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03月03日-一般質問-06号

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  1. 筑西市議会 2023-03-03
    03月03日-一般質問-06号


    取得元: 筑西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    令和 5年  3月 定例会(第1回)                  令和5年第1回               筑西市議会定例会会議録 第6号令和5年3月3日(金) 午前10時開議                                            令和5年第1回筑西市議会定例会議事日程 第6号                           令和5年3月3日(金)午前10時開議第1 一般質問                                 本日の会議に付した案件 日程第1   一般質問                                 出席議員   1番 鈴木 一樹君     2番 水柿 美幸君     3番 國府田喜久男君   4番 中座 敏和君     5番 石嶋  巌君     6番 小倉ひと美君   7番 三澤 隆一君     8番 藤澤 和成君     9番 保坂 直樹君   10番 田中 隆徳君     11番 稲川 新二君     12番 小島 信一君   13番 大嶋  茂君     14番 津田  修君     15番 増渕 愼治君   16番 真次 洋行君     17番 仁平 正巳君     18番 尾木 恵子君   19番 三浦  譲君     20番 堀江 健一君     21番 秋山 恵一君   22番 榎戸甲子夫君     23番 箱守 茂樹君     24番 赤城 正德君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者    市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       小室 髙志君      市長公室長     西秋  透君   総務部長      渡辺 貴子君      企画部長      熊坂 仁志君   財務部長      山口 信幸君      市民環境部長    渡邉 千和君   保健福祉部長    平間 雅人君      こども部長     松岡 道法君   経済部長      横田  実君      土木部長      阿部 拓巳君   上下水道部長    鈴木 勝利君      会計管理者     板谷 典子君   教育部長      鈴木 敦史君      秘書課長      新井 隆一君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      中島 国人君      書記        里村  孝君   書記        谷島しづ江君                                           〔議長 津田 修君議長席に着く〕 ○議長津田修君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は24名であります。よって、会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 ここで経済部長より発言を求められておりますので、これを許します。横田経済部長。 ◎経済部長横田実君) 昨日、稲川議員一般質問の答弁に分かりづらい点がございましたので、改めてご説明申し上げます。 リフォーム助成事業補助額でございますが、対象となる工事費が、20万円以上100万円未満の場合につきましては工事費の10%の補助、100万円以上の工事費の場合には10万円の補助となるものでございます。また、来年度の予算につきましては、増額の予定でございます。大変申し訳ございませんでした。 ○議長津田修君) これより議事日程に入ります。 日程第1 「一般質問」であります。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言はそれぞれ60分、質問回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、前回は秋山恵一君までの質問が終了しておりますので、本日は赤城正德君からお願いいたします。 24番 赤城正德君。          〔24番 赤城正德君登壇〕 ◆24番(赤城正德君) 皆さん、おはようございます。梅の花が終わり、今度は桜の季節となった今日この頃でございます。また、今年市役所を退職される部長をはじめ職員の皆さんには、筑西市のために大変長い間お世話になり、またご苦労さまでございました。 それでは、質問に入りたいと思います。私は、4つの題目を掲げております。まず、1つが、地域資源有効活用について、2番目として、圃場整備事業について、3番として、茨城西部メディカルセンターの健診センターについて、4つとして、生活道路補修または修繕の要望についてという4つの題目に対し、質問していきたいと思います。まず最初に、地域資源有効活用についてでございます。私どもの明野地区には、宮山ふるさとふれあい公園という公園があります。この筑西市を見てみると、観光の施設というものがあまりないように感じております。筑波山から出る日の出、年に2回しか見られないダイヤモンド筑波です。それと、これからにぎわいを見せるであろう、五行川の2キロメートルにわたる桜の堤です。そういうのがあろうかと思いますけれども、なかなかバスまで来て観光するというような、公園といいますか、そういうところはないのです。今比叡山延暦寺というものが非常に注目されておりますけれども、我が筑西市には、その比叡山延暦寺より45年後に、私の集落、赤浜に、上野東叡山承和寺というお寺が建ちました。その上野東叡山承和寺というのは、101年しかそこに建っておりませんでした。なぜかというと、将門の乱で焼失してしまいました。それから400年前後を経て、大平山から来た、お坊さんの名前は忘れましたが、そのお坊さんが黒子に建てました。それが黒子東叡山千妙寺というお寺です。