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09月06日-議案上程・説明-01号

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  1. 筑西市議会 2017-09-06
    09月06日-議案上程・説明-01号


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    最終取得日: 2023-05-30
    平成29年  9月 定例会(第3回)                 平成29年第3回              筑西市議会定例会会議録 第1号平成29年9月6日(水) 午前10時開会                                        平成29年第3回筑西市議会定例会議事日程 第1号                         平成29年9月6日(水)午前10時開会第1 会期の決定第2 報告第13号  処分事件報告について   報告第14号  処分事件報告について第3 議案第69号  市道路線の廃止について   議案第70号  市道路線の認定について   議案第71号  筑西市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び筑西市職員の育児休業等に関する          条例の一部改正について   議案第72号  筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部          改正について   議案第73号  筑西市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について   議案第74号  筑西市税条例の一部改正について   議案第75号  筑西市保健センター条例の一部改正について   議案第76号  筑西市の地酒等で乾杯を推進する条例の制定について   議案第77号  筑西市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定について   議案第78号  平成29年度筑西市一般会計補正予算(第4号)   議案第79号  平成29年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   議案第80号  平成29年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第81号  平成29年度筑西市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)   議案第82号  平成29年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)   議案第83号  平成29年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)   議案第84号  平成29年度筑西市水道事業会計補正予算(第1号)   議案第85号  平成28年度筑西市水道事業会計処分利益剰余金の処分について   議案第86号  資産の取得について   議案第87号  資産の取得について   認定第 1号  平成28年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について   認定第 2号  平成28年度筑西市水道事業会計決算認定について   認定第 3号  平成28年度筑西市病院事業会計決算認定について                                      (以上22案一括上程)第4 請願第 4号  教育予算の拡充を求める請願               本日の会議に付した案件 日程第1 会期の決定 日程第2 報告第13号及び報告第14号 日程第3 議案第69号ないし認定第3号 日程第4 請願第4号                                 出席議員   1番 小倉ひと美君     2番 三澤 隆一君     3番 藤澤 和成君   4番 森  正雄君     5番 保坂 直樹君     6番 田中 隆徳君   7番 稲川 新二君     8番 小島 信一君     9番 大嶋  茂君   10番 石島 勝男君     11番 増渕 慎治君     12番 仁平 正巳君   13番 真次 洋行君     14番 尾木 恵子君     15番 外山 壽彦君   16番 金澤 良司君     17番 箱守 茂樹君     18番 藤川 寧子君   19番 堀江 健一君     20番 秋山 恵一君     21番 赤城 正德君   22番 榎戸甲子夫君     23番 三浦  譲君     24番 鈴木  聡君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       石井  正君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     谷中 德久君   総務部長      菊池 雅裕君      企画部長      深見 正徳君   税務部長      大和田 浩君      市民環境部長    鈴木 建國君   保健福祉部長    中澤 忠義君      経済部長      須藤 忠之君   土木部長      猪瀨 弘明君      上下水道部長    稲見 博之君   中核病院整備部   相澤 一幸君      会計管理者     新井 善光君   市民病院事務部長  市村 雅信君      教育部長      柴  武司君   農業委員会事務局長 中林 正貴君      市長公室次長    高島 健二君                         兼秘書課長                                 議会事務局職員出席者   事務局長      國府田 弘君      書記        鈴木  徹君   書記        田崎 和彦君                                           〔議長 金澤良司君議長席に着く〕 ○議長(金澤良司君) おはようございます。 これより平成29年第3回筑西市議会定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員は24名であります。よって、会議は成立いたしております。 これより本日の会議を開きます。 まず、会議規則第88条の規定により、会議録署名議員に2番 三澤隆一君、21番 赤城正德君を指名いたします。 次に、報告事項を申し上げます。地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、お手元に配付した文書のとおりであります。 議長会等の報告については、お手元に配付した文書のとおりであります。 それでは、視察研修の報告について、直ちに報告を求めます。 初めに、広報委員会委員長 藤澤和成君。          〔広報委員会委員長 藤澤和成君登壇〕 ◆広報委員会委員長(藤澤和成君) 皆さん、おはようございます。 平成29年8月3日、議長、金澤良司殿。広報委員会委員長、藤澤和成。 視察・研修報告書。標記の件につきまして、下記のとおり実施しましたので、報告します。 記といたしまして、研修日、研修場所、出席者、研修目的については、記載のとおりでございます。 研修総括について申し上げます。 宇都宮市の議会だよりは、12ページとページ数が制限されている中で、読みやすいように工夫されていました。表紙も、タイトルが「あなたと市議会」と柔らかく、写真も報道写真が使用されており、手にとって読みたくなります。内容も、全面カラー印刷でテーマにより色分けされているため、誰にでもわかりやすい構成となっている上に、随時紙面を見直ししており、毎号よくなるように工夫されておりました。 また、ホームページにも力を入れており、今後は子供向けページを改善していくとのことでありました。選挙権が18歳に引き下げられたこともあり、今後、子供にも議会に興味を持ってもらうことも必要であるとのことでありました。 以上でございます。 ○議長(金澤良司君) 次に、議会運営委員会委員長 真次洋行君。          〔議会運営委員会委員長 真次洋行君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(真次洋行君) おはようございます。 平成29年8月24日、議長、金澤良司殿。議会運営委員会委員長、真次洋行。 視察・研修報告書。標記の件について、下記のとおり実施したので報告します。 記としまして、研修日、研修場所、出席者、研修目的については、記載のとおりでございます。 次に、研修総括について申し上げます。 栗原市における議会報告会についてですが、報告会の開催は年に1回、旧10町村単位で10会場で18時30分より3日間に分けて開催していました。実施体制は班単位とし、班構成議員は議員の居住地区や常任委員会構成及び所属会派の状況を勘案し、4班編成として班長を中心に運営し、実施しているとのことでありました。 参加者は、団体等への働きかけはせずに、チラシの全戸配布、防災行政無線安全メール配信等で広くPRして参加者を募っているとのことでした。 報告会の活動原則として、議会の組織としての報告に徹し、原則議員個人の見解を述べない。各常任委員会が作成した報告書に基づき統一した内容を報告する。委員会報告の説明、質疑応答は、各班の担当常任委員が行うとし、報告内容は常任委員会で年間を通して行った所管事務調査の報告をしているそうであります。 次に、登米市における議会報告会についてですが、報告会の開催は年に1回、旧町村単位の9会場で19時より2日間に分けて開催していました。体制は班単位とし、班構成議員は地元議員や常任委員会委員、広報広聴委員を含む5班編成とし、広報広聴委員を中心に役割を分担して実施しているとのことでした。 参加者は、団体等への働きかけはせず、チラシの全戸配布と議会ホームページの掲載、登米コミュニティFM放送等で参加者を募っているとのことでした。 各地区の各種団体と共催で地域ごとにテーマを設定し、地域の意見を聞き、市民と議員が自由に情報や意見を交換する場として開催しているそうです。 両市の共通課題は、参加者が壮年男子に固定化してしまい、参加人数も少なくなっているとのことでした。若い世代や女性が参加しやすい日時、回数等の設定の検討を進めるとともに、報告内容のさらなる充実を図っていきたいとのことでありました。 以上、報告申し上げます。 ○議長(金澤良司君) 次に、如月会会長 秋山恵一君。          〔20番 秋山恵一君登壇〕 ◆20番(秋山恵一君) おはようございます。 平成29年7月21日、議長、金澤良司殿。如月会会長 秋山恵一。 視察・研修報告書。7月12日研修視察を行いましたので、朗読をもってご報告申し上げます。 研修場所、出席者、研修目的については、記載のとおりでございます。 研修総括について申し上げます。 木古内町、道の駅整備についてですが、木古内町は人口4,300人余りの北海道南部に位置する町で、もともと1月に行われる奇祭「木古内町寒中みそぎ祭り」で有名なところでありましたが、道南西部9町の広域観光拠点施設として、平成28年1月13日に「道の駅 みそぎの郷きこない」がオープンし、その後平成28年3月26日に北海道新幹線が開業しました。 この道の駅は、駅前活性化のためのまちおこし事業として導入され、町の中心部、在来線と新幹線の駅、バスターミナルのすぐ隣に位置し、路線バスやレンタカーの窓口機能もあり、交通の要所にある道の駅でした。経営は指定管理業務で、駅長は民間大型スーパーの元職員とのことでした。 9町のことなら何でも知っているという観光コンシェルジェ2名を常駐させるなど、きめ細かい配慮が功を奏し、利用者1日平均、平成29年3月1,055人、4月1,434人あり、平成29年6月10日には、利用者75万人を達成したそうです。実益も平成28年度は約2億円となり、約1億円を町に還元しているとのことでした。床面積は843平米と大きな施設ではありませんが、販売品がなくなったら、その場所にすぐ別の品物を補充し、レイアウトや品物の種類にかかわらず、常に品物があるという状態にすることにより、1日を通してたくさんの方に足を運んでもらえる工夫がありました。また、施設は道南杉をふんだんに使用して、明るく温かみがあり、子供や高齢者もゆっくり過ごせる施設となっていました。 地域の特産品や農産物の物品販売のほか、イタリア料理で世界的に活躍する奥田政行シェフ監修の質の高いレストランを売りに、観光客の集約に努めていました。 今後は、土地は町が提供し、建物も町が5,000万円を限度に補助をするなどして、ホテルの誘致に力を入れていきたいとのことでした。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(金澤良司君) 次に、14番 尾木恵子君。          〔14番 尾木恵子君登壇〕 ◆14番(尾木恵子君) おはようございます。 平成29年7月18日、議長、金澤良司殿。尾木恵子。 視察・研修報告書。私、尾木恵子は、視察調査を7月14日に行いましたので、ご報告申し上げます。 研修場所、出席者、研修目的については、記載のとおりでございます。 研修総括について申し上げます。 藤里町社会福祉協議会は、福祉の常識の枠を広げ、従来の弱者支援から弱者と呼ばれてきた人がまちづくりに参加できるよう支援する活動への転換を「藤里方式」として提案をしておりました。この理念に沿って職員の意識改革を図りながら、頼りになる社協を具体化しておりました。 ひきこもり者及び長期不就労者に対する支援の特徴として、職員のアウトリーチによる家庭訪問がありますが、カウンセリング的な相談支援ではなく、福祉職だからできる福祉職としてのアプローチを試行し、情報提供に徹した戸別訪問にこだわっておりました。その際、ひきこもり者本人に対しては、判断能力がないという確証が得られない限りは、判断能力がある人だという大前提に立つことを徹底しておりました。 結果、人口4,000人足らずの藤里町でありましたが、100人ものひきこもり者がおりました。その中で支援事業開始の平成18年から5年後には約8割の人が自立できたそうであります。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(金澤良司君) 以上で視察研修報告を終わります。 監査委員から例月出納検査の結果について報告がありました。 また、スピカ・アセット・マネジメント株式会社の経営状況についての報告がありましたので、それぞれの写しをお手元に配付いたしております。 本定例会に提出する議案につきましては、市長から送付されております。                                                                                筑総務第132号                                      平成29年9月6日筑西市議会議長 金 澤 良 司 様                               筑西市長   須 藤   茂       平成29年第3回筑西市議会定例会提出議案等の送付について 平成29年第3回筑西市議会定例会に、別記議案等を提出するため、別添のとおり送付します。  別   記        市長提出議案等目録(平成29年第3回筑西市議会定例会)              報告第13号   処分事件報告について(和解に関すること及び損害賠償の額を定めることについて) 報告第14号   処分事件報告について(和解に関すること及び損害賠償の額を定めることについて) 議案第69号   市道路線の廃止について                           議案第70号   市道路線の認定について                           議案第71号   筑西市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び筑西市職員の育児休業等に関する          条例の一部改正について                           議案第72号   筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部          改正について                                議案第73号   筑西市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について            議案第74号   筑西市税条例の一部改正について                       議案第75号   筑西市保健センター条例の一部改正について                  議案第76号   筑西市の地酒等で乾杯を推進する条例の制定について              議案第77号   筑西市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定について          議案第78号   平成29年度筑西市一般会計補正予算(第4号)                議案第79号   平成29年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)          議案第80号   平成29年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)         議案第81号   平成29年度筑西市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)           議案第82号   平成29年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)            議案第83号   平成29年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)        議案第84号   平成29年度筑西市水道事業会計補正予算(第1号)              議案第85号   平成28年度筑西市水道事業会計処分利益剰余金の処分について        議案第86号   資産の取得について                             議案第87号   資産の取得について                             認定第 1号   平成28年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について           認定第 2号   平成28年度筑西市水道事業会計決算認定について               認定第 3号   平成28年度筑西市病院事業会計決算認定について ○議長(金澤良司君) また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 次に、議会運営委員会委員長議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長 真次洋行君。          