筑西市議会 > 2007-03-19 >
03月19日-委員長報告・質疑・討論・採決-06号

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  1. 筑西市議会 2007-03-19
    03月19日-委員長報告・質疑・討論・採決-06号


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    最終取得日: 2023-05-30
    平成19年  3月 定例会(第1回)                  平成19年第1回               筑西市議会定例会会議録 第6号平成19年3月19日(月) 午前10時開議                                             平成19年第1回筑西市議会定例会議事日程第6号                           平成19年3月19日(月)午前10時開議(その1)第1 議案第 2号  筑西食肉衛生組合の解散について   議案第 3号  筑西食肉衛生組合の解散に伴う財産処分について   議案第 4号  下妻地方広域事務組合規約の一部変更について   議案第 5号  茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正について   議案第 6号  茨城租税債権管理機構規約の変更について   議案第 7号  県西総合病院組合規約の変更について   議案第 8号  市道路線の廃止について   議案第 9号  市道路線の認定について   議案第10号  平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)   議案第11号  平成18年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)   議案第12号  平成18年度筑西市老人保健特別会計補正予算(第3号)   議案第13号  平成18年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)   議案第14号  平成18年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計補正          予算(第4号)   議案第15号  平成18年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)   議案第16号  平成18年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)   議案第17号  平成18年度筑西市水道事業会計補正予算(第3号)   議案第18号  筑西市総合計画基本構想について   議案第19号  筑西市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について   議案第20号  筑西市副市長の定数を定める条例の制定について   議案第21号  地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第22号  筑西市行政組織条例の一部改正について   議案第23号  筑西市職員定数条例の一部改正について   議案第24号  筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一          部改正について   議案第25号  筑西市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正について   議案第26号  筑西市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第27号  筑西市職員の給与の特例に関する条例の制定について   議案第28号  筑西市財政調整基金条例等の一部改正について   議案第29号  筑西市大学等誘致推進事業基金条例の制定について   議案第30号  筑西市農業集落排水事業減債基金条例の制定について   議案第31号  筑西市手数料条例の一部改正について   議案第32号  筑西市自転車等の放置防止条例の一部改正について   議案第33号  筑西市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部改正について   議案第34号  筑西市墓地の設置及び管理に関する条例の一部改正について   議案第35号  筑西市立図書館条例の一部改正について   議案第36号  筑西市あけの元気館条例の一部改正について   議案第37号  筑西市明野農村環境改善センター条例の全部改正について   議案第38号  筑西市協和総合センター条例の全部改正について   議案第39号  筑西市老人福祉センター条例の全部改正について   議案第40号  筑西市在宅心身障害児福祉手当支給条例の一部改正について   議案第41号  筑西市休日応急診療所設置条例の一部改正について   議案第42号  筑西市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について   議案第43号  筑西市国民健康保険税条例の一部改正について   議案第44号  筑西市公害防止条例の一部改正について   議案第45号  筑西市中小企業事業資金融資あっせん条例の一部改正について   議案第46号  筑西市下水道条例の一部改正について   議案第47号  筑西市民病院条例の一部改正について   議案第48号  筑西市民病院の診療料等に関する条例の一部改正について   議案第49号  平成19年度筑西市一般会計予算   議案第50号  平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算   議案第51号  平成19年度筑西市老人保健特別会計予算   議案第52号  平成19年度筑西市公共下水道事業特別会計予算   議案第53号  平成19年度筑西市農業集落排水事業特別会計予算   議案第54号  平成19年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別          会計予算   議案第55号  平成19年度筑西市駐車場事業特別会計予算   議案第56号  平成19年度筑西市介護保険特別会計予算   議案第57号  平成19年度筑西市介護サービス事業特別会計予算   議案第58号  平成19年度筑西市水道事業会計予算   議案第59号  平成19年度筑西市病院事業会計予算                                    (以上58案一括上程)第2 請願第 1号  市による筑西幹線道路建設の凍結と計画した県に戻すことを求める請願   請願第 2号  独り暮らしのお年寄りの緊急通報システム装置を無料に戻す請願   請願第 3号  医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める請願                                     (以上3件一括上程)第3 議員提出議案第1号  医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める意見             書(案)の提出について第4 閉会中継続審査申し出について(その2)第1 議案第 2号  筑西食肉衛生組合の解散について   議案第 3号  筑西食肉衛生組合の解散に伴う財産処分について   議案第 4号  下妻地方広域事務組合規約の一部変更について   議案第 5号  茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正について   議案第 6号  茨城租税債権管理機構規約の変更について   議案第 7号  県西総合病院組合規約の変更について   議案第 8号  市道路線の廃止について   議案第 9号  市道路線の認定について   議案第10号  平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)   議案第11号  平成18年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)   議案第12号  平成18年度筑西市老人保健特別会計補正予算(第3号)   議案第13号  平成18年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)   議案第14号  平成18年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計補正          予算(第4号)   議案第15号  平成18年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)   議案第16号  平成18年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)   議案第17号  平成18年度筑西市水道事業会計補正予算(第3号)   議案第18号  筑西市総合計画基本構想について   議案第19号  筑西市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について   議案第20号  筑西市副市長の定数を定める条例の制定について   議案第21号  地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第22号  筑西市行政組織条例の一部改正について   議案第23号  筑西市職員定数条例の一部改正について   議案第24号  筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一          部改正について   議案第25号  筑西市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正について   議案第26号  筑西市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第27号  筑西市職員の給与の特例に関する条例の制定について   議案第28号  筑西市財政調整基金条例等の一部改正について   議案第29号  筑西市大学等誘致推進事業基金条例の制定について   議案第30号  筑西市農業集落排水事業減債基金条例の制定について   議案第31号  筑西市手数料条例の一部改正について   議案第32号  筑西市自転車等の放置防止条例の一部改正について   議案第33号  筑西市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部改正について   議案第34号  筑西市墓地の設置及び管理に関する条例の一部改正について   議案第35号  筑西市立図書館条例の一部改正について   議案第36号  筑西市あけの元気館条例の一部改正について   議案第37号  筑西市明野農村環境改善センター条例の全部改正について   議案第38号  筑西市協和総合センター条例の全部改正について   議案第39号  筑西市老人福祉センター条例の全部改正について   議案第40号  筑西市在宅心身障害児福祉手当支給条例の一部改正について   議案第41号  筑西市休日応急診療所設置条例の一部改正について   議案第42号  筑西市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について   議案第43号  筑西市国民健康保険税条例の一部改正について   議案第44号  筑西市公害防止条例の一部改正について   議案第45号  筑西市中小企業事業資金融資あっせん条例の一部改正について   議案第46号  筑西市下水道条例の一部改正について   議案第47号  筑西市民病院条例の一部改正について   議案第48号  筑西市民病院の診療料等に関する条例の一部改正について   議案第49号  平成19年度筑西市一般会計予算   議案第50号  平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算   議案第51号  平成19年度筑西市老人保健特別会計予算   議案第52号  平成19年度筑西市公共下水道事業特別会計予算   議案第53号  平成19年度筑西市農業集落排水事業特別会計予算   議案第54号  平成19年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別          会計予算   議案第55号  平成19年度筑西市駐車場事業特別会計予算   議案第56号  平成19年度筑西市介護保険特別会計予算   議案第57号  平成19年度筑西市介護サービス事業特別会計予算   議案第58号  平成19年度筑西市水道事業会計予算   議案第59号  平成19年度筑西市病院事業会計予算                                    (以上58案一括上程)第2 請願第 1号  市による筑西幹線道路建設の凍結と計画した県に戻すことを求める請願   請願第 2号  独り暮らしのお年寄りの緊急通報システム装置を無料に戻す請願   請願第 3号  医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める請願                                     (以上3件一括上程)第3 議員提出議案第1号  医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める意見             書(案)の提出について   議員提出議案第4号  国民健康保険税の値上げを専決処分しないことを求める決議(案)の提             出について                                     (以上2案一括上程)第4 閉会中継続審査申し出について                                 本日の会議に付した案件 日程第1 議案第2号ないし議案第59号 追加日程第1 議員提出議案第2号 追加日程第2 議員提出議案第3号 日程第2 請願第1号ないし請願第3号 日程第3 議員提出議案第1号及び議員提出議案第4号日程第4 閉会中継続審査申し出について                                 出席議員   1番 皆川 將人君     2番 宮﨑  勇君     3番 百目鬼 晋君   4番 田﨑  正君     5番 須藤  茂君     6番 真次 洋行君   7番 飯島 司郎君     8番 増渕 慎治君     9番 石島 勝男君   10番 加茂 幸恵君     11番 野尻 勝一君     12番 齊藤   晃君   13番 石内 光秋君     14番 橋本 昭一君     15番 水柿 一俊君   16番 尾木 恵子君     17番 小嶋 政男君     18番 仁平 正巳君   19番 中川 行夫君     20番 渡辺 健児君     21番 佐藤 正明君   22番 塙   享君     23番 杉山 善隆君     24番 外山 壽彦君   25番 内田 哲男君     26番 津田  修君     27番 日向 岩男君   28番 荒山 一郎君     29番 神戸 芳夫君     30番 橋本 由成君   31番 箱守 利雄君     32番 加藤  勇君     33番 飯泉  信君   34番 枝  修一君     35番 西村 武男君     36番 杉山 憲市君   37番 下条  豊君     38番 三浦  讓君     40番 仁平 立夫君   41番 藤川 寧子君     42番 (欠  番)     43番 堀江 健一君   44番 忍垂 孝雄君     45番 金澤 良司君     46番 水越 照子君   47番 荒井 紘一君     48番 新井 利平君     50番 堤  陽二君   51番 松本 定一君     52番 吉澤 範夫君     53番 秋山 恵一君   54番 榎戸甲子夫君     55番 箱守 茂樹君     56番 片平 忠行君   57番 飯村 恵生君     58番 澤佐 繁雄君     59番 櫻井 信志君   60番 小野沢保夫君     61番 小波 倶光君     62番 皆川 容徳君   63番 赤城 正徳君     64番 猪瀬 雄司君     65番 小嶋 寛一君   66番 關  四郎君     67番 早瀬  勤君     68番 相澤 年男君   69番 茂木 忠男君     70番 山口  明君     71番 袖山 信勝君   72番 清水  良君     73番 山口幸一郎君     74番 渡辺千代子君   75番 荒井 英一君     76番 鈴木  聡君     77番 栁田 義廣君   78番 渡邉  哲君                                 欠席議員   39番 廣瀬 正男君     49番 仲川賢一郎君                                 説明のため出席した者   市長        冨山 省三君      助役        古宇田和夫君   収入役       大木  均君      教育長       大泊 信雄君   市長公室長     平間 千弘君      秘書課長      佐藤 千明君   総務部長      石井  正君      企画部長      松岡 正和君   税務部長      小島  匡君      市民環境部長    小野木孝徳君   保健福祉部長    渡邉 義之君      経済部長      堀   温君   建設部長      中原 俊夫君      都市整備部長    高橋 幾夫君   下水道部長     高橋 重雄君      関城支所長     谷貝 悦夫君   明野支所長     木村 勝夫君      協和支所長     岡村 行郎君   水道部長      高島 定男君      市民病院事務部長  添野 正人君   教育参事      須藤  猛君      農業委員会事務局長 岩渕 幹夫君議会事務局職員出席者   事務局長      青柳 守雄君      書記        仲川 弘一君   書記        生井  敬君      書記        滝田 幸子君   書記        北條 洋子君      書記        新井 隆一君          〔議長 吉澤範夫君議長席に着く〕 ○議長(吉澤範夫君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は75名であります。よって、会議は成立いたしております。 なお、欠席通知のあった者は、39番 廣瀬正男君、49番 仲川賢一郎君の2名であります。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者はお手元に配付した文書のとおりであります。 また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 議案第2号「筑西食肉衛生組合の解散について」から議案第59号「平成19年度筑西市病院事業会計予算」についてまで、以上58案を一括上程いたします。 本案につきましては、既に各常任委員会及び予算特別委員会の審査が終了し、その報告書が議長まで提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。 まず、総務企画委員長、小嶋政男君。          〔総務企画委員長 小嶋政男君登壇〕 ◆総務企画委員長(小嶋政男君) おはようございます。総務企画委員会委員長報告をさせていただきます。平成19年3月8日、総務企画委員会に付託されました議案第4号ほか14案につきまして、平成19年3月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査経過と結果のご報告いたします。 議案第4号 下妻地方広域事務組合規約の一部変更については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第5号 茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第10号 平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)のうち所管の補正予算については、市長公室所管の総務費寄附金及び大学等誘致推進事業基金積立金について質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第18号 筑西市総合計画基本構想については、茨城県自然保護保全区域に指定されているにもかかわらず、緑・文化・交流ゾーンの図示がないのはどうなのか、また筑西幹線道路や大型商業施設、社会保険制度などについての質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第19号 筑西市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正については、近隣市の調査をしたのかなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第20号 筑西市副市長の定数を定める条例の制定については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第21号 地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第22号 筑西市行政組織条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第23号 筑西市職員定数条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第25号 筑西市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正については、減額する率の根拠が明確でないなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第26号 筑西市職員の給与に関する条例の一部改正については、管理職手当の月額に対する質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第27号 筑西市職員の給与の特例に関する条例の制定については、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第28号 筑西市財政調整基金条例等の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第29号 筑西市大学等誘致推進事業基金条例の制定については、第2条第2号についての質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第31号 筑西市手数料条例の一部改正のうち分割付託分については、今回の改正でどれぐらいの収入増になるかなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、税務環境委員長 櫻井信志君。          〔税務環境委員長 櫻井信志君登壇〕 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) おはようございます。税務環境委員会委員長報告をいたします。 平成19年3月7日、税務環境委員会に付託されました議案第2号ほか12案につきまして、平成19年3月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査経過と結果のご報告をいたします。 