任もあろうかと思いますけども、危険であり、またそのようなところも市内にあるかと思います。そのようなことのないように、社会的な条件としましてチェックする、いわゆる必要があるということで、建築基準法、あるいは都市計画法、道路法とか、また急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律等多々そういった規制があるわけでございます。ただこういう規制があるとはいいながら、現実的には土地利用の際に自分の考えだけで土地利用をしてしまうということから、急傾斜地、まあ則面のある土地部分におきましては直角に造成をしてしまうと。その後擁壁かなんかをやればよろしいんですが、そういうこともしないというようなままでその土地が動き利用されてるというようなことでございますので、まあ平米の制限とか土地利用上そういった法規制、現存する法規制のほかにですね、平成の3年2月2日施行で、石岡市としまして、石岡市開発指導要綱というものを定めたわけでございます。ただこれはあくまでも一つの面積基準等がございますので、そういった面積に到達すれば当然私ども指導をしてまいるわけでございます。しかし、まあそれはそれとしまして、市内全域のそういった土地利用につきましては、市民の土地利用上の安全性からいろいろな面でさらにパトロール等々を強めながらご指導をし、その危険性のない土地利用をしていただく必要もあろうかと思いますので、今後そういう面につきましては十分配慮をしながらご指導をしていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
43 ◯副議長(小泉 彰君) 福祉部長・平澤君。
〔福祉部長・平澤光平君登壇〕
44 ◯福祉部長(平澤光平君) 体のご不自由な方の搬送車の問題でございますが、ご質問の中でご指摘いただきました問題は、現在、社会福祉会館の中で行っております在宅の身心障害者の社会適応訓練事業でございます。これは毎週5日制でございまして、23名の方々が訓練に励んでいるところでございます。これらの送迎につきましては、今年度より中型バスを改良いたしました車いす2台、乗員24人乗りのリフトバス「ひまわり号」で行っております。毎日利用される方々は迎えに14名でございます。送りが16名となっております。現在は「ひまわり号」も今年新しくしたものでございますので、十分対応できる体制になっておりますが、将来にわたり利用者の増加も考えられますので、そういう場合には十分対応できるように措置をしてまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
45 ◯副議長(小泉 彰君) 市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
46 ◯市長(
木村芳城君) 上野榮一議員の中での身体障害用の市営住宅の問題でございますが、先ほどもちょっと触れましたけども、国、県等の指導が今行われているところでありますので、そのような現況の中で、石岡市としても取り組まなければならない老人対策向けの住宅でございますから、十二分に協議しながら、そして調査をしながら進めていきたいというふうに考えておるところであります。
47 ◯副議長(小泉 彰君) 本日の会議時間は予めこれを延長いたします。暫時休憩いたします。
午後5時36分休憩
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午後5時36分再開
48 ◯議長(金井一夫君) 再開いたします。
5番・上野榮一君。
49 ◯5番(上野榮一君) ただいまそれぞれの担当部長さん並びに市長の方から答弁、あるいは答弁らしきものもあったようであります。しかしながら、なお私はその答弁内容については不満なところもございます。こうした中で、まず第3点目の零細企業からの廃棄物処理の問題で、先ほども市民部長の方から答弁の中でですね、いわゆる産業廃棄物ですか、たとえ小さくても一応産業廃棄物と、営業上排出されるものですね。それはみずからの責任で処理しなければならないという法律があるということでありますが、確かにその問題についてはよく私も理解しておりますが、しかしながら、公害環境、環境の保全、あるいは不法投棄の防止という観点から申し上げまして、先ほど言ったように、大きな大手企業はそれなりの産業廃棄物の免許を持った業者に委託するわけでございますが、なかなか小さい業者のとこにまでにはそういった免許業者は回ってきません。