これはかなりの格式が高い寺でございまして、比叡山延暦寺東叡山しかできない儀式が残っておるお寺でございます。その寺に今、昨年もそれなりにぎわいを見せましたけれども、彼岸花がそのお寺に。約3,000株から4,000株の彼岸花が咲き誇るというようなお寺でございます。その黒子東叡山千妙寺と、明野地区にある宮山ふるさとふれあい公園を合体して、バスの来るような、そのような観光地にしてはどうかと思うのです、私は。では、バスを止めるところはあるのかと聞かれますと、その宮山ふるさとふれあい公園の東側100メートルちょっとのところに、元の明野町時代に病院を造った診療所跡があります。それと、そのまた東に元の長讃小学校という敷地が空いております。そこを活用して、バスが来たら、そこをバス駐車場にしたらいかがでしょうかというようなわけです。そして、宮山ふるさとふれあい公園につきましては、今回も公有財産取得であの敷地を買うわけなのですが、残っているのは宗教的な観音堂、それからその下の鹿島神社、それ以外は全部、今度は筑西市の財産になるであろうと思います。その一番奥に、大きな石が積み上がった石倉山というところがあります。そこに皆さんが名づけてくれた弘法の硯石。どんなに日照りが続いても水がなくなったためしはないのです。これは本当に不思議なもので。それをメインに打ち出して、バスが来るような観光地にしてはどうかと思います。宮山ふるさとふれあい公園には、水柿議員質問しましたが、ジャブジャブ池があったり、キャンプ場がある。そのキャンプ場は、もう満杯です。今から申し込んでも、三、四か月後しかそこへはキャンプができないような人気のあるキャンプ場があります。そして、アグリショップという農産物を売っているところもありますし、そこで観音そば観音堂がありますから、観音そばを食べてもらう。また、あけのひまわりフェスティバルのときには、私も多くの人に言葉をかけるときには、この裏の大きな山には、岩の中に水がたまって、決して水の消えない弘法の硯石というのがあるのですから、どうぞ行ってくださいと言っても、ヒマワリの人気に押されて、なかなかそこへは行かないようです。そういうPRの看板とか、いろいろなものを皆さんで考えて、そしてバスが来るような観光地にしてはどうかというのが私の願いであります。また、宮山ふるさとふれあい公園の北のほうには、今は北部工業団地がありますが、北部工業団地の中に晴明橋公園というようなものもあります。安倍晴明が渡ったというような橋です。その安倍晴明橋よりまた東側五、六百メートル先には高松家というものがありまして、そこには安倍晴明が使ったという井戸もありますし、その高松家の長屋門の前には真壁平四郎の誕生の地という石の碑があります。真壁平四郎という人は、40歳近くになって支那へ渡ったのです、今の中国へ。そして、それなりのお坊さんに習って帰ってきたそうです。そして、今の瑞巌寺を中興したわけです、その真壁平四郎という人は。それから故郷、家に帰ってきたときには、もう年は80歳近くなっていたそうです。そして、真壁の町に殿が来ているというもので、真壁平四郎はそれを聞きに行ったそうです。そうしたら、その殿は、源とき……忘れました。という殿でありまして、その殿に真壁平四郎は、雪見の宴時に、殿のげたが冷たいだろうと思って懐へ入れて温めたと。そうしたら、殿が帰るときに、そのげたを出したら、殿は、懐へ入れて温めていたのをどう勘違いしたのでしょうか分かりませんが、殿は、腰を下ろして温めていたのではなかろうかというようなお話もあります。そして、真壁平四郎は、その殿に額を殴られたそうです。だが、その殴られたおかげで平四郎は、よし、いつか俺もそれなりの人になって見返してやるといって、瑞巌寺の中興をしたり、故郷へ帰ってきたときには、どっこい真壁伝正寺というお寺のお坊さんにもなりました。その寺は、その殿が、殴った代わりに建ててくれたという、それが今現在ある真壁伝正寺というお寺であります。そういうこともありますし、宮山ふるさとふれあい公園石倉山に登ったときには、今は真壁のひな祭りもやっておりますけれども、桜川市には55万本というヤマザクラ、それも宮山ふるさとふれあい公園石倉山からは眺めることができます。そういう地域資源を活用して、バスが来られるような観光地というものにしてはいかがでしょうかということをお尋ねいたします。次に、圃場整備についてお伺いいたします。今農業を取り巻く情勢というものは、まず農業をやる人の高齢化、そして農業を継ごうとする担い手がおりません。そこへ来て、追い打ちをかけるように、農産物が安い。特にお米が安い。国民の主食であるお米が安い。そういう中にあって、圃場整備事業をやっているわけですけれども、その圃場整備事業について、まず井出蛯沢堰土地改良区の中にある圃場整備事業はどうなっているのか、今現在です。また、伊讃美ケ原記念揚水土地改良区においての圃場整備はどうなっているのか。また、井出蛯沢堰が終わった後には、内淀、鍋山、石倉、あそこの地帯の圃場整備が叫ばれております。その面積は約120町と言われ……120ヘクタールというのですね、今は。町は使わない。そういう圃場整備はどうなっているのかお尋ねいたします。それから次に、3番目の茨城西部メディカルセンター健診センターについてお尋ねいたします。皆さんもご存じのように、去る2月13日に廣澤精機製作所から1億円の寄附がありました。今から17年前ですか、そのときにも廣澤さんから、2億円というお金をこの筑西市寄附してくれました。それと同時に、500万円ずつ3人の方から寄附がありまして、その2億1,500万円に、15年たったら380万円の利子がつきまして、2億1,880万円という資金ができたところへ、過日また2月13日に1億円という寄附がございました。どんなに世界を制するような大金持ちのお方であっても、人にあげるということはなかなかできないものです。それもそのような多額のお金。今は、茨城西部メディカルセンターに造る健診センターは約7億6,000万円と言われておりますけれども、その2分の1に近いお金をくれるのです。くれる、その感謝の気持ち筑西市は、また市長は、どういうふうな形で表すのかなということをお尋ねいたします。4番目に、土木行政の中で、生活道路補修(修繕)についての各自治会、それからの要望に対して、どれくらいの要望があり、またどのくらい、その要望に対する成果といいますか、それはどのようになっているのかをお尋ねいたしまして、私の1回目の質問を終わりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長津田修君) 赤城正德君の1回目の質問に答弁を願います。 