〔議会運営委員会委員長 真次洋行君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(真次洋行君) 議会運営委員会の結果についてご報告いたします。 円滑な議会運営を図るべく、去る9月1日午前10時から当委員会を正副議長室に招集し、正副議長出席のもと開催いたしました。慎重に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、ご報告申し上げます。 初めに、会期でございますが、9月6日から9月27日までの22日間といたします。 次に、決算の審査につきましては、12名の委員で構成をする決算特別委員会を設置し、2日間で審査することが決まりました。 次に、日程について申し上げます。本日6日は開会、議案上程、説明、質疑、請願の当委員会付託。9月8日、11日、12日、13日、一般質問。15日は議案質疑、質疑終了後、議案の委員会付託、また決算特別委員会の設置及び同委員会委員の選任。19日は総務企画委員会。20日は福祉文教委員会。21日は経済土木委員会。22日、25日は決算特別委員会。26日は議会運営委員会。27日は委員長報告、質疑、討論、採決、閉会となります。 なお、9月7日、9日、10日、14日、16日、17日、18日、23日、24日は休会となります。 次に、一般質問でございますが、9月8日、11日、12日は4人ずつ、13日は5人の質問者を予定して、午前10時から行います。 次に、議案質疑を予定されている議員は事務局で聞き取り調査を行いますので、あす9月7日午後3時までに通告願います。 なお、本会議における議案質疑でございますが、申し合わせにより、常任委員会及び決算特別委員会での審査が可能な議案への質疑は極力控えていただきますようご協力をお願いいたします。 次に、最終日に市長提出議案に対する討論の通告をされる方は、最終日の前日、9月26日の正午までに賛成討論、または反対討論をする旨を通告願います。 以上、これら決定事項を遵守され、円滑な議会運営にご協力をお願いし、委員長報告とします。 ○議長(金澤良司君) これより議事日程に入ります。 日程第1 「会期の決定」についてを議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告のとおり本日から9月27日までの22日間といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤良司君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は22日間と決定いたしました。 なお、今後の日程については、後刻文書をもって配付いたさせたいと存じます。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 皆さん、おはようございます。平成29年第3回筑西市議会定例会の開催に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 初めに、ことしの夏は、全国各地において大雨による被害に見舞われ、特に7月の九州北部豪雨による災害においては多くの方のとうとい命が失われ、いまだ行方のわからない方や避難生活を余儀なくされている方々もおられます。被災された皆様に対して、心からお見舞いを申し上げます。 また、8月に入ってからは、首都圏において40年ぶりの記録的な長雨となり、北日本においては低温注意報が発令されるなど、日照不足による今後の農作物への影響が大変懸念されるところであります。本市におきましては、梨の出荷や稲刈りの時期に若干のおくれが見られるものの、現在のところ大きな影響の見込みはないとのことでございます。 一方で、市内におきましては、恒例の夏のイベントが盛大に開催されました。約27万4,000人の来場者でにぎわいました「下館祇園まつり」を皮切りに、「灯ろう流し」、「川島地区花火大会」、そして、「下館盆踊り大会」と下館の四大夏まつりが盛大に行われました。また、明野地区で「あけのひまわりフェスティバル」、関城地区で「どすこいペア」が開催され、多くの方に筑西の夏をお楽しみいただきました。イベントを主催していただきました関係者の皆様には厚く御礼を申し上げます。そして、12月には、ことしのイベントのトリを飾ります「小栗判官まつり」が開催される予定でございます。市内外から多くのお客様にご来場いただき、楽しんでいただけるよう、市民の皆様とともに大いに盛り上げてまいりますので、皆様方のなお一層のお力添えを賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 次に、平成28年度の決算についてご報告申し上げます。 一般会計の決算額につきましては、歳入総額が前年度比2.0%増の445億7,602万1,000円、歳出総額は前年度比4%増の424億4,908万9,000円となり、歳入歳出差引額は21億2,693万2,000円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は20億5,995万2,000円の黒字決算となっております。 特別会計につきましては、8会計全体で歳入総額が前年度比2.1%増の296億8,317万5,000円、歳出総額は前年度比0.6%増の282億1,007万2,000円となっております。 普通会計決算における主な財政指標につきましては、財政構造の弾力性の判断基準となる経常収支比率が、前年度の83.0%から12.8ポイント上昇し、95.8%となっております。これは、法人市民税、普通交付税などの一般財源が大幅な減となったことによるものでございます。 財政健全化法に基づく健全化判断比率につきましては、4指標全てにおいて、比率の算定が始められた平成19年度から引き続き早期健全化基準を下回っております。 また、積立金現在高につきましては、市税等の減を補うため、財政調整基金や減債基金を取り崩したことにより、前年度比15.0%減の92億9,545万2,000円となっております。 経常収支比率の悪化はあったものの、現状では、財政運営の健全性はおおむね維持されているものと考えております。 しかしながら、最優先課題である「茨城県西部メディカルセンター」の整備を初め、「道の駅」整備事業の推進、公共施設や公共インフラの老朽化対策などの諸課題に計画的に対応するため、多額の財源を必要とする一方で、合併に伴う普通交付税の算定の特例、いわゆる合併算定替えによる交付額が段階的に縮減されていることや、基幹的収入である市税収入が楽観視できない状況にあることを踏まえますと、今後も厳しい財政状況が続くものと予想されます。引き続き財政規律を緩めることなく、将来を見据えた効率的で計画的な行政運営、健全な財政運営に努めてまいりたいと存じます。 続きまして、今年度の主な事務事業の進捗状況等についてご報告を申し上げます。 初めに、新中核病院整備事業について申し上げます。 建物本体工事につきましては、1階鉄骨の建て方、床工事が完了し、現在、2階及び3階の鉄骨の建て方が順調に進んでおります。また、外構工事につきましては、測量等の準備工を終え、病院外周の道路整備と残土搬出、あるいは雨水貯留槽の設置を並行して進めているところでございます。今後も建物本体工事と外構工事を円滑に進め、平成30年10月の開院を目指してまいります。 また、今年度の病院職員の募集につきましては、25名程度募集したところ49名の応募があり、8月27日に採用試験を行ったところでございます。 地方独立行政法人設立につきましては、就任いただきました5名の評価委員会委員の皆様に、中期目標・中期計画の策定についてご審議をいただくため、8月31日に第1回評価委員会を開催させていただきました。本年度中に中期目標案の取りまとめを行ってまいります。 今後も両医療監を中心に、真壁医師会会員の皆様との地域医療連携の推進や地域住民対象の説明会の開催等、「茨城県西部メディカルセンター」の役割や機能を広くご理解いただけるよう努めてまいります。 次に、「道の駅」整備事業について申し上げます。 地方創生の拠点と位置づける「道の駅」整備事業につきましては、6月19日から7月21日まで、7区画のテナントの募集を行い、飲食施設の6区画のテナントについて選定したところでございます。選定したテナントとは既に協議を開始し、実施設計に反映させるべく調整を行っております。 なお、コンビニエンスストアの区画に関しましては、現在、相手方事業者と出店に関する協議を進めております。 また、「道の駅」の整備用地の取得につきましては、7月12日に国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所と合同で地権者説明会を行い、国とともに契約手続を進めております。 なお、用地買収契約には議会の議決が必要となりますので、今後、買収交渉の終了後に議案提出してまいりたいと思います。 次に、地域内運行バスについて申し上げます。 昨年度、策定いたしました「筑西市地域公共交通網形成計画」に基づき、市内の拠点間を循環する路線バスにつきまして、10月1日から実証実験運行を開始いたします。 運行ルートの設定に当たっては、事前予測に基づき、最も需要が見込まれる地域を選定いたしました。下館駅南口を出発し、幸町、玉戸駅を経由して川島地区市街地や筑西遊湯館を通るルートとなっております。 この実証実験では、利用状況の把握とともに、利用者の皆様方からのご要望やご意見を聴取し、地域の皆様に愛される路線バスを目指してまいります。 今後も市内の公共交通網の充実に努め、市民の皆様の交通の利便性の向上を図ってまいりたいと存じます。 次に、空家等対策事業について申し上げます。 昨年度策定しました「筑西市空家等対策計画」に沿って、空き家対策を進めているところでございます。 具体的には、市内全域に存在する空き家について、その所在・管理状況判定結果、所有者等の意向及び適正管理の依頼通知や措置の有無等の履歴を一元的に把握・管理する情報基盤「空き家データベース」を整備しております。 また、適切な管理が行われていない空き家等に対して、所有者等が自発的・持続的な管理を行うことができるよう、所有者等への空き家の状況の周知、あるいは技術的な助言等により、空き家が管理不全の状態にならないように支援しておるところでございます。このような取り組みの中、8月上旬に、そのうち1件の特定空き家等の解体作業が開始されているところでございます。 さらに、活用可能な空き家に対しては、開設した空き家バンクへの登録を促しまして、有効活用を推進しているところでございます。空き家バンクにより、筑西市への移住定住の促進を図り、少しでも人口減少の歯どめになればと考えているところでございます。 次に、「ヘルプカード」及び「ヘルプマーク」の配布について申し上げます。 障害者に対し「不当な差別的取り扱い」を禁止し、「合理的配慮の提供」を求める障害者差別解消法が平成28年4月に制定されました。この法律に基づき、合理的配慮の浸透及び定着化を図るため、「ヘルプカード」及び「ヘルプマーク」を導入し、配布をするものでございます。 この「ヘルプカード」は、障害や難病等を抱えた人が、緊急連絡先や必要な支援をあらかじめ記載しておき、災害時や日常生活の中で困ったときに提示することで、周囲の配慮や手助けを求めやすくするためのカードでございます。また、「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方のように、外見上、援助や配慮を必要としていることがわかりにくい方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくするためのマークでございます。 いずれにつきましても、今定例会に、関連する補正予算議案を提出してありますので、賛成賜りますようお願いを申し上げます。 次に、プレミアム商品券発行助成事業について申し上げます。 下館商工会議所と筑西市商工会が実行委員会を組織して、地元の消費拡大や地域経済の活性化を目指した「筑西市プレミアム付商品券」1万9,600セット(発行総額2億1,560万円)が11月下旬に発行されます。市といたしましても、商品券のPRに努めるとともに、地元企業や商店街の活性化に引き続き取り組んでまいります。 次に、子ども議会について申し上げます。 筑西市の未来を担う子供たちの豊かな発想を市政に反映させるとともに、市政への興味・関心を高めることを目的に、市内7中学校から21名の生徒に参加いただき、2回目となる「筑西市子ども議会」を8月1日に開催いたしました。 今回も、子ども議員の皆様から、「魅力的なまちづくり」や「環境問題」、「通学路の安全確保」など、中学生の視点から感じたさまざまなご提言・ご質問をいただきました。 子ども議員の皆様からいただいたご提言・ご意見につきましては、今後の市政運営の参考とさせていただき、子供たちがいつまでも筑西市に住み続けたいと思えるようなまちづくりを推進してまいります。 次に、指定管理者制度の導入について申し上げます。 第2回市議会定例会において、下館総合体育館ほか22施設について、平成30年度から指定管理者制度を導入するための条例改正議案を議決いただきました。 現在、一般公募により指定管理者を募集するため、7月26日から募集要項等を市ホームページに公開し、8月3日に下館総合体育館にて現地説明会を行いました。 今後は、申請書類の受け付けを9月25日から29日まで行い、10月上旬から書類審査による一次審査、10月中旬にはプレゼンテーションによる二次審査を経て、指定管理候補者を選定し、第4回市議会定例会に指定管理者の指定に関する議案を提出する予定でございます。 次に、しもだて美術館の企画展について申し上げます。 9月30日から11月26日まで、「アール・ヌーヴォーの華アルフォンス・ミュシャ展」を開催いたします。この展覧会は、19世紀末のヨーロッパで流行した「アール・ヌーヴォー様式」の代表的な画家であるアルフォンス・ミュシャの業績を紹介するものでございます。日本で絶大なる人気を誇るミュシャがデザイナーとして世界的名声を得る原点となった数々のポスターのほか、画集、ポストカードなど約400点を展示いたしますので、ぜひごらんいただきたいと思います。 最後に、今議会への提出議案等について申し上げます。 処分事件報告が2件、市道路線議案が2件、条例議案が7件、補正予算議案が7件、企業会計未処分利益剰余金処分議案が1件、資産取得議案が2件でございます。 また、平成28年度会計の決算認定の3件と、これに伴う議案外報告が2件ございます。 議案等の内容及び提案理由など詳細につきましては、各担当から説明いたしますので、十分ご審議のうえ、賛成賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。ありがとうございます。 ○議長(金澤良司君) 次に、日程第2 報告第13号「処分事件報告について」及び報告第14号「処分事件報告について」、以上2件を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 まず、報告第13号について、鈴木市民環境部長。          〔市民環境部長 鈴木建國君登壇〕 ◎市民環境部長(鈴木建國君) 報告第13号「処分事件報告について」ご説明いたします。 和解に関すること及び損害賠償の額を定めることについて、処分日は平成29年7月25日でございます。 次のページをお開き願います。専決処分の内容でございます。 相手方は、筑西市在住、個人でございます。和解の方法、本市は前項の相手方と示談し、次項の損害賠償金を支払うことをもって和解するものとする。損害賠償の額は、14万4,894円でございます。 次ページをお開き願います。別記となっております。事故の種類は、車両接触事故でございます。事故の相手方は、筑西市在住、個人でございます。事故の概要は、平成29年6月9日午前10時45分ごろ、一本松342―1地先において、本市職員の運転する公用車が信号待ちをしておりました。信号が青に変わったため発車しましたところ、信号の先にいた交通誘導員から停車するよう指示があり、前方を走行していた相手方車両は停車できましたが、公用車が停車できずに追突してしまい、相手方車両右後部を損傷してしまいました。 なお、当該事故の過失割合は、当市10割でございます。 説明は以上でとなります。よろしくお願いします。 ○議長(金澤良司君) 次に、報告第14号について、柴教育部長。          〔教育部長 柴 武司君登壇〕 ◎教育部長(柴武司君) 報告第14号「処分事件報告について」ご説明申し上げます。 和解に関すること及び損害賠償の額を定めることについて、処分日は平成29年8月8日でございます。 次ページをお開き願います。専決処分書の内容でございます。 相手方、筑西市在住、個人でございます。和解の方法、本市は前項の相手方と示談し、次項の損害賠償の額を支払うことをもって和解するものとする。損害賠償の額でございますが、5万4,989円でございます。 次のページ、別記でございます。事故の種類、人身事故。事故の相手方、筑西市在住、個人でございます。事故の概要でございますが、本年第1回定例会で報告をさせていただきました事故でございますが、平成28年11月24日午後2時ごろ、本市職員の運転する公用車が藤ケ谷地内の県道を走行中、カーブに差しかかった際に運転を誤り、中央線を越えたため、対向車線を走行しておりました相手方運転の車両に衝突し、当該車両の前方のほぼ全部を損壊したものでございます。当該事故により、運転されていた相手方は全身を打撲し、通院治療を行っておりましたが、このたび示談が成立したところでございます。 なお、当該事故の過失割合は、当市10割でございます。 また、車両に同乗していた相手方でございますが、頸椎及び肋骨を骨折し、現在月に1回程度の通院加療中ということで、現在示談には至っておりません。