町内の小さなお店で、あるいは工場で家内工業的にやっているところ、そういうところには量も少ないし、まあいろいろな問題等もありまして、来ない。この件につきまして、私は、市の行政上の何らかの指導でこういった零細企業を協同組合化するか何かして、まあ一体化を図ってですね、行政側と、そして業者側と公害防止についての、あるいは不法投棄とね、その他もろもろの社会生活上の環境の低下、防止という観点からしまして、私は何らかの行政上の措置が必要ではなかろうかと、このように思います。そうした中で、関連でありますが、大手企業であってもですよ、大手の免許業者に産廃物を委託してどっかに持って行ってもらうわけですが、これでさえも、その大手産業廃棄物業者はまたその下の子供に、その子供はまた孫に、そうやって委託していってどんどんどんどんね、どこへ持って行くかわかんないわけです。
昨年度もいろいろ問題になりましたが、あの八郷町の下青柳ということろにおきましても、いろいろ産業廃棄物の発覚の問題、そしてそれを搬出してどっかへ持って行ってくれという問題で付近住民、あるいはそういった運動しているプロみたいにそれで生活している人もいるみたいですが、そうした中で発覚した内容について驚きましたのは、ですね、石岡の警察署に持っていく。持っていってもなかなか本腰を入れて取り合わない。それもそのはずですよ、警視庁から排出されたごみが山とあったんです。それを取り締まる警視庁の生活上の、何というかな、公害防止を担当するその側のも含めてですよ、そういった書類、あるいは異物もたくさん山のように埋めてあった。これね、取り締まる側の人の、人のっていうか、そういった団体と申しますか公共団体のね、廃棄物も山にある。それを取り締まることはできない。私がここで申し上げたいのは、持ってここへ捨てちゃだめだよという取り締まる罰則条項も含めた法律あります。しかし、不法に投棄された場合の後の問題ですね、これをどっかに持ち帰ってくれと。それでもこの意向に従ってきちんとした筋のずうっと何というかな、そのルートがわかってはっきりした業者については撤去したようでございます、その責任でね。しかし、撤去できない、あるいは撤去しない業者もおります。これなぜかと言うと、これを撤去しないというために科する罰則ですね、この条項がないですね、こういったものも含めて、当石岡市では他の市町村に先立って、私は今からこういう問題が発生してからでは遅いので、それ以前にですね、未然に防止するためにも含めて何らかの行政上の措置を取んなければならないとこう思うわけです。これ大手企業、ああるいは大手団体の廃棄物でさえもそういう状態でありますから、小さな町の中の業者が少しずつ出す廃棄物についてはですね、必ずどんな立派な法律をつくって取り締まっても、あるいはそういう規範をはめ込んでもですよ、なかなか守られないんではないか。不法投棄されるおそれが多々十分にあると私は解釈いたしますので、この現在ある法律のみにかじりつかないで、石岡市としては何らかの積極的な行政上の措置をとっていただきたいということで、これは要望でこれで終わります。
それからですね、あと先ほどの消防長の答弁の中ですが、まあ運転免許をいまだに持ってない人もおるわけでございますが、今後この緊急性を要する、しかも非常に大事な職場であります。こういった中で、やはり本人が何でもかんでも取らなければならない。同じ職場の仲間と同じ境遇になければならない、意識をさらに一層士気を高めるように持たせるために、なお一層上司からもこういった制度の円滑な適用というばかりでなく積極的に働きかけて、本人にもそういう意識にさせるということが大事であります。でないと、他の同じ職員の中でも就労体制の問題でいろいろと不平不満が出て、消防職員の士気の問題にも私は後々波及してくるんではないかと、こういうふうに思っております。ですからこういうことのなきように、ぜひとももう1回落ちても2回、2回落ちても3回、何でもかんでも免許を取らせるようにしなければならない。と同時に、私はここで言いたいことは、では、消防職員として最も初歩的な消防車を運転する運転免許証もないという職員がおるならば、必ずほかにもおると思うんですが、これまた次元が違いますが、消防職員として当然そのような専門知識を備えていなければならないという中で、では危険物取り扱いに関する知識、これを証明するためにやはり試験制度がありますから、免許があるかないか、それから中にはもっと危険な高圧ガス類、これに対する免許も持っているのか持ってないのか。