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) 赤城議員廣澤精機製作所様からの寄附茨城西部メディカルセンターの健診センター設立に対します寄附に関します、感謝の気持ちに関します質問についてご答弁申し上げます。 茨城西部メディカルセンターの健診センター整備は、地方独立行政法人茨城西部医療機構事業主体として、健診センター整備、運営し、疾病の予防と生活習慣病早期発見による予防医療の推進を図るものでございます。今般、廣澤精機製作所様から使途指定のご寄附をいただきましたが、これは前会長の地域の予防医療を推進したいという強いご意思によるものでございます。また、先ほど議員がおっしゃいました、以前に「筑西市つくば薬科大学運営及び施設整備等支援事業基金」の残額を原資といたします、「筑西市地域医療推進事業基金」がございます。こちらは、2億円と500万円の3人の方の基金でございます。この「筑西市地域医療推進事業基金」に関しましても、ご寄附をいただきました広沢グループや市民の方のご意向により、健診センター整備に活用させていただく計画でございます。このことから、健診センターの愛称を寄附者にちなんだものにするということを考えているところでございます。具体的な愛称等につきましては、関係者協議の上で決定したいと考えてございます。以上でございます。 ○議長津田修君) 次に、横田経済部長。 ◎経済部長横田実君) 赤城議員のご質問にご答弁申し上げます。 議員がご指摘のとおり、宮山ふるさとふれあい公園内には、宮山石倉遺跡宮山観音古墳などの遺跡がございます。これらの遺跡には説明板を設置しておりますが、公園開園から30年が経過しており、説明板も劣化し、遺跡周辺遊歩道なども分かりづらい状況でございます。文化財を確実に後世に伝えていくためにも、都市公園を所管します土木部都市整備課文化財保護を管轄いたしております教育委員会文化スポーツ課などを含めまして、関係機関十分協議をいたしまして、案内看板の新たな設置や遊歩道整備など、公園全体のレベルアップを図ってまいりたいと考えてございます。 また、バスが寄れる観光地ということでございますが、これまでにも明野ひまわりフェスティバルなどの開催に合わせまして、観光事業者などへ情報を提供したところではございますが、年間を通じて多くの皆様にお越しいただけるよう、ホームページやSNSなども活用しまして、宮山ふるさとふれあい公園魅力発信に努めてまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りたいと存じます。 続きまして、井出蛯沢堰土地改良区、伊讃美ケ原記念揚水土地改良区の圃場整備事業の現状につきましてご答弁申し上げます。まず、井出蛯沢堰土地改良受益地内につきましては、現在2つの地区を実施しているところでございます。1つ目でございますが、筑西市蓮沼・細田・門井地内にかかる圃場を圃場整備事業経営体としまして蓮沼地区として、平成27年度から調査・計画を開始いたしまして、平成30年、事業面積49.3ヘクタールにつきまして、国の採択を受けて換地計画などの作業を行いまして、令和3年度から工事を開始したところでございます。現在JR水戸線を境に、北側と南側の2工区に分けまして、南側の工区を行ってございます。南側工事完了後、続けて水戸線北側工事を実施する予定でございます。 2つ目でございますが、筑西市内淀・鍋山・石倉地内にかかる圃場整備でございますが、圃場整備事業経営体としまして大川北地区といたしまして、平成30年から調査・計画を開始してございます。令和5年度に事業面積120ヘクタールにつきまして、国の採択を受ける計画事業を進めてまいります。 次に、伊讃美ケ原記念揚水土地改良区の受益につきましては、筑西市伊讃美小川地内にかかる圃場を平成30年度から調査・計画を開始して、事業面積30ヘクタールについて国の採択を得る方向で進めているところでございます。 現在2つの土地改良区において3地区の圃場整備事業を実施してございますが、全て茨城県の県営事業でございます。 以上が井出蛯沢堰土地改良区、伊讃美ケ原記念揚水土地改良区の圃場整備事業についての現状でございます。以上でございます。 ○議長津田修君) 次に、阿部土木部長。 ◎土木部長阿部拓巳君) 赤城議員のご質問にご答弁申し上げます。 生活道路補修修繕等につきましては、自治会などから、どのくらいの要望があり、どのくらい対応できているかとのご質問につきましては、令和3年度の要望件数及び補修等を行ったケースにつきましては、1,106件の要望をいただき、うち954件の補修・修繕などを実施しております。また、本年度につきましては、2月末現在で1,037件の要望をいただき、うち890件の補修修繕工事などを実施しております。 今後も皆様からいただいた要望に対しましては、緊急性等を考慮しながら順次整備を行い、安心安全で快適な道路環境を確保するよう努めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 24番 赤城正德君。 ◆24番(赤城正德君) まず最初に、健診センターです。廣澤さんから3億1,500万円ですね、全部合わせると。そして、個人の方まで入れてそうですね。それで、今から2年後にそのセンターが建つといったら、そのお金は約3億2,000万円を軽く超すであろうと私は計算しております。そういう事業の約2分の1ものお金をくれるということは、並大抵気持ちではないのです。このペンシル1本にしても、人にあげる、そういう気持ち気持ちがなかったら、人にあげることはできませんから。先ほども言いましたように、世界を制するような大金持ちであっても、人にあげる気持ちがなかったら、それはできないのであって、それを広沢グループでは、そういうお金を人にあげるという気持ちには、それなりの形で、言葉ではなくて、形で私は表すべきだと思うのです。私の考えているのは、その出来上がった建屋の上部のほうに「広沢健診センター」、そして3人のくれた人の文字、「HKK」とか「KKH」とか、それはいろいろあるでしょうが、広沢健診センター何々々というような個人の頭文字、それもアルファベットで取ったらいいのではないかという、私は気持ちを持っているのです。