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 以上で説明を終わります。 質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(金澤良司君) 質疑を終結いたします。 次に、日程第3 議案第69号「市道路線の廃止について」から認定第3号「平成28年度筑西市病院事業会計決算認定について」まで、以上22案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第69号及び議案第70号について、猪瀨土木部長。          〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕 ◎土木部長(猪瀨弘明君) まず初めに、議案第69号「市道路線の廃止について」ご説明申し上げます。 2ページをお開き願います。廃止路線数は、下館地区1路線、関城地区3路線、明野地区3路線の廃止でございまして、廃止の延長は、1,156.97メートルでございます。 調書番号1番、下1ブロック221号線、調書番号2番、関2ブロック458号線、調書番号3番、関2ブロック459号線、調書番号4番、関2ブロック461号線、調書番号5番、明8―0489号線、調書番号6番、明8―0553号線及び調書番号7番、明8―1325号線につきましては、路線の全部または一部の公共用財産の用途廃止に関する協議が終了し、用途廃止申請が提出されましたので、廃止するものでございます。 各路線の起点、終点及び延長、幅員については、記載のとおりでございます。 次のページが市道廃止路線位置図でございます。 次のページから市道路線廃止図でございます。 続きまして、議案第70号「市道路線の認定について」ご説明申し上げます。 2ページをお開き願います。認定路線数は、下館地区2路線、明野地区3路線の認定でございまして、認定の延長は、562.17メートルでございます。 調書番号1番、下1ブロック221号線、調書番号3番、明8―0489号線及び調書番号5番、明8―1325号線につきましては、議案第69号において用途廃止に該当しなかった道路部分を市道として再認定するものでございます。調書番号2番、下4ブロック850号線につきましては、開発行為により造成した土地の道路部分を市道として認定するものでございます。調書番号4番、明8―0553号線につきましては、議案第69号において廃止要望があった箇所に該当しなかった部分を市道として再認定するものでございます。 各認定路線の起点、終点及び延長、幅員については、記載のとおりでございます。 次のページが市道認定路線位置図でございます。 次のページから市道認定図でございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第71号から議案第73号について、菊池総務部長。          〔総務部長 菊池雅裕君登壇〕 ◎総務部長(菊池雅裕君) まず、議案第71号「筑西市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び筑西市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」ご説明いたします。 初めに、筑西市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてご説明をさせていただきます。 第1条、こちらは地方公務員法の一部改正により、条例が引用する法の条項が繰り上がったことに伴うものでございます。 次に、第8条の2、こちらは児童福祉法の改正により、里親のうち養子縁組によって養子となることを希望している者が養子縁組里親として法定化され、里親の基準が明確化されたことに伴い、条例における育児または介護を行う職員の早出、遅出勤務の里親に係る適用範囲が変更となることから、当条例の引用部分の文言を変更するものでございます。 続きまして、筑西市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございます。第2条の2、こちらも児童福祉法の改正によりまして、養子縁組里親が法定化されたことに伴い、条例における育児休業の承認の里親に係る適用範囲が変更となることから、当条例の引用部分の文言を変更するものでございます。 最後に、附則でございます。この条例の施行期日を公布の日とするものでございます。 また、各第1条につきましては、地方公務員法の一部改正により、条例が引用するほうの条項が繰り上がったことに伴うものとなっております。 次に、議案第72号「筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」ご説明いたします。 この条例の改正は、平成28年4月の農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員手当を改正するとともに、農地利用最適化推進委員の手当を新たに規定するものでございます。 別表第1において、農業委員会の会長、会長代理及び委員の現在の報酬を基本給に改めるとともに、新たに能率給を規定いたしまして、農地利用の最適化に係る実績等に応じて国から交付される額、いわゆる農地利用最適化交付金でございますが、こちらを支給するものでございます。 また、新たに設置される農地利用最適化推進委員の報酬として、基本給を月額2万8,000円とするとともに、能率給については農業委員と同じく規定するものでございます。 次に、3ページでございます。別表第2におきまして、同じく農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員の選任方法が公選制から市町村長の任命する方法に改められたことによりまして、農業委員の選任に当たり、農業委員候補者選考委員会を設置して委員を委嘱する必要性が生じたため、その報酬として、それぞれ日額ではありますが、委員長5,500円、委員4,800円を規定するものでございます。 なお、附則でありますが、この条例は、公布の日から施行といたし、別表第1の改正規定に当たっては、平成30年3月28日から施行するものでございます。 次に、議案第73号「筑西市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について」ご説明をさせていただきます。 今回の条例改正は、条例で引用する法律の条項が改正されたことによるものでございます。 まず、第2条第1項第10号の農業委員会等に関する法律について、農業委員の公選制の廃止や農地利用最適化推進委員の新設等が定められるなど、大きく改正されたことに伴い、これにより条項の順序も大幅に変更され、これまで農業委員会等に関する法律第29条第1項に定められておりました関係者に出頭を求める規定が第35条第1項に繰り下げられたものでございます。 次に、第2条第1項第11号につきましては、公平委員会が証人の喚問を行う規定が地方公務員法第8条第5項から第8条第6項に繰り下げられたものでございます。 最後に、附則でございますが、この条例改正の施行期日を公布の日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第74号について、大和田税務部長。          〔税務部長 大和田 浩君登壇〕 ◎税務部長(大和田浩君) 議案第74号「筑西市税条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 今回の条例改正につきましては、市の納税奨励制度であります前納報奨金について、行財政改革の一環といたしまして、その交付内容を改正するものでございます。 条文に従いましてご説明申し上げます。 第70条第2項、この条項を削る改正でございます。この条項は、固定資産税の前納報奨金についての規定でございまして、現行では、固定資産税の納税者が第1期の納期内に第2期、第3期及び第4期の納付額に相当する額を納付した場合、納期前に納付した税額の100分の0.5に、納期限に係る月数を乗じて得た額の報奨金を5万円を限度に交付してございますが、行財政改革の一環、また納税環境の変化等からこの制度を廃止するものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第75号について、中澤保健福祉部長。          〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) 議案第75号「筑西市保健センター条例の一部改正について」ご説明いたします。 この条例改正は、関城保健センターの老朽化に伴い、当該保健センターの機能を関城支所に移転するため、条例第2条の表中「筑西市関本中1078番地2」を「筑西市舟生1040番地」に改め、附則として、この条例を平成30年4月1日から施行するものです。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第76号について、須藤経済部長。          〔経済部長 須藤忠之君登壇〕 ◎経済部長(須藤忠之君) 議案第76号「筑西市の地酒等で乾杯を推進する条例の制定について」ご説明申し上げます。 今回の条例制定につきましては、乾杯をもってうたげ等が始まる乾杯習慣に本市産の酒類、または本市産の食材を主な原材料としました飲料による乾杯を推進することによりまして、地域ならではの新しい習慣と郷土愛が育まれ、郷土の伝統産業の継承と新たな飲料の開発など、地域の活性化につながるものと考えております。 本市の食文化の魅力を市内外の皆様に伝えるとともに、地場産業の振興及び地域経済の活性化を図るため、筑西市の地酒等で乾杯を推進する条例の制定をお願いするものでございます。 条例の主な内容でございますが、ただいま申し上げました条例制定の目的を第1条に規定し、第2条では市の役割、第3条では、地酒等の生産、販売等に関する事業者の役割を規定しております。第4条では、目的達成のための市民の協力を規定しておりますが、一方で第5条では、あくまでも飲酒等に当たりましては、個人の嗜好及び意思を尊重する配慮につきましても規定しております。 最後に、附則でございますが、市民の皆様への周知期間等を考慮しまして、条例の施行日を平成30年1月1日とするものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第77号について、菊池総務部長。          〔総務部長 菊池雅裕君登壇〕 ◎総務部長(菊池雅裕君) 議案第77号「筑西市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定について」ご説明いたします。 この条例の制定は、平成28年4月の農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員の定数の改正及び農地利用の最適化の推進を図る目的で新たに設置する農地利用最適化推進委員の定数を規定するものでございます。 まず、第2条では、農業委員会の定数を現在の32人から政令に基づき24人と規定するものであり、次の第3条では、農地利用最適化推進委員の定数を20人と規定するものであります。 当該地域における農地の問題を現場で解決していただく役割をお願いする予定であることから、市内を20の区域に設定して選出することを想定していることによるものでございます。 附則でございますが、この条例は、平成30年3月28日から施行といたし、現行の筑西市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例を廃止と規定するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時 2分                                                                              再  開 午前11時20分 ○議長(金澤良司君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議案第78号について、深見企画部長。          〔企画部長 深見正徳君登壇〕 ◎企画部長(深見正徳君) 議案第78号「平成29年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」についてご説明いたします。 予算書1ページをごらんいただきたいと存じます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億800万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ427億575万5,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成29年9月6日提出でございます。 続きまして、企画部所管の補正予算についてご説明いたします。 10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款18項1寄附金、目3民生費寄附金、節1民生費寄附金、説明欄、民生費寄附金の430万円でございます。これは、福祉関連に活用されたい、また名前の公表を希望しないとのご希望のご寄附でございます。 次に、款20項1繰越金、ページを返していただきまして、目1繰越金につきまして、今回の補正予算に伴う財源調整のため3億3,073万4,000円の増額をお願いするものでございます。 次に、14、15ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄のうち基金管理費で福祉事業基金積立金230万円でございます。歳入の民生費寄附金の430万円のうち、茨城県西部メディカルセンターへの車椅子購入の資金とのご希望でいただきました寄附金230万円につきまして、同メディカルセンターの開院時に購入できるよう福祉事業基金に積み立てするものでございます。残り200万円の使途につきましては、本補正予算において福祉事業への充当を予定しております。 以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金澤良司君) 菊池総務部長。          〔総務部長 菊池雅裕君登壇〕 ◎総務部長(菊池雅裕君) 議案第78号「平成29年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち、総務部所管の補正予算につきましてご説明させていただきます。 歳入歳出補正予算事項別明細書14、15ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄、関城支所施設営繕事業8,100万円の増額補正をお願いするものでございます。関城支所でございますが、築31年が経過しており、経年劣化による施設及び設備の老朽化が著しい状況にあるため、今回補正としてお願いするものでございます。 その内訳でございますが、13委託料としまして、空調施設機器更新工事設計及び管理委託料などで540万円を、また15工事請負費として空調設備機器、エレベーター及び消火栓ポンプなど更新工事等で756万円をお願いするものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 鈴木市民環境部長。          〔市民環境部長 鈴木建國君登壇〕 ◎市民環境部長(鈴木建國君) 議案第78号「平成29年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち、市民環境部所管の補正につきましてご説明申し上げます。 歳入歳出補正予算事項別明細書の12、13ページをお開き願います。歳入でございます。款21諸収入、項6雑入、目6雑入、節14雑入(消防)、説明欄の細節に消防団員退職報償金1,815万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。こちらにつきましては、平成28年度に退職された消防団員52名分に係る退職報償金として、消防団員等公務災害補償等共済基金からの歳入となるものでございます。 続きまして、18、19ページをお開き願います。歳出でございます。初めに、款9消防費、項1消防費、目2非常備消防費、節8報償費、説明欄の消防運営事務費でございますが、平成28年度に退職された消防団員52名分の退職報償金として、歳入と同額の1,815万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。この消防団員退職報償金は、筑西市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例に基づきまして、勤続5年以上の団員に対し、在職年数及び階級に応じて支払うものでございます。平成28年度の退職報償金支給対象者の内訳でございますが、5年以上10年未満の団員が19名、10年以上15年未満の団員が17名、15年以上20年未満の団員が6名、20年以上25年未満の団員が4名、30年以上の団員が6名で、合計52名となっております。 市民環境部所管の補正につきましては、以上でございます。 ○議長(金澤良司君) 菊池総務部長。          〔総務部長 菊池雅裕君登壇〕 ◎総務部長(菊池雅裕君) まことに申しわけございませんでした。先ほど私のご説明の中で、関城支所の営繕費用でございますが、工事請負費756万円というご説明させていただきましたが、7,560万円の間違いでございました。申しわけございません。訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 中澤保健福祉部長。          〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) 議案第78号のうち、保健福祉部所管の補正予算についてご説明いたします。 初めに、10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目3民生費国庫負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄42、介護保険料低所得者軽減負担金750万1,000円の増額補正でございます。これは介護保険制度の改正による低所得者の介護保険料軽減に伴う公費負担分でございます。 次に、同じく項4交付金、目3民生費交付金、節2児童福祉費交付金、説明欄12、子ども・子育て支援交付金80万4,000円の増額補正でございます。これは子育て支援コンシェルジェ事業を実施するための国からの交付金です。