持ってれば何人、何%がですね、持っていない人が何人いるのか、これを含めですね、やはり消防職員としての知識、それから救急車についても介護するわけですから、その途中のね、そういった医療の初歩的な知識も職員がどの程度そういう免許を持ちながら、しかも専門職の知識として、どのくらい自分たちが掌握しているのか、この状況についても消防長からご答弁いただき、なおかつ不足の分については今後より一層1日も早くこれも促進していただきたいという要望でございます。この件について、若干の消防長からご答弁をいただきたいと思います。
それからですね、あと市長からの答弁でありますが、国土利用計画についてもこうしたいああしたいという極めて抽象的かつ簡単な答弁であります。私は答弁とは思っておりません。私もこうしたらいいなあと思ってることと同じことしか言わないんだから、今度心新たに新市長としてここへ就任してですね、皆さんの前で選挙のとき言ったことと同じようなことを、こうしたいですじゃなくてね、私はこうしますと、もしできないときは、さらに努力を重ねて皆さんの協力をいただいても何としてもやらなきゃならないというような姿勢が全然見えない。これについては市長のなお一層の努力も要しますが、その抱負のほどっていうか方針のほどをね、もう一度信念を持った態度で答弁願いたいと思います。
それからですね、後時間もいろいろあります。もう1つ、これ遺族会長としての市長の政治理念については、先ほどのお話は全く答弁ではありません。これは私が思うところの100分の1も答弁していただいてない。この件について、どうして答弁できないのか、私はこれから質問いたします。なぜかと言えばですね、まず戦争の性格の問題いについて私大きな声で言ったはずです。侵略戦争であったのか自衛戦争であったのか、これは遺族会の会長として、きょう初めてここで会長引き受けたわけじゃない。既にもう4年、5年たっております。その間にそれなりの政治理念と申しますか、そういった中での当時から市議会議員としての政治理念とともにあわせて、遺族会の会長という職をもう引き受けてから何年もたつわけですから、遺族会の趣旨そのものがわからないような答弁じゃ話にならない。私はこれ極めて曖昧模糊とした答弁であって無責任極まると思います。この件につきましてはね、戦争の史観の問題、東京裁判史観の問題、それから天皇の政治責任の問題、それから現行憲法上、これは私は現行憲法については、この憲法を制定する過程の中で、いろいろわかり得ることでございますが、これはハーグ、ヘーグとも言いますが、陸戦条約違反ということであります。つまり占領軍が他民族国家の法律を勝手にいじって、まあつくって制定して発布してはならない。そういう内容が簡単にいうとありますが。その法律も法律、最高法規たる我が国のこの現行憲法の作成過程に当たっては、わずか1週間という中で、まあ後々若干の手を加えて10日間ほど要したようであります。これは過去の記録を全部調べればわかります。当時のGHQ、つまりこのGHQ、字そのものでございますが、グレート、ヘッド、クオータースと、総司令部ですか連合軍のね、主に大体その主導権はアメリカの占領軍が握っておったわけでございますが、そういった中での民生局のホイットニー准将ですか、ウイロビー少将、あるいはケーリス大佐、そういった面々の、いわゆる当時のアメリカの共産主義の思想を、影響を大いに受け継いだ党員、あるいはそのシンパが民生局を牛耳っておったわけでございますが、このマッカーサーの指令のもとに大幅にいじるとこじゃありません、草案を起草したわけです。これはもう国際法違反と思いますが、その憲法上に、第20条で政教分離の問題も書いてありますね、これについてもどう思いますかと私は言ってるんですよ。その関連で、今後も遺族会長として市長は靖国神社に参拝するのか否や、この問題についても答弁願いたい、私は言ってるんです。これは全然無関係で言ってるんじゃないんです。石岡市民の貴重な血税がその面に使われておるからでございますよね。どういう経路をたどろうと使われておると。