市長それなりにお答えしくれるかと私は期待しておるのですが、そのように、事業費の2分の1もの資金を出してくれるというのは、本当に並大抵のことではないと思いますから、私はそれなりの形で表すべきではないだろうかというのが私の気持ちでありますので、それに対する答弁も再度いただきたいと思います。 それから、宮山ふるさとふれあい公園です。これは、この筑西市にはバスで来るような観光地はないと思っております。だから、1,200年も歴史ある黒子東叡山千妙寺とこの宮山の公園を軸にして、バスの来るような観光地。そして、その目玉は何かというと、先ほど言いましたように、どんな干ばつが来ても水が絶えない硯石をメインに、それなりのことをするべきだと。2,354万円もの金で、今年それなり公園を直すということでありますが、その硯石と同時に、キャンプ場もありますし、ジャブジャブ池もありますし、梅の花のこの間咲いた、ロウバイも見事に咲きますし、桜の木でトンネルもできるような場所であります。そして、筑波山を眺めれば、桜川市の55万本のヤマザクラも見えますし、夏にはひまわりフェスティバルであのような人が来てくれるということがありますので、看板をちょっと直すとか、歩道を直すとかというようではなくて、ここにいる執行部皆さんの英知を結集して、観光バスバスが来るような施設に私はしたいのです。秋には、石倉山の周りは黄金の稲穂が波立ちます。そして、その石倉山の東では、観音川が流れ、また観音川のすぐ西にはバイパスも通って、学園へ行けるような道路もできておりますので、執行部皆さんの英知を結集して、バスが来るような公園にぜひしていただきたいと思いますので、再度ご答弁を願いたいと思います。 また、生活道路の件でありますけれども、土木部長はさすがです。さすが、あっぱれというような言葉を私は使いたいと思います。今このように市民の皆さんの期待に応えてくれて、それは感謝に堪えません。ありがとうございます。 また次に、圃場整備の件ですが、これはこのような長い期間を費やして、いざ仕上がるまでに、稲作が植えられる、または汎用だから畑にもなるし、そういうのを。いまちょっと、あと1年でも2年でもちょっと短く。ちょっと長くかかり過ぎるのではなかろうかと私は思います。そして、10アール当たりの圃場整備の単価といいますか、どのくらいかかるのか。それは、ポンプ場も造らなくてはならない。いろいろな施設も造らなくてはならないかと思うのですが、今ちまたでの民民の売買は、反当30万円前後です。その30万円前後の田んぼに、このような圃場整備はどのくらいかかるのか。圃場整備というものは、今はどうしてもやっていかなければならない時代、その時代にもなっております。そういう点についてお答えを願いたいと思います。 以上です。 ○議長津田修君) 赤城正德君の2回目の質問に答弁を願います。 まず、須藤市長。 ◎市長須藤茂君) 再度ご確認でございますが、廣澤清グループ会長から十数年前に2億円、それから3人の方に500万円掛ける3人で1,500万円をいただいて、それを医療関係の資金として積んでおりました。そこに、昨年お亡くなりになりました廣澤精機製作所会長廣澤實氏、実は茨城西部医療機構の中に入院をなされていまして、そこでお亡くなりになりました。そのときの遺志がありまして、お亡くなりになった後に、市民の疾病あるいは健康を守るために、どうしてもそういうものを造ってもらいたいという遺志のお話がありまして、利子は別といたしまして今回合計3億1,500万円、プラスを入れますと3億1,800万円を、その方々の意思も含めてお造りさせていただきたい。7億円ちょっとかかりますから、もちろん半分でございます。これは今、名称、愛称、いろいろお聞きしました。市は市として、このことは真剣に考えなくてはならないと私は思っているところでございます。 よって、このことに関しましては、その3人の方、1人お亡くなりになってしまいましたけれども、それからもう一人の方、廣澤實さんはお亡くなりになりましたけれども、今いらっしゃる方の中の意見も聞いて、その意見も踏まえた上で、しっかりと名称、その他を考えていきたいと思いますし、そんなのは要らないよと言えば、それもご寄附くださった方の意見でございますので、それはそれとして考えていきたい。市は市として、やはりそこまでいかなければ、そういう意味で名称、愛称その他しっかりと考えて、皆様方にも相談して、しっかりとその方向性に持っていきたいと、このように思っているところでございます。 以上です。 ○議長津田修君) 次に、横田経済部長。 ◎経済部長横田実君) 赤城議員のご質問にご答弁をさせていただきます。 初めに、宮山ふるさとふれあい公園でございますが、私どもも宮山ふるさとふれあい公園のポテンシャルにつきましては十分認識をしてございます。やはり議員おっしゃるように、バスが寄ってこられるような観光施設であるとともに、やはりアフターコロナに向けまして、インバウンドの需要もございますので、そういったバスツアーを検討してまいりたいと考えてございます。 観光ボランティア主催によります地域再発見バスツアーなども、千妙寺ですとか宮山ふるさとふれあい公園晴明橋公園などを周回できるようなツアーも検討してまいりたいと考えてございます。 次に、土地改良でございますが、やはり議員おっしゃるように、長い期間どうしてもかかる事業でございます。調査開始から換地等の登記完了まで、やはり10年から15年程度かかる事業でございますので、いろいろな状況もございますので、一概に短縮できるというふうなご答弁はできないのですが、いろいろな換地の手法とか、工事の手法も検討しながら、そういったことも含めまして考えたいと思ってございます。 次に、10アール当たりの単価でございますが、やはり議員も知っているかと思いますが、いろいろな工事によって単価が変わってきますので、その土地改良土地改良事業の中で、やはり単価が上であったり下であったりしてしまいますので、一概に10アール当たり幾らというふうな明確な金額が出せませんので、ご理解賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長津田修君) 24番 赤城正德君。 ◆24番(赤城正德君) 宮山ふるさとふれあい公園です。バスが来るようにというような観光地にしてくださいということを頼んでいるのですが、今筑波山は上曽トンネルが、開通まであと2年か3年はかかるでしょうけれども、その影響を多く受けるのは、桜川市より、私は筑西市だと思う、あのトンネルをくぐってきたときに。そういうことまで考えると、宮山ふるさとふれあい公園にある硯石、それを大きくPRして、バスが来るような施設にしていただきたい、こう願うものであります。答弁は結構です。 また、健診センターについては、市長はそのように多くの方と協議し、またくれた人の気持ちも伺ってということなのですけれども、私はちゃんとした形で表したらいいのではなかろうかと思うのです。そして、これだけの資金を出してくれるというのなら、広沢グループの会長であります廣澤さんを、私は市の名誉市民というようなことも考えるべきではなかろうかなと思っております。それに対する何かお答えがあれば、私は伺いたいと思います。 ○議長津田修君) 赤城正德君の3回目の質問に答弁を願います。 須藤市長