初めに、議案第2号 筑西食肉衛生組合の解散については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 筑西食肉衛生組合の解散に伴う財産処分については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号 茨城租税債権管理機構規約の変更については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)のうち所管の補正予算については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 平成18年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 平成18年度筑西市老人保健特別会計補正予算(第3号)については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号 筑西市手数料条例の一部改正についてのうち分割付託分については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号 筑西市自転車等の放置防止条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第33号 筑西市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第34号 筑西市墓地の設置及び管理に関する条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第42号 筑西市医療福祉費支給に関する条例の一部改正については、協和地区の住民に対し、この制度を廃止することなく、全地区に拡大、継続すべきとの質疑がございましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第44号 筑西市公害防止条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、                                    平成19年3月12日筑西市議会 議長 吉 澤 範 夫  殿                               税務環境委員会                                 委員長 櫻 井 信 志                  閉会中継続審査申出書 本委員会は、下記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                    記1 件 名   議案第43号 筑西市国民健康保険税条例の一部改正について2 理 由   なお、慎重に審査の上、結論を出したい。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、福祉厚生委員長 渡邉哲君。          〔福祉厚生委員長 渡邉 哲君登壇〕 ◆福祉厚生委員長(渡邉哲君) 福祉厚生委員会委員長報告をいたします。 平成19年3月7日、福祉厚生委員会に付託されました議案第7号他12案につきまして、平成19年3月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査経過と結果のご報告をいたします。 議案第7号 県西総合病院組合規約の変更については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第10号 平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)のうち所管の補正予算については、寄附金の使途について、生活保護者への自立指導について、障害児の施設入所負担増に伴う軽減負担措置及び生活支援について、知的障害児の作業所の件について、愛の定期便事業対象者数及び声かけ運動について、老人クラブ活動費について、地域医療対策事業の県西総合病院の負担金の内容についてなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第15号 平成18年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第16号 平成18年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第24号 筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてのうち分割付託分については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第36号 筑西市あけの元気館条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第37号 筑西市明野農村環境改善センター条例の全部改正については、利用料金の改定及び管理運営については、利用者への窓口の対応並びに高齢者の利用についてなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第38号 筑西市協和総合センター条例の全部改正については、現在の開館時間の利用状況や改定後の利用料金、許認可についてなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第39号 筑西市老人福祉センター条例の全部改正については、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第40号 筑西市在宅心身障害児福祉手当支給条例の一部改正については、福祉手当支給者の制度枠の縮小で該当者がどのくらいになるか。また、制度改正による近隣市町村の実態についてなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第41号 筑西市休日応急診療所設置条例の一部改正については、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第47号 筑西市民病院条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第48号 筑西市民病院の診療料等に関する条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、経済開発委員長 榎戸甲子夫君。          〔経済開発委員長 榎戸甲子夫君登壇〕 ◆経済開発委員長(榎戸甲子夫君) 経済開発委員会審査報告。平成19年3月7日、経済開発委員会に付託されました議案第10号ほか4案につきまして、平成19年3月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査経過と結果のご報告をいたします。 議案第10号 平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)のうちの所管の補正予算について、経済部所管ではブロックローテーション定着化促進事業の補助対象外の理由及びふるさと農道整備事業の減額理由についてなど、都市整備部所管では都市計画基礎調査の内容についてなどの質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第14号 平成18年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第30号 筑西市農業集落排水事業減債基金条例の制定については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第31号 筑西市手数料条例の一部改正についてのうち分割付託分については、市街化区域等の証明申請の件数や値上げの理由について質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第45号 筑西市中小企業事業資金融資あっせん条例の一部改正については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、建設委員長 橋本昭一君。          〔建設委員長 橋本昭一君登壇〕 ◆建設委員長(橋本昭一君) 皆さん、おはようございます。建設委員会委員長報告をいたします。 平成19年3月7日、建設委員会に付託されました議案第8号ほか6議案について、平成19年3月12日、委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査経過と結果をご報告をいたします。 議案第8号 市道路線の廃止については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号 市道路線の認定については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)のうち所管の補正予算については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第13号 平成18年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第17号 平成18年度筑西市水道事業会計補正予算(第3号)については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号 筑西市手数料条例の一部改正についてのうち分割付託分については、コスト問題について質疑がありましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第46号 筑西市下水道条例の一部改正については、亜鉛の含有量についての質疑がございましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告をいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、文教委員長 下条豊君。          〔文教委員長 下条 豊君登壇〕 ◆文教委員長(下条豊君) おはようございます。文教委員会の委員長報告をさせていただきます。 平成19年3月7日、文教委員会に付託されました議案第10号ほか2議案につきまして、3月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査経過と結果を報告いたします。 議案第10号 平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)のうち所管の補正予算については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第24号 筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてのうち分割付託分については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第35号 筑西市立図書館条例の一部改正については、図書利用カードの再交付の手数料の金額に対する意見が出されましたが、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、予算特別委員長 小嶋政男君。          〔予算特別委員長 小嶋政男君登壇〕 ◆予算特別委員長(小嶋政男君) 予算特別委員会審査報告をさせていただきます。 平成19年3月7日、予算特別委員会に付託されました議案第49号ほか10案につきまして、平成19年3月14日、15日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査経過と結果のご報告をいたします。 議案第49号 平成19年度筑西市一般会計予算について、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第50号 平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算について、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第51号 平成19年度筑西市老人保健特別会計予算について、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第52号 平成19年度筑西市公共下水道事業特別会計予算について、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第53号 平成19年度筑西市農業集落排水事業特別会計予算について、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第54号 平成19年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計予算について、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第55号 平成19年度筑西市駐車場事業特別会計予算について、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第56号 平成19年度筑西市介護保険特別会計予算について、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第57号 平成19年度筑西市介護サービス事業特別会計予算について、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第58号 平成19年度筑西市水道事業会計予算について、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第59号 平成19年度筑西市病院事業会計予算について、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の内容について申し上げますが、大変活発な質疑があり、全部を申し上げますと長くなりますので、主なものについて申し上げます。 初めに、企画部関係については、財政健全化計画に基づく特別会計や企業会計等への繰出金及びデマンド交通システム、真岡鐵道運営費、コミュニティー助成事業、遊休公有地、地方交付税、基金管理積立金等についての質疑がありました。 市長公室関係については、大学誘致推進経費、市長交際費、男女共同参画経費、ホームページ維持管理等についての質疑がありました。 総務部関係については、市民会館維持管理費、車両運行管理費、職員健康管理費、入札、政務調査費、消防活動費、防災行政無線整備事業等についての質疑がありました。 3支所の関係については、支所維持管理費についての質疑がありました。 税務部関係については、市民税の増収及び滞納繰り越し、市たばこ税、固定資産税の賦課にかかわる委託料、滞納処分等についての質疑がありました。 市民環境部関係については、民間交通指導員、交通安全施設整備事業、ごみ収集処理費、清掃関係経費、外国人登録事務経費、草刈り条例等についての質疑がありました。 また、国民健康保険特別会計では、国保運営協議会、収納率、値上げにかかわる上げ幅、高額療養費、人間ドック等についての質疑がありました。 保健福祉部関係については、あけの元気館の需用費の内訳、関城老人福祉センターの事業内容、高齢者インフルエンザ予防接種、地域ケアシステム、難病患者福祉手当等についての質疑がありました。 経済部関係については、いばらき農業元気アップチャレンジ事業、観光の振興、いばらき結婚相談事業等についての質疑がありました。 農業集落排水特別会計については、使用料の滞納繰り越し、汚泥乾燥コンポスト処理業務についての質疑がありました。 建設部関係については、防じん舗装箇所の舗装について、筑西幹線道路整備事業についての質疑がありました。 都市整備部関係については、スピカビル公共施設管理経費、新治駅前駐車場管理事業、都市計画マスタープラン等についての質疑がありました。 教育委員会関係については、小中学校の耐震診断、要保護・準要保護就学援助事業、文化財の復元、備品購入の内容、各公民館の機能の違い、トイレ改修等についての質疑がありました。 市民病院関係については、患者数と医業収益、平成18年、19年度の経営見通し、接遇についての質疑のほか、経営に対する大変厳しい意見が出されました。 審査の主な内容は、以上のとおりでありますが、議案第50号 平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算の採決の後、附帯決議案が提出され、賛成多数で可決されましたので、ここで内容について朗読いたします。 議案第50号 平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算の附帯決議。 最近緩やかな景気回復の基調にあるとはいうものの、長引く景気の低迷と国の三位一体の改革による地方財政への影響ははかり知れないものがある。このため、平成4年以来となる財政再建団体が指定されるなど、多くの地方自治体の財政は破綻寸前である。 一方、本市の財政状況は、昨年公表された実質公債費比率が18.8%となり、起債において県の許可団体となり、財政の健全化に向け努力されているところである。 こうした中、平成19年度国民健康保険特別会計予算が上程されたところではあるが、市民に26%余りに上る新たな負担を求める内容であり、こうした景気を背景とした新たな負担は、余りにも急激に市民に負担を求めるものである。もとより国民健康保険は市民の命を守る制度であり、今の高齢化社会において医療費の伸びは著しく、国民健康保険特別会計の内情は非常に苦しいものと思慮するところである。制度の健全維持のためには、今回の提案はやむを得ないものであると考えるが、市民の負担を考えたとき、値上げについては弾力的な運用を要請し、決議する。 審査に当たり、委員及び執行部のご協力により円滑な審査ができましたことに対し、御礼を申し上げ、委員長報告といたします。 以上であります。 ○議長(吉澤範夫君) 以上で委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を願います。 19番 中川行夫君。          〔19番 中川行夫君登壇〕 ◆19番(中川行夫君) 私は、議案第43号「筑西市国民健康保険税条例の一部改正について」、委員長に質疑をいたします。 この改正については、ほとんどの議員から非常に評判が悪いのです。これは、皆さんご存じだと思うのですが、ですから私はこの税務環境委員会で否決されるのだろうと思っておりました。ところが、継続審査ということであります。伺いたいのは、委員会の中で賛成をされた意見というのがあったのか、まずその意見があればそれをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(吉澤範夫君) 中川行夫議員の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。          〔税務環境委員長 櫻井信志君登壇〕 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 議案第43号ということですね。質疑の内容としまして、各委員から活発な質疑がございました。項目別に申し上げますと、まず1つとして賦課方式について、それから税率について段階的に上げられないのか。それから、2つといたしまして増税の考え方と市民へのお知らせ、PR、それが必要ではないか。それから、3つといたしまして一般会計からの繰り入れについてどうなのか。それから、4つといたしまして税条例改正と新年度予算との関係、いわゆる整合性というのでしょうか、そういう質疑がございました。それから、5つといたしまして増税に対しての滞納問題について等々の発言がありました。それで、最終的にはこの意見を集約しまして、その結果、市民に理解が得られるようにやはり検討しなくてはならないのでありますが、継続審査とすべきという意見が多数ございまして、それを採決いたしました。その結果、閉会中もさらなる慎重審査が必要と思われることから、継続審査に決定いたしたのでございます。 税務環境委員会の内容はそうでございます。 ○議長(吉澤範夫君) 19番 中川行夫君。
    ◆19番(中川行夫君) 要するに賛成というか、そういったものは今委員長の報告ですとない。むしろ検討すべきとか、滞納の問題が質疑されたということは、推測するに、非常にこれは住民負担が大きいと。いわゆるマイナス面での発言が相次いだというふうに私は理解するわけですが、であるならば私は執行部に対して再考を促すためにも一たん否決すべきだったのではないかなと思います。ただし、委員会の結論ですから、それは尊重いたしますけれども、継続審査となると、結果的に我々はこの一部改正については、表決できないわけです。結果的に、これは持ち越しになってしまう。継続審査とありますけれども、きょうで議会終わりですから、これは新しい議員にこの案件をゆだねるということになるわけです。これ、継続審査というのは、ある意味で逃げてしまったのかなと、こう思われても仕方がないようにも思うわけですが、これあり得ないと思いますけれども、これがもし仮に否決された場合に、後に続く予算書、それから先ほど特別委員会の委員長の報告にもありましたが、平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算においても紛糾して、反対者が7人も出ているのです。こっちにも影響を及ぼすと。これは、そのために避けたのかなと、これは私の勝手な想像です。これについて、執行部から委員長は継続審査で持っていってくれと、そういった働きかけはなかったのでしょうね、これだけお尋ねします。 ○議長(吉澤範夫君) 中川行夫議員の2回目の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 働きかけにつきましては、何人からもございませんでした。それで、質疑の内容がさっきはちょっと具体性がないかと思うのですが、質疑の内容は非常に専門的な質疑もございまして、ちょっと申し上げますと、賦課課税方式を4方式の課税にしたときに、急激な増税になるだろうか。それから、課税方式について資産割を除いた税率の評価はどうなのかとか、それから租税体系が基本的には属地主義なのか属人主義なのか、いわゆる担税力、社保、そういうものを考えて関連というのですか、総合的に計算したのかどうか。それから、急激な税率のアップ、これはなかなか市民が理解しがたい。さらに、慎重に審議するべきであると。それから、税条例改正案と特別会計予算案との関係、これは密接に関係するので、この辺を克明に説明してくださいと。 それで、執行側からこの面につきましては、こういう説明をいただいております。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ◆税務環境委員長(櫻井信志君) (続)この条例、予算が通らなければ、いわゆる歳入欠陥となってしまう。借り入れ償還ということになると国保会計を圧迫する。借り入れが可能であれば、平成19年度当初予算案で法定繰入金6億366万円が必要で、改正がない場合、税不足の一般会計投入分が9億9,524万7,000円になる。これを合計すると15億9,890万7,000円が必要なのだということの説明がありまして、これらを踏まえまして、さらに各委員が慎重審査をしまして、これでは継続審査が妥当ではないかということで、結果、7対2をもちまして採決されたわけでございます。 さらに質疑ございましたらわかる範囲内でお答えしますので、どうぞよろしくお願いします。          (「そこに座っていればいいんだ……」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君、静粛にしてください。 19番 中川行夫君。 ◆19番(中川行夫君) ただいまの答弁を聞いても、否定的な非常に住民に対する心配の言葉が出ているのです。結局その赤字分を今回一気に増税で埋めてしまおうということで、それできっと無理があるのだろうと思うのです。やっぱり健康にかかわる問題だから、市も当然のことながら負担しなくてはならない。これは、全然このままでいいとは私も言っていませんよ。でも、その税率で赤字分を一気に埋めてしまおうと、そういう考え方でいいのかと、これはみんなみんな思っていると思うのです。ですから、一たんここは私は否決すべきだと思ったのですけれども、とりあえずその結果が出ましたので、これは新しい議員さんに善良な判断をゆだねるしかないと思います。その判断を期待して、質疑を終わります。 ○議長(吉澤範夫君) 41番 藤川寧子君。          〔41番 藤川寧子君登壇〕 ◆41番(藤川寧子君) ただいまの国保税のことについてお伺いいたします。 中身のことについては、今中川議員が質疑されましたので、重複することは避けます。1点、櫻井委員長は4期16年されましたベテランですから、私の知識とちょっと違うところがあるかなと思ってお伺いするのですが、解散前の継続審査というのは、継続審査をして解散というのは無効になるということではないのですか。私はそのように理解していますが、新しい議員で審査するというのではなくて、解散してしまうとその継続審査はなくなる、無効になる……。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ◆41番(藤川寧子君) (続)解散ではないですね、ごめんなさい。任期満了になると、そういうことではないですか、お教えいただきたいと思います。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 静粛に願います。 藤川議員の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。          