それともう一つ、この靖国神社の問題についても、私は靖国神社は宗派神道なのかどうなのかと言っております。私の思うところ靖国神社、もともとこれ招魂社と言っておりましたが、あの幕末から明治初期にかけて、つまり維新のあの大運動で、俗に申せば当時は大革命でございますが、その運動に携わった方々のそれで倒れた方々の犠牲者を祭るために、最初は京都におつくり申し上げた、明治陛下ですが。それからこっち東京へ来てからですね、東京に招魂社というものを設けた、魂を招くお社ですね。まあこういう名前であればそのまんま今でもどうしたって、マッカーサーがどんな神道廃止令を下そうと問題はなかったわけでございますが、日露戦争当時前後を契機といたしまして、靖国神社と変えたわけでございます。私はこの問題については、今でも政教分離の問題、あるいは宗教とのかかわりの問題について非常に難解な問題としてだれも思っておりますが、私自身はこれに関連しては神社ということがどうしても宗教とみなされるんであれば、私は靖国神社を残しても靖国招魂社という名前で残したいなあと私は思っております。
そういった中で、市長が先ほどの私の質問に何ら明確な答弁をなさらない。これは無責任極まりないことであります。どうか市長においては、さらに一歩進んで今後、もう一度言いますが、靖国神社の遺族会会長として参拝するのか否や、ね、戦争は侵略戦争であったのか自衛のための戦争であったのか、それから昭和天皇のあの戦争の責任についてはあったのかないのか、こういう点をはっきり申し上げ、そしてその答弁をいただきたい。私は言ってるんです。
それから、これは東京裁判史観でございますが、日本がすべて何から何まで全部悪かったということで有罪になっおります。当時、連合国の約11カ国から11名の判事がそれぞれ東京裁判の法廷に出席して裁いてきたわけであります。そういった中でただ1人、白色人種に混じって有色人種でございますインドの当時のパール判事が、東洋人としてただ1人、日本は侵略戦争ではない、全くの自衛戦争であったということを明らかにし、全員無罪ということでただ1人そういう判事がおりました。これにつきましては、どんな小国といえども、モナコのような小さな国といえども、あのような過酷な要求を突きつけられては負ける戦争をわかっていてもやらざるを得ないような状況に追い込んだ。つまり戦争には勝者にも敗者にもどちらにも責任がある。私はそう思ってるんです。日本がやったこと、末端の軍人が凶暴な残虐性を持ったことをやったこと、こういったことも含めて、戦争はすべて悪いけれども、しかし、それにはそれなりの当時の事情はあったと、今から50年前のことでございます。あるいはそれ以前の戦争についてもいろいろその当時はその当時なりにそれぞれの法律に基づいた状況があって、やむを得ず戦ったと私は思います。特に日本の場合は、ドイツのナチス、国家勤労者とですね、こういうナチスのヒットラーのような、あるいはイタリアのムッソリニーのような、あるいはソビエト連邦の当時のスターリン首相のようなそういった独裁者ではありません。つまり、当時の大日本帝国憲法の条項にもちゃんとうたってありますが、これは天皇には政治責任はありませんよということをうたってあります。その関係に関しましては、これは内閣が輔弼する問題だということもうたってるんですね。
こうした中で、あの昭和天皇につきましては、私は終戦のときに、いわゆるご聖断と申し上げますか、そういうふうに普通の人は言ってます。私は、ご聖断じゃなく、ご聖慮というふうに解釈しておりますが、当時の政府としてはどうしても決断ができない。最終的に陛下にあの決断を仰ぐということじゃなくて、ご意見を賜るという形で出したところが、あの陛下は困難な状況の中で、命も落とすかもしれない。当時の血気だった軍人がそういう逼迫した心理の中で、どういうことをするかわからない状況の中で、勇気を持ってあの戦争をやめるべきだと言ったことに関連して、それでやめさせることができたんだから、天皇陛下、当時の昭和天皇は戦争を始めたときですね、昭和16年12月8日のあの宣戦布告ですか、そういった詔勅に対してもこれ防げたはずじゃないかと言いますが、これは当時の昭和天皇は、もう本当に私は憲法を遵守したからこそそういうことができなかったし、終戦のときもやめろと命令したわけじゃない。どうにもならないと政府が言ってきたので、そのご聖慮を仰がれたんで、意見を申し述べててどうしてもやめなければ国が本当にもうめちゃくちゃになっちゃうと、灰と化してもう二度と立ち上がれないと、日本国民がまだ多数生き残ってると、たくさん。まだまだ今からもう1回一生懸命やればですね、平たく言えば日本の国は復興するんだと、新日本の建設は可能なんだと、このまま続行すればもう日本民族そのものがもう淘汰されて何もなくなっちゃうんだという状況の中でああいう意見を出したと思うけど、命令したわけじゃない。