    市長須藤茂君) 赤城議員のお考え、しっかり胸に秘めて廣澤さんとお話もしてみたいと思います。今ほど名誉市民という話もございました。これは、議員皆様方に賛成をいただかなくてはならないものでございますので、そういう案件が出た場合、それは議員皆様方の意見をしっかり聞いて、それに報いることも一つの方法だと思っているところでございます。いただいているご浄財につきましては、しっかりと運用していきたいと思います。そういうことでございます。以上でございます。 ◆24番(赤城正德君) ありがとうございました。 ○議長津田修君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前10時46分                                                                              再  開 午前11時 ○議長津田修君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 22番 榎戸甲子夫君。          〔22番 榎戸甲子夫君登壇〕 ◆22番(榎戸甲子夫君) おはようございます。5日間続いた一般質問の大トリを努めさせていただきます。時間も時間でありまして、皆様方の食い入るような視線が何となく感じ取れます。 では、早速質問に入りたいと思いますが、その前に、この3月議会と申しますと、ここにおられます退職なされる部長方をはじめ多くの退職の職員がおりますので、その方々にまずは御礼と感謝を申し上げます。長い間誠にご苦労さまでございました。ありがとうございました。では、質問に入ります。もうすっかり皆様にもおなじみの多目的運動場についてでございますが、市長より、この多目的運動場というスタジアム構想が出まして、今年度で5年目でございます。桃栗三年柿八年、ユズの何とかというようなことがございますが、今淡々と進めているこの多目的運動場のプランが、果たして5年という1つの節目を持って、いかに推し進めるべきなのかどうなのか、これは私ならずとも、スタジアム構想を非常に望んでいらっしゃる市民の多くの方々のためにも、市長のご所見をいただきたいとまずは思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長津田修君) 榎戸甲子夫君の質問に答弁を願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長須藤茂君) 榎戸議員質問にお答えをしたいと思います。 多目的運動場、いわゆる野球場だけではありませんでして、防災関係、特に近年本当に多くの災害が起きていまして、そういうことも含めた多目的運動場でございますけれども、去る1月16日に、永岡文部科学大臣にその件について要望をしてまいりました。担当者と行きまして、今までやったことを含めて、しっかりと財政面あるいはその他の助言等をいただいてまいりました。その後、うちの担当者と向こうの官僚と、大臣ではなくて官僚との間でも、いろいろとご助言をいただきながら今進めているところでございます。私のやる気がなければ、大臣に陳情に行きません。よって、その気持ちは十分にありますし、議員皆様方にも賛成いただいて、しっかり防災を含めた多目的施設を考えていきたいと、このように思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 市長のぶれないご答弁を聞いて、安堵感は持っておりますが、いかんせんこの5年という歳月の中に、講ずる予算がだんだんと少なくなっているのを私は危惧をいたしております。 そこで、さきの12月議会において、今年度の予算施行を、青山大学の先生をお呼びしての準備会議をしたという旨、担当部からのご答弁がございました。2月に青山大学の先生をお呼びしてのどういう内容の予算施行をなされたかお尋ねしたいと思います。 ○議長津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 榎戸議員のご質問に答弁したいと思います。 私どもの勉強会で準備させていた……青山ではなくて東洋大学。東洋大学の教授のほう。4年度の中で、今年度の事業といたしまして、先ほど市長から答弁がありましたように、文部科学大臣のほうに要望させていただきました。また、視察ということで真岡市のほう、それとひたちなか市のほうにも行かせていただいております。 議員質問の東洋大学の教授を招聘いたしまして勉強会というものをただいま準備してございまして、3月24日に、今のところ先生のほうと調整を進めているところでございます。その中では、先進地の成功事例等、そういったものをご説明いただいて、また手続等についてもご教授いただければというふうに考えておりまして、ただいま準備を進めているところでございます。以上でございます。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 予算はいざ知らず、着々と準備しているかのような感は受けますので、新年度たしか20万円でございましたね。予算イコール準備というふうにも、これは考えられますので、致し方ありません。これは執行側の1つの思惑でございます。ただ、私をはじめ市民の多くは、早く造ってほしいという願望があることだけは胸にとどめておいてほしいと思います。 そこで、さらに市長にお尋ね申すのですが、確かに文部科学大臣が、この県西地域出身の永岡先生でありますから、その永岡先生が文部科学大臣ということと、須藤市長のつながりということも、これも1つのいわゆる太いパイプというふうに我々は感じているわけであります。もちろん前回の市長のご答弁に、おおむね100億円だという。