〔税務環境委員長 櫻井信志君登壇〕 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 本日は多忙で大変うれしく存じます。 ただいまの質疑につきまして、委員会で言及はございませんでした。私個人としての文言の改ざんはできませんので、これ以上申し上げることはできませんので、よろしくお願いします。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 議事の整理につきましては、議長が務めますので。よろしいですか。 41番 藤川寧子君。 ◆41番(藤川寧子君) 委員長のお考え方としては、継続審査の性質というのはどのようにお考えでしょうか、お伺いできませんか。 ○議長(吉澤範夫君) 藤川議員の2回目の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 継続審査につきましてのその意味につきましては、個人としてはよく存じておりますが、委員会では全然そういうことにつきまして質疑がございませんでしたので、お答えすることはできません。 ○議長(吉澤範夫君) 41番 藤川寧子君。 ◆41番(藤川寧子君) わかりました。終わります。 ○議長(吉澤範夫君) 38番 三浦讓君。          〔38番 三浦 讓君登壇〕 ◆38番(三浦讓君) 質疑いたします。 まず、議案第29号、筑西市の大学等誘致推進事業基金条例について、反対が3名あったという報告を受けました。どういう中身だったのか、賛成する側の意見、そして反対する側の意見についてお聞かせ願いたいと思います。 それから、議案第42号、医療福祉費支給に関する条例、これは協和地区の65歳から69歳の医療費の助成制度について伺います。全地区に拡大すべきだという意見が出されたということでありますが、それに対する意見も出たのかなと私思います。賛成する側の意見はどういうものがあったのか、お聞かせ願いたいと思います。 それから、議案第43号、国保税の先ほどからの件について伺います。議会の審議、質疑の中で渡辺健児議員が詳しく調べたのをこの場で発表しましたけれども、結果的に結局、低所得者ほど増税率、上がる率が高くなるという試算が実際の例から出てきているということで発表されました。そうすると、滞納の問題も非常に大きくなるということになるわけですが、その辺低所得者に対する負担がとりわけ大きくなるということについての質疑応答というものはどういうものがあったのか、お聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 三浦議員の質疑に答弁願います。 まず、小嶋総務企画委員長。          〔総務企画委員長 小嶋政男君登壇〕 ◆総務企画委員長(小嶋政男君) 三浦議員の質疑に答弁したいと思います。 反対、賛成、どういうものが出たのかという質疑かと思いますけれども、一応質疑の中身についてご説明させていただきたいと思います。質疑の中身については、市長が認める金額とありますが、今後の誘致について基金の積み立てをすることもあるということかという質疑が出されました。それと、その答弁につきましては、もしも何かあった場合を想定して、一応この件については先のことを想定してのことでありますという答弁でありました。 それと、必要になったときに条例に追加すればいいので、この第2項については削除して出し直してほしいという意見がここで出されました。 質疑の内容については以上になります。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、櫻井税務環境委員長。          〔税務環境委員長 櫻井信志君登壇〕 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 本委員会では、値上げのアップ率については、事前に本議会で説明されておりまして、質疑はありませんでした。ただ、非常に財政的には厳しいということがありまして、大部分は医療費に要するものが非常にその率が高いと。したがいまして、国保の保険給付率の伸びは平成19年度当初予算で対比7.3%の増になりまして、保険税の不足分を一般会計からやっぱり見直さなくてはならないというような説明がございました。そのほかにつきましては、委員会の中では質疑ございませんでした。 ○議長(吉澤範夫君) 38番 三浦讓君。 ◆38番(三浦讓君) ちょっと待ってください。答弁漏れ、議案第42号に対する答弁。 ○議長(吉澤範夫君) 議案第42号について、櫻井税務環境委員長。 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 質疑の内容、お話をもう1度お願いします。          (「全地区に拡大すべきだという話が出ているのに            対して、これを廃止すべきだという意見はどう            いうのがあったか」と呼ぶ者あり) ◆税務環境委員長(櫻井信志君) (続)それは、議案が違います、議案第43号ではないです。          (「42」と呼ぶ者あり) ◆税務環境委員長(櫻井信志君) (続)議案第42号でしたよね。それにつきまして、従来旧協和町で65歳から75歳まで、いわゆる補助をしておりまして……。          (「69歳」と呼ぶ者あり) ◆税務環境委員長(櫻井信志君) (続)今度新しい条例につきましては、それを廃止すると。いわゆる旧下館市、旧明野町、旧関城町ですか、それらに不均衡が生じるのではないかと、そういうことでございました。それについては、質疑がありまして、反対1、あと賛成多数というような結果になったものでございます。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 38番 三浦讓君。 ◆38番(三浦讓君) 再質疑いたします。 議案第29号、大学誘致の基金の件で伺います。執行部側からの説明で、何かあった場合を想定して、市長が認める場合という第2項を入れてあるのだという説明があったそうです。市長公室長の本会議での私への答弁の中では、一般財源は入れないという旨の答弁、つまり寄附金だけで事業を行うという答弁がありましたが、何かあった場合を想定してという説明になると、ちょっと心配になるわけです。その辺もう少しこれの中身、どんな場合とかということが精査されるべきだったと思いますが、委員会でどういうこれについてのやりとりがあったのか、お聞かせ願いたいと思います。 それと、議案第42号、先ほどの協和地区の独自の福祉制度ですけれども、不均衡というだけで片づけられたということには、私は非常に不満を持ちます。そのことをつけ加えておきます。 それから、議案第43号、国保税の件ですけれども、アップ率についての質疑がなかったということは、これまた残念で、26%のアップ率というのはあくまで平均ですよね。実際にどの層のアップ率が高いかと、どういうところがさほどでないかということは、いろいろシミュレーションをしてみないとわからないわけです。そういうことをやるべきだったのではないか、きちんと精査をした上で結論を出すべきだったのではないかなというふうに思います。質疑がなかったということでこれ残念です。 それから、お聞きしたいのは、一般会計から見直さなくてはだめだという説明が執行部からあったということです。確かに国保税の問題は、これは命と健康にかかわる問題ですから、単なる税金ではないですから、慎重に一般財源からどれだけ入れるかというのは考えなくてはならないところです。独立採算というのは、これは内田議員も質疑の中で言っておりましたけれども、独立採算にはこれは合わない会計なのです。これを独立採算だと言ったら、ではお金がない人は保険証をもらえずに病院にかかれないのかということになってしまうわけです。お金のあるなしで決まってしまうような、そういう医療であってはならないと思います。それで、委員会で説明があった一般会計から見直すべきだということの中身はどのように精査されたか、伺います。 ○議長(吉澤範夫君) 三浦議員の2回目の質疑に答弁願います。 小嶋総務企画委員長。 ◆総務企画委員長(小嶋政男君) 三浦議員の2回目の質疑に答弁いたします。 もしものことを想定しての場合、具体的にその中身についてはなかったのかという質疑でございますけれども、具体的にその中身については先ほどご説明申し上げましたとおり、この第2号について削除してほしいという意見が出された以外に、詳しい中身については別に質疑等はありませんでした。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 櫻井税務環境委員長。 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 先ほど申し上げたとおり値上げ幅につきましては、各委員が事前によく勉強されて理解されていたということでありまして、委員会にはそれにつきましての質疑はございませんでした。 今ご質疑ありました増税について、受益者負担、市の国保加入率の45%と社保加入率は55%で、繰入金の負担を強いられているということであるから、独立採算というものを原則とした国保財政の健全化というものは、これから全国的に恐らく一般会計から繰り出さなくてもいいような形をとってくる市町村が多いと思うのです。ただ、筑西市の場合はそのギャップが大きかったので、ちょっとどうなのだろうかという、見直しするべきではないのかなというような声があったので、先ほど申し上げたとおり継続審査という結論に達したわけでございます。これは、国保運営協議会というのがございまして、そこからの答申に基づいてこういう施策をとってきたというようなことがありました。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 38番 三浦讓君。 ◆38番(三浦讓君) 最後に、今の国保の関係ですけれども、国保運営協議会の中での審議とか、あと税務環境委員会での審査というのは、担当の枠内での審議しかできないわけです。市全体の予算を高いところから見てどう配分するかという審議ができないところでの審議なのです。そういう狭いところで審議するのには、今回は無理があると私は思います。やっぱり市長がトータルコーディネーターとして高いところから住民の負担を肌身で感じていろいろな聞き取りをして、そして判断すべきだったのではないかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 10番 加茂幸恵君。          〔10番 加茂幸恵君登壇〕 ◆10番(加茂幸恵君) 日本共産党の加茂幸恵です。議案第43号、一般会計からの繰り入れについての国保税の問題、それから議案第50号、やはり国保に関係する問題で質疑をしていきたいと思います。 今のやりとりを聞いておりまして、特に国保会計が非常に一般会計の繰り入れが多くなっているという問題が出されました。私は、この問題を論ずるときに、本来はもっと市当局、市長を初め市の幹部の人たちに質疑をする時間が保障されていかなければ不満が非常に残ります。これまでのやりとりの中では、わずか15分の中で全体をやらなくてはなりませんでしたので、この点が私は非常に不十分だと思います。 ○議長(吉澤範夫君) 加茂議員、議案に対する質疑を願います。 ◆10番(加茂幸恵君) それで、繰り入れの件なのですが、先ほどから一般会計からの繰り入れがふえているという状況がありました。しかし、私が調べてみた中では、今回1億7,400万円、昨年より減っています。それで、前年度も前の年と比べて2億3,000万円減っていると思いますが、この繰入金がふえているという状況を答弁されていましたけれども、この点についての認識と審査の中でこの点のやりとりがあったかどうか、その面についてお尋ねをします。 それから、議案第50号の国保特別会計の中で附帯決議案が出されたことは非常に皆さんの努力が大きかった。また、それだけ住民の皆さんへの負担が大きいととらえて出されたと思いますが、その文章の中を先ほどお聞きしまして、非常に今内情が苦しいと。やむを得ないものと考えて、値上げについて弾力的な引き上げを求めるというような表現をされていますが、なぜやむを得ないと判断されたか、その辺のところをお聞きしたいと思います。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 加茂議員の1回目の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。          〔税務環境委員長 櫻井信志君登壇〕 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) この改正案が通った場合、今回の改正案。繰入金は3億1,662万4,000円、これが一般会計からの繰り入れということでございます。これにつきまして、これは継続審査につながっていくのですが、各議員から急激な税率のアップであると。やっぱり市民に理解が得られるように慎重に審査する必要があるのではないかと。 それから、もう1つは税率アップに対して市民に考えというか、意識をやっぱり持っていただくために改選後の審査と、改選後の議員が決めていくというような方向性がいいのではないかと。だから、慎重審査であるというような、代表的な質疑の全文でございますけれども、先ほど申し上げたものにつけ加えるとすれば、今回改正案で一般会計からの繰り入れは、この改正案が通ったときに3億1,662万4,000円ということなのだということについては、各委員は認識しておりました。それに基づいて継続審査という結果になったのだろうと、かように思っております。 ○議長(吉澤範夫君) 小嶋予算特別委員長。          〔予算特別委員長 小嶋政男君登壇〕 ◆予算特別委員長(小嶋政男君) 加茂議員さんの質疑にお答えしたいと思います。 提案はやむを得ないものであると考えるがという文章といいますか、内容についてやむを得ないというその事情はどういうことなのかということでありますけれども、執行部サイドから見れば、制度の維持のためには住民の負担は非常に大きくなるけれども、この国民健康保険特別会計の健全維持のためには、どうしても今回の提案はやむを得ないというふうに提出者が受けとめたというふうに私は理解しております。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 10番 加茂幸恵君。 ◆10番(加茂幸恵君) 繰入金の件ですが、一般会計から3億円と言われましたが、9億2,000万円だと思うのです。この金額は、先ほども言いましたけれども、一般会計からの繰り入れというのはどんどん減っています。それらは国の指導だと思いますが、先ほど言いましたように委員会、あるいはきょうここで質疑する前に、本来はこれは市当局の方にお聞きをしたい問題でしたが、繰入金はやっぱり一般会計から今繰り出しをしないことには、国保会計は成り立たないと思うのです。その大もとというのは、農業者と商工業者、以前は本当にそういう人たちの保険だったと思うのですが、それが今は年金暮らしの人とか、それから失業者も含めてこの会計に入ってきていますので、それは平成16年10月に老人保健が改悪されまして、70歳から74歳も入ってきてしまったと思うのです。 そういう意味からいって、この制度そのものが私は一般会計から繰り出しをしないことには成り立たない制度だと思います。それで……。 ○議長(吉澤範夫君) 加茂議員、委員長報告に対する質疑を願います。 ◆10番(加茂幸恵君) それで、1点、先ほどの3億円の繰り出しというその金額がどこから出ておられるか、その点についてお尋ねをします。 それから、これは大いに税務環境委員会でも努力をされたというようには思いますけれども、この案が通ると77名の議員でこれだけの問題をしっかり審議できなかったかと、市民の皆さんからも大変な悲鳴と怒りが集中すると思いますので、私はあえてそのことをお聞きしたいと思います。 それから、先ほどの附帯決議案提出者が受けとめた理由として、やむを得ないと判断をされたということですが、この点についても国保会計の中身が非常に今変わってきているその制度の中身についてどのくらい論じられているか、その点伺いたいと思います。 ○議長(吉澤範夫君) 加茂議員の2回目の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 先ほど申し上げておるのです。平成19年度当初予算案で法定繰入金が9億366万円が必要なのだということ。改正がない場合、税不足が生じるわけです。その税不足の分は、一般会計投入分ということになるわけです。それが9億9,524万7,000円。したがいまして、合計すると15億9,890万円が必要になってくるわけです。今回、改正案では、その繰入金というのは一般会計からありますけれども、3億1,662万4,000円。この改正案が通らない場合は、歳入欠陥という形になるわけでありまして、医療費を市民に払わなくてはならないので、税収入がない場合、一般的な考え方でありますけれども、国保連合会、こういうところから市当局が協議しながら、やっぱり借り入れする必要性が出てくるだろうと、そういうふうな説明でございました。そのほかについては委員会では質疑ございませんで、これ以上のことは答えられませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。 ○議長(吉澤範夫君) 小嶋予算特別委員長。 ◆予算特別委員長(小嶋政男君) 加茂議員さんの質疑に答弁させていただきます。 やむを得ないという部分につきましては、もちろん執行部の説明にも国の負担分が半分ということで、本来は国が責任を持ってやるべきものを地方に、要するに負担分を移してきていると、そういうような受けとめ方の中で、執行部としても苦渋の選択といいますか、やはり制度の維持と、それから財政的な、要するに今の財政を健全化していくのにはどうしたらいいのかというはざまの中で苦渋の決断だったというような説明もありました。 質疑の中ではどうだったのかということでありますけれども、その経緯に至っては、質疑が幾つか出されたことは事実でございまして、運営協議会の経過措置や何かについても、その質疑の中にはありまして、運営協議会の中でも委員の方々のおおむね了解といいますか、その審議会の中でも一応了解いただいたものというふうに判断しているというふうな説明もございました。そういうふうなことでやむを得ないという意見が出されたのは、その辺なのかなというふうに受けとめております。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 10番 加茂幸恵君。 ◆10番(加茂幸恵君) 答弁ありがとうございました。これだけ苦しい財政状況が出されたわけですので、この委員会だけの質疑を通していては申しわけありませんので、全体のやっぱり予算の見直しが迫られているような気がします。 その点を申し添えて、私の質疑を終わります。 ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君。          〔76番 鈴木 聡君登壇〕 ◆76番(鈴木聡君) 私は、簡単な質疑にかえていきたいと思う。それで、国保の条例改正の問題ですが、櫻井税務環境委員長に1つ伺いたいのですが、継続審査には7対2で通ったと。7人が多数ということで継続審査になったのだが、その2人は、いわゆる条例改正に反対なのかどうかということをちょっとお聞きしたいということと、それからこういう議論はなかったのですか。つまり藤川議員さんも言っていましたが、いわゆる私ども今議会で終わって、3月27日で任期が切れるのです。そうすると、4月の改選までには約1カ月間あります。その間、この議会が空白だから専決処分だという当局の私思惑もあると思うのです。そこまでの議論はしなかったのですか。だから、継続審査というのは私無責任だと思うのです、任期中にちゃんと結論を出さないというのは。そこへ空白、議会が1カ月も議員の権限というか、議会が空白になりますから、そこまでの議論に及ばなかったのでしょうか。 ○議長(吉澤範夫君) 鈴木議員の1回目の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。          〔税務環境委員長 櫻井信志君登壇〕 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 継続審査の有無については、各委員から発言がございませんでした。私個人としては答えられませんので、以上です。 もう1つございましたよね。あと何だったでしょうか。          (「反対意見について……」と呼ぶ者あり) ◆税務環境委員長(櫻井信志君) (続)確かに7対2をもちまして、継続審査の賛成が7、それから反対が2でした。これは、私はこの議案に対して賛成なのか反対なのか、その真偽のほどは問うておりませんので、ちょっとわかりません。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君。 ◆76番(鈴木聡君) 継続審査に7名の賛成で通ったというのですが、いわゆる条例改正に反対意見というのは、では全くなかったのですか。ただ、継続審査ということで決をとったら、継続審査に7名あって、その継続審査反対に2名だったというだけなのでしょうか。時間もあれですからやめますが、その点もう1回お尋ねしたい。 ○議長(吉澤範夫君) 鈴木議員の2回目の質疑に答弁願います。 櫻井税務環境委員長。 ◆税務環境委員長(櫻井信志君) 1名の委員は、このまま採決する必要があるのではないかというニュアンス的なものがございました。もう一方は、予算案と条例改正案が変則的に議決すると不整合になり、無責任な予算編成になってしまうということから、継続審査について反対ということかと私は判断しております。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君。 ◆76番(鈴木聡君) そうすると、継続審査に反対したお二方は、議員としての1つの良識を示したのではないかなと思うのです。つまり継続審査にして、いわゆる任期切れになった1カ月間の空白が生まれて、そこでその間に議会がないから、いとまがないから、市長が専決処分なんていう手はずになったらこれは大変ですから、その辺、これで質疑は終わりますけれども、そういう危惧というか、憂いはもうみんな持っていますから、市長、よく慎重にしてくださいよ。 ○議長(吉澤範夫君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 質疑を終結いたします。          (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 30番 橋本由成君。 ◆30番(橋本由成君) ここで動議をお願いしたいと思います。 国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議案の提出についての動議をお願いいたします。よろしく取り計らいのほどお願いいたします。 ○議長(吉澤範夫君) ただいま30番 橋本由成君から国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議案についての動議が提出されましたが、本動議の提出には会議規則第16条の規定により7人以上の賛成者を必要といたします。 よって、本動議の提出について賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 所定の賛成者がございます。よって、動議は成立いたしました。 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時24分                                                                              再  開 午前11時52分 ○議長(吉澤範夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議事の都合によりまして、再度暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時53分                                                                              再  開 午後 1時 ○議長(吉澤範夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 休憩中に議会運営委員会が開催されました。協議結果について議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長 秋山恵一君。          〔議会運営委員長 秋山恵一君登壇〕 ◆議会運営委員長(秋山恵一君) ただいま開催いたしました議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。 