それから、開戦のときもですね、私は天皇は、まあ戦争やれとけしかけてたわけじゃない。まあ御前会議なり何なり開いた。その後の内閣においてもいろいろ開戦ということが決定せられた。これについて、もし天皇が「いやそれは戦争やっちゃだめだよ」と、意見では思っても命令的に言えば、天皇みずからがその当時あった大日本国憲法に反した、憲法違反の行動であって、しかも内閣のそういった方針に反対してやめさせればこれは独裁者であります。つまりヒットラーやムッソリニーやスターリンや、これらのファシストみたいな指導者と全く同じ。私は歴史について細かく調べれば調べるほど、あるいは法条例的に調べれば調べるほどいろんな矛盾点があります。あの戦争についても、全部が全部日本がやったこと正しいとは言わない。全部が全部やったことが悪いとは言わない。しかし、いいところはいい、悪いところは悪い。あの日本軍がやった戦争によって、私は50年、あるいは30年以上も、早くアジア、あるいはひいては有色人種の他の大陸の民族もそれによって独立が早まったと私は解釈しております。
あの日本が、起こした大東亜戦争という戦争がなければ白人の帝国主義国家によってその軛にもうずっと縛られた民族がまだまだいまだに植民地として奴隷のようにこき使われていたかもしれないと私は思うのであります。この件についても、私は、連合軍が勝者として敗者を報復裁判のごとき裁判をしてですね、全部やったことすべて悪いと言ってることを、私はいまだに日本のマスコミを初め教育界初め、大半の国民が当時の連合軍の宣伝の方策に乗ってその自呪から、呪い縛られた状況からいまだに脱却できずに、自分の国の祖先の行ったこと、つまり民族の歴史をみずからにいじめるような、そういう自虐的な精神を持って自分の国を、あるいは自分の民族の祖先を誹謗、中傷するような市民がたくさんおります。
そういった中で、やはり市長はもっともっとこの件については勉強しなきゃならない。そうしてどうしても私は言ってもらいたいけども、あなたははっきり言わない。であれば責任をとって遺族会長としての職を全うできないから辞任すべきだと私は思うんです。そうしたらあなたは今度はまた別の次元の活動しかできないわけですが、これは大変な問題ですよ。あのさきの長崎の市議会でも、本島市長は、昭和天皇に戦争責任があるのかどうかということで、まあこれは本人の軍隊生活の経験からおして、私は天皇にも戦争責任があると、これはいい悪いは別にして率直に言ったわけです。あなたはしかもね、今度は新市長として上がってきたほかにですよ、兼ねて、あなたは遺族会の会長ですから、それなりの政治理念というものは持ってるはずです。したがって、あなたは今度の選挙におきましても、このような靖国神社を誹謗、中傷する団体、つまり反靖国団体、こういった団体の推薦を受けたときに、何の矛盾も感じなくただ票になればいいというだけで単純に受けたとは私はどうしても思えない。これは初めてなったわけじゃないです。何年も4年も5年もの遺族会長としての経験があるわけですから。私も市長のお母さんとも1度30分ぐらいですが、こういったこの問題についていろいろ話したことあります。まことに明白な明確な話で私は恐れ入って本当に最敬礼しました。そのご子息であります
木村市長がこの件について何も答弁できないはずない。あれだけのお母さんがおるんです。私はもう本当に感服してね、もう尊敬をしましたよ。そのお母さんの子ですからこの問題が答弁できないわけない、これ簡単な問題ですよ。あなたの本当の本心を言えばいいんです、ここで。私は納得しませんよ、あんなわけのわからない答弁じゃとんでもない話です。何とか、本当の本音をここへ吐露してもらって、自分の信念でこうやってきたんだと、だから今度はこうしたい、ああしたい、本当のことを言ってください。でなけりゃ私はこれ納得できない。ただ時間もないから皆さんに迷惑をかけます。