100億円というと、莫大な予算ですが、でもそれくらいの予算を講じなければ、県西にこれありという、そういう多目的運動場は造れないわけです。名前が示すように多目的でありますから、運動に限らず、防災のために貯蔵する水のためにも、あらゆる要素を持ったこのような施設は、県はおろか県西にはないわけで、これがもし筑西市にできるとあれば、皆さんがおっしゃっている交流人口が増え、つまり経済効果も上がるという、さらには筑西市の知名度も上がる、こういうことだろうと思うのです。 そこで、私がまた、さらに、さらに、さらに申し上げたいのは、スポーツによるまちおこしということが私はメインになるのではないかというふうに考えるわけです。過日、小島議員が企業誘致の件で、下妻市をなぞらえて、今下妻市は盛んに企業誘致で活性化しております。されど都市間競争で、企業誘致、この競争というものは、茨城県内はほぼ行き通ったような気がいたしまして、今さらという言葉を使いますと小島議員に申し訳ないのですが、企業誘致の競争もさることながら、ほかのまちにない、県西に唯一の施設というもの、スタジアム構想、こういったものがこれからの筑西市には必要だと、私は絶対必要だというふうに思うのです。 そこで、あえて付け加えたいのは、今テレビをはじめとするメディア、これの発信力が物すごいのです。例えば将棋の藤井聡太さんでしたか、あの方が、将棋の勝負をテレビで、ほんの数秒、数十秒間になりますが、そのときにほんの少しです。数秒です。食べ物を何食べて、おやつを何食べた、これだけのことで、将棋の大会をするそのまちの、そのおやつであれ、食事するものであれ、10倍の効果があるというのです。そういう一瞬のテレビで。ですから、スタジアムをもし仮に構築なされるとなると、これはテレビの放映が、そういうもののスタジアムになれば、これはネーミングライツといいますが、そういったことも望めますし、観客動員数も美術館やそれに類するどころではないわけで、数千人から1万人、1万人以上というものが、年間を通してこのスタジアムに、この筑西市に集まる、来てくださるということ。この効果というものを考えて私は、もうこの時期であれば、特に近場のほかのまちに負けない、スポーツによるまちおこしということを主張したいのですが、須藤市長におかれましてはどうお思いになりますか。 ○議長津田修君) 須藤市長。 ◎市長須藤茂君) まず、その前に、企業誘致という話もありましたので、筑西市筑西市のいろいろとやり方がありますので、ご理解を賜りたいと思いますし、今日、午後から、3時半からですか、知事に会いに行きまして、企業の誘致のことにつきまして今陳情してくるところでございます。 スポーツに関しましては、やはりこの前守谷市がヤクルト2軍を誘致しました。あのときに守谷市の市長に聞いたのですが、大体五、六千人入ればいいと、ヤクルトのほうから。全てヤクルトのほうが金を持つから、地べただけくれと言われたらしいということで話がありました。それは一つの話でございます。 今の話ですけれども、スポーツ、この前相撲にまた来ていただきました。それで知名度も幾らか上がりました。よって、この多目的施設、それから話が前後になって申し訳ありませんが、プロバスケットは今非常に盛んにやっておりますけれども、これもある方と、まだ誰にも、職員にも言っておりませんが、ある方とちょっと、プロバスケットも呼ぼうと思いまして、今私と個人的にやっているところでございまして、それは決まりましたら職員に言って、皆さんにまたご報告したいと思うのですが。そういう意味で、今将棋の話もありました。非常にスポーツの知名度というのは高いと思いますので、そういうところは私も認識しているところでございますので、しっかりとやっていきたいと、このように思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) プラン、つまり事務的手続、粛々とこれからなさるとは思いますが、最終的には財源です。そうしますと、市単独では到底おぼつかない予算になります。そこに県や国の補助といったものをどれくらい獲得できるか、これはまさに筑西市の政治力だと思うのです。それにサポートする形で、県会議員が、国会議員がという、膨らませた政治力がそうさせるのだと私は思います。でも、そうならない場合には、これはあくまでも市長の判断でしょうが、いつか申しましたPFIという方法をどうお考えでしょうか。 ○議長津田修君) 須藤市長。 ◎市長須藤茂君) PFIをはじめいろんな方法があります。この前文部科学大臣のところへ行きましたときに、官僚の方、大臣だけではありませんので、もちろん官僚がついていますから、官僚の方から1つ言われました。PFI方式というのもありますよ、あとこういうこともありますよという助言を受けましたので、そういうことも含めて、しっかりとPFIも頭に入れてやっていきたいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 今はやりの、何回も口に出しておりますが、とかく行政、民間移譲、民間委託という声が大きいです。これも山口部長にもちょっと質問いたしました。ああいったことで、大手が出てくる。そして、大手にお任せをする、委託をする、移譲するというふうなことが、昨今の行政体は多うございます。まさにPFIは民間委託でございます。これを少し研究なさっていただいて、その方向性を持つのも一つの手段だというふうに思いますので、担当部は教育委員会でございましたね。教育長初め部長方も、市長の掲げたスローガン、1つの大きなビジョンです。今の筑西市のこれからを、どうにぎわいを持たせてまちの活性化につなげるかというのは、ほかを見てもこのスポーツ振興でしかないと私は思うのです。教育長はどう思いますか。 ○議長津田修君) 小室教育長。 ◎教育長(小室髙志君) お答えいたします。私の考えとしてお答えいたします。 私は、小学生、中学生を中心に見ていますので、これから子供たちが、部活動においても地域移行ということで、やはり地域がそのようにスポーツ面で活性化されれば、これは私は地域移行の目的が達成できるのではないかなというふうな期待を持っております。 以上でございます。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 今までの歴代の教育長に同じようなお話をして、初めてお話をするのですが、小中学生の頃というのは、いわゆる少年期です。