詳細につきましては、歳出でご説明いたします。 次に、款16県支出金、項1県負担金、目3民生費県負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄33、介護保険料低所得者軽減負担金375万円の増額補正でございます。これは国庫負担金と同様、介護保険制度の改正による低所得者の介護保険料軽減に伴う県からの公費負担分です。 次に、同じく項4交付金、3目民生費交付金、節2児童福祉費交付金、説明欄8、子ども・子育て支援交付金80万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。国交付金と同様、子育て支援コンシェルジェ事業を実施するための県からの交付金でございます。 次に、款19繰入金、項1目1節1特別会計繰入金、説明欄2、後期高齢者医療特別会計繰入金2,206万4,000円、同じく説明欄3、介護保険特別会計繰入金1億6,522万9,000円、同じく説明欄4、介護サービス事業特別会計繰入金522万6,000円、合計1億9,251万9,000円の増額補正でございます。これは平成28年度事業の決算確定に伴う精算分であり、それぞれ特別会計から一般会計に繰り入れるものです。 次に、12ページ、13ページをお開き願います。款21諸収入、項6目6雑入、節2雑入(総務)、説明欄3、雇用保険掛金受入金3,000円の増額補正でございます。これは子育て支援コンシェルジェ事業で雇用予定の子育て支援専門員の雇用保険掛金の個人負担分収入でございます。 次に、14ページ、15ページをお開き願います。3、歳出でございます。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、説明欄、社会福祉施設維持事業2,570万5,000円の増額補正でございます。これは総合福祉センターの冷暖房機の交換工事費と工事設計委託料で、器具の不調から検査を行ったところ、早急に交換が必要になったことによるものでございます。 同じく目2身体障害者知的障害者福祉費、説明欄、身障・知障一般事務費99万8,000円の増額補正でございます。これは寄附金を財源といたしまして、先ほど市長の招集挨拶にありましたヘルプカード及びヘルプマークの作成経費でございます。 次に、目5老人福祉費、説明欄、介護保険特別会計繰出金1,500万2,000円の増額補正でございます。これは介護保険制度の改正による低所得者の保険料軽減に伴う公費負担分について、介護保険特別会計に繰り出しするものでございます。 次に、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、説明欄、児童福祉施設維持事業348万9,000円の増額補正でございます。これは協和保育所等の敷地の測量及び不動産鑑定を実施するためのものでございます。 次に、同じく説明欄、スピカビル子育て支援施設管理運営事業110万円の増額補正でございます。これは寄附金を主な財源といたしまして、キッズコーナー「ちっくんひろば」に子供への利用も可能なAEDの設置、そして絵本や本棚などを整備するためのものです。 16ページ、17ページをお開き願います。説明欄、子育て支援コンシェルジュ事業241万7,000円の増額補正でございます。これは子育て支援の専門員をこども課窓口に配置いたしまして、子供、その保護者、また妊娠している方などについて、教育・保育施設や地域の子育て支援事業を円滑に利用できるよう情報提供を行い、必要に応じて相談や助言等を行うものでございます。 次に、項3生活保護費、目1生活保護総務費、説明欄、生活保護一般事務費77万8,000円の増額補正でございます。これは生活保護システムの機能拡充及びセキュリティー強化を図るための改修経費でございます。 次に、款4衛生費、項1保健衛生費、目4保健センター管理費、説明欄、あけの元気館修繕事業540万7,000円の増額補正でございます。これはあけの元気館施設設備のうち、今回至急に改善が必要になったポンプ制御盤の交換工事等でございます。 同じく説明欄、関城保健センター移転改修事業426万6,000円の増額補正でございます。これは関城保健センターの老朽化に伴い、当該保健センター機能を関城支所2階に移転するために必要な工事費、備品購入費等の経費でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 須藤経済部長。          〔経済部長 須藤忠之君登壇〕 ◎経済部長(須藤忠之君) 経済部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、歳入でございます。款16県支出金、項2県補助金、目6農林水産業費県補助金、節1農業費補助金、説明欄29、農産振興条件整備支援事業費補助金347万2,000円、同じく説明欄64、いばらきの産地パワーアップ支援事業費補助金4,260万円、同じく説明欄95、資源リサイクル畜産環境緊急対策事業補助金265万7,000円の増額補正をそれぞれお願いするものでございます。いずれも事業費の内定によるもので、詳細につきましては、歳出にてご説明申し上げます。 続きまして、16、17ページをお開き願います。歳出でございます。款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、説明欄1つ目、農産振興条件整備支援事業としまして347万2,000円、同じく説明欄2つ目、産地パワーアップ事業としまして4,260万円の増額補正をそれぞれお願いするものでございます。内容といたしましては、1つ目の農産振興条件整備支援事業でございますが、買ってもらえる米づくり条件整備型としまして、環境に配慮した米づくりや高品質米の生産に貢献する機械等の導入を支援するものと、新規需要米復旧拡大型としまして、新規需要米の作付拡大推進に必要な集出荷施設の改修、機械整備等の導入を支援するものでございます。補助率は3分の1以内となっております。 2つ目の産地パワーアップ事業でございますが、水田、畑作、野菜、果樹等の産地が地域の営農戦略として定めました産地パワーアップ計画に基づきまして、意欲ある農業者等が高収益な作物、栽培体系の転換を図るために必要な農業機械、設備等の導入を支援するものでございます。補助率は2分の1以内となっております。 続きまして、18、19ページをお開き願います。目5畜産業費、説明欄、畜産振興支援事業としまして265万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。内容といたしましては、畜産農家と子牛農家の連携強化による資源循環型農業の推進を図るため、高品質堆肥の生産を促進する機械の整備を支援するものでございます。補助率は3分の1以内となっております。 続きまして、款7商工費、項1商工費、目4観光事業費、説明欄、観光資源開発事業としまして、453万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。内容といたしましては、昨年度作成いたしました観光情報誌「るるぶ特別編集筑西市」、これの在庫が残りわずかとなってしまいましたので、今後のさらなる観光PRを実施していくため、5万部を増刷するための経費でございます。 経済部所管の補正予算の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 猪瀨土木部長。          〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 議案第78号「平成29年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち、土木部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 18ページ、19ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、歳出でございます。款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費、説明の欄、道路維持補修事業において3億6,300万円の増額補正をお願いするものでございます。事業内容としましては、節15工事請負費3億2,000万円は、大規模修繕として約16カ所の道路舗装補修工事及び自治会などからの要望のある生活道路の舗装、側溝新設及び道路修繕工事を約160カ所を予定する予算でございます。 節16原材料費の4,300万円は、道路及び側溝の補修工事に必要な砕石、アスファルト合材及び側溝等の二次製品などを予算の増額補正をお願いするものでございます。 次に、その下段、款8土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費、節28繰出金、説明の欄、駐車場事業特別会計繰出金につきまして519万1,000円の減額補正をお願いするものでございます。詳細につきましては、議案第81号「平成29年度筑西市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」でご説明申し上げます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 稲見上下水道部長。          〔上下水道部長 稲見博之君登壇〕 ◎上下水道部長(稲見博之君) 議案第78号のうち、上下水道部所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 恐れ入ります、14、15ページをお開き願います。事項別明細書の歳出でございます。上段になりますが、款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄、団地排水建設事業基金積立事業、節25積立金におきまして842万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは平成28年度の団地排水処理施設に係ります収入支出決算がまとまりましたので、平成28年度分として積み立てるべき団地排水建設事業基金の額が4,339万642円に確定をいたしました。平成28年度において既に積み立てました3,496万7,000円とこの確定額の差額分を新たに積み立てるために増額補正をお願いするものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 柴教育部長。          〔教育部長 柴 武司君登壇〕 ◎教育部長(柴武司君) 議案第78号のうち、教育委員会所管の補正予算についてご説明申し上げます。 10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入でございます。款16県支出金、項3委託金、目10教育費委託金、説明欄のオリンピック・パラリンピック教育推進事業委託金に70万円の増額補正をお願いするものでございます。内容等につきましては、歳出でご説明させていただきます。 続きまして、18ページ、19ページをお開き願います。歳出でございます。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、説明欄の要・準要保護児童生徒就学援助事業に893万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは今年度入学準備金の支給額を引き上げたことや、来年度入学予定者に対し、就学前に支給することなどによりまして、予算額に不足が見込まれるものでございます。 続きまして、20ページ、21ページをお開き願います。上段でございます。目3教育指導費、説明欄のオリンピック・パラリンピック教育推進事業に70万円の増額補正をお願いするものでございます。この事業は、スポーツ気運の醸成を図り、児童生徒が生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てることを目的に実施されるものでございます。今年度は、県から河間小学校、新治小学校、下館西中学校、下館北中学校の4校が推進校ということで指定されまして、オリンピアン等による講演会等の開催を予定しているところでございます。なお、事業費につきましては、1校当たり17万5,000円でございます。 次に、その下の項3中学校費、目2中学校教育振興費、説明欄の中学校特別活動助成事業として900万円の増額補正をお願いするものでございます。これは茨城県総合体育大会等で今年度中学校の部活動が大変好成績をおさめてきたことや、今後の大会においても活躍が期待できるというようなことから、試合会場までのバス借り上げ料等に予算額の不足が見込まれるためでございます。 次に、その下の項5社会教育費、目2地域文化振興費、説明欄の文化財区域危険木剪定伐採事業に49万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは船玉地内の文化財区域にございます公有地の樹木が隣接する農地に張り出し、日照障害となっていることから、樹木の剪定伐採をするものでございます。 続きまして、その下の項6保健体育費、目2体育施設費、説明欄の体育館等施設改修事業に844万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。内訳を申し上げますと、下館総合体育館内のエレベーター、自動ドアの修繕及び階段脇板ガラスの改修費に266万8,000円、さらに明野武道館の雨漏り補修工事等に577万3,000円でございます。 続きまして、款11項1目1災害復旧費、説明欄のその他文教災害復旧費に22万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは東日本大震災により被災いたしました森添島にございます市指定文化財の建造物、観音院本堂の一部が東日本大震災によりまして一部破損してございましたので、その修理事業費の85%相当額を市から補助するものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第79号及び議案第80号について、中澤保健福祉部長。          〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) まず、議案第79号「平成29年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ808万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ151億1,770万4,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。まず、款3国庫支出金、項2国庫補助金、目1財政調整交付金、節2特別調整交付金、説明欄10、生活習慣予防対策支援分538万6,000円の増額補正でございます。これは国保ヘルスアップ事業交付金で、特定健康診査等促進事業を実施するものです。 次に、同じく目8節1国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金249万4,000円の増額補正でございます。これは平成30年度から施行予定の国保制度改正に伴うシステム改修に係る補助金でございます。 次に、款11項1繰越金、目2節1その他繰越金につきましては、今回の補正予算に伴う財源調整のため19万3,000円の増額補正でございます。 次に、款12諸収入、項4目7節1雑入、説明欄2、雇用保険掛金受入金7,000円の増額補正でございます。これは臨時職員の雇用保険掛金の個人負担分です。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、説明欄、国保総務一般事務費186万2,000円の増額補正でございます。これは臨時職員の雇用経費でございます。 次に、同じく説明欄、住民情報システム(国民健康保険資格)改修経費83万2,000円の増額補正でございます。これは平成30年度から施行予定の国民健康保険制度改正に伴うもので、国民健康保険資格に係る住民情報システムの改修に係るものでございます。 次に、款8保健事業費、項1目1特定健康診査等事業費、説明欄、特定健康診査等受診促進事業538万6,000円の増額補正でございます。これは特定健康診査未受診者への周知、またデータヘルス計画作成のための経費でございます。 以上で議案第79号の説明を終わります。 続きまして、議案第80号「平成29年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,206万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億2,657万9,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 初めに、10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款4項1目1繰越金、節1前年度繰越金2,206万4,000円の増額補正でございます。これは平成28年度の決算に伴い、繰越金が確定したことによるものです。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款3諸支出金、項1繰出金、目1一般会計繰出金、説明欄、一般会計繰出金2,206万4,000円の増額補正でございます。これは平成28年度の決算に伴う繰り越し分を一般会計へ繰り出すためのものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時59分                                                                              再  開 午後 1時 ○議長(金澤良司君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議案第81号について、猪瀨土木部長。          〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 議案第81号「平成29年度筑西市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 6ページ、7ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入でございます。