いいですか、市長。天皇の戦争責任の問題、昭和天皇ですよ。あの戦争がどうであったかその性格の問題、靖国神社が宗教という判例はまだ出ておりません。ただ玉串料その他のことで判決が昨年出ましたが、これについては布教活動を伴わない単なる靖国神社と私は思っておりますが、これについて、まあ宗教と判断してこれに軍国主義のシンボルだということでいろいろ反対陳情その他の運動をしている団体、個人もありますが、私個人はこうしたら一番問題ないというような個人的抱負っていうか見解もあります、さっき言った招魂社ですね。しかし、現在あるそのまんまの姿で市長自身の判断をしていただきたいわけですから、明快な答弁を1回で済むようにお願いします。
以上です、2回目の質問終わります。
50 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。
午後6時03分休憩
───────────────────────
午後6時18分再開
51 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市長・木村君。
〔市長・
木村芳城君登壇〕
52 ◯市長(
木村芳城君) 上野榮一議員にお答えを申し上げるわけでありますが、石岡市の国土利用計画の土地利用についてでありますが、私も、5へクタールの9カ所の場所ですね、一応見まして、本当にこのような状態では困るんではなかろうかと、そういうようなことを思いながら各地域その場所を見ながら地権者の話も聞いたり、隣接している方々とも話を聞いて歩ったことも事実であります。そのようなことを踏まえてこれからの石岡市の第3次総合計画に基づいたものと、利用法等につきましても、担当部署によく話を詰めて今後の課題としては早期解決に向けてこれもいかなければならないと、こういうふうに考えさせていただきたいと思います。駅東の問題につきましても、十二分に商店街の方々と話を進めながら、商工会議所の方々との問題もあるかなと思います。地権者の問題もあるかなと思います。そのようなことを踏まえて、今後何回となく話し合いながら対応に進めていきたい、こういうことでご理解を賜りたいと思っております。
次に、遺族会長としての私の立場で、靖国神社の問題等のことでありますが、私は、会長として今までこの状態をいつも今石岡におかれましてもこのような発展しております、それから国におかれましても、県におかれましても、このような状況を踏まえて今私たちはこういう豊かな生活になっておりますよということを、毎年毎年私は、会長として8月の15日に会員の方々と話し合いながら会長として1年に1回報告をして英霊に対する気持ちを十二分に私なりにご報告をしている状況であります。そのようなことから考えましても、私といたしましては、遺族の1人として敬う気持ちを十二分に持っている1人でありますことは、ご理解を賜りたいと思っておりますので、遺族会長として靖国神社参拝は私は行きたい、行かせていただきたい。しかし、市長としては今後十二分に検討して、この点についてもご理解を賜りたいと、こういうふうに思っている1人であります。なお、戦争の性格的なことで、侵略戦争か自衛戦争かという点、天皇の戦争責任がどうかという点、東京裁判所史観の問題点にも質問等があったわけでありますけども、これらの件についての判断については、私から答弁を少し差し控えさしていただきたいと、こういうふうに思ってる1人であります。ご理解を賜りまして答弁にかえさしていただきたいと思う次第であります。
53 ◯議長(金井一夫君) 消防長・矢口君。
〔消防長・矢口幸次郎君登壇〕
54 ◯消防長(矢口幸次郎君) 危険物取扱者免状の状況につきまして、お答え申し上げます。
現在のところ、危険物取扱者資格取得者は、危険物乙種第4類の免除所有者が10名おります。高圧ガス関係の資格取扱者につきまして現在所持してるものはございません。これらの免除等の取得につきましては、ご指摘のように、職員の資質の向上の上、あるいは士気の高揚の上からも必要なことでございますので、危険物等の資格取得につきましては、今後、職員の指導養成をしてまいりたいというように考えております。
55 ◯議長(金井一夫君) 5番・上野榮一君。