人生における一番大きな夢を持つのが小中学生なのです。これもスポーツの分野、芸術の分野、様々な分野がありますが、特にスポーツの分野に限って言いますと、まず小学生から学童バレーボール、野球、サッカー、いろいろあります。野球とか、そういうのに限らずです。それで、中学生になりますと部活になるのです。いよいよ自分の夢が鮮明に見えてくるのです。全てがスポーツアスリートになれるとは限りませんが、その間にどれほどのスポーツによる人間教育が携わっているかというのは、これは枚挙にいとまがないわけです。そこで、市長の方針にのっとった教育委員会教育長にお願いしたいのは、今の筑西市のいろいろなスポーツ競技がありましても、筑西市が主体とする当番制の、筑西市担当といった場合には、野球に関して言わせてもらうと、あの球場は、ほかの県西7市の野球場より一番お粗末です。そういうことを頭に描いて実際現場を見ていただいて、どれだけ危険かということもあります。そういう中で、市長の部下として、この構想にやはり立ち向かう、追従していっていただきたいというのが、我々スタジアム構想を願望している市民でございます。 ですから、教育長にお願いしたいのはスポーツイベントに、今プロバスケットチームを誘致したいという体育館、これは茨城県内でも下館総合体育館は、つとに有名でございます。これは私も、見て、触って、実際に行っていますので、分かります。では、次に何かと言えば、サッカーなのか野球なのか、ラグビーなのか、バドミントンはあれですね、テニスなのかという。そういうことのやはり現場を、現場を篤とご検察いただきたい。 教育長になられまして今まで、市の大会あるいは筑西市が担当の県西大会、そういったことを多分御覧になっているでしょうが、そういうことを想定しながら、今の多目的運動場、スタジアム構想となれば、これは部下として、それなりの熱意と情熱を持っていただきたいと思います。どうでしょうか。 ○議長津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 議員のご質問に答弁したいと思います。 今当市の野球場等、いろいろおっしゃっていただいたところでございます。私どもも、その辺というのは認識はしているところでございまして、議員が最後におっしゃいましたように、熱意と誠意を持って取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 多目的運動場につきましては相も変わらず、今の小学生、中学生がだんだんに年齢を重ねていきますと、我がまちの運動場が、いかに老朽化があって、ほかのまちより衰えている。これも市民と言える小中学生のプライドに関わるわけでございますので、いち早く多目的運動場が完成することをお願いしてこの質問をやめます。 次の質問に参ります。次に、福祉行政について保健福祉部長にお尋ねをいたします。先日、稲川議員から土木部長に、公共交通の様々な質問がございまして、ビデオに撮っておりまして、私はよく見聞いたしました。本来は、土木部長質問を投げかけ、保健福祉部長に振るのですが、もう既に土木部長より資料をいただいておりますので、さらに昨日の稲川議員質問の続編ということになりますので。 今4路線走っている筑西市公共交通です。これは、いわゆる実証実験でしょう。実証実験というのは、これからをこの4路線と過密なダイヤ。市民が今申されるのが、市民の声ですから、その瞬間、瞬間を捉えて私のところに意見を言われるわけですが、あちこちで見る4台のバスが、がら空きの空車が走っている。空車です、ほとんど。これは答弁は結構です。土木部長には、一度時間をつくっていただいて、この路線のダイヤに応じて、一度現場で走るバスを見ていただきたい。いかに無駄が走っているか。ましてやこれだけのダイヤが必要かどうか。次年度ここに課せられる税金は六、七千万円です。それを踏まえて、市長のおっしゃっている交通不便者に対する路線ですから、私は、これは反対もしません。しかし、工夫と努力によって、無理、無駄を省いて経済効果を上げるためには、このバスの実態を調べて、それを削減して、そこでその削減費用を使って。私が申し上げたいのは、約20年前、旧下館市時代にシルバータクシー助成券というのが行われておりました。こういう情報は、既に部長には行っているかどうか分かりませんが、この公共交通のほかにデマンド交通もございますが、いわゆる稲川議員おっしゃる交通弱者に対する思いというものをお持ちですかどうか、ご意見をいただきます。 ○議長津田修君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) 榎戸議員のご質問にご答弁申し上げます。 先ほど議員がおっしゃいましたように、シルバータクシー利用助成事業につきましては、旧下館市で行われていました事業を、合併後、筑西市全体に区域を拡大して行っておりました。デマンドタクシーの導入と同時に、これに変わる交通手段となるということで廃止されているのが事実でございます。議会におきましても、令和4年第4回定例会におきまして稲川議員から、今定例会におきましても三浦議員稲川議員のほうから、交通弱者への市の取組に対しましては、土木部長が答弁いたしましたとおり、デマンドタクシーにつきましてはオペレーターの2名増員や車両の2台増車を予定しており、令和5年度から行うということを伺ってございます。地域内運行バスにつきましては、令和4年3月に作成されました「筑西市地域公共交通計画」によりますと、令和4年度から令和8年度まで、各路線とも利便性向上を図るため、検証や需要に合わせたルート再編等を行っていくとのことでございます。また、議員がおっしゃいました、令和4年4月から12月までの実証運行状況の結果によりますと、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、利用者数が減少しておりましたが、現在は回復する傾向が見られるとのことでございます。しかしながら、日中の便におきましては、利用者数の伸び悩みが見られるとのことでございます。これらの結果に対しまして、公共交通に対し、より身近なイメージを持っていただくため、公共交通マップの作成、広報紙、SNS等を活用しました情報発信やバスの乗り方教室など、公共交通機関の利用意識の啓発に努め、利用促進を図ってまいりたいとのことでございます。議員のご質問、ご指摘には感謝申し上げております。