款3繰入金、項1目1一般会計繰入金、補正の前の額8,202万5,000円から519万1,000円を減額いたしまして、7,683万4,000円とする減額補正でございます。こちらは前年度繰越金の額に伴い、減額をお願いするものでございます。 次に、款4繰越金、項1目1繰越金、補正の前の額400万円に519万1,000円を追加しまして、919万1,000円とする増額補正でございます。こちらは平成28年度の駐車場事業特別会計の決算に伴う前年度繰越金の確定によるものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第82号及び議案第83号について、中澤保健福祉部長。          〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) まず、議案第82号「平成29年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億5,685万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億9,624万6,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為の補正」による。 初めに、6ページをお開き願います。第2表、債務負担行為補正でございます。1、追加、下館西部・北部地区地域包括支援センター運営委託、期間は平成30年度、限度額は2,200万円でございます。これは現在筑西市では高齢者に対し包括的に支援する拠点としての地域包括支援センターを直営で1カ所、社会福祉協議会への委託による関城、明野、協和地区を対象に1カ所設置しております。これを平成30年度には新たに下館西部・北部地区を対象とした地域包括支援センターを設置したく、民間に委託するための委託費の債務負担行為をお願いするものでございます。 次に、12ページ、13ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款5項1支払基金交付金、目2節1地域支援事業支援交付金136万2,000円の増額補正でございます。これは平成28年度地域支援事業費の確定に伴い、精算の結果、支払基金交付金の法定負担分に不足が生じたため、追加されるものでございます。 次に、款8繰入金、項1一般会計繰入金、目2その他一般会計繰入金、節3保険料公費負担分繰入金1,500万2,000円の増額補正でございます。これは介護保険制度の改正による低所得者の保険料軽減による公費負担分の繰り入れです。 次に、同じく項2基金繰入金、目2節1介護給付費準備基金繰入金1,500万2,000円の減額補正でございます。これは先ほどご説明しました低所得者の保険料軽減に対し、軽減分を介護給付費準備基金で充てる予定でありましたが、公費負担分の歳入があることから減額するものです。 次に、款9項1目1節1繰越金5億5,549万6,000円の増額補正でございます。これは平成28年度の介護保険特別会計の決算が確定したことに伴い、歳入歳出の差引額6億771万9,000円の繰越金から当初予算計上額5,222万3,000円を差し引いた額を計上するものです。 次に、14ページ、15ページをお開き願います。3、歳出でございます。款5項1目1基金積立金、説明欄、介護給付費準備基金積立事業2億5,255万2,000円の増額補正でございます。これは平成28年度介護保険料の介護保険給付費等への未充当分を積み立てるものでございます。 次に、款6諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目2償還金、説明欄、償還金1億3,907万7,000円の増額補正でございます。これは平成28年度介護給付費等が確定したことに伴い精算の結果、国、県及び社会保険診療報酬支払基金に返還が生じたことによるものでございます。 次に、項3繰出金、目1一般会計繰出金、説明欄、一般会計繰出金1億6,522万9,000円の増額補正でございます。これは平成28年度介護給付費等の確定による精算の結果、一般会計に繰り出すものでございます。 議案第82号の説明を終わります。 続きまして、議案第83号「平成29年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ522万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,747万2,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 初めに、10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款7項1目1節1繰越金522万6,000円の増額補正でございます。これは平成28年度の決算に伴い繰越金が確定したことによるものです。 次に、12ページ、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2諸支出金、項3繰出金、目1一般会計繰出金、説明欄、一般会計繰出金522万6,000円の増額補正でございます。これは平成28年度の決算に伴う繰り越し分を一般会計に繰り出すためのものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第84号及び議案第85号について、稲見上下水道部長。          〔上下水道部長 稲見博之君登壇〕 ◎上下水道部長(稲見博之君) まず、議案第84号「平成29年度筑西市水道事業会計補正予算(第1号)」につきましてご説明申し上げます。 (総則) 第1条 平成29年度筑西市水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 (債務負担行為) 第2条 債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。 事項、浄水場施設管理業務委託、期間、平成30年度から平成32年度まで、限度額2億12万4,000円でございます。 現在の浄水場の施設管理業務委託契約が平成29年度末で満了になりますことから、新たに平成30年度から平成32年度までの3カ年間の業務委託契約を締結いたしたく、債務負担行為の設定をお願いするものでございます。 なお、業務委託の主な内容といたしましては、市内11カ所の浄水場並びに配水場の24時間体制の運転監視業務、それから施設設備の保守点検業務、それと施設維持管理業務等でございます。 議案第84号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第85号「平成28年度筑西市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」ご説明申し上げます。 平成28年度筑西市水道事業会計で生じた剰余金を別記のとおり処分したいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 ページを返していただきたいと存じます。別記、平成28年度筑西市水道事業剰余金処分計算書でございます。 表中、一番上の右端に記載のとおり、平成28年度筑西市水道事業の決算におきまして4億6,725万2,211円の未処分利益剰余金が生じました。このうち1億9,856万4,050円を議会の議決を経て資本費へ組み入れをさせていただくものでございます。この組み入れは、昨年度に引き続きお願いをするものでございまして、過去において補助金等を活用して整備いたしました水道施設のうち、当該補助金に係る部分の減価償却見合い分でございます。この減価償却見合い分を平成26年度の地方公営企業会計制度の見直しによりまして、長期前受金戻入として収益化することになったものでございます。この収益は、現金を伴わない帳簿上の収益でございまして、当該補助金は既に施設整備費に支出しておりますことから、財産上の整合を図るために資本費に組み入れをさせていただくものでございます。 なお、表の一番下に記載しておりますが、処分後の資本金残高は40億8,547万4,867円に、繰越利益剰余金となります未処分利益剰余金残高は2億6,868万8,161円となります。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、議案第86号及び議案第87号について、相澤中核病院整備部長。          〔中核病院整備部長 相澤一幸君登壇〕 ◎中核病院整備部長(相澤一幸君) まず、議案第86号「資産の取得について」ご説明申し上げます。 今回の資産の取得につきましては、本年第2回定例会におきましてご審議いただきました件を再入札をし、整いましたので、改めて提出させていただくものでございます。 それでは、ご説明申し上げます。茨城県西部メディカルセンターに係る医療機器整備のため、下記のとおり資産の取得をすることについて、筑西市病院事業の設置等に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 1、購入物品及び数量、医療機器(MRI装置)一式でございます。契約の方法、一般競争入札。取得予定価格1億249万2,000円。4、相手方、土浦市若松町1番21号、株式会社栗原医療器械店土浦支店、支店長石坂修。 平成29年9月6日提出でございます。 次のページをお開き願います。医療機器(MRI装置)の調達概要でございます。 1、請負名、医療機器購入(MRI装置)一式。2、納入場所、茨城県西部メディカルセンター。3、請負者、株式会社栗原医療器械店土浦支店。4、請負金額、合計1億4,461万2,000円、税込でございます。内訳、機器1億249万2,000円(税込)。保守4,212万円(税込)。5、納入期限、平成30年8月31日。6、調達方法、一般競争入札。7、調達目的、茨城県西部メディカルセンターで使用する医療機器の購入でございます。 8、仕様概要でございますが、メーカー、製品名は指定なしとし、複数メーカーが競い合える環境としてございます。仕様としましては、磁場強度1.5テスラ以上、ボア内径70センチ以上。機能でございますが、強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器、血管を撮影する装置でございます。調達明細書につきましては、資料にてご確認のほどお願いいたします。 議案第86号の説明を終わります。 続きまして、議案第87号「資産の取得について」ご説明申し上げます。 茨城県西部メディカルセンターに係る医療機器整備のため、下記のとおり資産を取得することについて、筑西市病院事業の設置等に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 1、購入物品及び数量、医療機器(エックス線テレビ装置(多機能タイプ))一式。契約の方法、一般競争入札。取得予定価格2,538万円。相手方、筑西市海老ヶ島1241番地、ツクバメディカル株式会社、代表取締役島田好友。 平成29年9月6日の提出でございます。 次のページをお開き願います。医療機器(エックス線テレビ装置(多機能タイプ))の調達概要でございます。 1、請負名、医療機器購入(エックス線テレビ装置(多機能タイプ))一式。2、納入場所、茨城県西部メディカルセンター。3、請負者、ツクバメディカル株式会社。 ここで訂正がございます。4、請負金額、全体となってございますが、請負金額、合計の誤りでございます。訂正しておわび申し上げます。 4、請負金額、合計3,250万8,000円(税込)。内訳、機器2,538万円(税込)。保守712万8,000円(税込)。5、納入期限、平成30年8月31日。調達方法、一般競争入札。7、調達目的、茨城県西部メディカルセンターで使用する医療機器の購入でございます。 仕様概要でございますが、先ほどと同じくメーカー、製品名は指定なしとし、複数メーカーが競い合えるようにしてございます。機能といたしまして、エックス線テレビ装置(多機能タイプ)は、寝台が上下・左右・縦横・斜めにも傾き、リアルに透視画を映し出すことができるエックス線テレビ装置でございます。胃のレントゲン撮影・内視鏡関連検査・注腸検査などに使用される機器でございます。調達明細書につきましては、資料でご確認のほどお願いいたします。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 以上で議案第87号までの説明を終わります。 次に、認定第1号から認定第3号までの決算の説明に入りますが、これらにつきましては、決算特別委員会を設けて審査をお願いしたいと存じますので、最初に新井会計管理者から総括的な説明を願い、その後、各部長からそれぞれ所管の事業効果を中心に簡潔に説明願います。 それでは、総括的な説明につきまして、新井会計管理者。          〔会計管理者 新井善光君登壇〕 ◎会計管理者(新井善光君) それでは、認定第1号につきましてご説明申し上げます。 平成28年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、平成28年度下記各会計決算を、監査委員の審査意見をつけて、別冊のとおり議会の認定に付するものでございます。 記といたしまして、 1 平成28年度筑西市一般会計歳入歳出決算 2 平成28年度筑西市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 3 平成28年度筑西市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 4 平成28年度筑西市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算 5 平成28年度筑西市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 6 平成28年度筑西市下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 7 平成28年度筑西市駐車場事業特別会計歳入歳出決算 8 平成28年度筑西市介護保険特別会計歳入歳出決算 9 平成28年度筑西市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算 平成29年9月6日提出でございます。 私からは別冊の平成28年度筑西市歳入歳出決算書及び平成28年度主要施策の成果説明書に基づきまして、総括的な説明をさせていただきます。 まず、主要施策の成果説明書の2ページをお開き願います。各会計別決算の推移でございます。平成28年度における一般会計及び各特別会計の決算額につきましては、中ほどの欄に記載のとおりでございます。上段が歳入決算額、中段が歳出決算額、下段が歳入決算額から歳出決算額を単純に差し引いた形式収支の額となっております。 まず、歳入でございますが、一般会計が445億7,602万1,000円、前年度と比較しますと2.0%の増、国民健康保険特別会計から介護サービス事業特別会計までの8つの特別会計の総額で申しますと、296億8,317万5,000円、2.1%の増となっております。最下段の合計欄、一般会計と特別会計を合わせました歳入総額では、742億5,919万6,000円で2.1%の増となっております。 次に、歳出でございますが、一般会計が424億4,908万9,000円、前年度と比較しますと4.0%の増、特別会計の総額が282億1,007万2,000円で0.6%の増、一般会計と特別会計を合わせました歳出総額では、706億5,916万1,000円で2.6%の増となっております。 形式収支につきましては、一般会計では21億2,693万2,000円となりました。特別会計の形式収支につきましては、総額で14億7,310万3,000円でございますので、一般会計、特別会計を合わせました形式収支につきましては36億3万5,000円となっております。よって、平成28年度の財政収支は均衡が保たれたところでございます。 続きまして、恐れ入りますが、別冊の歳入歳出決算書、こちらの1、2ページをお開き願います。一般会計の歳入に係る主な項目といたしましては、款1市税の収入済額が146億159万292円、法人市民税の減により、前年度に比較しますと10億8,760万9,902円、率にいたしまして6.9%の減となっております。 次に、3、4ページをお開き願います。款11地方交付税の収入済額が73億3,857万6,000円、普通交付税等の減収により、前年度と比較しますと13億6,555万円、率にいたしまして15.7%の減となっております。 次に、5、6ページをお開き願います。款19繰入金の収入済額は19億5,836万4,860円で、前年度と比較しますと15億5,777万5,650円、率にいたしまして388.9%の増となっております。これは財政調整基金繰入金等の増によるものでございます。 款22市債の収入済額が44億2,980万円で、前年度と比較しますと7億1,260万円、率にいたしまして19.2%の増となっております。これはスピカビル本庁舎等改修事業債、新中核病院整備事業債等の増によるものでございます。 次に、7、8ページをお開き願います。歳出に係る主な項目では、前年度と比較して増となったものといたしまして、款2総務費の支出済額が70億8,954万386円、8.6%の増、款3民生費の支出済額が141億5,835万2,568円、5.0%の増、款4衛生費の支出済額が54億6,426万6,908円、37.4%の増。次に、9、10ページをお開き願います。款8土木費の支出済額が37億8,799万34円、2.4%の増、款12公債費の支出済額が45億1,553万8,697円、3.1%の増などでございます。 恐れ入ります。7、8ページにお戻りいただきまして、前年度と比較して減となった項目といたしましては、款5労働費の支出済額が11万3,160円、96.6%の減、款6農林水業費の支出済額が14億856万5,206円、14.1%の減、款7商工費の支出済額が2億4,315万2,081円、35.7%の減。次に、9、10ページをお開き願います。款9消防費の支出済額が16億6,470万4,856円、6.2%の減、款10教育費の支出済額が38億2,991万1,752円、16.3%の減、款11災害復旧費の支出済額が2,132万6,000円、77.3%の減となっております。 以上、決算の概要についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては各担当部長より説明がございますので、ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金澤良司君) 続きまして、認定第1号のうち一般会計について、まず深見企画部長。          