56 ◯5番(上野榮一君) 今、ご答弁をいただいてそれぞれの部長さんのお話、市長のお話の答弁の中で消防長に対しては今一層の自助努力を含めてですね、組織としての資質向上のために頑張っていただきたいという要望で終わりますが、市長の答弁についてはまだまだ全然答えになっていない。しかしながら、時間の問題、その他いろいろな問題もあると思います。もう1回要点を絞って最後の質問ですからね、市長に遺族会長としての立場からご答弁をいただきたいということで、まず遺族会とは何ぞやという趣旨の問題でございますね、遺族会とは何ぞや。これは先ほども私言ったんだけども答弁をいただいていない。それから、市長が、遺族として、靖国神社に心からあそこに祭られたそれぞれの戦争の犠牲者に対して自分の祖先、ひいては父君のそういった英霊に対しても心から感謝をし、そして報告をし、なおかつお参りをしたいという気持ちは十分私にも先ほどの態度でよくわかりました。しかしながら、まだ肝心の、では遺族会長としてどうなのかと、市長としてどうなのかという答弁については非常に苦しいようでございますので、では遺族会長としてはどうなのか。遺族会長という今のずうっと何年もやっておられますその職務といいますか、任務といいますか、その任務は放棄するのかそれとも続行するのか、それを私さっきから聞いてるわけですね。戦争の性格の問題についても、これは角度違えば人1,000人いれば1,000人それぞれ違うと思います。それからそれぞれ個人個人の勉強の仕方によっても角度が違えばとんでもない方向行っちゃうし、それはね、いろいろ問題は数限りないほどありますが、少なくともあの靖国神社に祭られている英霊っていうかね、御霊は私はあの戦争でね、理由もない戦争で犬死にしたんじゃないということは、私はもう一度遺族会長としての市長にお話っていうか質問の中で言いたいわけですが、あの連綿と、幕末含めて明治維新から国のためにということで勇気を持って身命を賭して戦ってきてそして犠牲になったという方々を手厚くあそこでお祭りしてあるわけです。この人たちに対して、本当にあなた方のお陰で、一度は昭和20年8月15日をもって、あるいは北方領土地域についてはもっとそれ以降も続行して、中には10年以上もシベリア地区に抑留された塗炭の苦しみを味わった方たちもたくさんおりますが、あの一応8月15日を区切りとして戦争終わりましたが、そしてそうした中で、あの荒廃した日本をここまで持ってこられたのは、戦後復員してきた兵隊さん、あるいはそのほか生き残った人たちの献身的な努力のもとに、こうして国が発展してきたんだと私は感謝しております。そしてまたあの犠牲になった方々たちが捨て身の気持ちでふるさとのために、親兄弟のために、子供のために、妻のために、友だちのために、そしてひいては大きく国のためにということでみんなそれぞれやりたくない戦争だってやってきたわけです。これだれもね、最初から侵略戦争だと思って行く人だれもいない。ただ中には一部の軍閥がですね、率先して利己的なことを画策した連中もおるでしょう。あるいは最前線の現地において占領した後いろいろ国際法に違反するような、あるいはヘーグ陸戦条約に違反するようなそういうことをやった現地軍のあれもあったでしょう。しかしながら、これ私は全般的に見てですよ、やはりそういった方々が決して私は犬死にしたんじゃない、こういう人たちにやはり手厚い保護を、手厚い敬いをしてもらいたい。世界じゅう、あの戦死した人たちを全然敬う心もないような人がいっぱいいるのは、世界じゅうで日本の国だけですから。
先ほど、市長が遺族会長として、あの戦争が自衛であったか、あるいは侵略であったか否かの問題については、まあ答弁を避けておりますが、それではなぜ意味もないところに敬うために行くのかということですよ。私は、国のために一生懸命戦って犠牲になってなくなったと、犠牲になってね、そういう人があったればこそ今の安泰した、発展した、繁栄の中の日本の国民があるという感謝の気持ちがあれば、報告方々毎年その終戦を一応全体の統一された命日として、亡くなった方々を祭る意味でね、そういう気持ちから行くんじゃないかと思うんですよ。じゃ、あなたね、はっきり答弁しないんならば、角度変えて申し上げますと、市長ね、侵略戦争であったと、皆と思う気持ちと同じで、あなた何のためにあそこへ参拝に行きますか、私は少なくても本音はそうじゃないと思っております。