保健福祉部としましては、さらなる高齢者の日常生活の利便性向上のため、シルバータクシー助成につきましては、関係部局等と検証、協議を実施していきたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 部長、あなたの近間で、ご親戚でもいいです。シルバーカーというのですか、ございますね、押す車。この方、最近私は出歩くことが多いので、よく行き会うのです。この方々は、まだ介護のお世話にもなっていませんから。それでいて、非常に動きがかわいそうなくらいです。こういうことを言われました。この路線バスは知っています。デマンドタクシーも知っています。でも、手押し車に乗っているご老人方、いわゆる交通弱者の方、乗れません。デマンドタクシー、相乗りタクシーで乗れますか、乳母車つけて。ましてやこの公共バスに乗れますか。絶対乗れないのです。ですから、今とうとうと、いろいろな方針なり聞いていれば、これはすばらしいです。でも、現実にそういう弱い方とお会いしてみてごらんなさい。頭に何が浮かぶか。このお年寄りを、おなかが痛い、頭がいたいと言ったら、今すぐ乳母車を畳んでトランクに入れて、お医者さんに連れていこうという気になります。これが福祉でしょう。立派な、大きな財源を使って、これだけの路線を走らせても、その影に隠れて、この車に乗れない人もいるということ。それと、あえて申しますが、稲川議員がおっしゃったように、三浦議員がおっしゃったように、本当の意味の交通弱者を救いたいというのが我々議会人なのです。ですから、デマンドタクシーというのは相乗りですから、自分だけの目的ではないのです。あるいはバスに至っては、はっきり申しますと、昨日は協和地区の、通らないというお話をされていましたが、私の住んでいる前の下館・石岡線、いわゆる真壁街道にはバスが通らないのです。ですから、私が議員で、こういうことを申し上げますと反発を食います、何を言っているのだと。「おらが前にはバス通ってねえぞ。議員さん、考えているのか」と私は痛烈に言われました。茂田、深見、成田、多良棒、大和町、人口密集地ですが、ここにはバスは通っていません。すると、これ全体を見ると、同じ思いをしている地域があるのです。ですから、稲川議員いわく、小さな車で綿密に全市内を歩けるぐらいの工夫が必要なのです、これだけの予算を使っているなら。大型バス1台を走らせるのに、中型バスですと3台走らせられる費用でしょう。そうすると、この筑西市全体からの不公平感もなくなるのです。その中に、今言ったシルバータクシー助成券がもし発布されれば、本当にお年寄りは泣いて喜びます。体が痛んでいる、思うように動かない、その体、されど家の方はみんなお勤めになっている。そのときに、お医者へ行きたい、あるいは買物に行きたいというときに、デマンドでは時間がかかり過ぎる。バスでは乗り降りができない。停留所まで歩いて行けない。これが現実なのです。ですから、検討という言葉を今聞きまして安心しましたが、これは早急に、そして新年度が始まりますから、阿部部長、これの実証実験というのを、会議とか事務的なことではなくて、部下をこの路線に張りつかせて。一体何時のダイヤは必要ないとか、そういうことだってあるわけです。それと、人間の癖といいまして、日中このバスに乗る方、ダイヤは走っていますが、日中乗られる方は仕事をしていません。そういう方ですから、そんなに多くダイヤがなくても、決まった時間の本数を減らして、決まったダイヤを組めば、そのときに集まるのです。ですから、1人か2人しか乗っていない車がばんばん、ぴったり、ぴったり走っていますが、これは絶対大きな税金の無駄遣いとならないように、小さなバスを、マイクロバスでもいいです。これをもう一回、筑西市は道が多うございます。それをきっちり、きっちりやれば、市民の皆様は、まさに思いを、高齢者や福祉バスとしての機能が高まると思うのです。その手始めとして、早速取りかかってほしいのは、シルバータクシー助成券なのですが、いかがでしょうか。 ○議長津田修君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 議員が今おっしゃいましたように、現在の公共交通には、それが利用しづらい、困っている高齢者がいるということは、保健福祉部としましても痛感はしてございましたが、本日議員が述べられたことは、慎重に、重々考えていきたいと思いますので、今後早急に市長や各部局と調整を進めていきたいと考えます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 須藤市長。 ◎市長須藤茂君) 今議員がおっしゃったのは、私もっともだと思っております。バスは運転手さんにお願いしてありますので、何時何分に何人乗ったとか、午後何人乗ったとか、多分検証しなくとも数字は出てまいります。私も、玉戸・下館南から幸町へ行って、玉戸駅へ行って川島へ行くバス、これは廃止しました。これは、乗っていないから。検証実験で分かりました。ということも含めて、いつも三浦議員が言っていらっしゃいますように、お年寄りにも、そういういろいろな、生活困窮者、その他の方も満遍にやはり平等にしてくれというのがもっともだと思いますので、しっかりと。そういう意味では、現在のやり方でデマンドが、一番利用者が多いということで今やっておりますけれども、しかしながらデマンドの運転手もしっかりやってくださっているのですが、ここがまたタクシーと違ったところで、荷物を一々持ってあげて、トランクに入れてくれたりなんかしてくれません。これは、それがやり方ですから。しかし、シルバータクシーになりますとしっかりと、先ほど言った方も、お達者カーみたいなのを使っている人は、トランク開けて入れてくれますし、タクシーですから。そういうことで、満遍にやるということが大切だということは重々分かっております。何も子供や若者だけに支援をするばかりが市の政策ではありませんので、高齢者の方あるいは障害者の方をしっかりサポートできるような、そういう方法を、今言われたようにしっかりと考えて部長に指示したいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 市長がきっちりと、まとめて答弁をしていただきました。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長津田修君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午前11時34分...