〔企画部長 深見正徳君登壇〕 ◎企画部長(深見正徳君) 企画部所管の決算の概要説明に先立ちまして、普通会計の決算の概要についてご説明いたします。 ただいま会計管理者から決算の概要の説明がありましたので、なるべく重複のないように、財政の観点から普通会計の決算の定義に基づきご説明いたしたいと思います。 平成28年度主要施策の成果説明書の3ページをお開き願います。 なお、普通会計の定義でございますが、上段の枠内の注釈でお示ししているとおり、国において地方財政を比較分析するため、統一的に用いる会計区分となっております。本来、一般会計で行うべき事務事業を特別会計内で処理したほうが事務事業の執行上効率的である場合におきまして、普通会計に合算する処理を行っているところでございます。本市の場合、一般会計と八丁台土地区画整理事業特別会計のうち、街路事業分を合算し、両会計における関係収支を相殺するなど所要の処理を行っております。したがいまして、普通会計の歳入歳出決算額は2ページにお示ししました平成28年度一般会計の歳入歳出決算額とは若干異なっております。毎年度決算の比較分析につきまして、この普通会計決算額をもとに行っていることから、3ページから8ページまでの資料につきましては、普通会計決算額であることをあらかじめご了承いただきたいと存じます。 初めに、3ページの(1)、決算規模でございます。平成28年度普通会計の決算額は、歳入総額では444億1,375万3,000円、対前年度比で9億4,891万5,000円、率にして2.2%の増、歳出総額では422億8,459万9,000円、対前年度比で17億4,060万4,000円、4.3%の増となっております。 次に、(2)、決算収支でございます。下の表もあわせてごらん願います。実質収支額は20億6,217万4,000円の黒字となっております。また、平成28年度の実質収支から平成27年度の実質収支を差し引いた単年度収支額は5億5,694万8,000円の赤字となっております。さらに、この単年度収支額から平成28年度における財政調整基金取崩額を差し引いた実質単年度収支額は、18億3,800万1,000円の赤字となっております。 続いて、6ページをお開き願います。(5)の性質別歳出の状況でございます。下の表とあわせてごらん願います。まず、特徴でございますが、積立金が対前年度比で減になったものの、扶助費や補助費、繰出金、投資的経費が増となったことにより、対前年度比4.3%の増となっております。 次に、対前年度比で増となった主な項目でございますが、扶助費では、臨時福祉給付金支給事業、補助費等では、新中核病院建設事業に係る病院事業会計補助金、繰出金では、国民健康保険特別会計繰出金等、投資的経費では、スピカビル本庁舎等改修事業など、単独事業費などでございます。 また、前年度比で減となった主な項目でございますが、投資的経費では、一本松・茂田線整備事業などの補助事業費、積立金で財政調整基金等への積立金などでございます。 次に、7ページをごらんください。4、普通会計財政諸指標の状況でございます。特に上段の説明欄の下から2番目、下の表では中ほど上から7項目めの経常収支比率について、算定に当たる分子となる経常的な支出に要する一般財源には大きな増減はございませんでしたが、分母となる歳入経常一般財源において、法人市民税、普通交付税、地方消費税交付金などが大きく減少したことにより、前年度比12.8ポイント上昇し、95.8%となっております。 また、説明欄の一番下、表の9項目めの積立金現在高でございますが、予算調整のため財政調整基金、減債基金を取り崩したことにより、前年度比15.0%減の92億9,545万2,000円となっております。 次に、8ページをお開き願います。5の財政健全化指標の状況でございますが、後ほど議案外報告において説明させていただきますので、割愛させていただきます。 次に、9ページをお開き願います。6の社会保障施策に要する経費のうち、地方消費税引き上げ分の充当についてでございます。表の下にあります記述のとおり、平成26年4月1日より消費税が5%から8%に引き上げられましたが、その趣旨は、主として今後とも増加が見込まれる社会保障施策に要する経費の財源確保にあることから、その使途を明確にし、全て国民に還元し、社会保障財源化するとされました。消費税法第1条第2項にもその旨の規定がなされ、本表はその使途の明確化の趣旨に沿い、消費税引き上げ分の使途を示すものでございます。 本市における社会保障施策費への充当状況でございますが、この表の各予算の項目ごとに、一番右側に「うち地方消費税引上分」としてお示ししてございます。合計額の6億9,425万7,000円は、平成28年度の地方消費税引き上げ分の総額となっております。 続きまして、企画部所管の決算概要についてご説明申し上げます。14ページをお開き願います。まず、地域おこし協力隊導入事業では、決算額は125万3,471円でございます。本事業は、都市圏から本市への移住者を筑西市地域おこし協力隊として委嘱し、会員は一定期間、地域協力活動を行いながら、本市への定住、定着を図るものでございます。昨年度、隊員の委嘱は1名で、主な活動としまして、地酒や地元野菜を活用したイベントの企画や市の魅力情報の発信等を行いました。なお、隊員の募集経費や活動経費につきましては、特別交付税措置の対象となっております。 次に、15ページのふるさと納税推進事業で、決算額は7,676万3,318円でございます。主な内容は、ふるさと納税寄附者に対する返礼品の調達費及び送料のほか、ふるさと納税管理システム導入による委託料、クレジットカード決済などの利用料などでございます。昨年度の寄附申し込み件数は、下段の表に記載してございますが、7,254件、金額にして1億3,067万4,001円でございます。また、年度をまたいで返礼品の送付を行う場合があるため、寄附申し込み件数と中段、決算額の内訳にあります返礼品送付件数は一致しておりませんので、ご了承願います。 次に、18ページをお開き願います。国の地方創生加速化交付金を活用した地域公共交通広域連携事業で、決算額は1,995万3,936円でございます。本事業は、広域的な地域公共交通ネットワークの形成検討のため、交通需要の把握とその結果を踏まえた広域連携バスの実証実験運行を行ったものでございます。広域連携バスは、平成28年10月1日から平成29年3月31日まで、下館駅北口からつくば市の筑波山口を1日14便で運行し、輸送人員は1日当たり57.4人、1便当たり4.1人でございました。 次に、21ページをお開き願います。情報セキュリティ強化対策事業で、決算額は6,139万6,005円でございます。マイナンバーの本格的な利用開始を見据え、個人情報の流出を徹底して防ぐために、総務省からの要請によりセキュリティ対策を実施したもので、主な事業内容は、マイナンバー利用事務系端末からの持ち出し不可設定及びシステム利用時における二要素認証の導入と内部情報系からのインターネットの分離、県が整備したいばらき情報セキュリティクラウドへの接続でございます。 以上が企画部関係の決算概要でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤良司君) 谷中市長公室長。          〔市長公室長 谷中德久君登壇〕 ◎市長公室長(谷中德久君) 市長公室所管の主要施策の決算概要についてご説明申し上げます。 平成28年度主要施策の成果説明書の20ページをお開き願いたいと思います。目9広報広聴費、事業名、筑西市魅力発信事業でございます。この事業は、地方創生加速化交付金を活用した事業でございまして、決算額279万7,200円でございます。市の豊かな自然や観光資源などをあらゆる媒体を通して発信することで、知名度アップを図り、交流人口の増加や定住の促進を図ることを目的とした事業でございます。「こころ、はくぐむまち」と題しまして、子育て支援を盛り込んだプロモーションビデオの作成、ケーブルテレビやとちぎテレビを活用した市の観光、イベント、食に関する情報を発信いたしました。 次に、決算書の91、92ページをお開き願います。目6企画総務費、事業名、住民参加型まちづくりファンド補助事業、決算額1,116万3,000円でございます。この事業は、財団法人民間都市開発推進機構から拠出された5,000万円と市民の皆様からの寄附金等を活用して、市民団体等が自主的に行う魅力あるまちづくり活動、またはまちの活性化等に資する事業に対し助成しているものでありまして、ハード事業3件、ソフト事業3件の助成を行いました。 次に、決算書の95、96ページをお開き願います。目7企業立地促進費、96ページ備考欄中段の企業立地促進事業、決算額1,142万8,839円でございます。市内への企業誘致を促進し、工業振興を図るとともに、雇用機会の増大や地域の活性化を図ることを目的とした事業でございます。平成28年度は茨城県が事業主体で実施しますつくば明野北部(田宿地区)土地造成事業について、その受託先である茨城県開発公社からの委託を受け、用地取得交渉を行い、全ての地権者と土地売買契約を締結したほか、新規立地を行った企業に対しまして、筑西市企業立地促進条例に基づき、固定資産税相当額の奨励金を交付いたしました。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、菊池総務部長。          〔総務部長 菊池雅裕君登壇〕 ◎総務部長(菊池雅裕君) 総務部所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書11ページをお開き願います。事業名、公有財産有効活用事業、決算額994万7,852円でございます。これは市が保有する低未利用地や公共施設の統廃合等によって生じる施設跡地、保留地法定外公共物等の公有財産の売却を推進し、維持管理経費の削減を図るため、民間業者に公有財産売払支援業務を委託しまして、専門的ノウハウ等を活用して、低未利用地の売却を図りました。実績といたしましては、売却対象7物件のうち2物件が売却となり、2,481万9,293円の収入を得ております。 次に、12ページをお開き願います。事業名、スピカビル本庁舎等改修事業でございます。決算額15億2,349万2,610円です。こちらはスピカビル活用プランに基づき、スピカビルを本庁舎機能、市民サービス施設、商業業務スペースを含む複合施設として、2カ年にわたるスピカビル本庁舎整備改修工事を平成29年1月に完工いたしました。その後、本庁舎機能を移転統合いたし、2月13日に新庁舎開庁を迎え、事業が完了いたしております。その事業経費でございますが、2カ年度の合計でございます。需用費、役務費、委託料、工事請負費、そして備品購入費合わせまして18億6,845万6,316円でございます。 次に、13ページをごらんください。事業名、明野庁舎整備事業、決算額2億5,089万4,507円でございます。明野庁舎は、築後48年が経過し、老朽化が著しく、耐震性にも問題があることから、支所機能及び非常災害時における防災拠点機能を有する明野エリアの中核施設として、ことしの3月10日に新庁舎建設工事が完了いたし、3月21日から新庁舎での行政サービスを開始いたしております。今後は、旧庁舎の解体工事、車庫等建設工事、そして外構工事を予定しております。明野エリアの中核施設として機能するよう、事業の早期完了に努めてまいります。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、大和田税務部長。          〔税務部長 大和田 浩君登壇〕 ◎税務部長(大和田浩君) 税務部所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書には記載がございませんので、歳入歳出決算書で説明させていただきます。決算書の1ページ、2ページをお開き願います。 初めに、歳入ですが、最上段、款1市税でございます。予算現額142億114万9,000円、調定額154億3,257万4,968円、収入済額146億159万292円。なお、一般会計歳入に占める割合は32.3%となっております。予算現額に対する収入済額は4億44万1,292円の増で、2.8%の増でございます。また、市税の徴収率は94.62%でございまして、前年比0.44ポイントの増となっております。収入済額は、前年比10億8,760万9,902円の減で、率にして6.9%の減でございます。 次に、市税の内訳を税目別にご説明申し上げます。項1市民税の収入済額は64億9,677万4,151円、対前年比12億1,215万7,774円の減となっております。次に、項2固定資産税の収入済額は65億7,195万6,298円、対前年比8,575万5,088円の増でございます。次に、項3軽自動車税の収入済額は2億7,289万5,862円、対前年比4,697万4,313円の増となっております。次に、項4市たばこ税の収入済額は8億1,854万195円、対前年比1,322万6,638円の減となっております。最後に、項6都市計画税の収入済額4億4,142万3,786円、対前年比504万5,109円の増でございます。 収入増減の主な要因でございますけれども、市民税につきましては、市内大手企業の業績低下に伴う法人市民税の収入減が主なものでございます。固定資産税につきましては、太陽光発電施設等の償却資産が増加したことによるものでございます。市たばこ税につきましては、喫煙本数の減少による収入減となっております。 不納欠損額につきましては、2ページ最上段にありますように1億3,074万3,043円でございます。対前年比3,697万8,978円の減でございます。財産皆無、生活困窮、居所不明など、今後も徴収の見込みが立たないなどの理由から、地方税法の規定に基づき処分を行ったものでございます。 その右側、収入未済額につきましては7億24万1,633円で、対前年比1億128万3,395円の減となっております。歳入につきましては、以上でございます。 次に、歳出につきましてご説明申し上げます。115ページをお開き願います。115ページ中段から122ページ上段までが、税務部所管の歳出でございます。 115ページ中段、項2徴税費の支出済額は2億4,595万9,005円でございます。対前年比3,774万8,745円の増、率にして18.1%の増でございます。これは主に3年ごとに行われております固定資産の評価がえに伴う委託料の増額分となっております。 その下、目1税務総務費の支出済額18万7,000円につきましては、各種協議会への負担金等の経常経費が主なものでございます。 その下、目2賦課徴収費の支出済額2億4,577万2,005円につきましては、備考欄の収納徴収事務費から、122ページ、備考欄下段の地方税等電子申告参画事業までの13の事業体系で構成されます市税の賦課徴収に係る経常経費となっております。 歳出につきましては以上でございます。 最後になりますけれども、今後も関係機関と連携を密にしまして、納税の公平性の確保、収入未済額の縮減を図りながら、歳入の根幹たる市税の確保に努めてまいりたいと思っております。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤良司君) 鈴木市民環境部長。          〔市民環境部長 鈴木建國君登壇〕 ◎市民環境部長(鈴木建國君) 市民環境部所管の決算概要につきまして、主要施策の成果説明書によりご説明申し上げます。 成果説明書の17ページをお開き願います。下から4行目をごらんください。空き家バンクホームページ等作成事業でございます。決算額99万6,840円でございます。この事業は、平成28年度の新規国補助事業でございまして、空き家等の有効活用を通じて本市への移住・定住を促進するとともに、地域の活性化を図るために、利活用が可能な空き家情報を発信するものでございます。 次に、20ページをお開き願います。中段から下段をごらんください。地方創生加速化交付金を用いました空家等対策事業でございます。決算額は705万8,149円となっております。この事業は、平成27年度からの継続でありまして、管理不全の空き家及び利活用可能な空き家に関する施策を総合的かつ計画的に実施するために、筑西市空家等対策協議会における議論を踏まえ、筑西市空家等対策計画を策定するものとなっております。 次に、22ページをお開き願います。証明書コンビニ交付システム構築事業、決算額190万8,367円でございます。この事業は、市民にとって身近にあるコンビニエンスストアにおいて、マイナンバーカードを利用して住民票の写しや印鑑登録証明書、課税証明書の3種類を発行することで、市民サービスの向上を図る事業でございます。コンビニエンスストアにおける証明書等の発行につきましては、平成28年10月から開始をしております。 次に、34ページをお開き願います。筑西消防署川島出張所新庁舎建設事業、決算額4万9,400円でございます。現在の筑西消防署川島出張所は、昭和44年から下館市役所川島支所の一部を使用し運用してきました。施設の劣化や老朽化が著しいことや、車庫スペースが狭く天井も低いため、高規格救急自動車が車庫内に駐車できないなど、管理面や防犯上の問題が懸念されることから、筑西広域市町村圏事務組合による新庁舎の建設事業が実施されることとなっております。消防署の用地につきましては、その所有者は当該市町村となるとの筑西広域市町村圏事務組合との合意事項に基づきまして、筑西市において用地を確保することとなりますので、用地の調査及び検討を行うため、筑西消防署川島出張所新庁舎建設用地選定委員会を設置し、2回の会議を開催したところでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(金澤良司君) 次に、中澤保健福祉部長。          〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) 保健福祉部所管の決算概要につきましては、決算額の大部分を社会保障関係事業費で占めております。このような中、市独自で取り組みました事業をご説明いたします。 主要施策成果説明書の23ページをお開き願います。初めに、放課後児童クラブ整備事業でございます。放課後児童クラブは、保護者が就労等により昼間家庭にいない小学生に対し、適切な遊びの場及び生活の場を提供して、その健全な育成を図るものです。本市におきましてもニーズが高まっていることから、2件の施設整備を行いました。川小キッズクラブでは、これまで川島小学校内の図工室において実施しておりましたが、使用しなくなった同校の給食調理施設を放課後児童クラブ施設として改修いたしました。