先ほど提出されました国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案)について、これを日程に追加し、直ちに審議することとされました。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) お諮りいたします。 ただいま議員提出議案第2号「国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案)の提出について」が提出されました。議会運営委員長の報告のとおり本案を本日の日程に追加し、直ちに上程することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案を本日の日程に追加し、直ちに上程することに決しました。 議員提出議案第2号「国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案)の提出について」を議題といたします。 直ちに提出者の説明を求めます。 30番 橋本由成君。          〔30番 橋本由成君登壇〕 ◆30番(橋本由成君)                                                                              議員提出議案第2号                                   平成19年3月19日筑西市議会                                          議長 吉 澤 範 夫  殿                                 提出者  橋 本 由 成                                 賛成者  田 﨑   正                                  〃   杉 山 善 隆                                  〃   荒 山 一 郎                                  〃   忍 垂 孝 雄                                  〃   金 澤 良 司                                  〃   小野沢 保 夫                                  〃   皆 川 容 徳       国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。別 記           国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案) 最近、緩やかな景気回復の基調にあるとはいうものの、長引く景気の低迷と国の三位一体の改革による地方財政への影響は、はかり知れないものがあります。このため、平成4年以来となる財政再建団体が指定されるなど、多くの地方自治体の財政は破綻寸前であります。 一方、本市の財政状況は、昨年公表された実質公債比率が18.8%となり、起債において県の許可団体となり、財政の健全化に向け、努力されているところである。 こうした中、平成19年度国民健康保険特別会計予算が上程されたところであるが、市民に26%余に上る新たな負担を求める内容であり、こうした景気を背景にした新たな負担は、余りにも急激に市民に負担を求めるものである。 もとより、国民健康保険は市民の命を守る制度であり、今の高齢社会において医療費の伸びは著しく、国民健康保険特別会計の内情は非常に苦しいものと思慮するところである。制度の健全維持のためには、市政運営の抜本的改革と遊休財産の処分等を早急に実施された上で、できるだけ市民の軽減を図り、その後にやむを得ずの対策を検討すべきと考える。 よって、値上げに当たっては、下記について取り計られたい。                       記1 急激に大幅な値上げは行わず、段階的なものとすること。 以上、決議する。 平成19年3月19日                                筑 西 市 議 会 ○議長(吉澤範夫君) 質疑を願います。 18番 仁平正巳君。          〔18番 仁平正巳君登壇〕 ◆18番(仁平正巳君) 18番、決議案に対して質疑を行います。 この文面の内容、非常にニュアンス的な内容なのですけれども、最後にちょっと気になるところなのですけれども、最後の1行、「よって、値上げに当たっては」と明記されておりますけれども、ということはこの提出者及び賛成者の方々は、値上げ案は肯定をするということで理解してよろしいのか。 そして、また記として、「急激に大幅な値上げは行わず、段階的なものとすること」とありますけれども、それでは段階的というのはどのようなことを具体的に案として思っているのか。例えば2年で上げていくのか、3年で上げていくということか、あるいは半年なのか、その段階的というところの具体的な案はどのように考えているのか、お願いをいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 仁平正巳議員の質疑に答弁願います。 提出者 橋本由成君。          〔30番 橋本由成君登壇〕 ◆30番(橋本由成君) 仁平正巳議員の質疑に答弁いたします。 段階的にというのは、読んで字のごとしでございます。段階的にということで、どういうふうな具体的にということですが、これはあくまでも段階的にですから、当然一気にではなくて何回かに分けて上げていかないと、一気に上げるということは、市民としてもこれは大変な負担になりますので、何回かに分けて上げていくというのが段階的というふうに解釈してもらって結構だと思います。 以上でございます。          (「値上げ案は肯定して……」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) もちろんですから、そういうことで段階的に値上げをするということで賛成しているわけでございます。そういうふうなことで、執行部の方へ要望するということです。 よろしいでしょうか。 ○議長(吉澤範夫君) 18番 仁平正巳君。 ◆18番(仁平正巳君) わかりました。それでは、提出された方々は値上げ案には賛成ということで出したということで理解をいたしました。 ○議長(吉澤範夫君) 25番 内田哲男君。          〔25番 内田哲男君登壇〕 ◆25番(内田哲男君) 提案者の方に二、三点質疑をさせていただきます。 今提案をお聞きいたしまして、前文と記の中身、これが支離滅裂だなというふうに感じました。それは、こういうふうに書いてあるのです。「制度の健全維持のためには、市政運営の抜本改革と遊休財産の処分等を早急に実施された上で」、「その後にやむを得ずの対策を検討すべき」だというふうになっているのです。その後にやむを得ずの対策というのは、大幅な値上げはやらないで段階的にするのだと。しかし、私は国保税のこの反対の立場なのですけれども、財政健全化元年です、平成19年は。そういう意味で、平成19年度予算がここに書いてあるように、制度の健全化維持のために、市政運営の抜本的な解決になっていなく、むしろ国民健康保険事業がいけにえ的な形で、先行的立場で財政再建化のもとにやられてきているということに大変危惧をしているわけです。 そういう意味で、質疑の中身は「抜本改革と遊休財産の処分等を早急に実施された上で」と書いてありますけれども、これはどういう意味で、その後やむを得ず段階的に値上げするのだと。この整合性についてご質疑したいというふうに思うのです。 もう1つ、値上げを前提としています。26%の値上げを認めた上で段階的にするのかどうか。ですから、それは何年かということは多分触れないと思うのですけれども、26%があって、それを段階的にするのかどうか、何回かに分けるのか、その26%も全くなしにして段階的なのかどうかという点、2つを質疑いたします。 ○議長(吉澤範夫君) 内田議員の1回目の質疑に答弁願います。 提出者 橋本由成君。          〔30番 橋本由成君登壇〕 ◆30番(橋本由成君) 内田議員の質疑に答弁いたします。 抜本的遊休財産の処分ということは、どうしてもそれだけの財源がない場合には、こういうものを処分してはいかがでしょうかというふうな考えのもとで、こういうことを出したわけでございます。それでよろしいですか。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)それと、もう1つ、何でしたっけ。          (「26%の値上げを段階的にということです」と呼ぶ            者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)もちろん26%の値上げを段階的に実施してはどうかということでございます。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 25番 内田哲男君。 ◆25番(内田哲男君) 26%はいいです。26%を認めて、それは一気にはだめだから段階的にしなさいという案だということがわかりましたので、それはもう質疑しません。 1点目のそれだけの財源が確保されたら段階的値上げだと、こういう説明なのです。          (「されなかったら」と呼ぶ者あり) ◆25番(内田哲男君) (続)されなかった場合と、こう言ったのです。ですから、ここは文章ではそうではないですよね。「抜本的改革と遊休財産の処分等を早急に実施された上で」対策を段階的に、26%値上げを段階的に値上げするということを求める決議なのです。だから、今の答弁と全く今説明されたこの文章というのは合っていないのですけれども、その点どうでしょうか。          (「合っているよ」「問題ないよ」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 内田議員の2回目の質疑に答弁願います。 提出者 橋本由成君。 ◆30番(橋本由成君) ただいまの質疑にお答えいたします。 それは、内田議員の個人的な判断だと思います。いろいろそのその人の判断によっては違ってくると思います。 以上でございます。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 25番 内田哲男君。 ◆25番(内田哲男君) 私の判断ではなくて、今何回もしつこいくらい文章を読んでいるのです。言います。「抜本的改革と遊休財産の処分等を早急に実施された上で」、「その後にやむを得ずの対策」、そのやむを得ずの対策というのは、26%を段階的に値上げするのだと、これが矛盾しているのではないですかと。それがされているのかどうか、抜本的改革と遊休財産の処分、これ一般質問でやりましたでしょうよ。まだされていなくて、委員会もできていない状況なのです。だから、平成19年度予算の中でこういうことが反映されていないから、私たちの立場とすれば反対をしているのですけれども、だけれどもこの賛成提案者の人たちはされた上でと、限定して言っているわけです。だから、そういう見解に立っているのかどうか、ちょっとお聞きしたいのです、平成19年度予算に入っているのかどうか。          (「……反対しなくちゃだめだ」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 内田議員の3回目の質疑に答弁願います。 提出者 橋本由成君。
    ◆30番(橋本由成君) その文章に書いてあるとおりでございます。 ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君。          〔76番 鈴木 聡君登壇〕 ◆76番(鈴木聡君) 橋本議員さん、だってあなたが提出者で自分で書いたのでしょう。質疑にこのとおりではないよ。質疑しているのだからちゃんと答えてくださいよ。          (「そのとおりでいいんじゃないの」と呼ぶ者あり) ◆76番(鈴木聡君) (続)その遊休財産の処分とは、どこの遊休財産の処分を頭に入れているのですか。まさかこれだけの文章を書くのだから、これについてどことどこに遊休財産処分があって、それを処分すれば幾らか財政上、貢献できるだろうという考えのもとに、これは書いているのです。それが文章のとおりなんていう提出者のいいかげんな答弁はないと思うのだ。これは、ちゃんと答えていただきたい。 それから、このできるだけ市民の負担軽減を図るというのだが、26%の値上げ幅を段階的にやるというのは、結局大幅値上げと何ら変わらないのではないの、2年とか3年かけてやったって。これは、いわゆる実質公債費比率が18.8%だから、市の財政は大変厳しいのだということは、一般的にはわかりますよ。しかし、水戸市とか下妻市を見ても、こういうことはやっていないと思うのです、国保のこういう値上げというのは。だから、こういう今の財政危機を口実にした市民負担増というのは、私はやり方としてはいけないと思うのです。だから、橋本議員さん、これちゃんと遊休財産というのはどこを言っているのですか。私らわからないので、よく聞きたいのです。 それから、段階的と言うのだが、26%を段階的に何年かけてやるのですか、何年かけて、その点。 ○議長(吉澤範夫君) 鈴木議員の1回目の質疑に答弁願います。 提出者 橋本由成君。          〔30番 橋本由成君登壇〕 ◆30番(橋本由成君) 鈴木議員の質疑にお答えいたします。 この遊休財産ですが、その場所というか、それは例えば元ことぶき荘老人ホーム跡地、これ中館なのです。それと、公共事業用地、学校給食センター跡地、これは筑西市倉持、それから旧青少年センター、門井、これがただいまの遊休地になっておりますので、その辺のところの処分をしたらいかがであろうかということでございます。 あともう1つは何でしたっけ。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)段階的に何年かけて上げるかということですね。これは、先ほど内田議員の質疑にもお答えしたと思うのですけれども、あれは1年や2年、3年とかと言わずに、何回かに段階的にかけてということでございます。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)これは、我々が何回ということではなくて、段階的にということは執行部にお任せするということでございます。ただ、段階的に、1回ではなくて段階的にやっていけば、住民の負担も軽くなってくるだろうということで、何回かに段階的にということにしたわけでございます。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君。 ◆76番(鈴木聡君) 段階的に値上げすれば負担軽くなるのですか。それは、どういうふうに軽くなるのか、ちょっと教えてもらいたいのです。段階的にやれば負担軽くなるというのだから、どれだけ減るのですか。 それから、ことぶき荘老人ホームの跡地とか、いわゆる学校給食センターの跡地だとか、それを処分したらどのくらい予算考えられるのですか。 ○議長(吉澤範夫君) 鈴木議員の2回目の質疑に答弁願います。 提出者 橋本由成君。 ◆30番(橋本由成君) 段階的にということは、本当に短い期間で払うということは非常に大変であるということから段階的というふうにしているわけでございます。その辺のところはおわかりになってもらえると思いますが……。          (「わからない」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)そうですか。わからなければわからなくても結構ですけれども、私はそういう意味で言っているのですが。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)それと、遊休地の幾らということですか、それは私もその土地の値段に対してはそこまではわかりませんけれども、こういったところを処分していくことによって財源を確保できるのではないかということから、遊休地の処分というふうなことを言ったわけでございます。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君。 ◆76番(鈴木聡君) 短い期間に急に上げるから、段階的に上げれば軽減負担になるのだと、それは1つもわからないのだ。軽減になりようがないではないですか、毎年毎年上げれば同じことではないの、結局は同じことではないですか、それ1点。 それから、財産処分であっちこっちの地名を挙げたけれども、幾ら上がるのかわからないという。老人ホームのことぶき荘の跡地の問題だって、市民合意なんかまだ得ていないのです。あの遊休地は震災のときのいわゆる緊急避難場所にもなり得るところなのですよ。そういうふうに簡単にこれを処分したらいいなんて勝手なことを言ったのでは、市民だって、これはただではおかないです。わからないのでしょう、どのくらいの財産処分で計上されるのか。これ橋本議員さん、自分でつくったのか、それ確認したいのですが。          (「……つくったんだよ」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 鈴木議員の3回目の質疑に答弁願います。 提出者 橋本由成君。          (「これは、総務部長でもつくったか」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)これは、提出者ですから、これは私がつくりました。          (「そうですか、はい、わかりました」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)そうです、いいですか、それで。          (「まだある、これ、さっきの結局は値上げの幅は同じ            でしょう、期間かけても」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)それで、鈴木議員さん、例えば……。          (「おれに聞くんじゃないよ」と呼ぶ者あり) ◆30番(橋本由成君) (続)大きなものを小さく分けて買った方が負担は同じであっても、その方が払いやすいわけですよね。そういうことも考えられるのではないですか。そういうことも考えれば、段階的に少しずつ払っていった方が当然払う方にとっても楽であるということから、そういうふうに段階的にというふうなことを言っているわけです。 以上です。          (「わからない、財産あったら……」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は委員会付託及び討論を省略し、直ちに……。          (「討論」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 10番 加茂幸恵君。          〔10番 加茂幸恵君登壇〕 ◆10番(加茂幸恵君) 日本共産党の加茂幸恵です。私は準備はしておりませんでした。しかし、この国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案)、これに反対の立場で討論に参加をさせていただきます。 今のやりとりを聞いておりますと、26%のこの大幅値上げ、これを認めた上で、段階的な値上げをしていくという中身でした。私たち下館地区に住むものは、旧下館市のときに5年連続の引き上げがされたばかりです。そうした中で、本当に市民の皆さんの中には、この国保税が高過ぎて払えない人たちがたくさん広がっています。それは、税務課の担当の方、あるいは国保を預かる担当課の人たちは、はっきりわかっているのではないかと思うのです。それで、私は議案質疑の中でも言いましたけれども、今200万円未満、この国保税を支える人たちの財政、いわば収入の状況ですが、200万円未満者が7割に達しているわけです。そうした中で、今回の国保税の値上げは、低所得者ほど値上げがひどいわけです。それで、500万円以上の人は1割ですが、この方たちは今回の値上げにほとんど関係なく、最高限度額で済むわけですけれども、その下の人たち、いわば33万円未満は35%です。そして、100万円未満は28.7%、そして100万円から200万円の方が6.2%で、300万円未満、いわば200万円から300万円未満が12%のわけです。そういうふうに見てみますと、先ほど当初に言いましたように200万円未満者が7割です。 こういう中で、26%もの国保税の値上げは、一層払えない人たちをつくってしまうのではないかと私は思います。私たちも一市民に戻れば、この低所得者層に私も入ります。そうしたときに、周りはみんな悲鳴に近い声を上げています。年金者が大勢います。その人たちからまで取るわけですから、そうした中で財政がないのだからしようがないのではないかというのが多くの議員の皆さんの声だと思いますけれども、今実質公債費比率18.8%で、県内で第3位の借金比率だというのが市民の人たちの間にも広がっていて、夕張市になったら大変という声もいっぱい起きています。 でも、今私はこうした中で、市の方が安易に国保税の26%の値上げをするのは間違いではないかと思うのです。この決議案の中でも先ほどから言われていますように、「市政運営の抜本的改革と遊休財産の処分を早急に実施された上で」ということですので、これに早急に取り組んでいただいて、値上げは今回は行わないと。それで、この解決に当たるというのがこの文章からいえば、そういうことに本来はなるのではないかと思うのです。それで、先ほども言いましたように、これは議員間の問題で議論するだけで解決するものではなくて、本来は市の執行部にもっとこの改革のための努力をしていただきたいというのが私の一番言いたいことです。筑西幹線道路や、あるいは入札の改革の問題や、それから次から次まで出てくる電算システム改修費、こうしたところもまだまだ改善が必要だと思います。そうした点は見直しがされずに国保税をこれ以上値上げしたら、これはまだ市民の人たちは十分知っていません。これの納付書が届いたときに、みんな本当に泣き出すと思います。国保税が払えないから資格証明書をもらって、全額子供が病気になったときに払わなくてはならない。そうすると、1回お医者さんに行っただけで1万円札を持たなければ病院にもかかれません。そうした人たちの思いを私たち議員は受けとめて、この値上げ案に反対していく、否決をしていくことが私は大事ではないかと思います。特に議員に対する、77名の……。          (「条例じゃない……」と呼ぶ者あり) ◆10番(加茂幸恵君) (続)議員で一体何をしているのだと、私は行った先々で多くの市民の皆さんから言われます。今それぐらい市民の皆さんの懐ぐあいも大変な状況になっているときです。議員の皆さん、私たちは77名の議員に市民の人たちから今たくさん意見、批判が及んでいます。最後のこの議会で私はこういう汚点を残したくない、そう思います。ですから、国民健康保険税のこんな大幅値上げに、私は反対をしたいと思います。 よって、今回出されています国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案)に反対の立場の討論とさせていただきます。 ○議長(吉澤範夫君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 討論を終結いたします。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 静粛に願います。 これより採決いたします。 議員提出議案第2号「国民健康保険税値上げの弾力的運用を求める決議(案)について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立少数。よって、本案は否決されました。 これより討論に入ります。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の討論の1人当たりの持ち時間は15分以内となります。 討論を願います。 初めに、27番 日向岩男君。          〔27番 日向岩男君登壇〕 ◆27番(日向岩男君) 27番 日向でございます。私は、議案第43号「筑西市国民健康保険税条例の一部改正について」の反対討論をいたします。 このような国保税の大幅な引き上げには、市民への影響が余りも大きく、実施された場合、かなりの反響があるのではないかと今危惧されるところであります。国保に加入しているのは、例えば農家の人や年金生活者、皆さんが申されますような高齢者、またリストラに遭って仕事がない、また事業不振で倒産するなどした人などがあるわけでございます。低所得者が多く加入しておりますので、このようなむちゃくちゃな国保税の大幅引き上げによって滞納者がふえるのは、火を見るより明らかだと思います。 一方、滞納すれば皆さんが言われているように保険証がもらえない。保険証がなければ医療費を全額払わなければならない、これはもう皆さんご存じだと思います。医療費を払えないから病院に行けない。その結果、受診がおくれて死亡、早期発見ができないなど、いろいろなものが重なります。