しかし、なかなか言いにくい部分もあるんじゃないかと、それは私も十分理解しております。ここで答弁一つ間違えれば大変な大きな問題に発展する可能性はそれは大であります。だからこそ私はなるべく市長には本音を言ってもらうけども、それに沿った市長として公務上いろいろ言いにくいこともございましょうが、私は1つだけ抜け道を与えておるはずでございますが、市長自身なかなか遺族会長として4年も5年ものキャリアがあるにもかかわらず気がつかないようでございます。しかし、最後まで私はこの質問に対する答弁についてね、私の方から教えることはしません。で、この問題がはっきりしなければ、引き続き本議会が終わってからも、ずうっと今度はもっと一段、あるいは二段と格調高く私は市長の今後の政治姿勢とともに、遺族会長と市長兼ね合わせた政治理念、平たく言えば思想ですよ、どういう考えのもとに遺族会の会長を続行していくのか、遺族会の会長として参拝したいという気持ちを言ってるんだけど、するのかしないのか、あるいは会長やめるのかやめないのか、遺族会というのはどういう趣旨のものか、何も全然市長は答えてないわけですから、私は少なくても最低限遺族会の会長としてのその責任をここではっきりと全うするために答弁してもらいたいと希望しておるんです。ね、市長。私は、あの毎年社会福祉協議会、直接渡せないということで、市長が市民の血税を社会福祉協議会という外郭団体を通じて遺族会に、そのお金が渡されてその資金を持って遺族会の遺族の皆さんの個々の融和と申しますか、そういうためにみんな一丸となってそれぞれの思うところみんな同じだと思うんですが、その趣旨を全うするべくそれを有効に私は使っておると解釈しております。その使い道についてはあれこれ細かいことをぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ私は言いませんよ。その趣旨は大変結構なんで、私の立場ですよ、これは私個人の意見ですから、私の思想信条思うところこれみんな自由ですからそれぞれ、ただ市長は遺族会の会長並びに市長、この靖国神社、あるいは遺族会の趣旨に相反する団体の推薦を受けたり支援を受けて選挙を戦ってきたわけでございますから、今度は、当選したらば社会福祉協議会にその180万云々する、出す側の最高責任者でしょ。出す人ともらう側のね、遺族会の会長というのはこれ出す人もらう人同じ人なんですね。これおかしいと思いませんか。
こういう意味で、私ね、市長その遺族会の会長という地位も大切にしたいという気持ちもよくわかります。しかしながらこういう利害相反する矛盾したこの関係というものはぜひとも1日も早く是正しなければならないと、こう私は思うわけです。いいですか、市長ね、私は靖国神社参拝を反対する立場で言ってんじゃないということをはっきり申し上げたい。ぜひ参拝してもらいたい。しかし、矛盾なところがあればこの矛盾は正さなきゃならない。これを私は市長に言ってるわけです。この選挙の関係とか石岡市長の関係とかこれじゃない。私は実際は、本心は参拝してもらいたいということでありますが、この遺族会の趣旨というものをどのように理解しているのか、たあだわけわからずその会長に鎮座しているとは私は思えない。こういったわけで、もう一度市長らしく明確な答弁をしていただきたい。それについていろいろ言いづらいこともある、これは私も十分わかる。無用な騒動も起きないのがいい。ですから、市長ね、答弁の仕方1つあるんですから、たくさんの有能なブレーンも、部長さんもたくさんおる。そういった中で幾らでも答弁の方法ある。私の言ったとおり答弁しなくてもなんだか私、あるいはみんなどっちの側からも納得される方法だってあるはずですよ、これ。これを一生懸命今頭の中で整理して模索して答弁してもらいたい。
こういうことで、先ほどのと、市民部長からご答弁ありましたけども、それについても私は全部要望でございますね。この市長のこのただ1点のみ、この問題だけもっと前進して、あと1歩、2歩前進して思い切って勇気を持って言ってもらいたい。これだけです、ひとつよろしくご答弁のほどをお願い申し上げます。
以上です。
57 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。
午後6時38分休憩
───────────────────────
午後6時40分再開
58 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
本日はこの程度をもって散会いたしたいと思います。次会は、明1月14日定刻より会議を開き、引き続き市政一般に関する質問を行います。
午後6時40分散会
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