設計管理委託料と改修工事費として1,992万816円を支出いたしました。 また、古里小学校を単位に新規の放課後児童クラブを設置したときわ古里児童クラブに子ども・子育て支援事業費補助金178万4,000円を交付いたしました。 次に、24ページをお開き願います。不妊治療費助成事業、決算額419万3,582円でございます。高額な不妊治療を受ける夫婦の経済的負担の軽減を図るため、その費用の一部を助成したものです。助成件数は延べ67件でした。実人数は42名で、そのうち13名に母子健康手帳を交付いたしております。 なお、平成28年度からは補助金を1件当たり5万円から7万5,000円に増額いたしました。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、須藤経済部長。          〔経済部長 須藤忠之君登壇〕 ◎経済部長(須藤忠之君) 経済部所管の主要施策の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策成果説明書の27ページをお開き願います。農産物ブランド化推進事業、決算額922万2,015円でございます。本市で生産されます農産物の魅力を生かしたブランド化を推進することによりまして、市内外におけるイメージアップ及び他の産地との差別化を図るとともに、農家所得向上と産地活性化に努めました。 事業の内容としましては、関係機関の有識者から成ります筑西市農産物ブランド化推進協議会、こちらを設立しまして、こだますいか、梨、イチゴを重点品目として位置づけまして、ブランド化に向けたマスタープランを策定いたしました。 次に、28ページをお開き願います。筑西市うまいもんPR事業、決算額183万60円でございます。県の青果物銘柄産地の指定を受けておりますこだますいか、梨、イチゴを初めとした特産品の振興及び本市の知名度、イメージアップを図るため、東京都大田市場やまるごとにっぽん、また茨城マルシェや茨城県庁でPRを積極的に実施いたしました。 次に、29ページをお願いします。アグリふれあい事業、決算額252万5,024円でございます。約10年前から交流を進めております東京都台東区で開催されますイベントに参加しまして、農産物や工芸品、観光資源のPRを実施いたしました。また、台東区の小学生を本市にお招きしまして、地元小学生との里山森林体験など、都市と農村の交流を深め、本市の知名度、イメージ向上に努めました。また、本年4月には、台東区とお互いの持つ資源や特徴を生かした連携協力により、両市の活性化及び持続的成長を図り、住民と交流の促進を目的としました特定分野における連携に関する協定を締結させていただきました。 次に、30ページをお開き願います。アンテナショップ運営事業、決算額332万510円でございます。東京都浅草の商業施設まるごとにっぽんにおきまして、地元産品の展示販売のほか、PR動画を常時放映しまして、本市の知名度向上を図るとともに、地域食品産業の振興、本市への誘客に努めました。 次に、31ページをお願いします。観光資源開発事業、決算額1,420万3,620円でございます。新たな観光資源の発掘や既存の観光資源を生かし、1年を通しまして観光客に訪れていただくことで、より一層の観光の振興、交流人口の拡大を目指しまして、ひいては移住・定住を目的としました事業を実施しました。 事業の内容としましては、筑西市観光資源調査・発掘協議会を設立しまして、交流人口拡大のための各種調査、協議を重ねまして、観光推進のためのアクションプランを策定するとともに、「るるぶ特別編集筑西市」、また観光ガイドマップを作成いたしました。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、猪瀨土木部長。          〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 土木部所管の一般会計における決算概要を説明申し上げます。 主要施策成果説明書16ページをお開き願います。事業名、道の駅整備事業でございます。決算額5,421万4,875円でございます。筑西市「道の駅」の決算額のうち大半は、委託業務が占めており、建築基本設計や用地測量、地質調査、土地評価や不動産鑑定業務など、これらの業務につきましては、国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所との一体整備に向けた各種覚書の締結や用地収用法による県の事業認定を受けるために必要となった業務でございます。 また、第三セクターの立ち上げに向けて、筑西市「道の駅」管理運営方針を作成するとともに、駅長の選定を行い、道の駅の駅長派遣実績のある株式会社東武宇都宮百貨店と契約し、駅長が選定されております。 次に、32ページをお開き願います。事業名、スピカビル周辺道路整備事業、決算額4,659万1,200円でございます。スピカビルへの本庁移転に向け、市民の利便性、安全・安心の確保を図るために、周辺道路の整備を行う設計積算委託と立体駐車場周りのバリアフリーやスリップ転倒防止をした歩道整備工事及び車道部延長124メートルの整備工事を実施したものでございます。 次に、その下段、事業名、新中核病院周辺道路整備事業でございます。決算額2,199万9,600円でございます。深見地内への進入を極力避けるための新中核病院からのアクセス道路の整備として、延長約700メートル、道路幅員10.6メートルの道路整備及び病院敷地内の雨水及び処理水を流すための管路整備として、延長約540メートルにかかわる路線・用地測量及び詳細設計委託業務でございます。 次に、33ページをお開き願います。事業名、一本松・茂田線整備事業(B区間)でございます。決算額2億1,837万972円でございます。B区間は、下館ゴルフ倶楽部入り口から主要地方道筑西・つくば線までの約1,420メートルの整備で、業務委託として主なものは、認可設計業務委託、実施積算業務委託、除草委託、不動産登記委託であり、道路改良工事につきましては4件となっており、延長840メートルの道路改良舗装工事と路体盛り土、関連工事5件を行っております。そのほかといたしましては、用地測量費及び物件移転補償費が1件でございます。 なお、所有者の相続手続に時間を要し、前年度より繰り越ししました用地購入費と物件移転補償費の1件につきましても、土地の移転登記が完了いたしました。 さらに、平成28年11月に国の経済対策としまして、平成29年度予定工事を前倒し分として追加で交付決定されたもので、次年度に道路改良工事を繰り越しいたしました。 次に、34ページをお開き願います。事業名、一本松・茂田線整備事業(D区間)でございます。決算額1,403万4,850円でございます。D区間は、小貝川右岸から下館駅南線までの1,300メートルの整備で、神社本庁と茨城県神社庁の承認に時間を要したために、前年度より繰り越しをしたため、道路用地にかかわる十二所神社の用地購入費と物件移転補償費についても、土地の移転登記が完了いたしました。 以上が土木部所管の一般会計決算概要でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午後 2時14分                                                                              再  開 午後 2時35分 ○議長(金澤良司君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 稲見上下水道部長。          〔上下水道部長 稲見博之君登壇〕 ◎上下水道部長(稲見博之君) 上下水道部所管の決算概要につきましてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書には記載がございませんので、決算書をもってご説明をさせていただきます。決算書の195ページ、196ページをお開き願います。備考欄中段より少し上の浄化槽設置促進事業でございます。本事業は、公共水域の水質汚濁防止と良好な生活環境の確保を図るために、公共下水道認可区域外及び農業集落排水整備区域外において、合併処理浄化槽を設置する場合に補助金を交付する事業でございます。決算額は前年度に比べ9.1%減の6,459万8,000円でございました。補助実績でございますが、通常型と高度処理型を合わせました合併処理浄化槽設置135基及び単独浄化槽撤去35基に対しまして、補助金を交付したものでございます。交付件数を前年度と比較いたしますと、浄化槽設置が8基の減、撤去が5基の減でございました。なお、平成28年度は予算の範囲内での申請でございましたので、抽せんによることなく、全ての申請者に補助金を交付することができました。 続きまして、決算書の255ページ、256ページをお開き願います。備考欄下段の団地排水施設維持管理事業でございます。決算額は前年に比べ6.1%減の2,709万9,176円でございました。本事業は、幸町、鷹ノ巣、大田郷駅前の各団地の排水処理施設を適切に維持管理し、放流先であります河川及び用水路の水質環境を保全するものでございます。事業のうち主なものは、処理施設の光熱水費及び施設管理委託料でございます。 以上でございます。 ○議長(金澤良司君) 次に、相澤中核病院整備部長。          〔中核病院整備部長 相澤一幸君登壇〕 ◎中核病院整備部長(相澤一幸君) 中核病院整備部所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書25ページをお開き願います。目5地域医療対策費、事業名、新中核病院整備事業、決算額18億285万886円でございます。平成23年度に策定されました茨城県地域医療再生計画に位置づけられた筑西、桜川両市の公立病院を再編統合するため、基本構想、基本計画に基づき、茨城県西部メディカルセンターの整備に取り組んでおります。 主な経費といたしましては、ページ中ほど、平成28年度事業でございますが、病院事業会計への新中核病院整備事業費補助金16億3,845万1,239円、委託料全体といたしまして1億4,569万5,672円でございます。委託料の主な内容といたしましては、事業認定許可申請書及び開発行為許可申請書等作成業務委託に2,774万5,200円、建設支援業務委託に1,998万円、統合支援業務委託等で8,741万5,200円の委託経費でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、柴教育部長。          〔教育部長 柴 武司君登壇〕 ◎教育部長(柴武司君) 教育委員会所管の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書をごらんいただきたいと思います。35ページをお開き願います。上段にあります小中一貫教育推進事業、決算額61万260円でございます。市では小学校から中学校に進学した際、新しい環境での学習や生活に不適を起こす、いわゆる中1ギャップに対応するための1つの手段として、小中学校が目指す子供像を共有し、義務教育9年間の系統性、連続性のある小中一貫教育を推進しているところでございます。平成28年度には小中一貫教育のモデル地区に選定をいたしました明野中学校区で「未来を拓く、明るく・たくましい明野っ子」の育成を目指す子供像といたしまして、小学校6年生が明野中学校の運動会の参加、または中学校に出向いての部活動体験や英語授業体験などを実施したところでございます。 次に、下段の中学生防犯用品支給事業、決算額406万4,256円でございます。生徒の安全確保と犯罪の未然防止を図るため、中学生全員に防犯ブザーを配布したところでございます。 次に、36ページをお開き願います。上段の中学校空調設備等整備事業、決算額2億2,610万8,800円でございます。中学校におけるよりよい学習環境を確保するため、計画的に空調設備を整備してきたところでございます。平成28年度には関城中学校、明野中学校及び協和中学校の普通教室等に空調設備を整備いたしまして、これで全ての中学校において空調設備が整備されたところでございます。 次に、その下段になります。中学校施設環境整備改修事業、決算額1億9,248万8,400円でございます。中学校施設の長寿命化と安全・安心で快適な教育環境を確保するため、計画的に施設の改修事業をしているところでございます。平成28年度には、下館西中学校及び下館南中学校の屋内運動場、関城中学校の武道場の非構造部材の耐震化事業のほか、関城中学校及び明野中学校の武道場の大規模改造工事を実施したところでございます。 次に、37ページをごらんいただきたいと思います。歴史・文化資源活用推進事業、決算額31万3,124円でございます。市では、市内に所在する歴史・文化資源を活用して、地域の活性化やにぎわいの創出を図っているところでございます。特に歴史交流拠点として位置づけられております「にいばりの里」に所在をいたします新治廃寺跡や農業資料館などのさらなる周知に努めております。平成28年度には、「にいばりの里・農辞苑」というようなパンフレットを作成し、市内の全小学生に配布をしたところでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、中林農業委員会事務局長。          〔農業委員会事務局長 中林正貴君登壇〕 ◎農業委員会事務局長(中林正貴君) それでは、農業委員会所管の決算概要につきましてご説明申し上げます。 歳入歳出決算書の201ページをお開き願います。下の部分になります。目1農業委員会費でございます。右ページに移りまして支出済額2,167万8,807円でございます。主な経費につきましてご説明いたします。備考欄の農業委員会費及び204ページ、次ページの農業委員報酬経費でございます。農業委員につきましては、委員定数が公選委員25名、選任による委員7名の合計32名となっておりますが、平成28年3月31日現在におきましては、公選委員が1名欠員の状況となっております。 主な取り組みでございますが、農業生産力の増進及び農業経営の合理化を推進し、農業の健全な発展に寄与することを目標に活動しております。定例総会を毎月1回、年12回開催しておりまして、平成28年度の農地法に基づく許認可事務審議件数につきましては911件でございました。また、農業経営基盤強化促進法に基づく農地利用集積計画につきましては、3,976筆、面積にして646ヘクタールの利用権を設定いたしました。 次に、同じページの下に移ります。農業委員会各組織参画事業につきましては、農業委員会系統組織の県農業会議の負担金のほか、各関係団体の負担金でございます。 次に移りまして、農業者年金受託事業でございます。独立法人農業者年金機構より年金事務を受託しているものでございまして、平成28年度末の農業者年金加入数につきましては、旧制度が681人、新制度が120人、新規加入者は5人となっております。 以上、農業委員会の決算概要になります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計について、中澤保健福祉部長。          〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) まず、国民健康保険特別会計の決算概要についてご説明いたします。 主要施策成果説明書の38ページをお開き願います。国民健康保険事業につきましては、加入者が安心して医療を受けられるよう、必要な保険給付等の実施と保険財政の健全化に努めてまいりました。決算状況でございますが、歳入決算額は151億8,194万2,036円、対前年度比0.26%の減となっております。歳出決算額は145億4,709万9,202円で、対前年度比で2.58%の減となっております。そのうち保険給付費は約85億2,300万円で、対前年度比1.25%の減となっております。詳細につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、後期高齢者医療特別会計の決算概要につきまして、同じく成果説明書の39ページをお開き願います。後期高齢者医療制度については、75歳以上の高齢者等が安心して医療が受けられるよう努めるとともに、制度の周知を図ってまいりました。決算状況でございますが、歳入決算額は19億6,574万3,227円で、対前年度比4.68%の増となっております。歳出決算額は19億4,367万8,638円で、対前年度比で4.22%の増となっております。被保険者数は年々増加している状況でございます。詳細につきましては、記載のとおりでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、公共下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計について、稲見上下水道部長。          〔上下水道部長 稲見博之君登壇〕 ◎上下水道部長(稲見博之君) まず、公共下水道事業特別会計の決算概要についてご説明申し上げます。 主要施策の成果説明書40ページをお開き願います。平成28年度の決算状況でございますが、(1)の表をごらんいただきたいと存じます。歳入決算額は、前年度比1.2%増の24億4,286万5,265円でございました。歳出決算額は、前年度比0.1%減の23億2,468万3,528円でございました。差引額は前年度比33.2%増の1億1,818万1,737円でございました。差引額がふえた主な要因でございますが、県が管理運営をいたします流域下水道への維持管理負担金の減額によりまして、歳出が抑えられたためでございます。 なお、款ごとの歳入決算及び歳出決算並びに主な事業の決算額は、記載のとおりでございます。 次ページ、41ページをお開き願います。主な事業のうち下水道企業会計移行事業についてご説明申し上げます。歳出決算額は296万4,134円でございます。本事業は、公営企業の適用を受け、公営企業会計に移行しまして、事業の経営成績や財政状況を的確に判断していく必要があることから、平成28年度から移行作業に着手しております。平成32年の4月1日運用開始に向けて取り組んでいるところでございます。 スケジュールでございますが、平成28年度に法適化基本計画を策定いたしました。今後、平成29年度から平成31年度にかけまして、固定資産の調査評価を行いまして、平成30年度から平成31年度に法適化に伴います事務手続、あるいはシステム構築を行いまして、平成32年4月1日から運用開始をする予定でございます。 次ページをお開き願います。公共下水道建設事業でございます。歳出決算額は3億9,054万1,078円でございました。財源等は記載のとおりでございます。