いろいろな報道でありますが、この1年間で全国で29人亡くなってしまったそうです。言葉は悪いのですが、このような死因は、がんや肺炎なども市販薬で我慢しているというような、そういう状況になるわけであります。症状が悪化して救急車で運ばれた人もいたそうでありますが、29人とは氷山の一角であろうと思います。日本じゅうにそのような悲劇が今起こっておるのであります。 この国保税の引き上げは、ますます低所得者層の生活を脅かし、不安感をあおるものばかりであります。取得のある人が53万円とは、最高限度額をむしろ改正すべきであると思います。財政困難な状況下であっても、弱者を多く抱えている国保税の引き上げは、多くの市民にとって死活問題であります。金がないのではなくて、国保税や福祉に使う金がないだけのことであって、当然一般会計から繰り入れをすべきであす。一本化するならば旧下館市の税率に合わせるべきであろうと思います。ますます市民の不安感を募らせる、先送りするという結論を出そうとするから、市民から議員など要らないよというふうに烙印を押され、やゆされるのであります。          (「そのとおり」と呼ぶ者あり) ◆27番(日向岩男君) (続)議員として本気で今市民の立場に立って、抵抗勢力となって議会の存在感、役割を示そうではありませんか。否決、ノーと言える意思決定をすべきであります。 以上、反対討論といたします。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、37番 下条豊君。          〔37番 下条 豊君登壇〕 ◆37番(下条豊君) 出かけている人もいるようですけれども、賛成討論ということでさせていただきます。 ○議長(吉澤範夫君) 澤佐議員、自席にお戻りください。 ◆37番(下条豊君) まず、皆さんが大反対の議案第43号から賛成討論をさせていただきます。 この一部改正について多くの方が今までも言われているとおり、この上げ幅が大きいことや収入の少ない方の負担がふえるということですか、そういういろいろ諸事情があることは、私も重々承知しております。しかしながら、この国民健康保険の加入者という方、先ほど日向議員の討論の中にもあったように、社会保険やその他の共済保険等に加入していて、退職されてからまた国民健康保険に入るというような方も多いかと思います。したがって、所得が低くなっている方々、そういった加入者がどんどんふえていく保険制度ということが言えると思います。これらの方々は高齢ということもあって、医療機関にかかる頻度も当然多くなってまいります。これに付随して当然医療費も増加してくると思います。この国民健康保険制度の会計を圧迫するこの医療給付費の増加、これはよく考えれば制度そのものに問題があるというようにも感じるわけであります。 しかし、今回の改正は大きな改正でありますけれども、これへの一般会計からの繰り出しを見たとき、この改正もやむを得ないと言わざるを得ないと思います。仮に今回いろいろと提案されております投資的経費を削減し、いろいろ出ていましたけれども、大型プロジェクトとして筑西幹線道路や明野中学校、防災行政無線などいろいろ投資的な事業がありましたけれども、そういったものを中止、あるいは削減していってもわずかな財源にしかならないというふうに計算いたしました。 このように考えたときに、財政の健全化が私たちの課題でもありますし、先ごろからの自治会の皆さんからの要望でもあります。また、この夕張市になってはいけないという思いは、全市民が持っていることだと思います。その財政の健全化のためには、この国保が独立会計である、それを考えれば一般会計からの繰り出しもこの辺が限界であるということの中で値上げというのがどうしてもやらなければならないというふうに考えております。ここは、反対側の良識もあるかと思いますが、賛成側にも良識があるかと思います。ここのところ、いろいろと脅かし的なことが私のところにも届いております。賛成、反対を公表するよと。本日は、この採決の反対はだれかというのを調べて公開するというようなこともやっておられるようでございます。そういうふうな選挙の道具としてこの議案が取り上げられるというのは、前回の定数のときにもそうでしたけれども、自分が本当にこの国保のこと、将来、きょう、あしたの値上げのことではなくて、ずっとこの国保制度を維持していくためには、この値上げは必要なのだということであると私は判断いたしましたので、賛成の立場で討論いたしました。 続いて、議案第50号でございますけれども、筑西市におきましても特に三位一体改革の影響が非常に大きく、国の財源締めつけにより、財政の悪化が顕著にあらわれてきていることは、私たちも十分身にしみているところであります。この行財政改革をさらに進めていかなければ、平成21年度には財政再建団体への転落が懸念されるというような情報は皆さんもお持ちかと思います。この地方交付税及び臨時財政対策債、交付税の不足分を補てんする地方債だそうですけれども、この削減は平成16年度以降累積で103億7,000万円にも上がっているそうです。これらの財源不足を補うために財調を取り崩し、収支均衡を図っておりまして、4年間の繰入総額は67億3,000万円ということだそうです。その結果、平成19年度末の基金残は財調が6億7,000万円、減債基金積立金が1億4,000万円ということで、これは先日も出ているとおり、既に枯渇寸前と、もう井戸が空っぽというような状態になっているわけです。平成19年度の当初予算では、基金繰り入れを25億1,000万円と多額な見積もりにすることによって、予算編成が何とかできたということでお聞きしましたけれども、今後平成20年以降の予算編成はどうやったらいいのかということで、財政の方も大変苦しんでおるというふうに聞いております。 この中で、国保の特別会計についても、この改善策の1つとして独立採算の原則、受益者負担の原則等を考え、また一般会計繰出金の抑制、削減を図るために、税制改正という形を提案しているものであります。保険税の改定をしないということになれば、一般会計の繰出金は約16億円ということで、約6億8,000万円の新たな財源が必要になるということです。この6億8,000万円をどこから出していいのか。私たちも、この国民健康保険の税制が変わって負担がふえるということは大変厳しいことでありますし、議員としてこれを可決するというのは非常につらいものがあります。しかしながら、この制度も維持しなければならない、また筑西市も維持していかなければならない。今度新しく選挙を終えて議員になる皆様におかれましては、この厳しい財政の中の予算をまた任期の間いろいろとやっていかなければならないということを考えた上で、いろいろな部分で不満もあります。私も旧協和町の出身として、旧協和町の健康づくり事業で国保事業の医療費の支出部分を抑えてきた経緯の中で、それがこういう事態になってきて、本当に旧協和町の私たちを応援してくれた人に申しわけがないという思いはいっぱいであります。 しかし、この筑西市を何とか財政再建団体、夕張市の二の舞にならないように何とかしなければならないという思いは、冨山市長も財政の方も簡単に取れるところから取るとか、負担を広くとか、独立採算とか、そういう簡単な理由でこの非常に厳しい数字を出してきたのでないと、そういうふうに考えております。当然これだけ市民に負担を強いる以上は、今後のさまざまな事業もかなり厳しい状況でやらなければならないと考えております。その1つの大きなメスというか、外科手術というのが財政再建団体になってからではなく、その前の段階でこれだけ厳しいことをやるということに、ある意味ではすばらしいとは言いませんけれども、大変なことをやったなという思いもあります。この措置がとれなければ、きょうの予算がとれなければ、その市民の命を守る制度がこれから危なくなるというふうなことを考えれば、財政健全化計画の中に書かれているような転落への予防線ということで、今回の税制改正、また国保の予算が出されたというふうに思います。 先ほどは、決議の方が否決されておりますけれども、私たちの思いとしては、この条例についてもっと市民にさらに優しい形で、それができればこんなに苦労はしなかったのかなという思いで、残念ではありますけれども、それを含めてきょうは賛成の方に回ってとりあえず可決させていただきまして、また来年度からの夕張市にならないプロジェクトにしっかり頑張っていただきたいと思います。 また、表決に際しましては、昨今の皆様のところにいろいろなチラシでありますとか電話があると思います。この表決が選挙に出る方にとって非常にマイナスになるというのは、私も非常にわかるところでありまして、ここで賛成に協力してくれというのは心苦しい部分もありますけれども、皆様がこの国保の制度と筑西市の今後の維持発展を願うのであれば、ここはひとつ賛成をいただきまして、選挙の方も頑張っていただきたいというふうに思います。 賛成、反対を公表するという脅かしが今回ありました。また、前回の26人の定数のときも、反対したものは選挙の応援をしないというようなこともありました。私も前回あったとおり、賛成しようか反対しようか、討論は出しておりましたけれども、ここに来るまで非常に悩んでおりましたけれども、きのうあるチラシをいただきまして、賛成、反対は公表しますと大きく書かれていたのを読んで、やっと決心がつきまして、こういうふうな選挙の種としてこういう表決が使われるというのは非常に残念に思いまして、だれも選挙が怖くて賛成ができないのであれば、私が代表して賛成しようという思いで、きょうは討論させていただきました。皆様の思いの賛成、反対を正々堂々とやって終わりたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、25番 内田哲男君。          〔25番 内田哲男君登壇〕 ◆25番(内田哲男君) 私は、議案第43号、国民健康保険税条例の一部改正と議案第50号、平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算を中心に反対討論をさせていただきます。 まず、今申し上げましたように国民健康保険税条例の一部改正は、今議会の最大のテーマであります。今下条議員さんの賛成討論を聞きながら、最後の部分、議員は市民の前にやはり自分の政治信条なり理念をはっきりさせなければいけないという点では、若干この筑西市議会、問題あったかなというふうに思っております。しかし、私も選挙に有利だとか不利だとか、そういうことではなくて、やはり市民生活にどう影響するのか、そのことについて議員として、議会人としてどう責任をとるのかという視点で、今議会最大のテーマである国民健康保険税条例の一部改正にやっぱり当たるべきだろうというふうに思っております。 冨山市長は、国民健康保険事業の健全化を目指し、税率の均一化と公平な賦課方式を確立するという名目のもとに、実は国民健康保険事業が合併後、税制が均一化されていなかったことを理由に、独立採算制と受益者負担の原則を声高に叫び、国保事業を私は財政再建計画のいけにえにしたのだというふうに理解しております。るるこのことについては述べてまいります。国保事業は、下条議員も申し上げていたように、会社を定年退職後加入する方が多いのです。そして、高齢化しております。体のあちこちに変容を来し受診も頻繁になり、医療費も多額になっております。また、そうした所得が低い方が大勢加入してくるという構造的な問題を抱えているのだと、国保事業というものは。ですから、ほかの下水道、上水道、農業集落排水事業などの特別会計とは違って事業が拡大、つまり国保の場合で言えば、給付が増加しても借金、起債ができないのが国民健康保険事業の特徴なのです。 ですから、筑西市総合計画の基本構想でも述べていますように、国保事業の健全化策は、市民生活を支える重要な医療保険制度であることから、健康づくりの推進を通じて医療費の削減、保険料収納率の向上などによって、制度の健全な運営に努めますという向こう10年間の基本的方針になっているのです。この基本構想に基づいて、現在国民健康保険事業の枠内で実施されている健康づくりの事業を新たに私は健康づくり課などを筑西市に立ち上げ、日本一の健康づくりのまちを目指すぐらいの気構えと事業転換が欲しいと考えるものであります。というのが、今申し上げましたように総合計画の基本構想にある国保事業の健全化策に最も私はふさわしい財政健全化策だというふうに思っております。 反対する2番目の理由は、今回の大幅な保険税率アップと介護保険料の大幅な値上げが給付に見合った負担割合という問題であります。負担割合は、皆さんご承知のように県と国で50%、残りの50%から法定内繰入金を除いた残りのパーセントを被保険者で負担するのが原則だと簡単に事務的、機関的に言いますが、先ほど述べたように構造的な問題を抱えているために、国保事業は1プラス1は2となるような単純な問題ではないのであります。事は命と健康の問題だからです。これは、日向議員も申し上げておりました。格差社会にあって、特に地方における格差が大きな社会問題となっていることや景気回復がなされているとはいえ、個人消費が伸び悩み、貧富の差が拡大している中で、さらに格差を拡大するような仕方をとれば、さらに収納率を下げ、短期保険証交付者のみの被保険者を増加させ、病状を悪化させてから医療機関にかかるということになり、医療費を増大させ、税率アップイコール医療費の増大イコール税率アップの悪循環になるだけであります。 特に死亡第1のがんの場合は、何をおいても初期段階の発見が大事であるというふうに言われております。このがんは、私もかかりましたからよくわかります。がんの場合は、初期の段階はほとんど自覚症状がございません。ですから、自覚症状があったときは、相当がんが進行しているというふうに見なければなりません。しかしながら、この初期段階の発見が大事だと言われていますけれども、短期保険証交付書の発行の人が多くなれば、がんの場合であれば手おくれの段階で医者に行くというようなことになり、現在社会問題になっているようなことがどんどん起きるようなことにつながる税率値上げ案は、私は認めるわけにはいかないのであります。 第3の反対の理由は、繰入金の問題であります。財政健全化計画の視点で述べれば、国保事業には皆さんがおっしゃるように、事実一般会計からの繰入金が入っています。この筑西市公債費適正化計画というものが出されていますが、国保事業への繰出金が実質公債費比率を悪化させているとどこに、書いてあるのでしょうか。この中の第2項、現状と分析の中で、公営企業債の元利償還に対する普通会計からの繰入金の項では、国保事業の繰入金が実質公債費比率を悪化させているとは書いてありません。むしろ水道事業会計、病院事業会計、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、八丁台土地区画整理事業特別会計、駐車場事業特別会計が悪化させていると述べているのです。 具体的に申し上げます。具体的に述べれば、実質公債費比率は皆さんがおっしゃっているように18.8%で県内第3番目です。この中に、国保事業へ繰入金が入って何%を占めているかということですけれども、全然そういうことはありません。18.8%の中に水道事業の割合は0.67%です。病院は0.25%、下水道が1.42%、農集排が0.03%、区画整理が1.85%、駐車場が0.41%で合計4.63%が実質公債費比率18.8%の特別会計、企業会計の割合が4.6%なのです。ですから、説明するまでもなく国民健康保険事業は借金をしていないので、国保事業への一般会計の繰入金は実質公債費比率には直接関係していないのであります。今述べたように下水道、病院、水道、区画整理事業などへ一般会計からの繰入金が多ければ多いほど実質公債費比率、つまり財政を悪化させる原因なのであります。 ちなみに、実質公債費比率を押し上げている下水道事業など、特別企業会計への一般会計からの繰入金は、平成19年度予算で軒並み増額されています。それは、実質公債費比率が18.8%から平成19年度当初予算で19.5%になったことからはっきりしております。その原因は、今申し上げたように国保外の特別会計、企業会計への一般会計からの繰入金が増額をされているために、18.8%から19.5%に悪化させている最大の原因なのです。財政健全化計画、独立採算制、受益者負担の原則を声高に叫ぶなら、まず下水道などの特別会計、水道事業などの企業会計への一般会計からの繰入金を先に私は減額すべきだというふうに思います。なぜなら、繰り返します。国保事業は、市民生活の命と健康の問題だからであります。 そういうことで、私の反対討論を終わらせていただきます。ご静聴ありがとうございました。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、4番 田﨑正君。          〔4番 田﨑 正君登壇〕 ◆4番(田﨑正君) 賛成の立場で討論をさせていただきます。 ただいま内田先輩議員の討論を聞きまして、むしろなぜ反対するのかというご教示をいただきながら、自分の政策を織り込めた上での条件でなければ賛成できないよという意味で、私は解釈しているわけなのですけれども、特に相当の議案数がありますが、一般会計と国保の、本当に今回は国保が問題でございますので、それに的を絞って賛成の討論をさせていただきます。 まず、議案第49号の平成19年度の一般会計予算でございますが、今回いろいろな委員会の中で質疑にありましたけれども、総予算額725億円の中で医療に関することがおおむね300億円、いわゆる40%を超えていると。さらに、それに福祉を入れると、私計算しておりません、どのくらいになるか。しかし、単純にその数字を解釈すれば、どこにその財源があるのかということを真剣に考える時期に来ているのではないですか。例えば一般市民の方には聞こえのいい反対であればいいのですが、ではその財源をどこから確保するのかと、そういう建設的な提言をやっぱり議論をして初めて健全財政というシナリオが成り立つのかと思います。          (「そのとおり」と呼ぶ者あり) ◆4番(田﨑正君) (続)特に一般会計では、今回は若干苦言的な提言を当初から申し上げさせていただいておりますが、先ほどの議員提出というか、動議の議案の中でも、抜本的行政改革、運営の改革ということですが、なぜ全体を見て添野市民病院事務部長には大変申しわけございません。当初予算から赤字会計です。本来、補正予算を3月に出さないで、もう既に3億6,000万円ということですから、もう間もなく次期の議会の中では補正をしないと帳簿は追いつかないと。一時借り入れ最高限度16億円、それを目いっぱいやれば何とか一時しのぎはできるだろうというけれども、だれが見ても7億円という数字は、今後も定額赤字で進んでいくわけですから、この問題は検討委員会で委員の方々がいろいろされているでしょうけれども、当初は廃止も視野に入れた検討ということですが、何か検討委員会も玉虫色ですね。やっぱりもう民間移譲、あるいは指定管理者も含めたそういう段階的な方向で、本当に早急にこれは結論を出すべきだと思います。このままでいったら、夕張市の場合の数字的なものとは若干ニュアンスは違うと思います。あれは、投資的経費が問題でございますので、ここが抱える問題はこれまでのツケもあるでしょう、箱物行政の。これは、どこの旧4市町の中でもあろうかと思います。 したがって、私も委員会の中で言わせていただきましたが、これまでの時代の背景と違いまして、行政が本当にやらなくてはならない事業は何なのだということをやっぱり明確にするべきだと思います。行政がやらなくてはならない事業と民間でできるものとをはっきりと分離して、やっぱり事業というものに大なたを振るう時期に来ていると思います。そうしていかないと、本当に住民一人一人に膨大な負担がかかると。末端の市町村ばかりいじめられて、執行側としても大変つらい部分はあろうかと思います、いろいろな制度で。国にも大変責任あります。これは、国の責任だと思います。でも、それを言ったら一般の人は理解できませんので、我々末端に置かれている立場でぜひ努力をしなければならないというふうに考えているわけです。そういうことです。今年度、実質合併して3回目の予算編成、実質的な筑西市としてのスタートでございますので、旧態依然の行政上ではなくて、1つ1つできるものから大なたを振るうという勇気、やるのも勇気、やめるのも勇気です。これをやっぱり早急に手がけていただいて、健全財政を取り計らっていただきたいという要望を加えて、一般会計の賛成をさせていただきます。 そして、国保会計ですが、先ほど内田議員も言っておりました。起債もできません。一時借り入れは、国保連合会から協議して借り入れすることができるみたいですが、利息が加算されます。そして、条例が継続審査、実質議会が終わりますので、自動的廃案です、算定方式。したがって、国保会計、これから採決に当たりますけれども、条例が継続審査でございますので、賛成であっても反対であっても自動的に暫定予算、要するに暫定賦課になっているわけです。8月が本算定です。4月、5月、6月、7月とは平成18年度で執行されるでしょうけれども、ただ何人かの方からも出ていますように命、即命にかかわる会計、義務的経費だということを、私は深く一人一人認識した方がよろしいかと思います。一財か被保険者の負担か、これでこの会計は制度上やっていかざるを得ないわけです。 では、反対して、そのまま改選後、6月で賛成するのですか、反対するのですか。その間、物すごい、これ運用ができませんよね。繰出金9億2,000万円、あるいはいろいろな医療給付の項目がありますが、せいぜいその程度でしょう。だけれども、全国から支払い業務、毎日発生します。これどうするのですか、値上げ反対して国保会計を否決したら。その期間、専決処分は会計上できます。これは、えらい責任問題だと思います。先送りすればするほど、倍々の赤字になってきます。どうこの穴埋めをするのか、私はもう本当にこれは、こんな無責任な態度で今回議会を終わらせるようでは、逆に私が落選した場合は、このメンバー、過半数の人たちがこういうことをしたと、私はそう強く言いたい。 そういうことを思いながら、なお一層、先ほど提出議案、否決されましたけれども、行政改革、抜本的なもの、あるいは遊休財産、あるいはいろいろな事業の見直しをしていきますと、不必要な公有財産、建物を含めてこれから出てくることだろうと思います。そういうものを東京都が、今回知事選挙ですが、8年前石原慎太郎知事が腹切りをしてやっと、税法で恵まれた環境もありますけれども、そういうことも視野、選択に入れて、早急な実施を執行側にお願いを申し上げて、賛成をさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉澤範夫君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午後 2時11分                                                                              再  開 午後 2時36分 ○議長(吉澤範夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 討論を願います。 76番 鈴木聡君。          〔76番 鈴木 聡君登壇〕 ◆76番(鈴木聡君) 平成19年度の新予算は、まさに財政危機を口実に市民の負担増と福祉の切り捨てになっている予算だと、一言で言えば断言できると思うのであります。財政危機、財政危機と必要以上に私はあおり立てているなという感じがするのです。というのは、市長の好きな「週刊ダイヤモンド」、それから「エコノミスト」、こういう雑誌などを見ましても、筑西市は茨城県内では3番目に悪いと、いわゆる実質公債費比率が18.8%だと。しかし、この前の「エコノミスト」を見たら、全国約1,800自治体がありますけれども、その中でトップからずっと悪い、いわゆる実質公債費比率の数字の大きいものからずっとランクが出ていたのだけれども、300自治体の中に筑西市は入っていません、300自治体のしか載っていなかったのですけれども。下妻市、水戸市は三百何個の中に入っています、確かに。いわゆる悪いところでは、もう30%、40%という自治体もあります、確かに近い自治体も。ですから、私は必要以上にこれをあおり立てて、そして何か市民が大幅な負担増を図らなければ、この財政危機は克服できないような言い方をどんどんやってきているというのは、これは私は異論があります。 そういう立場から、少し反対を申し上げたいと思うのです。実際に国民健康保険税の問題については、今度の議会では確かに一番の大きな対立点というか、一番の今度の大きな課題だと思います、今度の議会では。この筑西市一自治体の問題ではないと思うのです。今いろいろ世間でも、あるいは報道マスコミにおいても国保、国民健康保険証の取り上げが全国で480世帯、これが大きな社会問題になっている、社会問題。一筑西市だけの話ではないのです。こういうことで、国会でもいわゆる保険証の取り上げということは、それは行き過ぎだと。さすがの安倍総理大臣も、それは国保証を取り上げるのではなくて、ちゃんと指導していろいろやるべきだという答弁を国会でもしている。こういうことを旧下館市時代では幾ら保険税が払えなくても、国保証の取り上げまではやっていなかった。