事業費のうち工事費でございますが、平成28年度事業費の表、右側の合計欄に記載をいたしましたとおり、環境工事及び汚水ます設置工事が合計で1億6,859万9,377円、その下に記載の処理場等の改築更新工事が合計で1億9,092万2,400円で、工事費合わせて3億5,952万1,777円でございます。これによりまして、平成28年度末の整備状況は、その上の表に記載のとおり、認可面積1,464.7ヘクタールに対しまして、整備済み面積が1,143.2ヘクタール、整備率は78.0%となりました。地区ごとの整備状況、整備事業費並びに処理場の改築工事の内容は、記載のとおりでございます。 続きまして、農業集落排水事業特別会計の決算状況につきましてご説明申し上げます。43ページをお開き願います。本事業は、農村地域の生活環境の改善及び農業用用排水路の水質保全を目的とするものでございまして、平成28年度末の整備状況は、処理施設が市内全体で26施設、整備面積は1,002ヘクタール、処理人口は1万8,173人でございます。 平成28年度の決算状況でございますが、(1)の表をごらんいただきたいと存じます。歳入決算額は前年度比48.9%増の11億2,739万3,030円、歳出決算額は前年度比49.0%増の10億9,540万9,051円、差引額は前年度比46.5%増の3,198万3,979円でございます。歳入歳出とも大幅な増額となりましたけれども、主な要因は、河間北部地区農業集落排水処理施設建設事業に係ります国、県の支出金が前年度に比べて大幅に増額となったことによりまして、事業費がふえたためでございます。 款ごとの決算額及び主な事業の決算額は、記載のとおりでございます。 次ページをお開き願います。農業集落排水企業会計移行事業でございます。決算額は402万40円でございます。こちらも公共下水道同様、平成32年4月1日の運用開始に向け取り組んでいるところでございます。内容等につきましては、公共下水道と同じでございますので、説明は割愛をさせていただきます。 続きまして、次ページをお開き願います。河間北部地区農業集落排水処理施設建設事業でございます。歳出決算額は4億2,229万8,758円でございます。財源内訳は記載のとおりでございます。 事業概要でございますが、対象集落は、奥田、下高田、落合、蒔田の4集落でございます。計画人口は880人、計画戸数は225戸、事業期間は平成25年から平成31年度までの7年間を予定してございます。総事業費は17億3,323万円でございます。なお、事業の負担率は国が50%、県が10%、市が30%、受益者負担金が10%でございます。 事業の内容といたしまして、平成28年度は処理施設の下部工事及び管路布設工事を実施いたしました。管路工事は、延長3,530.65メートルを完了いたしました。これによりまして、管路総延長に対する整備率は66.2%となったところでございます。歳出の詳細は記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、下館・結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計及び駐車場事業特別会計について、猪瀨土木部長。          〔土木部長 猪瀨弘明君登壇〕 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 土木部所管の特別会計における決算概要について説明申し上げます。 主要施策成果説明書46ページをお開き願います。上段、下館・結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業でございます。歳入決算額2億7,708万1,994円、歳出決算額2億3,368万8,819円でございます。区画整理事業費の主な内容としましては、下段、市単八丁台土地区画整理事業、決算額6,101万9,714円でございます。道路改良舗装工事、整地工事、擁壁工事及び事業収束に向けまして、換地処分準備に係る業務の経費でございます。 次に、47ページをお開き願います。駐車場事業特別会計でございます。歳入決算額3,494万9,418円、歳出決算額2,575万7,726円でございます。主な内容としましては、下館駅前駐車場、下館駅東駐車場、下館駅前広場駐車場の管理運営費でございます。 以上が土木部所管の特別会計における決算概要でございます。よろしくお願いします。 ○議長(金澤良司君) 次に、介護保険特別会計及び介護サービス事業特別会計について、中澤保健福祉部長。          〔保健福祉部長 中澤忠義君登壇〕 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) まず、介護保険特別会計の決算概要についてご説明いたします。 主要施策の成果説明書48ページをお開き願います。決算状況でございますが、歳入決算額は86億282万4,701円で、対前年度比2.8%の増となっております。歳出決算額は79億9,510万6,101円で、対前年度比2.2%の増となっております。そのうち保険給付費は約71億3,200万円で、対前年度比1.2%の増となっております。詳細につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、介護サービス事業特別会計の決算概要についてご説明いたします。同じく主要施策成果説明書の50ページをごらんいただきたいと思います。 決算状況でございますが、歳入決算額は5,037万5,664円で、対前年度比40.3%の減となっております。歳出決算額は4,464万9,294円で、対前年度比40.8%の減となっております。これは地域包括支援センターで実施している居宅介護支援事業でございます。平成28年度から通所介護サービス事業の運営を指定管理者制度に移行したため、歳入歳出が減額となっております。詳細につきましては、記載のとおりでございます。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 以上で認定第1号についての説明を終わります。 次に、認定第2号について、稲見上下水道部長。          〔上下水道部長 稲見博之君登壇〕 ◎上下水道部長(稲見博之君) 認定第2号「平成28年度筑西市水道事業会計決算認定について」ご説明を申し上げます。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成28年度筑西市水道事業会計決算を、監査委員の審査意見をつけて、別冊のとおり議会の認定に付するものでございます。 別冊の筑西市水道事業会計決算書によりご説明を申し上げます。2ページ、3ページをお開き願います。平成28年度筑西市水道事業決算報告書でございます。消費税込みの表記となってございます。 まず、収益的収入及び支出でございます。収入総額となります第1款水道事業収益22億5,393万6,147円に対しまして、支出総額となる第1款水道事業費用は19億181万1,530円でございました。収益から費用を差し引いた収支は3億5,212万4,617円の黒字となりました。 次ページをお開き願います。資本的収入及び支出でございます。収入総額となります第1款資本的収入3億1,939万5,019円に対しまして、支出総額となります第1款資本的支出は11億2,141万7,469円で、8億202万2,450円の不足が生じました。この不足額につきましては、表の下に記載のとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度分の損益勘定留保資金で補填をいたしました。 次に、7ページをお開き願います。消費税抜きで表示されます損益計算書でございます。まず、一番上の収益的給水収益でございますが、前年度比2,020万1,734円増の18億1,775万480円となりました。 次に、下から3行目になりますけれども、総収益から総費用を差し引いた当年度純利益は前年度比2,057万4,044円増の3億2,087万9,177円となりました。これに前年度繰越利益剰余金1億4,637万3,034円を加えたものが、一番下の段の当年度未処分利益剰余金4億6,725万2,211円でございます。 なお、平成28年度水道事業の貸借対照表及び剰余金計算書並びに剰余金処分計算書につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、14ページをお開き願います。平成28年度の水道事業報告書でございます。事業総括については、記載のとおりでございます。 次に、事業内容のうち(2)の営業でございます。平成28年度の有収水量は807万7,739立米となり、前年度と比較いたしまして、8万4,731立米の増でございました。率で申し上げますと1.0%の増となりました。 次に、建設改良工事でございますけれども、新規の配水管布設工事を2,203メートル、配水管布設がえ工事、石綿セメント管の布設がえでございますが、4,563メートルを実施いたしました。今後も石綿管につきましては、30.5キロほど残っておりますので、計画的に布設がえを実施してまいります。 経理面でございますけれども、中段以降にありますとおり、消費税抜きで表示される損益計算書では、営業、営業外収益合わせて21億445万5,680円に対しまして、営業、営業外費用は17億8,757万6,503円となり、3億2,008万9,177円の黒字となります。 なお、請負工事費500万円以上の建設改良の概要につきましては、記載のとおりでございます。 また、その他議会の議決事項、職員に対する事項、起債の概要並びに業務量等につきましては、記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 次に、認定第3号について、市村市民病院事務部長。          〔市民病院事務部長 市村雅信君登壇〕 ◎市民病院事務部長(市村雅信君) 認定第3号「平成28年度筑西市病院事業会計決算認定について」ご説明申し上げます。 平成28年度の病院事業会計は、市民病院運営分と新中核病院分を合わせた決算書となっております。新中核病院整備費の執行は中核病院整備部及び土木部が担当しておりますが、市民病院運営分とあわせまして私より一括してご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 病院事業決算書2ページ、3ページをお開き願います。平成28年度の市民病院の運営概要でございますが、平成28年9月に常勤の外科医師の確保ができまして、外科手術及び入院治療を再開いたしましたが、安定稼働するまでには至りませんでした。患者数を申し上げます。入院延べ患者数が1万2,215人で、前年度比較688人、5.3%の減、外来延べ患者数が5万1,378人で、前年度比較2,326人、4.3%の減でございました。また、患者1人1日当たりの収益でございますが、入院で3万6,756円、前年度比1,988円、5.1%の減、外来で9,693円、前年度比588円、6.5%の増となっております。 そのような運営状況での収益的収入及び支出の決算報告書でございますが、上段、収入の欄、第1款病院事業収益決算額19億53万6,600円に対しまして、下段、支出の欄、第1款病院事業費用決算額18億6,398万1,620円で、事業収支では3,655万4,980円の黒字決算となっております。 続きまして、4ページ、5ページをお開き願います。資本的収入及び支出の決算報告書でございます。こちらは市民病院運営分と新中核病院とが含まれております。上段、収入の欄、第1款資本的収入決算額34億3,446万3,685円及び下段、支出の欄、第1款資本的支出決算額36億2,946万2,415円のうち、33億9,344万8,685円が新中核病院の該当分でございます。 まず、市民病院の運営分でございますが、必要最小限の執行に加えまして、平成28年度は新中核病院への診療体制の円滑な移行を図ることを目的といたしまして、電子カルテオーダリングシステムの導入費用として1億9,499万9,476円を執行いたしました。また、平成28年度の市民病院運営の一般会計からの繰入金につきましては、収益的収入及び資本的収入を合わせまして、決算額7億9,000万円でございます。前年度比較で8,500万円の増額となっております。 続きまして、新中核病院整備分の決算額でございますが、先ほど申しました33億9,344万8,685円でございます。収入では、第2項の他会計補助金決算額のうち16億3,834万8,685円が該当します。こちらは地域医療再生基金、それから合併特例債等が該当しております。 次に、第4項企業債決算額17億5,510万円でございますが、病院事業債の該当分となります。 次に、支出の内容でございますが、主要施策の成果説明書26ページをお開き願いたいと思います。新中核病院事業の病院事業会計分でございます。中段の平成28年度事業に記載のとおり、用地取得、基本実施設計業務委託、建設工事監理業務委託、造成工事、建築本体工事の平成28年度該当分、電柱移転工事で計33億9,344万8,685円を執行してございます。 以上、平成28年度筑西市病院事業会計決算額の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金澤良司君) 以上で説明を終わります。 次に、議案外報告2件について報告を求めます。 「平成28年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による健全化判断比率の状況について」及び「平成28年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による資金不足比率の状況について」、深見企画部長。          〔企画部長 深見正徳君登壇〕 ◎企画部長(深見正徳君) 議案外報告2件につきましてご説明いたします。 「平成28年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による健全化判断比率の状況について」及び「平成28年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全化に関する法律による資金不足比率の状況について」でございます。 次ページをお開き願います。 報告。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成28年度決算に基づく健全化判断比率を、監査委員の意見をつけて、次のとおり報告するものでございます。 比率でございますが、表の上段には筑西市の比率を、また下段の括弧書きには、国が定めた早期健全化基準をそれぞれ表示してございます。なお、4つの財政指標の定義につきましては、別冊の平成28年度主要施策の成果報告説明書の8ページに記載がございますので、ご参照願います。 まず、実質赤字比率は、一般会計において収支額が黒字であることから算出されません。よって、早期健全化基準12.0%を下回っております。次の連結実質赤字比率につきましても、一般会計、特別会計、公営企業会計ともに収支額が黒字であることから算出されません。よって、早期健全化基準17.0%を下回っております。次の実質公債費比率は、筑西市の借入金の返済額の大きさを筑西市の財政規模に対する割合であらわしたもので、前年度より0.7%低下し8.6%でございます。早期健全化基準25.0%下回っております。最後に、将来負担比率は、筑西市の借入金など現在抱えている負債の大きさを筑西市の財政規模に対する割合であらわしたもので、前年度より11.1%上昇し42.7%となりましたが、早期健全化基準350.0%を下回っております。 平成29年9月6日報告でございます。 平成28年度決算に基づく財政健全化判断比率につきましては、いずれの比率も早期健全化基準を下回っておりまして、次ページに添付してあります監査委員の財政健全化審査意見書、この3枚目にもありますとおり健全な比率となってございます。 続きまして、次ページをお開き願います。資金不足比率についてでございます。 報告。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成28年度決算に基づく資金不足比率を、監査委員の意見をつけて、次のとおり報告するものでございます。 ごらんのとおり、水道事業会計、病院事業会計、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計、いずれの会計ともに資金不足はなく、比率は算出されません。事業の規模は、それぞれ備考欄に記載のとおりでございます。 標記の企業会計等の決算につきましては、いずれの会計におきましても資金不足比率は出ておりませんが、次ページに添付してあります監査委員の経営健全化審査意見書、これの3枚目ごらんください。3枚目の3、審査の結果の(3)の是正改善を要する事項にございます監査委員のご指摘のとおり、いずれの会計におきましても一般会計からの繰入金によるところが大きく、特に病院事業会計につきましては、一般会計から多額の繰入金を受け、資金不足比率の基礎数値となる流動負債を軽減し、経営を行っている状況でございます。地方公営企業として、より積極的な経営改善に努めまして、今後も健全経営を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金澤良司君) 以上で、議案外報告2件の報告を終わります。 次に、日程第4 請願第4号「教育予算の拡充を求める請願」を上程いたします。 本件は、請願文書記載のとおり、関係常任委員会に付託いたします。 この際お諮りいたします。今後の日程はお手元に配布した会期日程表のとおり、9月7日休会、8日本会議、9日、10日休会、11日、12日、13日本会議、14日休会、15日本会議、16日、17日、18日休会、19日、20日、21日常任委員会、22日決算特別委員会、23日、24日休会、25日決算特別委員会、26日議会運営委員会、27日本会議という日程にご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤良司君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。 議案質疑に対する通告でございますが、通告用紙をお手元にお配りしてあります。通告時に議会事務局で聞き取りを行います。あす9月7日の午後3時まで、時間厳守の上、通告されますようお願いいたします。 本日の会議はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。                                散  会 午後 3時26分...