筑西市になってから、今度は保険証まで取り上げてしまうから、病気になっても10割負担ではかかれない、そういうことを日向議員も言っていましたね。全国でそういうのが二十何人死んだ、保険証を取り上げられて。今本当に国会でも取り上げられ、社会的にも大きな問題になっているのです。 そういうさなかに、ここで財政危機を口実に、また今度は大幅な、いわゆる平均26%の国保税値上げですが、大体平均して1人2万6,000円、4人家族だと大体10万円以上の値上げが予想される。しかも、先ほど加茂議員も言っておりましたが、所得の低い、所得が200万円未満の人たちが約7割近いのだ、いわゆる大幅に値上げされるというの。こういう所得の低い層から大幅な値上げを行うというのは、いわゆる受益者負担の公平性、効率性などとよく美辞麗句を言いますが、実際には所得のない人たちから税の負担を大きくしようとするから滞納がふえるのですよ。恐らく国保税の滞納は十数億円下らないでしょう、市民税の滞納だって3億円もあるのだから。だから、払いたくても払えない人たちがいっぱいいるということなのです。 だから、いわゆるこれでは今の貧困、格差社会とよく言われておりますけれども、これでは1つも貧困、格差対策にはなっていない。あるところから税は取るのです、富める者から。こういう200万円未満の所得しかない人たちから広範に増税をする、税の負担を重くするということのやり方が滞納をふやす結果にもなるのです。そして、国民健康保険証を取り上げる結果にもなるのです。そして、取り上げられた市民は、我慢に我慢を重ねて、やむなく行ったときは手おくれで、1カ月入院していたらもういってしまったという話だって、過去に私何回も取り上げてきたわけだ。そういうことで、私は今日のこの国民健康保険税の大幅な値上げというのは、市民の命綱、これを市が取り上げるということに等しいと私は思うのです。だから、こういう点でも国民健康保険税の値上げという問題については、もっと、それは市の財政が大変だからと、上げればいいというものではない。 では、財源はどこなのだと、議員の中にはおります。しかし、今度の市民税だって10億円の増収です、10億円。百数十億円の年間の市民税の収入が今までありました。しかし、平成19年度は市民税の増税分だけで10億円もあるのですよ、10億円。それを充てたらいいのではないのですか、そうだとすれば。そういう財源問題は、首長の頭1つでいろいろ配分はできるのです。だから、市長がどういう立場にあるかによって市の予算の配分は決まってくる、そのことを声を大にして言いたいわけであります。財源はあります。市民税だって、本当は私たちは反対です。先ほども言った所得が200万円未満の人たちが今度の、いわゆる税率から5%から10%に2倍に上がる、市民税が。 こういうことを考えれば、私はやっぱり今度の平成19年度の予算というのは、市民に対する負担増、そしてひとり暮らしの75歳以上のこういった、いわゆる命綱である緊急通報システムの維持管理費、年間1万5,000円かかるから、今度1割負担で1,050円取るのだと、こういう孤独で本当に1人で暮らしている年寄りの身の安全、安否確認、そういう人たちからも、いわゆる仮借なく、容赦なく取り上げるという市長の政治姿勢というものに、私は大いに疑問を感じる。 それから、市民病院の話も出ていますけれども、いろいろ今日に至る経過は、話せばたくさんございますが、私は市長の政治姿勢に一番根本問題があると思う。冨山市長が12年前に誕生して、何年か後には市民病院はただで上げるなんていう話を公言してはばからない、そういう政治姿勢だから、病院の経営をおろそかにしてきたと言っても過言ではないのです。私はそう言い切りたい。 そういう点でも、私は国民健康保険特別会計が破綻してしまうなどという、そういうことではなくて、破綻はしませんよ。先ほども言ったように、いわゆる725億円の全会計の中の予算のあり方をよく考えれば、国保税は上げなくても済む。しかも、今現在十数億円もある滞納をさらに値上げすれば、滞納はどんどん膨れ上がります。今それでなくても、今日のようにいわゆる職員の給与をカットということで約2億円、こういうことで今民間も含めて今春闘は、大手企業の優秀なそういう成績のいいところは、賃上げが千幾らなんて上がったところもありますが、全体的には今多くの働く人たちの懐、給与は軒並み下がっているわけです。今度のいわゆる給与改定で、職員だけでも平均すると20万円や30万円は年間減ってしまうわけですよ。部長クラスなんか40万円、50万円減額です。 こういうことで、やっぱり市民の懐ぐあいというのは、今大変厳しいのです。それを上げて増収、いわゆる国民健康保険税を上げるとなれば、これはもう200万円未満の人たちから増収を図るのですから、もう払えない人がたくさん出ますよ、これは。200万円以上の人が10%から10%で変わらないのだ、前年と。だから、200万円未満の人たちが倍に上がるということで、そういう点でも私は国保税は絶対値上げするべきではないということであります。 それから、市長、今度の招集あいさつでも、筑西市が合併して、旧下館市、旧関城町、旧明野町、旧協和町、4市町の市民は、いわゆるだんだん一体感を持ってきて順調に合併が進んだと。そして、今筑西市になってから、安全・安心・心豊かな市政に今持っていっているのだ。それから、これからの筑西市を希望と誇りの持てるような市にしていくのだと言っているわけですが、だったらそんなことをやってはならないでしょうというのだ、国保税の値上げなんて。安心・安全・心豊か、今病気になっても医者にかかれない人が何人もいるという中で、安心・安全・心豊かになれるわけがない。希望も誇りも持てないですよ。そういう言葉だけのきれいごとを並べるのではなくて、実際に行政上、いわゆる地方自治体の役割は何なのだと。市長も言っている福祉の増進に地方自治体はあるのだということですから、福祉の増進のために国民健康保険税を26%、しかも大幅な値上げ、下層なんて言っては悪いのですが、ボーダーラインの人たちにとっては、もう本当に死に物狂いになるような値上げなのです、これは。そういうことからも、私はやはりこういうことはやめるべきだと。 それから、この市長招集あいさつには一言も触れない。談合が明るみになって、いわゆるこの暴力団の資金源の可能性もあったと言われるこの談合事件、しかも裁判の検察側の冒頭陳述では、筑西市は日常的に談合がやられているということをはっきり言っているにもかかわらず、総務部長はそういったものの改善を図ろうとしない。例えばこの筑西市は、いわゆる入札結果について、請負率ということでみんなに公表しています。こういう請負率というのは、設計価格に対してのいわゆる請負率で、では落札率はどうなるのだということを言っても、その公表の仕方を1つも改めようとはしない。今どこの関係者でも落札率を基準に見ているのですよ、入札結果というのは。総務省だって国土交通省だってそういうことを全国の自治体に指導しているわけだ。それを全く反省もしないで取り入れようとしない。しかも、そういう入札を繰り返し繰り返し、いわゆる職員がそういう業者から圧力を受けたという話まで、職員みずからが体験を述べている、そういうことがわかっていても、その業者に対しては、いわゆる指名を繰り返したという責任は、本当は最も大きいのです。こういったものについての責任のとり方というのは1つもない、市長は。本当は総入れかえなのですよ、こういう事件を起こした部署なのですから。そういったものも1つも今度の招集あいさつでは述べられていない。談合を繰り返していた。検察の冒頭陳述では、日常的に談合を繰り返していると、はっきり述べている。こういうことについての反省の一かけらもない、こういう行政では。 終わります。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、50番 堤陽二君。          〔50番 堤 陽二君登壇〕 ◆50番(堤陽二君) 50番 堤陽二でございます。未来21所属の堤でございます。 いろいろなことが論議されておりますが、ここで委員長報告を肌で感じ、心で受けとめました。その過程の中においては、皆さんどうぞ慎重審議をしたから、議決よろしくお願いしますというふうに私の心に耳に映りました。私も耳が遠くなって、ちょうど私の目は左が非常に悪いのです。右の目はうっすら映る程度でございますので、それが常日ごろの日常生活の中に私は映っております。左というのは資産なのです、こっちは負債。そうすると、負債と資産がイコールではないと、そこに資本が加味されております。資本のところがさっぱり私にはわからないのです。市の予算を見ても、収入と負債はあるのだけれども、資本の欄がないから、それを常日ごろ篤とお願いしておるのですけれども、いろいろな形の中で分析して教えてもらっているから、幾らかうっすら覚えております。 そういうことでございますので、そちらの国民健康保険税の問題等について考えてみますと、単に国民健康保険だけがすべてではないのです。保険制度というのは、大きく分けて、私の脳裏の中に2つあるのです。保険制度というものは、国民健康保険と、それから社会保険庁の健康保険と2つに分かれていると思う。たまたま国民健康保険は各自治体が勝手にやりなさいよと。片方は国全体でやりますよというシステムになっておると私は思っているのです。ただし、その社会保険の中には大きく分けて、それ以外に学校職員とか市町村の皆さんだとか、あるいはいろいろな船舶とか農林水産業とかありますが、いずれにいたしましても国民健康保険は中小企業の我々、日々暮らしている私たちがそこに該当しているわけでございますが、そして国が、あるいは一般企業が投下しているものは国、あるいは大企業が独占して、その中で動いていると。片方は分離されているという関係で、財政、国全体で頭数というか、イギリスのサッチャー元首相ではないけれども、人頭税をかけろと言って、人間はみんなすべて平等であるというような形で生まれてくれば納得できるかもしれませんが、ちょうど筑西市の財政というものが日本の標準以下であると断定すると、市長におしかりをこうむるかもしれませんが、私は筑西市は日本の国の自治体の平均以下であると、このように思っている。平均以下の自治体が保険税を、平均以上の豊かな保険財政というのはできないと思うのです。これ国策だからやむを得ない。しからば、そういう過程の中で私は論議されているのをよく耳にするのですけれども、どう見ても今の社会の中で、平均以下の市町村が県及び国の面倒を見る力はないと。大変申しわけございませんが、どうしても国・県に依存せざるを得ないということで、不利益だという事実があります。 そうすると、今度は保険税の目的は目的税という性格がございますので、どう見てもその辺が苦しい場面に追い込まれてくると思うのです。財政問題がそこに絡んでくると思うのですけれども、所得税が減税になって非常に喜んでいると、結果的にそれが地方税では逆に上がってきてしまうと。そうすると、地方税、国全体から見た場合には、筑西市は全国平均値よりも下ですから、当然国が一体的に行った所得税と人口割で盛ったやつは、こっちの基準財政収入額に入ってこないという非常に危惧の念があると。そうすると、地方自治体は自分の知恵を市民の皆さんと出し合っていかなければならないと。それを執行者はどう執行していくかということがこれからの課題であり展望であると私は思っております。 では、どう見ても今の状況から見て、民主主義のルールに従って事に当たっていくには、どう考えても議会制民主主義を否定するわけにいかない。すると、皆さん選ばれた人間が議会になって、議会の中ですべての議員の皆さんの同意を得て、各委員会で集中審査して、それでもって判断されたものを本会議で否定する否定しないは議員各位のご判断ですから、私が何とも言う立場にありませんけれども、私の立場から見ますれば委員会の報告、それを尊重して、それを適切に実行することがふさわしいと思います。 よって、今執行部の案を否決しなさいという委員会の報告を私は受けておりませんので、委員会の委員長の報告を尊重して、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、6番 真次洋行君。          〔6番 真次洋行君登壇〕 ◆6番(真次洋行君) 小さな声でということで、眠気がいいぐらいの声でやりたいと思います。 2年間の在任特例期間が本日この議会をもって議会として終えようとしております。また、この2年間においてはさまざまな諸問題がありましたけれども、皆様の大きな心の中で無事にこの議会が円満に終わろうとしております。このことは、それぞれのこの合併に際して尽力したことは大変にすばらしく、必ずやこの合併が未来の筑西市を築く上で大事なことであったと思っております。 そこで、私は今回出された議案の中で議案第50号、国民健康保険特別会計予算、議案第56号、介護保険特別会計予算について、反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。 今大都市や地方都市の格差、大企業と中小企業の格差、また厚生年金や国民年金の格差、さまざまな格差が言われております。格差社会と言われる昨今であります。特に都市部と地方都市の格差が甚だひどくなってきているように思います。そこで、今回提出されているこの国民健康保険特別会計と介護保険特別会計については、これは一体だと思っております。そういう中で、かけられている方々は、話に出ていましたけれども、会社を定年でやめられた方や、また会社を途中でやめられた方、また商売をしている方、または農業を営んでいる方が多く入っている国民健康保険です。私もその一人であります。 そういう観点から、市民の声が私にたくさん寄せられています。そのことについて若干お話しさせていただきたいと思っております。ある年輩の方が年金から、もう入った途端に介護保険料を引かれている。だから、8,000円とか9,000円とか言われておりました。それぞれによって通帳を見るのが怖い。そして、そのお金で生活をしているのです。そして、買い物をしたり電気代や水道代を払っているのです。そうやって本当に1,000円でも2,000円でも上がるとやっていけません。厳しいです。こういう声を寄せられておりました。 また、国民健康保険について私はシミュレーションをした。今パソコンで見れば、すべてそれぞれの年収に応じて出せば、何人家族でどうだと、パソコンでシミュレーションができます。このシミュレーションにいろいろ当てはめてみました。先ほど言われたかもしれませんけれども、この定率減税や均等割、平等割というものを1つの世帯にして当てはめると、大体4人家族で10万円前後の増という形がこのパソコンから出てきます。そういうことで、これを1つのあれとして細かく当てはめていけば、それぞれの世帯数に対して出てくるはずですけれども、そういう観点から本当にある意味では26%、こういう問題については何としてもこの上げ率が非常に厳しいということで、反対せざるを得ません。 確かに財源が厳しいです。厳しいがゆえにお互いに知恵を出し、汗を出して考えなければなりません。そのためには、私が思っていることは事業者別作業をしっかりやるということです。例えば特別企業会計等の一般会計からの繰り出し等についてもう1度見直すとか、そういうものをさらにやった上で問うべきときがやっぱりこれはやがては必要になってくると、値上げについてはあるかもしれません。でも、まずそういうことをやった上で市民の皆さんに諮るべきであり、答申が出てきたわずか何カ月後にこのようにしたら、市民には絶対に受け入れられないと私は思っております。 そういう意味で、今回のそのようなやり方については非常に私は賛成はできません。そういう意味で、今回この国民健康保険、介護保険というのは、先ほどみんなが言っている命の問題です。この命の問題を本当にもう1度ここで考え直さなければいけないと思っています。今このように値上げすると市民はどう思うのか、今市民は第2の夕張市になるのではないか、値上がりしていると、そういうことを心配しています。また、値上げをすれば、せっかく景気が、少しでも回復しつつある個人消費がまた一歩後退し、地域産業の、地域の商売においても低下してくるのではないかということであります。 そういうさまざまな要素を考えてみれば、今この時期ではなく、タイミングとそういう情勢判断があって、いつかやはりこれは全体で負わなければならない国民健康保険や介護保険の問題ですので、改正しなければならないと思っておりますが、今回そのタイミングというものが非常に悪いのではないか。そういう意味において、この値上げの問題については真剣に討議した上で、またやらなければいけないということで、今回出されている26%アップに対しては、反対とさせていただきたいと思います。 そういう中で、きょう、先ほど申したように、筑西市になるためにはさまざまな議員さんや、また当時の首長さんや当時の議長さん、そして代表の議員さんたち、そして住民の方も苦労されてでき上がった筑西市です。そういう意味においては、常識ある皆様の判断と英知をお願いし、私の反対討論とさせていただきます。 以上であります。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、46番 水越照子君。          〔46番 水越照子君登壇〕 ◆46番(水越照子君) ことしは暖冬と言われておりまして、桜のつぼみも大分大きくなりました。しかし、冷たい厳しい寒さを通り過ぎないと、美しい花も季節も時期も変わってしまうということであります。自然の力というものは、本当にすばらしいものだと感じました。お彼岸に入りました。先祖、現在、未来と本当に大事にしていかなければならないと、改めて感じるところであります。 最後の討論となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 また、おくれましたけれども、今回、今年でしょうか、退職なさる部長さん初め職員の皆さん、長い間本当にありがとうございました。お世話になりました。これからの人生も、また皆さんの経験を生かしながら、すばらしい人生を送っていただきたいと思います。 平成19年度定例会に提出されました議案の何点かについて賛成の討論をさせていただきます。 まず、議案第18号であります。筑西市総合計画基本構想についてでありますが、今後10年間の市の方向を位置づける構想でありまして、あらゆる事態に対応できる内容ではないかと思います。今後は、実態に基づいた基本計画、さらに実施計画等を設定され、財政の健全化を図りながらよりよい市政運営をお願いいたしたいと思います。 次に、議案第27号「筑西市職員の給与の特例に関する条例の制定について」であります。1年間に限り職員の手当をカットし、2億円の経費削減を図るということです。財政状況を考慮し、また職員組合とも誠意を持って交渉に当たり妥結したということでありますので、賛成をいたしたいと思います。しかし、これは生活給としてであり、計画的に生活設計をしている職員の皆様にとっては大変な問題であろうかと思いますので、職員の皆様の意欲を失わせることのないような配慮も必要ではないかと思います。 次に、議案第36号についてであります。筑西市あけの元気館条例の一部改正についてであります。議案第31号から議案第36号までは、手数料の見直しを行った改正でありますが、行政改革の一環として受益者負担の原則に沿っての改正であり、経済状況を考えますと、仕方がないことかなとも思います。ただし、行政は最大のサービス機関であることを執行部には認識していただきながら、市民の皆様へ説明をしていただくということとサービスの低下にならないよう、十分にご配慮いただきたいと思います。 次に、議案第41号についてであります。筑西市休日応急診療所設置条例の一部改正についてであります。医師会のご協力によりまして、平日の夜間診療を行うための条例改正でありまして、特に子供たち、高齢者の方々はもちろん、市民にとって大変心強いことであろうかと思います。市民病院のお話も出ておりましたが、大変厳しい環境の中で一生懸命取り組んでくださってはおります。第2、第4土曜日の午前中に診療を行う条例改正案も出ております。今後とも最大限の努力をお願いしたいと思います。 合併して3年目を迎えたわけですが、大変厳しいことは皆様ご承知のことであります。安全・安心な暮らしを続けられる筑西市、希望と誇りの持てる筑西市、その実現に向け、市民と行政が改めて認識を共有し、実践していきたいとの思い、今後とも大切にしていただきたいと願っております。 以上で賛成の討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(吉澤範夫君) 以上で討論を終結いたします。 暫時休憩いたします。                                休  憩 午後 3時12分                                                                              再  開 午後 3時37分 ○議長(吉澤範夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。          (「議長、緊急動議」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 25番 内田哲男君。 ◆25番(内田哲男君) 緊急動議を提案させていただきます。 件名は、国民健康保険事業に対し懸念を表明する決議であります。 以上、よろしく取り計らい願います。 ○議長(吉澤範夫君) ただいま25番 内田哲男君から動議が提出されましたが、本動議の提出には会議規則第16条の規定により7人以上の賛成者を必要といたします。 よって、本動議の提出について賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 所定の賛成者がございます。よって、動議は成立いたしました。 暫時休憩いたします。                                休  憩 午後 3時39分                                                                              再  開 午後 4時32分 ○議長(吉澤範夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 あらかじめ時間の延長をいたします。 休憩中に議員提出議案2案の提出があり、議会運営委員会を開催いたしました。議会運営委員長に協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員長 秋山恵一君。          〔議会運営委員長 秋山恵一君登壇〕 ◆議会運営委員長(秋山恵一君) 議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。 ただいま提出されました議員提出議案第3号「国民健康保険事業に対し懸念を表明する決議(案)の提出について」は直ちに日程に追加し、審議することとされました。 また、鈴木議員外24名から提出されました議員提出議案第4号「国民健康保険税の値上げを専決処分しないことを求める決議(案)の提出について」が議長まで提出され、審査の結果、日程第3に追加し、審議することとされました。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) お諮りいたします。 ただいま内田哲男君外32人から議員提出議案第3号「国民健康保険事業に対し懸念を表明する決議(案)の提出について」は、議会運営委員長報告のとおり直ちに日程に追加し、また鈴木聡君外24人から議員提出議案第4号「国民健康保険税の値上げを専決処分しないことを求める決議(案)の提出について」は日程第3に追加し、議題といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ご異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第3号については直ちに日程に追加し、議員提出議案第4号については日程第3に追加し、上程することに決しました。 議員提出議案第3号「国民健康保険事業に対し懸念を表明する決議(案)の提出について」を議題といたします。 直ちに提出者の説明を求めます。 25番 内田哲男君。          〔25番 内田哲男君登壇〕 ◆25番(内田哲男君) お疲れです。早速提案したいと思います。                                                                             議員提出議案第3号                                   平成19年3月19日筑西市議会                                          議長 吉 澤 範 夫  殿                                 提出者  内 田 哲 男                                 賛成者  石 島 勝 男                                  〃   加 茂 幸 恵                                  〃   野 尻 勝 一                                  〃   齊 藤   晃                                  〃   橋 本 昭 一                                  〃   水 柿 一 俊                                  〃   小 嶋 政 男                                  〃   仁 平 正 巳                                  〃   中 川 行 夫                                  〃   渡 辺 健 児                                  〃   佐 藤 正 明                                  〃   外 山 壽 彦                                  〃   津 田   修                                  〃   日 向 岩 男                                  〃   神 戸 芳 夫                                  〃   箱 守 利 雄                                  〃   加 藤   勇                                  〃   枝   修 一                                  〃   西 村 武 男                                  〃   三 浦   讓                                  〃   仁 平 立 夫                                  〃   藤 川 寧 子                                  〃   片 平 忠 行                                  〃   飯 村 恵 生                                  〃   澤 佐 繁 雄                                  〃   赤 城 正 徳                                  〃   相 澤 年 男                                  〃   茂 木 忠 男                                  〃   袖 山 信 勝                                  〃   清 水   良                                  〃   鈴 木   聡                                  〃   栁 田 義 廣        国民健康保険事業に対し懸念を表明する決議(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。別 記            国民健康保険事業に対し懸念を表明する決議(案) 医療費の増加により医療費の抑制のみが声高に論じられ、高齢者や弱者をねらい撃ちにした自己負担ばかりが目立つ医療制度が現実のものとなっている。私たちには、すべての市民が安心して良質な医療を受けられるすぐれた医療制度を守り発展させていく責務がある。 かかる危機的状況にかんがみ、私たちは、ここに次の事項を強く主張する。                       記1 安易な保険税の値上げに反対する。2 健康づくり(旧協和町等で実施していた)等の予防事業を筑西市全体の重点施策とすること。3 保険・医療・福祉の連携を強化し、トータルケアを実施すること。 以上、決議する。 平成19年3月19日                                筑 西 市 議 会                                           以上であります。皆さんの賛成を賜りたいと思います。 ○議長(吉澤範夫君) 質疑を願います。 4番 田﨑正君。          〔4番 田﨑 正君登壇〕 ◆4番(田﨑正君) 最後に、内田先輩議員とちょっと議論をいたしたく、ただいま国保事業に対し懸念を表明する決議案が提出されました。この説明の内容に、やればやり返すという形がありますが、中段のほどに「私たちには、すべての市民が安心して良質な医療を受けられるすぐれた医療制度を守り、発展させていく責務がある」ということなのですが、そういう中で記として、そういう制度を守る我々に責務があると主張している中で、安易な保険税の値上げ、あるいは健康づくり、この健康づくりということを実施すれば、また別途の予算が増大すると。それと、下のこのトータルケアというのは、これは別な施策として大切なことだと私もそれは認識しております。 そういう中で、この良質な医療を受けられる制度を守る中では、では重複しますけれども、財源はどうすればいいのか。制度を受けられないということは、医療費が発生するわけですから、まさに財源というものを具体的にどう考えているのか、まずそれをお伺いいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 田﨑議員の1回目の質疑に答弁願います。 提出者 内田哲男君。          〔25番 内田哲男君登壇〕 ◆25番(内田哲男君) 今のご質疑に答弁させていただきます。 私たちは市議会議員ですけれども、政治家だというふうに私自覚しているのです。例えば財政が赤字で、すぐ税を上げてやっていくというのは、それは事務屋さんとか官僚さんならば、それはいいと思うのです。もし私自身が安易にそういう機械的、事務的な政治家だったら、私は政治家をやっていないつもりなのですけれども、そこにはやっぱり政治というものは、私の哲学なのですけれども、愛情とか情があって、私は政治であると思うのです。 もう1つは、税金というものの考え方、これがやっぱり大切だなと思っているのです、政治家というのは。それは、富の再配分、何ために税金をもらっているのか。それは、やっぱり再配分すると、社会的に、そういう哲学とか思想というものが政治家には必要だろうというふうに思うのです。 そういう意味で、今回の国民健康保険事業に対しても、私は見なければいけないのではないかというふうに思っているのです。そういう立場からすれば、トータルケアについては田﨑議員さんも賛成していただいたのですけれども、トータル的にやはり医療制度というものを考えていかなければいけないと思う。我々自治体に課せられているのは、特に国民健康保険制度というものに大きな責務が一市議会議員としてはあるわけです。市民病院も持っています。そういうことからすれば、安心して良質な医療を受けられる医療制度というものをやっぱり守り、発展させていくことが私は大きな一市議会議員として、政治家としての責務としてあるだろうというふうに思っております。 お尋ねの具体的な財源であります。私は、今度の国民健康保険事業の税率アップについていろいろ考えさせられました。田﨑議員からもいろいろ指摘を受けて、感心する部分も確かにあります。乱暴な言い方をしていますけれども、切るものは切る、自治体としてやっていくものはやっていくのではないかと、そういうふうに言っておりますけれども、まさにそういう時代に筑西市は来ているのではないかというふうに思っております。 そういう意味で、合併協議会でつくった新市計画、これも徹底的に私は見直さなくてはならないと。その中から来ている投資的経費、あるいは普通建設債等々……。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ◆25番(内田哲男君) (続)ごめんなさい、時間があったのだね、そういうこと、それから財政健全化計画等々を全体的に見直す中で財源づくりというのをしていかなくてはならないというふうに思っているのです。ですから、田﨑議員が言っているように、乱暴な言い方をしていますけれども、大体合う部分のところはあるのです。そういう意味で、徹底して筑西市のあり方というか、それを徹底して議論してつくっていかなくてはならないというふうに思います。ここで、何ぼ具体的な財源と言われても、それは持ち合わせていません。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 4番 田﨑正君。 ◆4番(田﨑正君) 今内田議員の方から政治家は確かに執行側ではないと、内田議員の持論、政治信条だと思います。しかし、我々議会というのはチェック機能という大きな役割があります。ただ、一方で財源というか、一方通行であっては、よく言われるように夕張市と同じです。あれは、本当に議会の議員一人一人に責任があります。あれがチェックできなかったということは、本当にほとんどが投資的経費ですけれども、単純に幾ら高等な経理操作をしても、あの程度のことはやっぱりわからない議員というのは、これは失格だと思います。 そういうことから、やっぱりだれもがこの会計はもうこのままの状態で、今の議会の雰囲気でいきますと、赤字でどうしていくかという問題が発生するわけ、わかっていると思います。ですから、わかっていながらあえてそれをするということは、夕張市の議員と同じ判断をすると私は認識しているのですが、その点についていかがでしょう。 ○議長(吉澤範夫君) 田﨑議員の2回目の質疑に答弁願います。 提出者 内田哲男君。 ◆25番(内田哲男君) 大変重要な指摘をいただきました。確かにそうです。議会人として、今始まったことではないですよ、国民健康保険制度のこの悪さというのは。私は、そこのところを物すごく考えさせられたのです。到達したところが田﨑議員さんと大体合っていると思うのですよ、私は。そこを反省したからこそ、国民健康保険税率の値上げの法案を通して、市全体の財政状況というのをいろいろな資料を集めて見られたのです。だから、遅いのではないかと言われればそのとおりであります。しかし、気がついただけ私は進歩だと思って、これから一生懸命筑西市11万人の市民のために財政再建をやりたいというふうに思っています。しかし、国民健康保険税率だけは、これはトータル的なものを考えたように、健康づくりを私は中心で進めるべきだというふうに思っています。 以上。 ○議長(吉澤範夫君) 4番 田﨑正君。 ◆4番(田﨑正君) トータルケアは別途ですけれども、いずれにしろこれ被保険者の税負担か一財か、この仕組みでしか、今の制度ではこの国保特別会計は維持できないと、これはご承知のことと思うのですが、そういう中で私は本当に今回は時期的に各議員、特にわかります、私自身も含めて。しかし、やはりそれはきちっとした説明責任を持って、市民の方々に一人一人異論があればそれを堂々と説明していくと。しかし、先ほどもありましたように、急激な負担というものは極力避けてほしいというのが、これは議会議員として当たり前のことだと思います。その辺を単純にわかりやすくマルかバツが一番聞こえやすいです。しかし、やはり公、公人として、公僕として仕えている身でございますから、きちっとやはり市民にわかりやすく説明責任があろうかと思いますので、最後にその点についてお伺いいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 田﨑議員の3回目の質疑に答弁願います。 提出者 内田哲男君。 ◆25番(内田哲男君) 田﨑議員が言うように、本当に一財か被保険者かなのです。私何回も言うようですけれども、借金ができない、事業が拡大する。これは、事業拡大というのは給付が大きくなるということですから、そこに悩みがある。私は、どういう視点からこれを考えたかというと、被保険者の負担割合、これをどう見るかだと思うのです。ここに私が最初に言った政治というものが絡んでくるのです。私自身の決断は、そこにはもう負担割合は限界だというふうに思っています。そういう意味で、決議案を出しますから言われることはよくわかります。私もこれから一生懸命説明責任を果たしていきます。逃げません。これが私が今まで62年間生きてきた生き方でありますので、それは田﨑議員にお約束します。 ○議長(吉澤範夫君) 37番 下条豊君。          〔37番 下条 豊君登壇〕 ◆37番(下条豊君) ご苦労さまでございます。 ちょっと本質的な質疑なものですから最初にやりたかったのですが、タイトルの「懸念を表明する決議」というところで、ちょっと不勉強でよくわからないのですけれども、これはどういう効果を期待するものか、要するに先ほど調べてもらいましたが、心配だということが懸念という意味だそうですけれども、この場で心配があるというのはもう既に皆さんのコンセンサスになっているかと思うのですが、あえてここで「懸念を表明する決議」というのがどういう意味で出されたのかということを1つお伺いします。 それから、中段以降に「すべての市民が安心して良質な医療を受けられるすぐれた医療制度を守り、発展させていく責務がある」という表現がありますけれども、提案者の皆さんは現在の制度を守るということがここの意味する点なのかどうか、お伺いしたいと思います。 以上2点、まずお願いします。 ○議長(吉澤範夫君) 下条議員の1回目の質疑に答弁願います。 提出者 内田哲男君。          〔25番 内田哲男君登壇〕 ◆25番(内田哲男君) 1点目の懸念の概念でありますけれども、私も反対討論で言いましたように、国民健康保険制度を健全化するということで、税率値上げと介護保険料の値上げが出てきたのです。それは、そうではないのですよと。逆に国民健康保険制度を破綻させる。これは、日向議員とか、反対議員の鈴木議員も言ったように、命と健康の問題なのだと。これは、はかり知れない社会的問題を起こしていくと。そういう制度の問題なので、懸念という概念はそのくらい大きいものがいっぱい含んでいるのだということです。 2つ目の今の制度を守った上で、医療制度を発展させていくというご質疑ですけれども、これは違います。これは、私も言いましたように、多くの議員の人が思っているように構造的欠陥を持っているのです。これは、後期医療制度が県単位でできましたよね、今度。今裕福な自治体、筑西市みたいにちょっと貧しい自治体、いろいろあって、貧しい自治体は大変なのです、国民健康保険制度を維持していくのは。ですから、将来的に私はその構造的欠陥を直すように動かざるを得ない、もうどこの自治体もそういうふうになってきているから。被保険者に負担を求めていくというのは、もう私は限界、できない。この構造的欠陥を直す、そういうことをも前提にしながら、国民健康保険制度を守り、発展させていくことが、市民に安心して良質な医療を受けられる制度になっていくのだというふうに思っております。 ○議長(吉澤範夫君) 37番 下条豊君。 ◆37番(下条豊君) 懸念は私も持っていますし、全体が、もう既にこの議場にいる方すべてがこの先行きについて懸念を持っているというのは間違いないことだと思います。あえてこういう決議をすることで明確にしたいと意味は了解しました。 それと、「すぐれた医療制度を守り、発展させていく責務がある」と言っている部分で、その記の下に書いてあることを読むと、このことがちょっとわからないと。私にとっては、今提出者の方から説明があったことがこの記の中に入っているのかなと。ちょっと意味がとれないという部分がありますので、質疑いたしました。 それから、記の中で「安易な保険税の値上げに反対する」、安易でなければいいのかというふうな心配もありまして、かなり安易でなくいろいろ検討した結果かなと思って、私は判断しておりましたので、これが真っ向からの反対ではなくて、いろいろ配慮の上であれば反対ではないというふうにとれますので、安易なというのは余計なのではないかなというふうに思いました。 それから、先ほど一財と被保険者という件がありましたけれども、この一財からの負担が限界に来ているというのは、内田議員さんの方でも言っておられたとおりかと思うのですが、このまま全体の国保制度の改革というのは、一筑西市だけではできないことだと思いますけれども、この制度を改善というか、変えていくまでに、この一財からどんどん補助していくというようなやり方を続けていけば、失礼な話ですけれども、例えば市民病院の方が独立採算でなく市からの補助金があるから、甘えてこういうふうになったのではないかというふうな指摘を先日来聞いてきましたけれども、この国保制度が赤字がどんどん累積していくということになるというのはご存じのとおりだと思うのですが、これはいつまで続けていくのか。ずっとこの制度を値上げしないで続けていけるとお考えなのでしょうか。それともいつか限界が来るかと思うのですが、私は今が限界なのかなと思って、今回賛成したいと思っているのですけれども、提案者の皆さんはいつが限界だとお考えなのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 下条議員の2回目の質疑に答弁願います。 提出者 内田哲男君。 ◆25番(内田哲男君) 安易な保険税の値上げの方を先にお答えいたします。 安易な保険税の値上げ反対というのは、簡単な気持ちで結論を出したのではないのです。この安易なという言葉の中には、国保運協もありましたよね、2日きりやらない。大体税率アップを前提にしてやって、あの議事録を私全部読みましたけれども、もう結論ありき、要するにもう値上げ前提、そしてそれを我々に押しつけてきたということで、そんなものではないのだと、国民健康保険制度というのは。命と健康の問題なのだということを強く訴えたくて、安易な今回の保険税の値上げというのは問題なのだよということで使わせていただきました。 それから、限界の問題です。私のおふくろは人工透析しているのです、腎臓悪くて。週3回やっているのですけれども、人工透析へ来ている人を見ると、大体糖尿病が50%です、腎臓悪くして透析する方。火、木、土、私送り迎えやっていますけれども、本当にそういう糖尿病なら糖尿病、高血圧病なら高血圧病、こういうものに徹底してメスを入れて、長い時間をかけて健康づくりをやっていかなければ、もう医療費をストップさせることはなかなか難しい。ですから、健康づくりの2番に挙げたのです。これと相まってこの運動をやるということと、2つは先ほど田﨑議員のときに申し上げましたけれども、全体見直しですよ、もう徹底した。 そういう中で、本当に11万人市民、我々議会全員が納得する、もう一財を出せないのだという状況になったら、そのかわり下水道も水道も農集排も全部、それから新市計画を見直して、そういうことをして一財が提供できなくなったときが限界だというふうに思います。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 37番 下条豊君。 ◆37番(下条豊君) 安易なという言葉につきまして、また懸念を表明するという言葉とともに深い意味があるということで、せっかくの機会ですのでお聞きしましたけれども、続きまして2、3なのですが、この健康づくり事業とトータルケアについては、国民健康保険事業の中ではないのではないかなというふうに思うわけです。タイトルの中にわざわざ国民健康保険事業に対しということであって、健康づくり事業ですから関連はしているので触れることはいいかと思うのですが、この懸念の表明と1、2、3の記が今言われていることとうまくあらわしていないというふうに非常に感じるので、不十分ではないかなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(吉澤範夫君) 下条議員の3回目の質疑に答弁願います。 提出者 内田哲男君。 ◆25番(内田哲男君) 本当に言いたいことを聞いてくれたので言いやすくなったのですけれども、そのとおりなのです。健康づくりというのは、私反対討論のときも言いましたけれども、国民健康保険事業の枠の中ではだめなのです。だから、私言いました。独立した課みたいのをつくって、今各部でやっている健康づくりというのを1つの課で実践していく、そういう時代に私は入ったのではないかというふうに思っているのです。医療費はとめられないのです、この高額は、そういうのを徹底してやらなければ。もう10年、20年ですよ。そうした上で、あけの元気館のことが一般質問でいろいろ出ましたよね。私感心していたのは、あけの元気館の維持費は大変だけれども、その効果は物すごく上がっていると、要するに健康づくりで。ただ、あれは費用対効果ではなかなかはかれないけれども、非常にあけの元気館のあれすごいというのを何人か一般質問して言っていました。そういうのをトータル的にやる筑西市の中に部署をつくるのです。下条議員さん、そう思われますか。そうしないと、国民健康保険事業の中での健康づくりでは、もう同じですよ。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。 議員提出議案第3号「国民健康保険事業に対し懸念を表明する決議(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 これより議案58案について逐条採決いたします。 まず、議案第2号「筑西食肉衛生組合の解散について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号「筑西食肉衛生組合の解散に伴う財産処分について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号「下妻地方広域事務組合規約の一部変更について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号「茨城租税債権管理機構規約の変更について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号「県西総合病院組合規約の変更について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「市道路線の廃止について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「市道路線の認定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「平成18年度筑西市一般会計補正予算(第8号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「平成18年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「平成18年度筑西市老人保健特別会計補正予算(第3号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕
    ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「平成18年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「平成18年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号「平成18年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号「平成18年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「平成18年度筑西市水道事業会計補正予算(第3号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「筑西市総合計画基本構想について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号「筑西市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「筑西市副市長の定数を定める条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号「地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「筑西市行政組織条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号「筑西市職員定数条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号「筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号「筑西市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号「筑西市職員の給与に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号「筑西市職員の給与の特例に関する条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「筑西市財政調整基金条例等の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「筑西市大学等誘致推進事業基金条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号「筑西市農業集落排水事業減債基金条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号「筑西市手数料条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号「筑西市自転車等の放置防止条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号「筑西市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号「筑西市墓地の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号「筑西市立図書館条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号「筑西市あけの元気館条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号「筑西市明野農村環境改善センター条例の全部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号「筑西市協和総合センター条例の全部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号「筑西市老人福祉センター条例の全部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号「筑西市在宅心身障害児福祉手当支給条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号「筑西市休日応急診療所設置条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号「筑西市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号「筑西市国民健康保険税条例の一部改正について」、委員長報告は継続審査であります。本案は、委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり継続審査に決しました。 次に、議案第44号「筑西市公害防止条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号「筑西市中小企業事業資金融資あっせん条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号「筑西市下水道条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号「筑西市民病院条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号「筑西市民病院の診療料等に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 これより新年度予算について採決いたします。 まず、議案第49号「平成19年度筑西市一般会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号「平成19年度筑西市国民健康保険特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立少数。よって、本案は否決されました。 次に、議案第51号「平成19年度筑西市老人保健特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号「平成19年度筑西市公共下水道事業特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号「平成19年度筑西市農業集落排水事業特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号「平成19年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号「平成19年度筑西市駐車場事業特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号「平成19年度筑西市介護保険特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号「平成19年度筑西市介護サービス事業特別会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第58号「平成19年度筑西市水道事業会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号「平成19年度筑西市病院事業会計予算」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第2 請願第1号「市による筑西幹線道路建設の凍結と計画した県に戻すことを求める請願」から請願第3号「医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める請願」まで、以上3件を一括上程いたします。 本件については、関係常任委員会から審査結果の報告書及び継続審査の申出書が提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。 まず、福祉厚生委員長 渡邉哲君。          〔福祉厚生委員長 渡邉 哲君登壇〕 ◆福祉厚生委員長(渡邉哲君) 福祉厚生委員会の委員長報告をいたします。 平成19年2月28日、福祉厚生委員会に付託されました請願第2号ほか1件につきまして、平成19年3月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました請願の審査経過と結果についてご報告をいたします。 請願第2号 独り暮らしのお年寄りの緊急通報システム装置を無料に戻す請願については、緊急通報システム機器は無償貸与をしており、機器に対する保守点検料の一部についてのみ負担ということで、利用者への説明、また利用者からの継続したい旨の同意をいただくなど、理解を得ながら推進が図られてまいったものと思われます。もちろん命を守ることの大切さを認識しているところですが、受益者負担の考え方などから、保守点検料の一部負担もやむを得ないとの結論により、不採択とすべきものと決定いたしました。 請願第3号 医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める請願については、願意妥当と認めるので、採択すべきものと決定いたしました。 以上のとおりでありますので、当委員会の決定に対しまして、議員諸公のご賛同を心からお願いいたしまして、私の委員長報告を終わらせていただきます。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、建設委員長 橋本昭一君。          〔建設委員長 橋本昭一君登壇〕 ◆建設委員長(橋本昭一君) 報告いたします。                                    平成19年3月12日筑西市議会 議長 吉 澤 範 夫  殿                                建設委員会                                 委員長 橋 本 昭 一                  閉会中継続審査申出書 本委員会は、下記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                    記1 件 名   請願第1号 市による筑西幹線道路建設の凍結と計画した県に戻すことを求める請願2 理 由   なお、慎重に審査の上、結論を出したい。 以上でございます。 ○議長(吉澤範夫君) 以上で委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を願います。 76番 鈴木聡君。          〔76番 鈴木 聡君登壇〕 ◆76番(鈴木聡君) 福祉厚生委員会委員長の渡邉哲議員さんにお尋ねしたいのですが、このひとり暮らしの緊急通報システム装置の問題です。これ無料に戻すということで請願が上がったが、不採択だと。いわゆる利用者から同意が得られているというが、同意しなければその人はそれで打ち切られてしまうのです。だから、打ち切られてしまうというのは、その機械装置を利用しないということにつながってしまうのです。だから、どうしてもやむなく同意するということになってしまうのだ。その点はよく議論されたのですか。それから、これは委員会では何対何で、全員一致なのかどうか、その辺もよくお尋ねしたいのです。 ○議長(吉澤範夫君) 鈴木議員の1回目の質疑に答弁願います。 渡邉福祉厚生委員長。          〔福祉厚生委員長 渡邉 哲君登壇〕 ◆福祉厚生委員長(渡邉哲君) ただいまの質疑に対しましてお答えいたします。 まず、1件は当市においては近隣の約3分の1というような事業を起こして、筑西市は市の単独事業として当初スタートしておったということで、保守点検料としてということではなくて、生活用具と切り離して高齢者事業として始まったということで、無償貸与ということから始まったということであります。そして、今まで日常生活用具にすることができるが、ここまで進めてきたという事業で、毎年かかる保守点検料がこれは県から補助事業でございまして、10万5,000円が無料なのです。毎日電波を利用するということで、このシステムを利用する人の安否を確認するという意味で1万500円かかるわけです。そのうちで1,050円、消費税手数料込みで1,470円、1年間負担していただこうというような趣旨のようでございます。そういうことで、その十分の1というと1万500円の十分の1で、年間使用料が1,050円という、月に直すと123円程度になるということで、そういうことから考えて、このことについては1カ月123円の負担ならば、これを利用する人にはそれほど負担がかからないだろうということで、これは7対2ということで、反対者が2名でございました。あとが賛成者ということで、このような結果になりました。どうぞご理解のほどよろしくお願いをしたいと思います。 以上でございます。          (「同意」と呼ぶ者あり) ◆福祉厚生委員長(渡邉哲君) (続)同意については、493台を貸し出しているということで、75台が返還されて、残りが必要という、差し引き貸し出し量が493台、返還量が75台、未回収11台、差し引き407軒が必要だということで、継続をお願いしたいということでありまして、同意についてはやはりアンケートの中でとりましたが、要らないという人が2人おったということで、それに対しては支給をしないということだろうというふうに思います。以上のようなことで、このことに対しては決定をいたしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 76番 鈴木聡君。 ◆76番(鈴木聡君) 福祉の党の公明党さんの言い方としては、ちょっと不本意だと思うのです。これは、同意しなければ引き揚げだというのです、同意しなければ。いわゆる1,050円の負担に同意しなければ引き揚げてしまうぞということなのです。だから、やむなく同意書に署名、捺印したのです、利用者というのは。だから、実際に引き揚げたのもあるのでしょう、これ。そこいらのところのもっと突っ込んだ議論というのはなかったのですか。 ○議長(吉澤範夫君) 鈴木議員の2回目の質疑に答弁願います。 渡邉福祉厚生委員長。 ◆福祉厚生委員長(渡邉哲君) ただいまの鈴木議員の質疑に対してお答えいたします。 そこまでの突っ込んだ質疑はございませんで、これはあくまでも私の述べていることは審査の経過を述べていることでございますので、私の私見は差し控えたいというふうに考えます。確かに鈴木議員がおっしゃるとおりに公明党は福祉の党だと言われても、私は委員長でございますので、私の私見を加えてああだこうだ言うことができませんので、どうかその辺はご理解を賜りたいというふうに考えます。 以上です。          (「……哲さん、引退するようだから余りやっても」と            呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 質疑を終結いたします。 これより採決いたします。 まず、請願第1号「市による筑西幹線道路建設の凍結と計画した県に戻すことを求める請願」について、委員長報告は継続審査であります。本件は、委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり継続審査に決しました。 次に、請願第2号「独り暮らしのお年寄りの緊急通報システム装置を無料に戻す請願」について、委員長報告は不採択であります。この場合の採決は、本件について採択であるかどうか採決いたします。 よって、本件について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立少数。よって、本件は不採択とすることに決しました。 次に、請願第3号「医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める請願」について、委員長報告は採択であります。本件は、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり採択に決しました。 次に、日程第3 議員提出議案第1号「医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める意見書(案)の提出について」及び議員提出議案第4号「国民健康保険税の値上げを専決処分しないことを求める決議(案)の提出について」、以上2案を上程いたします。 直ちに提出者の説明を求めます。 まず、議員提出議案第1号について、78番 渡邉哲君。          〔78番 渡邉 哲君登壇〕 ◆78番(渡邉哲君)                                                                              議員提出議案第1号                                   平成19年3月19日筑西市議会                                          議長 吉 澤 範 夫  殿                                 提出者  渡 邉   哲                                 賛成者  須 藤   茂                                  〃   加 茂 幸 恵                                  〃   尾 木 恵 子                                  〃   津 田   修                                  〃   荒 山 一 郎                                  〃   橋 本 由 成                                  〃   加 藤   勇                                  〃   三 浦   讓                                  〃   水 越 照 子                                  〃   飯 村 恵 生                                  〃   清 水   良  医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める意見書(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 本案につきましては、お手元に配付いたしました案文のとおり提出いたし、提案理由の説明にかえさせていただきます。 よろしくご審議のほどお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 以上です。 ○議長(吉澤範夫君) 次に、議員提出議案第4号について、76番 鈴木聡君。          〔76番 鈴木 聡君登壇〕 ◆76番(鈴木聡君) 私は、省略しないで提案します。                                                                             議員提出議案第4号                                   平成19年3月19日筑西市議会                                          議長 吉 澤 範 夫  殿                                 提出者  鈴 木   聡                                 賛成者  加 茂 幸 恵                                  〃   野 尻 勝 一                                  〃   橋 本 昭 一                                  〃   小 嶋 政 男                                  〃   仁 平 正 巳                                  〃   中 川 行 夫                                  〃   渡 辺 健 児                                  〃   外 山 壽 彦                                  〃   内 田 哲 男                                  〃   津 田   修                                  〃   日 向 岩 男                                  〃   神 戸 芳 夫                                  〃   箱 守 利 雄                                  〃   加 藤   勇                                  〃   西 村 武 男                                  〃   三 浦   讓                                  〃   仁 平 立 夫                                  〃   藤 川 寧 子                                  〃   澤 佐 繁 雄                                  〃   赤 城 正 徳                                  〃   相 澤 年 男                                  〃   袖 山 信 勝                                  〃   清 水   良                                  〃   栁 田 義 廣     国民健康保険税の値上げを専決処分しないことを求める決議(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。別 記国民健康保険税の値上げを専決処分しないことを求める決議(案) 今議会の国民健康保険税の値上げ案は、議会で審議されたように大幅な住民負担を強いるものであり、住民の健康と命にかかわるものである。そのため、議会は慎重審議すべきとして、継続審査とした。この値上げ案を市長が財政の都合等の理由で専決処分することがあっては、団体意思の議決機関としての議会の意思を無視することになり、住民の意思にも背くことになる。 よって、この議案の重大性に基づき、議会の良識を示す上でも、国民健康保険税の値上げを市長は専決処分すべきでないことを、本会議は決議する。 以上、決議する。 平成19年3月19日                                筑 西 市 議 会                                           以上、ご賛同をお願いいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 以上で説明を終わります。 質疑を願います。 4番 田﨑正君。          〔4番 田﨑 正君登壇〕 ◆4番(田﨑正君) 議員提出議案第4号について伺います。 私、まだ1期なものですから、鈴木先輩議員8期で、国保税の値上げの専決処分ということなのですが、これは要するに通常であれば、条例設置をして議決を経ていかないと勝手にはできないのかと単純判断をしたのですが、これはどういうことなのですか。私は、わざわざ決議案として、会計の暫定での専決処分はできるでしょうけれども、当然条例を設置しなければならないということが出てくるわけですから、そういう中でわざわざ議会としてなぜこういうことが出てきたのか、私まだ未熟なものですから、ちょっとその点をまずお伺いいたします。 ○議長(吉澤範夫君) 田﨑議員の1回目の質疑に答弁願います。 提出者 鈴木聡君。          〔76番 鈴木 聡君登壇〕 ◆76番(鈴木聡君) 私どもの任期は3月27日で切れます。大体約1カ月間空白なになります。この期間に市長が専決処分をして、そして執行するというような、いわゆる危惧というか、心配も私たちにはあるのです。だから、そういうことがないように、いわゆる改選後、新しい議会において、また仕切り直しということが一番住民から見ても、市民から見ても、その方がいいのではないのかと。つまりこの議会のいわゆる今度の賛否は、大幅な今度の値上げ、国民健康保険税に対する値上げは否としたわけです。そういうことからも、やはり暫定予算でやるにしても、今後。やっぱり条例改正は今までの条例で、これは暫定予算でも何でもできるわけですから、新たな値上げの条例改正は専決処分では決してやってはならないという心配を、その辺をよく考えていただきたいと思います。 ○議長(吉澤範夫君) 4番 田﨑正君。 ◆4番(田﨑正君) 鈴木議員、私が聞いているのは、要するに今言ったように、条例の専決処分というのはあるのですかということを聞いているのです。会計暫定のこれは執行側での専決処分はありますが、それが解せないから伺っているわけです。わざわざこういうものを、できないものをわざわざ何か出すのもいかがなものかという観点から、ちょっと答弁になっておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(吉澤範夫君) 田﨑議員の2回目の質疑に答弁願います。 提出者 鈴木聡君。 ◆76番(鈴木聡君) 暫定でやってもらうのは、これは必要ですけれども、条例のそういう憂いを残すということから、私たちはこういう決議が必要であるかなとやっております。 ○議長(吉澤範夫君) 4番 田﨑正君。 ◆4番(田﨑正君) 言っていることはわかりますが、あえてできないものをわざわざ貴重な時間を取り上げてやる必要はないということで、終わります。          (「やろうと思えばできるのだ」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 まず、議員提出議案第1号「医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第4号「国民健康保険税の値上げを専決処分しないことを求める決議(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(吉澤範夫君) 起立少数。よって、本案は否決されました。 次に、日程第4 「閉会中継続審査申し出について」を上程いたします。 本件につきましては、お手元に配付してありますとおり、議会運営委員会委員長から継続審査の申し出があったものであります。 お諮りいたします。本件について、委員長の申し出のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉澤範夫君) ご異議なしと認め、委員長の申し出のとおり決しました。 以上で、今期定例会に付託されました案件はすべて議了いたしました。 これをもちまして、平成19年第1回筑西市議会定例会を閉会いたします。 長期間、大変ご苦労さまでした。                                閉  会 午後 5時51分...